インタビュー:世界に大きく咲く花!亜咲花1stフルアルバム「HEART TOUCH」発売記念インタビュー

2019年10月7日、自身の20歳の誕生日に1stフルアルバム「HEART TOUCH」をリリースした亜咲花さん。

今までもTVアニメ「ゆるキャン△」OPテーマの「SHINY DAYS」、TVアニメ「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」のテーマソング「この世の果てで恋を唄う少女」、「神の数式」、TVアニメ「Occultic;Nine -オカルティック・ナイン-」EDテーマの「Open your eyes」などの大人気アニメ作品で主題歌を担当されています。

現在、人気急上昇中の亜咲花さんの10月7日に発売された1stフルアルバムの事や、今までのアニソンアーティストとしての歩みやこれからの事、亜咲花さん自身が思い、考えている事をインタビューでお話しいただけました。


Q. 10月7日、20歳の誕生日に1stフルアルバムが発売ということで、今の気持ちをお聞かせください。

亜咲花さん(以下、亜咲花):
活動をして3年近く経ち、シングルは6枚出させて頂きました。フルアルバムは20歳の誕生日に出したい、とずっと言っていまして、念願叶って誕生日に発売することができました。20歳という人生最初で最後、一回しか味わう事が出来ない大人になる瞬間にアルバムを出すということが、凄く面白みがあるというか、私の個性も出すことができるかな、と思って。CDはだいたい水曜日リリースが多いのですが、今回は誕生日当日10月7日の月曜日に発売をさせていただきました!私らしさが詰まった一枚になったのではないかなと思います。

Q. 「HEART TOUCH」というタイトルの意味はなんですか?

亜咲花
由来は「HEART TOUCH」を凄くネイティブに言うと『「はーとたっち…」、「は・た・ち」と聞こえない?』という事で、そんな軽い雑談の中で「HEART TOUCH」に決まりました。前回、ミニアルバムの「19BOX」も、本来ある機械のジュークボックスと当時19歳の色んな亜咲花を詰めた箱のような曲のCDにしたいなと「19BOX」という言葉遊びを詰めた一枚でした。今回の「HEART TOUCH」もダジャレでもあるのですが、単語の意味合いとしては、皆さんの気持ちを如何に近く、近い存在でいられるかなとか、CDを聞くと、移動中ずっと私と一緒に、通勤・通学の近い存在にありたいなという事で、「HEART TOUCH」に決まりました。

Q. デビュー曲の「Open your eyes」からシングルカットされていない最新のアニメタイアップ曲「神の数式」まで、亜咲花さんが担当した“アニソン”が全て収録されていますね。

亜咲花
やっぱりアニソン歌手を目指して夢を追ってきて、今もこうした活動をさせて頂いているので、今まで歌ってきたアニソンタイアップを全部詰め込みたいと思いアニソンを全部収録しました。自分がデビューした「Open your eyes」から最新曲の「神の数式」まで、自分が歩んできたアニソン人生3年間が凄く詰まったものになっています。自分がアニソン大好きなので、ここは外せなかったですね。。


<過去の表題曲について>
Q. 自分の過去歌ってきた楽曲の表題曲が今回のアルバムに収録されているということで、改めて今の亜咲花さんが感じている、曲に対する思いを一言で聞かせてください。

・「Open your eyes」(テレビアニメ『Occultic;Nine -オカルティック・ナイン-』エンディングテーマ)
亜咲花
志倉(千代丸)さん楽曲、作詞・作曲という事で、非常に難しかったです。当時、右も左もわからず、レコーディングも初めてという状況で、曲の世界観とかアニメの主人公の気持ちをどうくみ取って歌うかを模索していましたね。どちらかというとまだあまり余裕がなくて、如何に志倉さんの曲に自分が染まれるかを凄くポイントに置いていました。今ではたくさんこの曲を歌ってたので、だんだんと余裕が出来てきて、ライブで歌わせて頂く時は主人公の我聞悠太くんの気持ちで歌うことが多いです。今でも、ふと聞いてみると「なんて難しい曲なんだろう」だと思う事もあるのですが(笑)。

