インタビュー:「i☆Ris」でも「みみめめMIMI」でも無い、新しい殻を破った「POLKA DOTS」を作りたい!映画「FAIRY TAIL -DRAGON CRY-」茜屋日海夏・タカオユキインタビュー

2017年5月6日に劇場版「FAIRY TAIL –DRAGON CRY-」が公開されるのを控え、今回はそのFAIRY TAILで主題歌を歌われる「POLKA DOTS」の茜屋日海夏さんとタカオユキさんにインタビューをすることが出来ました。二人のFAIRY TAILに対する思いや、作品に寄り添った曲への思いについて、インタビューをさせて頂きました。(聞き手はVoice Media編集部)


Q.『FAIRY TAIL』についての思い出は何かありますか?
茜屋:
私が一番始めに『FAIRY TAIL』を手に取ったのは、中学生の頃でした。正直、当時は読み込んでいた訳では無かったのですが、当時から漫画を描くのが凄く好きで、本気でコマ割りとかを勉強していた時に『FAIRY TAIL』に出会いました。表紙を見て面白そうだなと思って、ストーリーとか世界観や絵とか好きな物がたくさん詰まっていて、面白い作品だなと思っていました。それが出会いのきっかけでした。
今回の劇場版が10周年ですが、あれから10年経って、こうやって仕事で関わることが出来て、今回は凄く驚きです。
タカオ:
私も当時、神戸の実家に住んでいた中学生頃だと思うのですが、兄の影響を受けて読んでいたと思います。10周年の節目でご一緒出来ると言う事で感動しています。真島先生の原画展が東京であった時に、凄くたくさんの海外の方々がいらっしゃって、本当に世界中の人に愛されている作品だなと思いました。
ちなみに私はナツが一番好きです。ナツの真っ直ぐな所が凄く大好きですね。今回初めて真島先生に初めてお会いさせて頂いた時に、真島先生もナツっぽいと言われるとおっしゃっていて、真っ直ぐな思いでずっと描き続けてきた真島先生がいるからこそ、このナツが生まれたんだろうなと凄く思いました。
茜屋:
ナツに付いていけば大丈夫という安心感があると思います。真島先生との打ち合わせの時も周りにいた編集者の方々も、先生を信頼しきっているというか、ナツのいるギルドのチームという感じが凄くしました。


Q.『FAIRY TAIL』の主題歌に決まった時の感想は?
タカオ:
緊張しました。ビックリしました。
茜屋:
震えました。
タカオ:
漫画の『FAIRY TAIL』とおとぎ話という意味のFAIRY TALEのどちらですか?と本当に思いました。週刊少年マガジンの『FAIRY TAIL』じゃないよね?と感激とビックリしました。
茜屋:
おとぎ話じゃ無かったです。夢じゃ無かったです。
タカオ:
いつも思うことですが、これは特に、絶対に良い楽曲を作りたいと思いました。


Q.どのような気持ちで、二人で歌を作られ、そして聞いている人にどのような事を伝えたいと思って、歌われましたか?
茜屋:
私が詩を作る時、ベースはユッキーが作ってくれていたのですが、自分の周りの『FAIRY TAIL』の原作ファンの子の話や、真島先生と打ち合わせをした時に色々今回のテーマを伺ったのですが、その際に一気に歌詞のイメージが浮かんできて、一時間くらいで全体のベースが出来ました。
やっぱり、作品ファンの人達が受け取っているテーマと原作の真島先生が伝えたいとおっしゃっているテーマも共通していて、ナツが「俺はなんだ?」と自分は何なんだと思っているのを、いつも傍にいるルーシーが「ナツはナツだよ。」と、人間かどうかでは無く、「ナツはナツだよ。」という、このやり取りが凄く大事だなと思いました。そこは絶対に歌詞に取り入れたかったなと。
落ちサビの所でも、「ボクは何だ?」と問いかけるという部分にさせて頂きました。たくさんの人が見られる劇場版なので、今回はストレートに作品に寄り添って、詩を作れると良いなと思って、みんなに伝わるように作詞をさせて頂きました。
歌の段階で、レコーディングの時はユッキーが普段ハモりなので、私が先に収録したのですが、自分が作詞をした時の感情そのままに表現したというか、ブレスの位置もちょっと気を使ったりしたという感じで、大事に歌いました。
タカオ:
私も始めに『FAIRY TAIL』の絵コンテを見せて頂いていたので、この作品の事を思い浮かべながら、歌いました。作品が仲間というか、仲間を通り越して、血が繋がっていなくても家族というか、大切な存在というのは凄く伝わってくるテーマだったので、私もひみたすや、大切な人を思い浮かべて歌いました。
「WHAT YOU ARE」というタイトルも私たちにも当てはまるなと思います。この「POLKA DOTS」というユニットを始めたばかりで、皆さんからすると「POLKA DOTS」って何者?と思うかも知れませんが、そういう所が私たち自身にも重なっているテーマかなと思っています。私たちは私たちだと。
「i☆Ris」でも「みみめめMIMI」でも無い「茜屋日海夏」と「タカオユキ」だと。殻を破った、新しい物を作りたいねと。誰がどう言おうと、「POLKA DOTS」は「POLKA DOTS」で、「WHAT YOU ARE」のタイトルに自分自身も重ねて歌いました。
茜屋:
歌声も凄い気を使っていて、普段「i☆Ris」の時とは歌い方を変えています。良い意味で、「POLKA DOTS」では、茜屋日海夏として歌っています。「POLKA DOTS」のグループの名前の意味は新しい事に挑戦し、変幻自在に挑戦していく意味を込めています。「POLKA DOTS」をやっていて、新しい物をどんどん皆さんに見せていけると良いなと思っています。
タカオ:
「POLKA DOTS」は「水玉模様」という意味なのですが、不思議な事にどんな丸でも丸が青色だろうが、赤色だろうが、どんな丸が並んでいようと、それは一見してそれは水玉模様とわかるもので、どんな丸も変幻自在というか、そういう所があって、私たちも変幻自在に描いていきたいです。


