デルアンバサダー:一か月のモニターを終えて

担当のUCです。

家や職場だけでは、モバイル環境としてあまり思い切って使うことが出来なかったので、実際に取材の場に持って行って、使ってみました。使ってみて分かったことは、キーボード配置があまり実務的ではないことと拡張ポートの使い辛さです。

キーボードについては、DELETEとBack Spaceを押す際、どちらも一般的なノートパソコンのキーボードは右上側なのですが、XPS 13の一番右上を押すと、電源ボタンになります。2時間くらいの取材で、10回ほど押し間違えました。ほかの時に押したのですが、シャットダウンになったので、かなり危ないです。(強く押さなかったので、シャットダウン未遂でしたが。)

それと、キーボードのバックライトは結構使えました。暗闇で文字入力をしていたのですが、キー配置が見えるのは便利でした。電池持ちがあまり悪くならないのであれば、これがパソコンの標準になるといいなと思います。

拡張ポートについては、USB Type-Cで使える器具を買い集めるという選択肢もありますが、ICレコーダーやデジタルカメラ、SDカードなど、XPS側にちょっと融通性がないので、厳しかったです。

ネットの記事でデルのXPSはデザイン重視という記事を目にしたのですが、XPSは持ち運びには全く向いていないと思います。家やオフィスのデスクにおいて、拡張ポートを別に刺して使うのが良いと思いました。

スタイリッシュなオフィスで使うには、マシンもパワーがあるし、申し分ないのですが、外出が多い仕事をする場合は、ちょっと向いていないと思います。色々言ってきたものの、テレワーク時代の仕事用には向いていると思うので、MBAやMBPを買おうとしている人は、Windowsの選択肢の筆頭に挙げていてもよいのではないのでしょうか。

<終>


デルアンバサダー:途中経過
https://voicemediajp.net/?p=72830

デルアンバサダー:ファーストインプレッション
https://voicemediajp.net/?p=72703

デルアンバサダー:途中経過

担当のUCです。デルアンバサダーとして、パソコンを貸与されてから2週間が経ちますが、使用感の途中経過を書かせていただきます。

今回は使い心地についてですが、まずはディスプレイ。UHD(4K)相当が表示されるという事で、標準でもかなり高精細なので、今回は200%に拡大して使用しています。UHDのメリットとしては、写真を撮影して、写真チェックを行う時に、役立ちそうかなと思います。ここまで高精細はカメラマンさんレベルのものですが、そういう人に用途があるかなと思います。(私はFHDくらいで十分だなと思いました。)

キーボードの入力についてですが、記者をしている時、座って文字入力が出来ず、立ったままでやる時があります。その時は、片手でパソコンを持って、片手でキーボードを入力するのですが、片手でパソコンの端を持つと、ノートパソコンがしなり、そして、タッチパッドのマウスで言うところのクリック部分が認識しなくなり使い物になりません。用途はレアですが、記者向きではないなと思いました。通常時のキーの打鍵については、ペコペコでちょっとレスポンスに物足りなさを感じました。唯一、高評価なのは、左CTRLキーが一番左下にある事です。これは便利です。他社で左端にFnボタンを配置している所がありますが、ここのはマイナス点になっているなと思います。XPS 13にはキーボードライトがありますが、暗闇の中でタイピングをする時、これは便利です。電池の消耗が極めて少ないのであれば、高評価です。

また、タッチパッドについては、OSで一番鈍い反応にして使っていたのですが、それでも感度が良すぎます。画像編集などの細かい作業がし難くて、ちょっと向いてないなと思いました。タップをすると、勝手にクリックと認識されるのはマイナスです。今回はモバイルを主としているので、マウスを使っては評価はしませんでした。

バッテリーについては、特に高負荷の操作はせず、YouTubeやRadikoをずっと再生させているだけでやってみました。電池を一番消耗させないタイプにして評価をしましたが、動作時間は5時間くらいかなと思います。どのパソコンもカタログスペックほどではないのは分かっていますが、ちょっと物足りなさを感じます。