・「Edelweiss」(テレビアニメ『セントールの悩み』エンディングテーマ)
亜咲花
当時、高校二年生の時、進路で大学に行くか、このままアニソン歌手で行くかを悩んでいた時期で、当時の不安や悩みを赤裸々にぶつけた曲です。CDの方は当時の悩みが詰まっているのですが、ライブで歌わせて頂く時は、悩みの内容は若干変わってはいますが、有るには変わりないので、曲に励まされたり、自分が励ます側になったり、今思っている不安の気持ちを込めて、歌わせて頂いています。

・「Play the game」(ゲーム『OCCULTIC;NINE』オープニングテーマ)
亜咲花
これも志倉さんの曲ですね。テレビアニメ『Occultic;Nine -オカルティック・ナイン-』に続いて、ゲームのオープニングを歌わせて頂いたことで、だんだん志倉さんという人となりが分かってきて、この曲はデビュー当時ほどの苦労はあまりなかったです。でも、今歌っている6曲(「Open your eyes」、「Edelweiss」、「Play the game」、「SHINY DAYS」、「Eternal Star」、「この世の果てで恋を唄う少女」)の中では、断トツでハードルが高いです。ライブで歌う時も一呼吸を入れて、喝を入れてから歌っています。

・「SHINY DAYS」(テレビアニメ『ゆるキャン△』オープニングテーマ)
亜咲花
シンプルに言うと代表曲です。この曲に出会って、自分の活動のジャンルをとても広げて貰った曲で、これをきっかけに色んなライブや、「ゆるきゃん△」の舞台である山梨でのイベントに呼んで頂ける機会が増えました。夢に見ていたアニサマにも連れて行ってくれた自分のパートナーです。この曲が無かったら、今のアーティスト亜咲花はいなかったんじゃ無いかなと思う位、大切な曲です。今までの曲はクールと言うかEDM系が多かったので、自分の等身大と180度違った曲で、歌う時は背伸びをする感じで演じながら歌っていました。「SHINY DAYS」と出合ってから、もっともっと等身大の自分をさらけ出して良いんだなと、自分が見えていなかったものを気付かせてくれました。これをきっかけに亜咲花を知って頂いた方も多いと思いますし、自分の中でも私は洋楽チックな曲も歌えるんだなと新しい音楽ジャンルを見つけさせてくれた曲です。一番大切な曲です。

・「Eternal Star」(テレビアニメ『ISLAND』エンディングテーマ)
亜咲花
シングルでは初めてのラブソングだったんです。高校卒業してから初めてのシングルで、大人でもないし、子供でも無いし、微妙な年齢の頃でしたね。恋、愛って何だろうという事を改めて考えさせてくれる、見つめさせてくれるような楽曲でした。今まではアニメの世界観にこだわっていたのですが、この曲では、自分の経験や価値観を初めてガッツリ入れて歌ってみた曲でもあります。凄く歌っていて楽しかったし、この曲を聴いて貰う時に、自分の好きな人や家族、恋人を頭に思い浮かべながら聞いて貰うと、アニソンでは無くて、普通の歌としてもとても楽しめる曲になっているのでは無いかなと思います。

・「Marine SNOW」(テレビアニメ『ISLAND』エンディングテーマ)
亜咲花
「Eternal Star」同様にテレビアニメ「ISLAND」のエンディングテーマになっています。「Eternal Star」と違った世界観で愛を歌っている曲です。「Eternal Star」は「恋人たちの愛」がテーマだったのですが、「Marine SNOW」は「家族での愛」という事で、初めて恋と愛は違うんだなと気付きました。今までは何となくLOVEって一緒じゃんと大まかな感じで思っていたのですが、たくさん掘り下げていくと、こんなにも全く違うんだなと凄く気づけてきました。表面上似たような感じですが、よくよく歌詞をくみ取っていくと、もうちょっと「Marine SNOW」の方が重いのかな。愛は命と結びついているなと思って、愛があるからこそ自分の命があって、愛が無かったら自分の命を絶ってしまう位の、そういう位に結びついているんだなと初めて曲で気付かせて貰いました。