Q.「POLKA DOTS」としては二作品目ですが、「WHAT YOU ARE」を発表された今は、どういうお気持ちですか?
茜屋:
一作目の「LOST DAYS -PIANO ver-」をやった時に、二人の合わさった歌声を聞いて、二人の化学反応がだんだん見えてきたので、今回の「WHAT YOU ARE」は凄く安心して出来ました。ハモりが凄く、ユッキーが支えてくれて、包み込んでくれる歌声でした。
今回の「WHAT YOU ARE」も、自分ひとりでは表現出来なかった部分をユッキーが支えてくれていて、レコーディングは最初一人だったけど、凄く安心感を持ってレコーディングが出来ました。
タカオ:
凄く安心感と言う物がありましたし、二作目で自分たち自身も自分たちが出来る音楽を、卵の殻をペリペリ破りながら進出している状態ですが、今回も自分たちの自信作が出来ました。
「WHAT YOU ARE」も「POLKA DOTS」の楽曲として聞いてくれても嬉しいですし、『劇場版 FAIRY TAIL -DRAGON CRY-』主題歌として聞いて頂いても嬉しいです。皆さん自身に照らし合わせて聞いてくれても嬉しいですし、この曲が皆さんの所に届くと良いなと思います。
私たち自身が二作目のこの楽曲で、私たちの声やひみたすの作詞もそうですけど、色んな可能性が見えたので、次に繋げたいなと思います。


Q.『FAIRY TAIL』と言えば、魔導士ですが、二人は現時点では声優と言う「声の魔導士」ですが、声以外でなりたい魔導士はありますか?
茜屋:
時間を操る魔導士になりたいです。4歳に戻りたい。4歳がベスト。出来るなら、0歳の時に赤ちゃんモデルをやってみたかった。演じるのが好きだったので、その頃から役者をやってみたかったです。スーパー戦隊に子役で出て、その後イエローで出てみたいです。
タカオ:
だったら、私は4歳でそのスーパー戦隊の音楽を作りたいな。
タカオ:
私の場合は器用になりたい。料理とかお弁当とか。割と不器用なので、周りがビックリする芸術的な器用さ。そして、その器用な手で『FAIRY TAIL』のハッピーのように空を飛びたいです。


Q.映画は約1500カットあるそうですが、「1500回チャンスがあるとしたら、何をそれだけやってみたいですか?」その理由も合わせて教えて下さい。
タカオ:
今のマイブームが映画を見ることなんですが、友達でとても映画を見ている子がいて、とても追いつける数ではないので、1500本くらいまとめて見てみたいです。
茜屋:
モー娘。のオーディションを受けたいです。流石にそれだけの回数を受ければ受かってくれないかな?ハロプロ好きなので。


Q.ファンの皆さまへ一言お願いします。
茜屋:
長く愛される作品に10周年という記念の節目で、初めて皆さまにお目にかかる「POLKA DOTS」という私たちがこんな大役を担って、不安と、それでも作品に寄り添った自分自身の表現出来る素敵な曲を作りたいと思って、一所懸命最後の最後まで粘って曲を作らせて頂きました。
劇場版の台本や絵コンテも見させて頂いたのですが、本当に素敵な内容で、この「WHAT YOU ARE」の流れるタイミングは、劇場で見たら絶対涙を流すと思うので是非たくさんの人に劇場に足を運んで貰って、『劇場版 FAIRY TAIL -DRAGON CRY-』を見て最後のエンディングまで楽しんで頂けたらなと思います。宜しくお願いします。
タカオ:
改めまして「POLKA DOTS」です。『FAIRY TAIL』 10周年という節目に携われて光栄です。「POLKA DOTS」って何者?と思う方もたくさんいらっしゃると思いますけど、今回『FAIRY TAIL』というたくさんの人に愛されている作品を私たちも全力で盛り上げられるように、そして寄り添えられるように魂を込めて書いた一曲です。
是非劇場に行って、この作品を見て頂き、私たちの楽曲「WHAT YOU ARE」も自分自身がテーマになっているので、皆さんの大切な人を思い浮かべて、自分自身と照らし合わせて聞いて欲しいなと思います。そしてこれから、「POLKA DOTS」を応援どうぞ宜しくお願いします。


『劇場版FAIRY TAIL –DRAGON CRY-』5月6日(土)全国公開
配給:ギャガ
公式ホームページ:
http://gaga.ne.jp/FT.DC/

(C) 真島ヒロ・講談社/劇場版フェアリーテイルDC製作委員会