公式レポート:TVアニメ『プラネット・ウィズ』完結記念イベント!サプライズゲストで黒井宗矢役:阿部敦登壇!

<TVアニメ『プラネット・ウィズ』完結記念 全宇宙祝福ナイト>
話題作「惑星のさみだれ」「スピリットサークル」などを手掛けた気鋭の漫画家・水上悟志の世界観を詰め込んだ大人気オリジナルTVアニメーション『プラネット・ウィズ』。2018年7月〜9月まで全12話で放送された本作の完結を記念して「全宇宙祝福ナイト」が、11月4日(日)、東京・新宿LOFT/PLUS ONEにて開催された。

イベントには原作者の水上悟志さんをはじめ、高天原のぞみ役の原田彩楓さん、黒井銀子役の井澤詩織さんら豪華キャスト陣、少年画報社の須見武広さん、バンダイナムコアーツの杉本敏和プロデューサー、司会進行役としてアニメライターの小林治さん、そしてサプライズゲストの黒井宗矢役の阿部敦さんが登壇した。TVアニメ放送終了後も全く冷めることのない熱気が伝わってきたトークショーの模様をレポートする。

急遽会場に駆け付けた阿部さんが、宗矢とのぞみが所属するオカルト研究会の挨拶「ルーンヤァ!」で会場を盛り上げ、水上さんによる乾杯でイベントがスタート。飲食を楽しみながら賑わう温かな空気の中、まずはキャスト3名が自身の演じたキャラクターをそれぞれの言葉で紹介。

原作者の水上さんが各キャラクターの説明を補足していくことになり、のぞみは「宗矢くんの彼女」、銀子は「血の繋がらない巨乳の姉」、宗矢は「姉に可愛がられる少年」とコメント。そこから、Blu-ray BOXに特典として収録されるドラマCDやキャラクターデザインにオーディションなど、話は多岐に渡って盛り上がりを見せた。

続いてスクリーンに映し出された場面カットを見ながら、物語の後半を振り返っていくコーナーがスタート。阿部さんのこだわりの演技が見える第8話、人々の繊細な心を描いた第9話、CGを使ったバトルシーンが堪能できる第10話、宗矢と銀子の泣かせるやり取りがある第11話、水上さん曰く観る人の涙を搾り取るくらいのつもりでいたという第12話など、第8話から第12話(最終話)までをゲストがそれぞれの視点で語り尽くした。

イベント後半は、Blu-ray BOX第2巻に収録される「最終話 音響演出 ver.2」を見ながら、ゲストによる生オーディオコメンタリーを堪能できるスペシャルな時間がスタート。ここでしか聞けない濃密なトークが繰り広げられ、場内のファンも大満足の様子だった。

上映後は、ファンから募った水上さんへの質問コーナーへ。各キャラクターの年齢や楽園の民についてなど、時折笑いも交えながら、TVアニメ『プラネット・ウィズ』の気になる点が次々と明かされていった。(※詳しい内容は公式サイトで公開中)
http://planet-with.com/news/602

告知コーナーでは、漫画版の単行本第2巻表紙、みかみてれんによるノベライズ企画など、楽しみな情報が次々と解禁された。最後は、登壇者が一人ずつ会場のファンへメッセージを届け、「『プラネット・ウィズ』完結記念イベント 全宇宙祝福ナイト」は幕を閉じた。水上悟志先生が描き下ろした、新作ネーム漫画が収録されるBlu-ray BOX 第1巻は11月22日発売。

<登壇者エンディングコメント>
原作者・水上悟志さん:
これからまた漫画でずっと描かなきゃいけないんですけど(笑)、ちゃんと完結させました。漫画の方も宜しくお願いします。アニメはアニメでクオリティの高い作品を作って頂いてありがたいです。TVアニメ放送中はあまり言えなかったんですけど、シナリオ的には漫画が完全版です。今後は漫画でこの作品を初めて知る人も出てくると思うので、そこで続きが気になったらアニメを見て頂ければいいので、そういう人のためにもとりあえず漫画を描いています。これからも宜しくお願いします。

黒井宗矢役・阿部敦さん:
親子で見ても楽しめる作品です。お子さんが10年後に振り返って見ても、また違った感想を抱く作品だと思います。言葉にして楽しいセリフをアフレコ現場で力一杯表現することができました。この仕事をやっていて良かったなと思える作品の一つでした。また次の機会があることを楽しみに待っています。

黒井銀子役・井澤詩織さん:
今年の1月にオーディションをやったので、『プラネット・ウィズ』のアフレコはオンエア前に全て終わっていました。作品によって収録後はそれっきりで終わってしまうこともあるんですけど、放送終了後もこうしてファンの皆様が集まるイベントを開催できる作品はとても良い作品だと思います。

高天原のぞみ役・原田彩楓さん:
あまり喋らずお客さんとして皆さんのお話を聞いてしまっていた気がするんですけど(笑)、今日はお客さんとの距離も近く、こうして登壇させて頂くことができてとても楽しかったです。これからも『プラネット・ウィズ』をよろしくお願いします。

少年画報社・須見武広さん:
TVアニメ版では尺の都合でカットしたエピソードも、ヤングキングアワーズで連載中の漫画版には入っていますので、ぜひ見比べて楽しんでください。

バンダイナムコアーツ 杉本敏和プロデューサー:
Blu-ray BOX第2巻のオーディオコメンタリーには監督の鈴木(洋平)さんにご出演頂いて、アニメサイドの裏話をして頂きました。その他にも、ブックレットなど特典が満載ですので、ぜひお手に取って頂ければと思います。


<スタッフ>
原作:水上悟志・BNARTS・JC
監督:鈴木洋平
シリーズ構成・ネーム(脚本原案)・キャラクター原案・ネビュラウェポンデザイン:水上悟志
アニメーションキャラクターデザイン:岩倉和憲
サブキャラクターデザイン:古木舞
ネビュラメインマシンデザイン:いづなよしつね
念動装光デザイン:上津康義
プロップデザイン:磯本つよし
美術監督:奥村泰浩(ムーンフラワー)
色彩設計:石田美由紀
撮影監督:大河内喜夫
CG監督:平岡正浩(萌)
編集:近藤勇二(REAL-T)
音響監督:岩浪美和
音楽:田中公平
音楽制作:ランティス
アニメーション制作:J.C.STAFF

<キャスト>
黒井宗矢:阿部敦
高天原のぞみ:原田彩楓
黒井銀子:井澤詩織
先生:小山力也
竜造寺隆:乃村健次
白石こがね:後藤沙緒里
虎居英雄:梅原裕一郎
因幡美羽:大和田仁美
熊代晴海:渕上舞
根津屋正義:菅原慎介
鷹取紅華:石上静香
羊谷葉介:興津和幸
竜造寺岳蔵:清川元夢
閣下:若本規夫


公式サイト:
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公式Twitter:
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