・「この世の果てで恋を唄う少女」(テレビアニメ『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』現世編オープニングテーマ)
亜咲花
「Play the game」以来の、志倉さん楽曲ですね。「この世の果てで恋を唄う少女」で志倉さんの曲を歌うのは、年数で言うと約2年振りくらいでした。感覚が大分空いていて、それまでに「SHINY DAYS」や「Eternal Star」とかアップテンポの曲を歌っていたので、レコーディングする時に「志倉さんの曲ってこんなに難しかったんだ。」と我に返りました。それと同時に自分が過去に色んな曲を歌ってきたんだなと改めて実感することが出来ましたね。この曲も、どういう風にくみ取って良いかと非常に悩んだ歌詞でした。並列世界というか宇宙が無限大を語っているものなので、「SHINY DAYS」や「Eternal Star」は 自分の経験値とか、自分が思った等身大にぶつけていくのがスタイルだったのですが、この曲はそうではないなと。宇宙、等身大、うーんどうしようかな?と悩んだ末に、感情を無にして歌いました。ここは敢えて、自分の事を入れるよりかは染まっちゃえと、亜咲花ゼロにしちゃった方が良いんじゃないという事で、初めて感情を無にして歌った曲でした。この曲まではパワフル系が多かったのですが、力任せでは歌っていけない曲もあるんだなと気づかせてくれた楽曲でもありました。


<「神の数式」(テレビアニメ『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』異世界編エンディングテーマ)について>
Q. 初めて曲を聴いた時の感想は?

亜咲花
最初、曲を作ったのが志倉さんと知っていたので、どんな感じの楽曲が来るのか楽しみにしていました。サビ転調はあったのですが、そこから間奏がフラメンコ調で、珍しいタイプの曲だなと思いました。

Q. レコーディングはどうでしたか?

亜咲花
歌詞がちょっと意味深と言うか、「YU-NO」に沿って書かれていると思うのですが、まだ、「YU-NO」の底を見れていない私にとっては、どういう意味なんだろうと思う部分もありました。未だ謎な部分もあったりして、「YU-NO」は、自分の生まれる前の作品だったので、こういう風に歌でアニメだけではなく音楽で言葉にして作品を布教と言うか、いろんな人に知って貰えるキッカケになれば良いなと思って歌わせて頂きました。


<「Raise Your Heart!!」について>
Q. 今回の曲は田淵智也さん(UNISON SQUARE GARDEN)と堀江晶太さん(PENGUIN RESEARCH)が手掛けた豪華作家陣の楽曲ですね。

亜咲花
アニソン界を今引っ張っている二人に書いて貰って、未だに夢心地の気分です。田淵さんとは、fhánaの佐藤純一さんが全部音楽をプロデュースされているテレビアニメ「ナカノヒトゲノム【実況中】」の挿入歌を歌わせていただいた時に、私の歌う曲を作詞されていたことが出会いのきっかけでした。その時にお話しする機会がありまして、私も田淵さんに曲を書いて欲しいなと図々しく野心が芽生えてきて、自分から積極的に「アルバム作るんですけど、曲書いてくれませんか。」とアタックしたんです。田淵さんも凄くノリ気で、「書きます!」とおっしゃって頂いて、正式にお願いしたら、快くOKのお返事を頂いたので、今回この曲を書いて頂いたという感じです。堀江さんにはまだお会いできていなくて、田淵さんの方から、「こういう曲は堀江さんが一番だ」という風にご紹介頂いて、編曲は堀江さんという事でした。

Q. 初めて曲を聴いた時の感想を教えてください。

亜咲花
早い(笑)。これ、本当にライブで歌えるの?と言う位、滅茶苦茶早くて。最初、曲を貰った時に勿論歌詞は入っていないので、ピアノの音だけだったのですが、それだけでも分かるくらい、とんでもなくスピーディーでした。アルバムのリード曲は自分で作詞をしようと思っていたので、これに歌詞を書くのはちょっと無謀なチャレンジかも?と思いましたね。

