ニュース:水島努監督 × P.A.WORKSによる完全新作ストーリー劇場版「SHIROBAKO」2020年2月29日全国公開!

<作品概要>
シロバコとは映像業界で使われる白い箱に入ったビデオテープの事であり、ひとつの作品が完成した際に制作者が最初に手にする事ができる成果物である。

清濁あわせのむアニメーション業界の日常、実情、実態を時に柔らかく時に厳しく、赤裸々に描いたテレビアニメーション作品『SHIROBAKO』。クリエイティブな仕事ゆえに起こる葛藤や挫折、集団で作るからこそ起こる結束や衝突。生み出す苦しみ、万策尽きたスケジュール、その先にある何ものにも代え難い解放と充足、からの突きつけられる理想と現実のギャップに傷ついたり、絶望したり。

しかし自分たちの想い描く夢を実現するため、そして昨日の自分よりも少しでも前に進むために、アニメーション制作に真正面から向き合う魅力的なキャラクターたちの姿、そしてそのキャラクターたちが織り成す群像劇は、老若男女、世代を超えて多くの人たちの共感を呼び話題となった。変な話、業界内でも。

そしてついに、続編を望む多くの声に応え舞台をスクリーンに移して、待望の新作・劇場版『SHIROBAKO』の幕があがる!


<あらすじ>
いつか必ず何としてでもアニメーション作品を一緒に作ろうと、ひょうたん屋のドーナツで誓いを立てた上山高校アニメーション同好会の5人。卒業後それぞれがそれぞれの場所でアニメーション制作に携わっていく。

宮森あおいは「えくそだすっ!」「第三飛行少女隊」の制作を経て、少しずつ夢へ近づきつつ、徐々に自分の本当にやりたいことを考え始めていた。

あれから、4年。日々の仕事に葛藤しながら過ごしていたあおいは朝礼後、渡辺に呼ばれ新企画の劇場用アニメーションを任されることになる。しかし、この企画には思わぬ落とし穴があった。今の会社の状況で劇場用アニメーションを進行できるのか?不安がよぎるあおい・・・

新たな仲間・宮井楓やムサニメンバーと協力し、完成に向けて動き出す。果たして、劇場版の納品は間に合うのか!?


<STAFF>
原作:武蔵野アニメーション
監督:水島努
シリーズ構成:横手美智子
キャラクター原案:ぽんかん⑧
キャラクターデザイン・総作画監督:関口可奈味
美術監督:竹田悠介・垣堺司
色彩設計:井上佳津枝
3D監督:市川元成
撮影監督:梶原幸代
特殊効果:加藤千恵
編集:髙橋歩
音楽:浜口史郎
音楽制作:イマジン
主題歌:fhána 「星をあつめて」(ランティス)
プロデュース:インフィニット
アニメーション制作:P.A.WORKS
配給:ショウゲート
製作:劇場版「SHIROBAKO」製作委員会

<CAST>
宮森あおい:木村珠莉
安原絵麻:佳村はるか
坂木しずか:千菅春香
藤堂美沙:髙野麻美
今井みどり:大和田仁美
宮井楓:佐倉綾音
矢野エリカ:山岡ゆり
安藤つばき:葉山いくみ
佐藤沙羅:米澤円
久乃木愛:井澤詩織
高橋球児:田丸篤志
渡辺隼:松風雅也
興津由佳:中原麻衣
高梨太郎:吉野裕行
平岡大輔:小林裕介
木下誠一:檜山修之
葛城剛太郎:こぶしのぶゆき


<レポート>
今回の劇場版はTVアニメ版から4年後の世界。アニメ業界も4年経つと結構変わるもので、今回の作品でもムサニに多くの試練が待ち受けています。例えば、ムサニ内でも大きな変化があったことで、色々な出来事に遭遇します。事の発端はムサニに持ち込まれたアニメの企画書から話が始まりますが、そこには大きな落とし穴がありました。

ここから話が膨らんでいくわけですが、細かい内容は是非劇場版を見て頂きたいのですが、TVアニメ版からのファンの方は作品の世界観にはすんなりと入って行く事が出来ると思います。逆に、劇場版から見てみようという人にとっては、キャラクターのバックボーンの説明は今回は詳しくされないので、分かりにくいように感じる事もあるかもしれませんが、キャラクター登場時にテロップが表示され、過去にどういう事をしていた人なのかが分かるので、そんなに初めてだからと気にする必要は無いと思います。

声優媒体として特筆すべきことは、出演声優の多さが挙げられると思います。出演キャストだけで、あれほど多くの人が出たのを見るのは珍しいと思います。是非、最後まで作品を見て、エンドロールでキャストの多さに驚いて頂ければと思います。アニメをテーマにした作品ですが、声優をテーマにした作品でもあると思います。


公式サイト:
http://shirobako-movie.com/

公式Twitter:
https://twitter.com/shirobako_anime
ハッシュタグ #musani

(C)2020 劇場版「SHIROBAKO」製作委員会