ニュース:「カメラを止めるな!」監督上田慎一郎らが設立の新会社PANPOCOPINAとエイベックスがタッグ「100年後も残るエンターテイメントを創っていきます」

株式会社PANPOCOPINA(パンポコピーナ)は、2018年に異例の大ヒットを記録し、第42回日本アカデミー賞で8部門の優秀賞受賞を果たした映画「カメラを止めるな!」の監督・上田慎一郎と、思春期の少年少女が抱くワキ毛への思いを描いた異色コメディ「こんぷれっくす×コンプレックス」(2015年)で第72回毎日映画コンクール・アニメーション映画賞を受賞、実写・アニメ問わずユニークな作品を手がけるふくだみゆき監督が所属する制作会社。

2009年に上田慎一郎が立ち上げた映画製作団体PANPOKOPINAが、より本格的な制作を行うことを目的に本年1月に株式会社PANPOCOPINAとして設立された。このたび業務提携を行うことが決定したエイベックス・ピクチャーズ株式会社は、映像コンテンツを核に360度ビジネスを展開する会社で、映像のプロデュースから映画配給、アーティストのマネジメントまで幅広い事業を展開している。

【世の中をワクワクさせるエンターテイメントを創っていく】という双方の想いが一致して実現した今回の業務提携では、メディア・イベント・公演・コマーシャルなどへの出演及び実演活動の窓口をエイベックス・ピクチャーズ株式会社が担い、マネジメントを行う。また、両社による新規映像作品の制作も検討中で、新たなエンターテイメントを創造する両社の今後の発展にも引き続きご期待ください。


<上田慎一郎監督、ふくだみゆき監督コメント>
・上田慎一郎監督コメント
妻であり映画監督のふくだみゆき、幼稚園からの幼馴染であり「カメラを止めるな!」の音楽も手がけてくれた鈴木伸宏。気の知れ(すぎ)た三人。互いの力をリスペクトし合う三人。今日までの茨の道を共に駆け抜けてきた三人。そんな三人で会社を興しました。といってもやる事は今までと変わりません。自分達の信じるものを、100年後も残るエンターテイメントを、創っていきます。エイベックスさんの力もお借りして、これまで以上にエンタメ街道を邁進していきたいと思います。

・ふくだみゆき監督コメント
夫・上田慎一郎が立ち上げた映画製作団体パンポコピーナに加入してもうすぐ9年。いつか会社に出来たらいいね、と言いながら一緒に走ってきました。夫の幼馴染である鈴木伸宏も加わり、またここから新しいパンポコピーナが始まります。自分たちが面白いと思うものを信じてクリエイティブし、皆さまにお届けし続ける。エイベックスさんにもお力をお借りし、そんなすこぶる楽しい会社にしたいです。‬


<株式会社PANPOCOPINA概要>
株式会社PANPOCOPINA
代表取締役:鈴木伸宏
事業内容:映像物、録音物の企画・制作
設立日:2019年1月29日
所属:上田慎一郎監督、ふくだみゆき監督


<プロフィール>
上田慎一郎
1984年、滋賀県出身。中学生の頃から自主映画を撮りはじめ、高校卒業後も独学で映画を学ぶ。2009年、映画製作団体PANPOKOPINA(パンポコピーナ)を結成。『お米とおっぱい。』『恋する小説家』『テイク8』等8本の映画を監督し、国内外の映画祭で20のグランプリを含む46冠を獲得する。2017年、初の劇場用長編『カメラを止めるな!』が2館から350館へ拡大する異例の大ヒットを記録。三人共同監督作の『イソップの思うツボ』(2019年8月16日公開)、劇場用長編第二弾となる『スペシャルアクターズ』(2019年10月18日公開)を控えている。

・フィルモグラフィー
【長編映画】
「お米とおっぱい」(2011年)
「カメラを止めるな!」(2017年)
「イソップの思うツボ」(2019年)
「スペシャルアクターズ」(2019年)

ふくだみゆき
1987年生まれ。群馬県出身。幼い頃から絵を描くことが好きで、大学時代にアニメ制作を開始。数本の短編アニメを監督する。金沢学院大学を卒業後、映画監督を目指して上京。アニメーションやイラストを中心に活動。約5年ぶりのアニメーション監督作となる「こんぷれっくす×コンプレックス」(2015)は、様々な映画祭やコンクールで大好評を博して7つのグランプリを含む14冠を受賞。他に短編実写監督作「耳かきランデブー」(2017)、「マシュマロ×ぺいん」(2013)などがある。

・フィルモグラフィー
【Flashアニメ】
「こんぷれっくす×コンプレックス」(2015年)
【短編映画】
「マシュマロ×ぺいん」(2013年)
「耳かきランデブー」(2017年)