Q. 「どんな曲にしたい」というオーダーはあったのですか?

亜咲花
オーダーとしては、あまり細かく言っちゃうと田淵さんにお願いした意味が無くなるので、こちらからは大まかに「明るいロックが歌いたいです。」とお伝えしました。そうしたら滅茶苦茶早い田淵節全開の曲が返ってきた感じです。

Q. 作詞は田淵さんとの共作になっていますが、どういう風に作詞をされたのですか?

亜咲花
最初は大まかにテーマを「ライブがある日の亜咲花の一日」に決めました。田淵さんが書いちゃうと私の一日じゃなくて、田淵さんが想像する亜咲花の一日になっちゃうので、最初は私が、ある程度メロディに乗せた状態で“私はこんな風に私は生活していますよ”“ライブをする時はこんな気持ちですよ”というのを、わーっと書いて送りました。そこから田淵さんに添削して貰って「ここはこういう風にした方が気持ちが伝わるよ。」と田淵先生にアドバイスを頂きながら、二人で「ここはもっとこういう風にした方が良いよ」と常に連絡を取り合って作っていった感じです。

Q. 作詞でこだわった点はありますか?

亜咲花
背伸びをしないというのがポイントで、今まで作詞をさせて貰った時は、大人の恋愛だったりとか全然自分じゃないような曲を書いていたので、小説を書くような気持ちで書いていました。今回初めて、自分の一日を含めて、亜咲花というのはこういう人間で、こういう気持ちの状態でステージに立っているんだよというのを言葉だけではなく、歌で伝えました。なるべく直接的な表現をするように心がけましたね。大好きなら大好きだよと直接言った方が早いし、伝わりやすいし、素直とかそういう所を大事にして作詞をしました。

Q. 「ここ最高!」という所は?

亜咲花
「大好きがほら!止まらない」。本当に私アニソンが大好きだし、歌が大好きなんだなとこの曲を聴いた時に思って、今の気持ちを書いちゃえと思いました。「大好きがもう止まらないんだよ!」というのを大好きと6回くらい言っちゃってるので、そのくらい皆に気持ちを伝えたかったんです。あと「夢みるだけはそうタダだから 楽しいは大体Price Free!」。これは私と田淵さんが一行ずつ考えたものなんですが、夢はどれだけ見てもお金かからないじゃ無いですか。叶ってもタダじゃないですか。だったら、言ったもん勝ちだし、言霊と言う言葉があるから、たくさん夢は口にしていった方が良いなと思いました。

Q. 笑顔の花を咲かせたいというのは、自分の亜咲花にかけたんですか?

亜咲花
そう(笑)。「亜咲花ちゃんがいると笑顔になるね。」と言われることが多いので、“笑顔の花”がぴったりかなって(笑)。色んな所に歌で笑顔を咲かせていけたら良いなという気持ちも込めて、書かせて貰いました。

Q. レコーディングはどうでしたか?

亜咲花
テンポが早いし、難しかったですね。亜咲花の曲で一番早いんじゃないかな。言葉も詰まっていますし。作詞をした分、自分の中でイメージがある程度出来てしまっていたので、イメージ通りにならなくて、こんなにこの曲難しかったっけ?と理想と現実がかけ離れてしまった感じがありました。作詞をしていると、その分、曲と向き合う時間も長くなるので、イメージがどんどん大きくなる。いざ、レコーディングをすると、意外とここ早口で呂律が回らないな。とか現実にぶち当たってしまうところも何か所かあって。田淵さんにここの滑舌が甘いよとか、ここはもっと母音を大きく言った方が聞こえやすいとか、どういう風に歌ったら気持ちが伝わるか、歌い方を指導して貰いました。千本ノックでした。

Q. 「Raise Your Heart!!」のMusic Videoに写真が貼ってありますが、あれは全部自分ですか?

亜咲花
勿論。MVは初めて亜咲花を知る人もいると思ったので、知らない人でも、「亜咲花ちゃんってこういう子だったんだ」というのを一目で、5分間の間でわかってもらえるような内容にしたいと思いました。今回初めて自分からコンセプトを細かく提案させて貰いました。写真を貼ってハート型にしたり。写真って目に見えて成長が分かるものなので、実家にある小さい頃の写真を親に全部送って貰いました。亜咲花の歴史を感じられて良いなと思っています。あと、朝起きる所から始まるので、そこで亜咲花の1日を感じて貰えるMVにしたいなと思いました。あまりゴテゴテの演技している感じるではなく、歌を楽しんでいることを見せられるよう、ライブをやっているみたいにMVを録りました。


