レポート:前島亜美「何度でも見て頂ける作品になるよう頑張りたい!」舞台「バレンタイン・ブルー」ゲネプロレポ―ト

2020年2月18日から2月25日まで、東京・博品館劇場で行われる舞台「バレンタイン・ブルー」が行われます。舞台「バレンタイン・ブルー」には、前島亜美さん、久保田秀敏さん、武子直輝さん、日比美思さん、飛鳥凛さん、出口亜梨沙さん、中﨑絵梨奈さん、行徳智仁さん、會田海心さん、近藤廉さん、髙橋果鈴さん、福田愛依さん、髙石あかりさん、しゅはまはるみさん、西ノ園達大さんが出演されます。

舞台「バレンタイン・ブルー」は、若者達の夢と挫折、友情、恋、そして家族の愛が、歌と共に綴られていくファンタスティック・コメディ。物語は、とある通りにあるカフェ&バー「バレンタイン・ブルー」で繰り広げられる。カフェに訪れる様々な客が織りなす人間模様を優しく描いており、舞台や映像で活躍を続ける15名の男女が出演する。

作・演出には、プラチナ・ペーパーズの堤泰之氏が担当し、キャストたちの普段に近い等身大の現代群像劇で、コメディ要素が満載の中にも涙が滲むような人間味溢れる作品をお届けする。

今回は、舞台開幕を前に、前島亜美さん、久保田秀敏さん、武子直輝さん、しゅはまはるみさんに、集合インタビューに応じて頂くことが出来ました。


<初日を迎えての感想は?>
前島亜美さん:
本日、Avenue X Theater Vol.1「バレンタイン・ブルー」 初日という事でみなさまありがとうございます。このAvenue X Theaterはアナグラムになっておりまして、avex Theater Vol.1という意味なんですが、その名の通り、avexの俳優が14人が集まり、お力添えを頂く西ノ園さんを含めて役者15人でavexの若い力を今いる役者を魅せていくという公演です。一人一人、本当に魅力溢れるキャストで、avexにこんなに素敵な俳優・女優がいるんだという事を一人でも多くの人に伝えられると嬉しいですし、思っております。芝居だけでなく、avexならではの歌やダンスなどもあるので、一人でも多くの方にそれぞれの人のことを知って貰えたらいいなと思います。

武子直輝さん;
先ほども前島さんが言って頂いた感じなのですが、僕らが普段やる現場の中で一緒になることが無い人も多くて、初めましての方が多かったです。今作どんな感じになるのかなと思ったのですが、一緒に芝居を作っていく中で、見せ方があって、僕も新しい可能性みたいなものを開けた気がします。早く本番がやりたいです。

久保田秀敏さん:
今回の「バレンタイン・ブルー」という作品は、(前島)亜美ちゃんが一応主演という形になっているのですが、堤さんの脚本的に、一人一人に焦点を当てた、ちゃんとしっかりしたドラマもあるので、亜美ちゃん以外の登場人物にも注目して見ていただきたいのと、僕の演じる優介は今回のキーマン的な位置になるので、そこも凄く見て欲しいなと思います。初日を頑張りたいと思います。

しゅはまはるみさん:
「バレンタイン・ブルー」というタイトルなんですね。バレンタインを稽古中に迎えたのですが、つい何日か前で、慌ただしい日々の中でバレンタイン・デーだったので、私たち何もしていないし、ハッピー・バレンタインと言う事もやっていないです。なので、見に来て下さったお客様に今年バレンタインに誰にもあげられなかった優しい気持ちとかをお客様に届けられたら良いなと思います。チラシを見るとちょっと暗いイメージの印象だし、タイトルも「バレンタイン・ブルー」となっていますが、全然真逆で明るくてどちらかというとコメディになっております。ホロっとしてハートフルな、ちょっとだけファンタスティックなところがある舞台になっておりますので、是非、皆さんお気軽に、楽しみにして見にきて下さればと思います。


<カフェ&バー「バレンタイン・ブルー」が実際にあったら、通ってみたいですか?>
しゅはまはるみさん:
私は働いているので、毎日行きます。(笑)

武子直輝さん:
基本的には明るくて楽しい場所だと思うので、来るお客さんもそういう人たちが多かったりするので、行く分には楽しいと思います。ただ落ち着くかなというと微妙かな。明るい気分にはなれる場所かな。

前島亜美さん:
人の集まる場所はとても暖かいなと思っていて、こういう風に街に長年あるカフェで、色んな人が集まってきて、「今日はこれがあったんだよ。」「今日はこうしてきたんですよ。」と店主の方と繰り広げられるのはとっても素敵だなと思っています。私も大好きなカフェがあったりして、今日も疲れたなと思う時に行ったりするのですが、そういう仕事とか、自分の人生とは違うベクトルの帰る場所がある。家とは違う暖かい場所があるというのはとても素敵だなと思うので、今回は舞台なんですけど、「バレンタイン・ブルー」という公演が、見に来たお客様にとって、温かい場所になればいいなと思います。

久保田秀敏さん:
今回のこの作品の中で、もう一つキーワードとなる言葉があって、「ラジオ」がキーワードになるのですが、僕も学生時代、受験勉強をしながらずっとラジオを聞きながら勉強をやっていました。ラジオから聞こえてくるのは声だけ。聴覚からしか感覚がない中で、情報量はいっぱいあって、自分の中で想像がかき立てられるラジオの面白さが凄く好きで、今回の作品でもかなり重要なテーマになるのですが、それがあるこのカフェ&バーには入り浸っていたいです。


<最後にファンの皆さんに向けてのメッセージ>
前島亜美さん:
avexの役者で作る作品という事で、この作品だけでは終わらず、見て下さった皆様に一人でも多くの方にavexにこんなに良い役者・女優がいるんだと知って頂き、今後この役者達が出ていく作品を応援して頂けると嬉しいです。もしも、第二弾があるとしたら、私たちよりももっと若い子達、これからどんどん学んで羽ばたいていく、育つようなホームのような場所になればと思うので、まずはこの公演を成功させるために、一人でも多くの方に何度でも見て頂ける作品になるよう、私たちも精一杯頑張りたいと思います。


<ゲネプロレポート>
「バレンタイン・ブルー」と言うタイトルと言うことで、中身は時期も時期だけにバレンタインに関する暗めな物語?と想像する人もいると思いますが、タイトルの「バレンタイン・ブルー」とバレンタインは殆ど関係ないと思います。作品のジャンルをファンタスティック・コメディとうたっているように、基本的にはコメディになると思います。(ファンタスティックは中身を見てからのお楽しみだと思います。)

内容としては、カフェ&バー「バレンタイン・ブルー」を舞台にした、小さな街でのとある物語です。見終わると心が元気づけられて、温かい気持ちになれる作品だと思います。作品は基本的に女性キャストの方が多いので、女性キャストの見せ場も目立ちますが、どのキャストのキャラクターにも焦点の当たった演出があり、どのキャスト目当てで行っても、楽しむことが出来ると思います。

今回の舞台は、練習期間が2週間弱と公式で発表がありましたが、2週間弱とは思えないくらい、完成度が高かったと思います。高かった理由の一つとしては、同じ事務所の仲間で息があっていたというのもありますし、舞台慣れしたキャストが集まっていたからだと思います。

応援しているタレントさんがいる場合は、是非見に行った方が良いと思います。


<ゲネプロフォト>


公式サイト:舞台『バレンタイン・ブルー』
http://no-4.biz/valentineblue/

公式Twitter:舞台『バレンタイン・ブルー』公式
https://twitter.com/butaibareburu