レポート:新宿のゴジラが見守る中で役者陣がアニゴジを語る!「『GODZILLA 星を喰う者』公開記念舞台挨拶」レポート

2018年11月10日、東京・新宿にあるTOHOシネマズ 新宿において、「『GODZILLA 星を喰う者』公開記念舞台挨拶」が行われました。今回の舞台挨拶では、ハルオ・サカキ役の宮野真守さん、メトフィエス役の櫻井孝宏さん、ユウコ・タニ役の花澤香菜さん、マイナ役の上田麗奈さん、ミアナ役の小澤亜李さん、静野孔文監督、瀬下寛之監督が登壇されました。

最初にMCの方からの質問で、“作品が出来ての率直な感想”について、宮野さんは今回の作品に込められたメッセージについて、見る側に受け取って欲しいとコメントされていました。

櫻井さんは「虚淵さんの気配があります。」と話し、虚淵玄さんの哲学的な作家性についてコメントされていました。その話を踏まえ、静野監督は脚本を担当した虚淵さんの世界観を出来る限り表現したと話していました。

“作品の見どころ“について、瀬下監督は人間関係から、世界の繋がり、それ以上のものについて、様々な面から楽しんで貰いたいというコメントをされていました。

次に予告編の中へ気になるシーンをセレクトした「アニゴジ予告編から紐解きます」が行われ、スタッフによる「ハルオとユウコのシーン」と「ハルオとミアナ? or マイナ?とのシーン」、「メトフィエスの企みのシーン」がピックアップされ、ハルオ役の宮野さんが思わず女性陣からの攻めにたじろぐ場面が見られました。

続いて、MCからの説明で、宮野さんが櫻井さんを褒める意味で、「櫻井さんのセリフの音色が凄く心地よい。」と話していたそうで、宮野さんからも「櫻井さんから出てくる音色が心地良かった。」と宮野さんが櫻井さんの演技と現場での安心感について、大絶賛されていました。

櫻井さんも「宮野さんが現場の雰囲気などを全部作っていた。」と櫻井さんも宮野さんの事を大絶賛されていました。

“ゴジラに携わっての感想”については、上田さんは「(今回のGOZDILLAの)世界がアフレコ現場やブースの中で作られていた。」と話し、監督もキャストの芝居から映像の作り方に影響を受けたことや、上田さん自身も他のキャストの影響で芝居が変化していた話を披露されていました。

小澤さんは重厚な世界観の中でも、監督の現場づくりの雰囲気の良さで乗り切れた話を披露されていました。

MCからの“ゴジラのコンテンツが特撮の様式美から生まれ変わろうとしている過渡期の一翼を担った感想は?”という質問について、瀬下監督は「アニメのゴジラだけではなく、ゴジラというキャラクターが羽ばたいていくのかという転換点に僕たちはいるのでは無いか。」と話し、静野監督は「(作品を)見てこないというのも仕事の一つだったと思います。」と知らないからこそ作れる新しいゴジラの世界観について、話をされていました。

“ゴジラに二年関わってきましたが、今思うゴジラとは?ゴジラとの向き合い方”について、宮野さんは「今回のゴジラのドラマも、人間が生み出してしまった負の産物の意味と、僕自身も中心にいないといけないなと思いました。」とゴジラシリーズのメッセージ性の強さと、宮野さん自身がゴジラに惹かれる理由を話していました。

最後に“劇場の皆様への一言”では、代表をして宮野さんから「僕らにしか作れないゴジラを作りました。たくさんの人にたくさんの想いを感じて欲しいです。」とコメントされ、舞台挨拶が終了しました。


<映画 作品概要>
『GODZILLA 星を喰う者』
2018年11月9日(金)全国公開

<スタッフ>
監督:静野孔文・瀬下寛之
ストーリー原案・脚本:虚淵玄(ニトロプラス)
キャラクターデザイン原案:コザキユースケ
音楽:服部隆之
副監督:吉平”Tady”直弘・安藤裕章
プロダクションデザイン:田中直哉・Ferdinando Patulli
CGキャラクターデザイン:森山佑樹
造形監督:片塰満則
美術監督:渋谷幸弘
色彩設計:野地弘納
音響監督:本山 哲

<キャスト>
宮野真守
櫻井孝宏
花澤香菜
杉田智和
梶裕貴
小野大輔
堀内賢雄
中井和哉
山路和弘
上田麗奈
小澤亜李
早見沙織
鈴村健一

主題歌:
XAI「live and die」(TOHO animation RECORDS)
主題歌アーティストXAI公式サイト:
http://x-a-i.com
主題歌アーティストXAI公式twitter:
https://twitter.com/XAI_desu
製作:東宝
アニメーション制作:
ポリゴン・ピクチュアズ
配給:
東宝映像事業部
映画公式サイト:
https://godzilla-anime.com
映画公式twitter
https://twitter.com/GODZILLA_ANIME

©2018 TOHO CO., LTD.