<「Turn Up The Music」について>
Q. 「SHINY DAYS」と作家陣が同じ(作詞:永塚健登さん、作曲/編曲:新田目翔さん)ですね。

亜咲花
「SHINY DAYS」と同じような洋楽風でPOPな楽曲を作りたいなと思って、「SHINY DAYS」と同じ作家陣の方が良い世界観を作ってくれるんじゃないかなと思って、お二人にお願いしました。

Q. 歌ってみてどうでしたか?

亜咲花
ピッタリでした。EDMも良いんだけど、歌いあげるソウルフルな楽曲は歌ってて気持ち良いし、聴き心地も、声に合っているなと感じました。ゆったりとモータウン的な感じの曲が私に合っているのかもしれないですね。

Q. 「Turn Up The Music」はどんな時に聞いて欲しいですか?

亜咲花
この曲はパッキングしている時!ワクワクをしている気持ちは旅行を忘れずに旅行をして欲しいなと言う曲になっていて、遠足は「お家に帰るまでが遠足」と言うじゃないですか。終わってからも家に着いてから荷物を解体して、全部元の状態に戻すまでが旅行かなと思います。ワクワクな気持ちは旅行が終わってからも残しておいて欲しいなと思います。


<「GET DOWN」について>
Q. この曲はどのような曲になっていますか?

亜咲花
「Angry」、怒りです。怒りをテーマにしたのは初めてじゃないかな?攻撃的な亜咲花、ワイルド亜咲花を初めて出しました。大人じゃ無い、子供じゃ無い年齢って、凄く複雑だったんですよ。「大人なんだからちゃんとしなさいよ」と大人には言われるし、仕事では「まだ子供だし出来なくて仕方ないよ」と甘やかされて、18歳、19歳という年齢は都合の良い年齢だなと思ったんです。逃げたい時は子供だから逃げて、攻めたい時はもう大人なんだからと見えてしまった部分というか、愛想を振りまいているのに軽いと言われるし、真顔でやったら愛想悪いと言われるし、じゃあみんなは何を求めているのと。日常的な不満や怒りを、自分の怒りを入れつつ、みんなの思っている怒りも代弁する気持ちと言うか、代わりに発散させて貰うという気持ちで歌いました。


<「Childhood’s End」について>
Q.この曲はゲーム「グリザイア・ファントムトリガーVol.6」のEDテーマですが、どのような曲になっていますか?

亜咲花
凄く切なくて、ミドルテンポで爽やかな感じがするのですが、歌詞を汲み取ると別れを彷彿とさせるようなシーンもあったり、歌詞を読んでいくと切なく寂しい気持ちになっちゃいました。

Q. レコーディングはどうでしたか?

亜咲花
レコーディングの時は寂しすぎず、明るすぎずのバランスを取るのが大変でした。曲調自体は爽やかな感じだったので、あまり重くしすぎてしまうと曲調に合わなくて、明るくし過ぎると歌詞に遭わないし、バランスを考えながら歌いました。


<「終わらない夢」について>
Q. この曲はどのようなイメージでオーダーしたのですか?

亜咲花
「壮大なバラード」とお願いしました。手をウェーブさせてみんなで合唱したくなるような曲が今まで無かったので、ライブでアンコールに歌いたいなって思うような楽曲が欲しいなと思って、「壮大なバラード」と大きなジャンルでお願いしました。この作曲・編曲をお願いしたのは40mPさんという有名なボカロPの方だったので、この曲も田淵さんと一緒でジャンルを狭めてお願いしてしまうと意味がなくなってしまうので、大きく「壮大なバラード」とオーダーしました。

Q. 作詞が亜咲花さんですが、テーマは何ですか?

亜咲花
テーマは「感謝」です。「Raise Your Heart!!」は楽しいという気持ちを書いたのですが、この曲は“ありがとう”とか、“みんなの存在の大切さ”を歌いました。どれだけ私が今までみんなに支えられてきたかという歌詞を書くように意識しました。

