公式レポート:「A.I.C.O. Incarnation」Blu-ray Box 発売記念メインキャストによる舞台挨拶付き上映会レポートが到着!

今回の上映会は、「A.I.C.O. Incarnation」の第1話~第6話を上映。上映終了後、観客の盛大な拍手のなか、主人公である橘 アイコ役の白石晴香さん、神崎雄哉役の小林裕介さんと、芹遙香役の名塚佳織さん、三沢楓役のM・A・Oさん、村田和也監督が登場し、舞台挨拶が行なわれた。

話題は、約2年前に行われたアフレコについて。時間が経っても記憶に残っているエピソードが多かったようで、キャストの面々は和気あいあいと思い出や収録時の裏話を語った。収録では毎回手が震えるほど緊張していたという白石さん。そんな中、アフレコ時に小林さん、M・A・Oさんとネコのお絵描き対決をしたエピソードを披露。 「ただひとり、手足を描いたから」という理由で、M・A・Oさんが勝利となったそうだ(小林さんは「どんぐりの背比べで、勝負は引き分け」と主張)。

小林さんは、“ダイバー”や“エリア”など、アクセントが平坦になる本作の独特なイントネーションが印象的だと語った。名塚さんは、アフレコ時に子安武人さん(伊佐津恭介役)や大川透さん(黒瀬 進役)と席が近かったそう。演じたキャラクターに含みがあるセリフが多かったので、いい人を演じれば演じるほど裏があると怪しまれるのではないかと皆で話していたそうだ。

M・A・Oさんは、切り込み隊長的な存在でストレートな性格の楓を演じられて、楽しかったとのこと。なお、作中で楓のバディ(相棒)だった遙香役の名塚さんは、楓と、楓を演じたM・A・Oさんがとても可愛かったので、楓については相棒というより娘のように感じていたそう。

最後に、同じく新宿ピカデリーで1月20日に行なわれる第2回目の上映会に向け、小林さんが観客に本作の掛け声と合いの手を伝授。雄哉の印象的なセリフ「さあ、始めようか」を口にしたら、「ウィルコー!」(“了解”を意味する作中のセリフ。“I will comply”の略)と返してほしいと呼びかけた。その場でも練習と称して、かけ声を実際にやってみることに。会場の息の合ったレスポンスにとても満足そうな小林さんが印象的だった。

終始笑顔が絶えない和やかな雰囲気のまま、最後に登壇者全員から観客に向けてメッセージを伝え、上映会イベントは終了した。


<登壇者全員からのメッセージ>

白石晴香(橘アイコ役):
「A.I.C.O. Incarnation」は、近未来的なSFアクションという作風のなかで、それぞれのキャラクターの過去や人間関係、家族愛といったものが語られていくところが魅力的です。それぞれのキャラクターの目線に沿っていろいろな見方ができると思いますので、ぜひNETFLIXやBlu-ray Boxで見返していただきたいです。

小林裕介(神崎雄哉役):
作り込まれたダークな雰囲気のSFで、近い将来にこのようなことがじゅうぶんに起こりうると感じました。未来について少し不安になったり、考えさせられるところがある作品だと思います。

名塚佳織(芹遙香役):
未来を描いた作品ですが、セリフにどこか昭和感がある雰囲気が好き(笑)。ちょっぴりキザめなセリフも作品にとても良く馴染み、世界に没頭することができて楽しかったです。

M・A・O(三沢楓役):
自分の年齢と近いキャラクターたちが、ぶつかったり、協力したりしながら目的に向かっていくところが印象的でした。私が演じさせていただいた楓は前向きで明るい女の子だったので、楽しみながらやらせていただきました。

村田和也監督:
ぜひ全話通して見ていただいて、「A.I.C.O. Incarnation」がどのような作品であったか確かめていただきたいと思います。そのうえで、本作で取り上げたテーマについて、この作品をきっかけに興味を持っていただければ嬉しいですね。


<A.I.C.O. Incarnation>
Blu-ray Box 特装限定版 全2巻が発売決定!!
第1巻は2019年2月26日発売!!

第1巻
・特典
鳴子ハナハル描き下ろしコミックを収録した特製ブックレット(約100P)
鳴子ハナハル描き下ろし収納BOX
石野聡描き下ろしインナージャケット
・音声特典
スタッフ&キャストオーディオコメンタリー
#1:村田和也、小林裕介、白石晴香
#4:小林裕介、白石晴香、村田太志、名塚佳織
・映像特典
PV集
※特典・仕様は変更になる場合がございます

BCXA-1403/18,000円(税抜)/本編147分+特典映像12分(予定)/6話収録
発売・販売元:バンダイナムコアーツ
第2巻(BCXA-1404)は2019年3月28日発売


<スタッフ>
原作:BONES
監督:村田和也
シリーズ構成:野村祐一
キャラクター原案:鳴子ハナハル
キャラクターデザイン・総作画監督:石野聡
コンセプトデザイン:岡田有章
メインメカニックデザイン:高倉武史
マターデザイン:三輪和宏
美術監督:東潤一
色彩設計:岩沢れい子
CGIディレクター:太田光希
撮影監督:福田光
編集:坂本久美子
音楽:岩代太郎
サウンド・プロデュース:UTAMARO Movement
音楽制作:ランティス
オープニング主題歌:TRUE
エンディング主題歌:白石晴香
音響監督:明田川仁
音響効果:古谷友二
アニメーション制作:ボンズ

<キャスト>
橘アイコ:白石晴香
神崎雄哉:小林裕介
相模芳彦:古川慎
水瀬一樹:村田太志
芹遙香:名塚佳織
三沢楓:M・A・O
篠山大輔:竹内良太
白石真帆:茅野愛衣
黒瀬進:大川透
伊佐津恭介:子安武人
南原顕子:田中敦子

<あらすじ>
バイオテクノロジーが急速に発展した、近未来の日本――。人工生体の研究中に起きた大事故“バースト”により、黒部峡谷一帯は暴走した人工生命体“マリグナント・マター”に侵蝕された。その災厄から2年後の2037年。バーストで家族を失った15歳の少女・橘アイコは、謎を抱えた転校生・神崎雄哉と出会う。彼はアイコの身体に隠された“秘密”と、それを解くことができる“鍵”の在り処を告げる。「この災厄に終止符を打てるのは……君しかいないんだ」運命に翻弄された少女が、辿り着く先とは――。


公式サイト:
https://www.project-aico.com

公式Twitter:
https://twitter.com/Project_AICO
推奨ハッシュタグ #AICO #アイコ

©BONES/Project A.I.C.O.