レポート:ダブルのサプライズで登壇者もビックリ!欲望搾取!『さらざんまい』先行上映会&トークショー!!!レポート

2019年3月31日、東京・東銀座にある東劇(東京劇場)において、「欲望搾取!『さらざんまい』先行上映会&トークショー!!!」が行われました。今回のトークショーでは、矢逆一稀役の村瀬歩さん、久慈悠役の内山昂輝さん、ケッピ役の諏訪部順一さん、新星玲央役の宮野真守さん、阿久津真武役の細谷佳正さん、監督の幾原邦彦さん、サプライズゲストでゾンビ役の加藤諒さんが登壇されました。

上映会が終了後、キャスト陣が登壇し、一言挨拶をしてから、トークショーが始まりました。今回はトークパート形式で行われ、最初は「キャラざんまい」では、3話までを前提としたトークが行われました。

村瀬さんは主役の矢逆について、「謎を多く持っている役」と話し、「だから村瀬さんなのか」というキャスティングだったと会場も納得の様子でした。内山さんの演じる久慈は、内山さんも「重い物を背負ったキャラクターを演じたことはあるけれど…」と自身の演じる役の説明にネタバレをせずにするには、どうしたものかという表情も見せていました。

諏訪部さんの演じるケッピは、キャラ絵を見ながら、説明上手で定評のある諏訪部さんでも「さらざんまい」のカッパについては、制約がある中で説明をするのは容易ではない様子でした。幾原監督からは、アバターを超えるものに挑戦したと話し、諏訪部さんも「攻めた表現」と形容していました。

現時点では謎が多い警官チームで新星役の宮野さんは「歯がギザギザしているんです。得意です。しかも、相方が細谷さんです。」と話し、今まで演じていたバディの役の中では艶っぽく、客席にも「気になるキャラでは?」と話されていました。細谷さんの演じる阿久津役も現時点では言いたいけど言えないと、キャラの説明に苦悩されている様子でした。

そして話が一段落したところで、サプライズゲストとして、ゾンビ役の加藤諒さんが登壇され、会場からも予想外の登場に、とてもざわめいていました。そして、ゾンビ役を演じられる加藤さんのキャラについて、今回の作品の収録では加藤さん向けには特に台本が無く、加藤さんと監督がその日の収録に合わせて、セリフを決められていたそうです。加藤さんも絵を見ながらの収録(アフレコ)は初めてだったそうです。

続いて「ゲームざんまい」と題して、「僕は監督とつながれるだろうか」という監督の思っていることを当てるゲームが行われました。今回は、中2チーム(村瀬さん、内山さん)、警官チーム(宮野さん、細谷さん)、カッパとゾンビチーム(諏訪部さん、加藤さん)に分かれて行われました。

出された問題は「浅草といえば?」と言うことで、監督からは「熱い」というヒントが出され、中2チームは「どじょうなべ」、カッパ&ゾンビチームは「かっぱ橋道具街」、警官チームは「ビートたけしさん」と挙げましたが、監督は「もんじゃ焼き」を挙げて、残念ながら正解はいませんでした。

「ゲームざんまい」が終わった所で、ここで二度目のサプライズとして、3月29日に誕生日だった諏訪部さんを会場全体で祝い、さらに会場に一稀カッパも登場し、盛り上げていました。

最後に一言挨拶では、加藤さんは「個性豊かなゾンビがたくさん出てくるので、放送楽しみにしていて下さい。」、細谷さんはオリジナル作品なので、驚きながら見て欲しい内容のコメントをされ、宮野さんは「僕はこの世界観がとっても大好きです。全てが突拍子も無くて、これぞエンターテイメントなんだなと思いました。」、諏訪部さんは「アフレコをやっている間は、次どうなるんだろうかと次が分からない展開に、抱腹絶倒の作品です。It’s a 幾原ワールドが最後までのべつ幕無し展開されていくので、どうかお付き合いいただければと思います。」、内山さんは「とっても面白いアニメです。派手なデザインとか斬新な設定に目を奪われがちですが、深い人間ドラマが展開されますが、そこにも注目して欲しいです。」、村瀬さんは「僕は幾原作品好きとして、今までの作品であったテーマも出てくるのですが、それに対してアンチな立場で考え方があるんじゃ無いかというのが今までも流れとしてあるので、幾原ファンにも楽しんで貰えるんじゃないかなと胸を張って思います。」とコメントされ、トークショーが終わりました。


TVアニメ『さらざんまい』フジテレビ“ノイタミナ”にて4月11日(木)24時55分より放送開始!
アニマックスほか各局でも放送
※放送日時は変更となる場合がございます。

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