Q. 英語が出てきていませんが、意図はありますか?

亜咲花
言語を英語にすると、伝わるものも伝わらないかなと思って。目の前にいるあなたに届けたいという事で、日本語が一番ストレートに伝わるかな、と思って全部日本語で書かせていただきました。

Q. 作詞はスムーズに出来ましたか?

亜咲花
すごいスムーズに出来ました。一番サビの「言葉より大切なもの 君が教えてくれたんだ」は1番とか2番を決める前に、ここだけ決まっていたんです。今年のツアーなのですが、いろいろ度重なって辛い事や、上手くいかないこともあって、ステージに立つのも苦しいと思う事も正直あって、そういう時にみんなの笑顔がステージのから見えていただけで凄く救われました。言葉にしなくても、顔で伝わってきました。言葉が全てじゃないんだな、言葉より大切な物ってあったんだなとみんなに教えて貰ったし、私がそれをみんなに教える番だと思って、敢えてここは言葉に乗せて伝えた感じです。


<ここからはちょっと質問の内容が変わります。亜咲花さんについて教えてください。>
Q. 亜咲花さんがどういう感じの人か教えて下さい。

亜咲花
簡単に言うと明るくてオタク。本当に自分の私生活だと8割ゲームをやったり、アニメ・漫画を見たりなので、とにかく時間をオタク活動に費やしている時間が長いです。皆さんと似ているのかな?Twitter大好きですしね(笑)。

Q. 現在「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」の主題歌を担当されていますが、今の状態でYU-NOのオリジナルが作られた約20年前にタイムスリップして、どういうことをやってみたいですか

亜咲花
オリジナル版の「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」が発売されたのが22年前で、私が生まれる前の1996年なんですよ。流行っていたとかって、たまごっちとかだったんですよね、きっと。22年前はあまり分からないんですけど、歌は知ってます!ZARDさんやドリカムさん(Dreams Come True)などが流行っていましたよね?生まれる前なので、世の中何が流行っていたかは分からなくて、そのころ話題になっていたのってノストラダムスとかですかね?スマートフォンも無かったですよね。もしかしたらオタクにはなってなかったかもしれないですね。気軽に情報を調べることが出来ないですもんね。

Q. 海外でやってみたいライブの場所は?そして、その理由は?

亜咲花
アメリカには住んでいたことがあるので、北米のイベントにお声をかけてもらうことは多いですね。今まで行ったことのないヨーロッパ、フランス・イギリス・イタリア・ドイツには行ってみたいと思います。でもやっぱりドイツかな?私の身近な人達でもドイツに行っている人が多くて、みんなドイツが良いというんですよ。ソーセージとか、ビールが美味しいしというし、街並みが綺麗というのは凄く素敵ですよね。きっと地球の裏側にも曲を聴いてくれているファンもいると思うので、そういう人たちのためにも、実際にCDだけじゃなくて、生で歌も届けたいなと思います。

Q. 今まで渡航した事のある国はどこですか?

亜咲花
アメリカはもちろんなのですが、カナダやフィリピンにこの間行ってきました。あと、シンガポール、中国(深圳、香港)、台湾かな?アジアに結構行っていますね。アジアに花を咲かせたいんですよ(笑)。ヨーロッパは一回も行った事が無くて。行ってみたいな。意外とメキシコとかでもアニソンイベントがありますし、知らないところでたくさんたくさんアニメのイベントが行われているので、プライベートでも行った事の無い地域に行ってみたいですね。今年は3、4か所行かせて貰っているので、めっちゃ行かせて貰っています。有難いことです。