取材の時に一番困るのは充電で、途中で充電するところがあると良いのですが、そんなに土地勘が無いところに行くと、充電が出来ません。取材の時に、2時間のイベントを取材をすると、まずはイベントの取材で2時間、イベント前の下準備で30分、イベント終了後の編集で1時間、写真チェックで30分、記事の公開で30分くらいと、約4時間半かかります。ギリギリで出来れば良いと思う人もいるかもしれませんが、それ以外に記事が流れてきたときに編集作業が入るので、正直5時間では足りません。責めて7時間くらい使えるのが理想的だと思います。ちょっと物足りなさを感じます。

また、入力ポートについてですが。今回は貸与品であり、紛失するといくら払うのか分からないので、持ち歩けませんでしたが、USBポートです。大体のUSBメモリーやICレコーダーは初代USBなので、USB Type-Cでは使えず、持ち運んで使えるレベルではないと思いました。10年後のパソコンだと思います。今回は説明書を貸与されず、インターネット上の資料を見て知りましたが、MicroSDとイヤホンジャックがついているというのを知りました。正直、MicroSDはAndroidのスマホを使ってないと使わないと思いますが、そんなに頻繁に取り外しするものではないので、使用頻度が低いです。何故、ついているのかがよくわかりません。イヤホンジャックは多用しますが、ICレコーダーが外でダイレクトに接続して使えないので、ちょっと使えません。何か音楽を聴きながらだったら、パソコンのスピーカーが意外と質が良いので、そちらの方が向いていると思います。


デルアンバサダー:ファーストインプレッション
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デルアンバサダー:ファーストインプレッション

担当のUCです。デルアンバサダーのパソコンの評価を担当します。

事務局からXPS 13のパソコンが届いたので、早速開梱し、動作をチェック。起動させるPowerボタンが特に書かれてなく、それらしいボタンを何度も押したが起動せず。

そう思ったが、電源コードを差し込み、給電をしたら、その怪しいボタンでパソコンが起動。ボタンの所にマークが欲しいかなと思う。

OSはWindwos 10。先日、Windwos 10でランサムウェアに感染したので、ウイルス監視ソフトは欲しいけど、今回はなし。ちょっと、心許ない。重要なデータは様子見。そうはいっても、ウイルス監視ソフトを入れていても、ランサムウェアは感染するし、積極的な対策を取っているセキュリティベンダーをあまり聞かないので、感染したら諦めるしかない。

OSは最新が良いけど、アップデートは出来ないようなので、そのままに。ビジネスソフトはOffice 2019が標準添付。今回のモニター用にライセンスを用意しなくて済んで、一安心。

問題は取材に持っていけるPCかどうか。取材の際は、ペン(記者)とスチール(カメラマン)とムービー(動画撮影者)に別れていて、一人で行く時は基本的にペンとスチールを兼ねる形で行きます。

今回のXPS 13は拡張ポートはUSB Type-C×1のみなので、単独ではカメラには対応していないと言わざるを得ないと思います。一眼レフやミラーレス、コンデジの場合、SDカードに写真データを記録するため、SDカードリーダーを別途用意しないと駄目です。SDカードリーダーを搭載しているノートパソコンは選択肢が少ないので、外付けでSDカードリーダーを持っていた方が良いかもしれません。SDカードリーダーは標準で欲しいです。(Micro SDは論外)

また、インタビューの録音データについては、基本的に初代USB(名称あるのかな?)で読み取るタイプが多いですが、これにはUSB Type-Cと初代USBの変換ポートが同梱されていたので、対処出来ると思います。

ノートパソコンの重さについては、普段使用している物(外側が強化プラスチック)の物に比べれば重いですが、取材時のアクシデントで落としたりした際、(多分?)マグネシウム合金はそう簡単には壊れないと思うので、堅牢性は高そうだと思います。

タッチパッドは今のノートパソコンの標準的なタイプだと思うので、普通。キーボードは今後記事を書く際に確認したいと思います。

次は動作について、チェックをしてみようと思います。