Q. 20歳の抱負は?

亜咲花
まだ20歳なのですが、後輩もだんだんと増えてきて。年齢的な意味では声優の高尾奏音ちゃんとかRun Girls, Run!の林鼓子ちゃんとか、「THE 後輩」と言うか、可愛くて可愛くてしょうがない。自分も高校生の時に色んな先輩に可愛がって貰ってきたので今度は私が大人になっていくにつれて、可愛がる側になると思うんです。「亜咲花先輩優しいな」とか、「この人について行きたいな」と思って貰える先輩になりたいなと思いました。今まで後輩として色んな先輩方の背中を追ってきましたが、これからだんだんと追われる側になっていくのかなと。私はアニソン歌手のMay’nさんが大好きなのでずっと追ってはいるんですけど。今度は自分が追って貰える立場として、ちょっとずつ背中を磨いて行かないとと思いました。この先も私より若い子がたくさん出て来ると思います。そういう時に、「目指しているのは亜咲花さんです」とか、「亜咲花さんがきっかけでアニソン歌手になりました」とか、そういう風に言って貰える日が来るように、これからも歌だけでなく、人としても大人になっていければなと思います。

Q. Voice Mediaを見ている皆さんに一言

亜咲花
自分がオタクだったこともあって、声優さんにあこがれてレッスンに通っていたこともあるのですが、やっぱり自分には難しいなぁと実感しました。声優さんは本当に尊敬しています。私はアニソンシンガーだからこそ歌えるステージやパフォーマンスを大事に歌手としてこれからも頑張って行きたいなと思っています。きっかけは本当に何でもいいんですよ。「SHINY DAYS」を知っているとか、そういう所から自分のCDを手に取って貰えたり、ライブに来てもらったり、本当に軽い気持ちで少しでも亜咲花を知って貰えたらいいなと思います。他にも、例えば私のTwitterフォローから始まっても良いし、出会いやきっかけはなんでも良いので、少しでも私の歌を聞いて、元気になって頂ければなと思います。

Q. 最後にファンの皆さんにメッセージ

亜咲花
「高校生だったあのアニソンシンガーの子がようやく20歳か」とファンの皆さんも自分以上にもしかしたら感慨深く思って下さっている方もいると思います。デビューしたのは17歳ですが、この3年間ですごくすごく大人になったなと思っています。学校に行きながら当時は名古屋に住んでいて、新幹線で片道1時間半から2時間かけて通っていたので、あの時の苦労は決して無駄じゃ無かったんだなって思っています。この年齢で私から皆さんに言うのもなんですが、苦労したことや努力したことは必ず良いこととして回って帰ってくると思うので頑張ることは無駄じゃないんだよって。20歳の1年は歌もそうですしライブもイベントにラジオも積極的にトライする1年にしたいなと思います。20歳になったから責任を負わないといけないから臆病になって亜咲花らしさを無くすのは嫌なので、問題にならない程度にハチャメチャ猪突猛進で、色んな事に果敢に挑戦して、失敗し続けて、学んでを繰り返しながら、いつか将来的には「アニソンと言えば亜咲花だよね」と言われる歌手になれるようになりたいです!


<商品情報>
亜咲花1stフルアルバム「HEART TOUCH」【豪華盤】・【通常盤】
発売中
【豪華盤】6,800円 + tax USSW-0205 CD/Blu-ray
【通常盤】3,500円 + tax USSW-0206 CD

<配信情報>
亜咲花1stフルアルバム「HEART TOUCH」
発売日:2019年10月7日(月)
※9月30日(月)よりハイレゾ音源mora独占先行配信

収録楽曲:
1.Raise Your Heart!!
2.Open your eyes(TVアニメ「Occultic;Nine -オカルティック・ナイン-」ED)
3.Play the game(ゲーム「OCCULTIC;NINE」OP)
4.Eternal Star(TVアニメ「ISLAND」ED)
5.Marine SNOW(TVアニメ「ISLAND」ED)
6.SHINY DAYS(TVアニメ「ゆるキャン△」OP)
7.Turn Up The Music
8.この世の果てで恋を唄う少女(TVアニメ「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」現世編OP)
9.神の数式(TVアニメ「この世の果てで恋を唄う少女YU-NO」異世界編ED)
10.GET DOWN
11.Edelweiss(TVアニメ「セントールの悩み」ED)
12.Childhood’s End(ゲーム「グリザイア:ファントムトリガーVol.6」ED)
13.終わらない夢


亜咲花公式サイト:
http://asaka1007.jp/