公式レポート:村田太志、松岡禎丞『海辺のエトランゼ』公開後舞台挨拶に登壇!お気に入りシーン生再現のサプライズにファンもキュンキュン必至!

現在公開中の映画『海辺のエトランゼ』の公開後舞台挨拶が20日、都内にて行われ、村田太志(橋本駿役)、松岡禎丞(知花実央役)が登壇した。公開を迎えた今の気持ちや、周囲の反響について話したほか、村田のお気に入りのシーンを舞台上で生再現するサプライズも飛び出し、ファンにはたまらない舞台挨拶となった。

『海辺のエトランゼ』は、沖縄の離島を舞台に小説家の卵と少年の初々しい恋愛を描く、紀伊カンナ原作の劇場アニメ。BL(ボーイズラブ)に特化したアニメレーベル「BLUE LYNX」の第3弾として公開中であり、作品評価も非常に高く、Filmarks の「初日満足度ランキング」では第3位にランクイン(9/14時点)、Yahoo!映画レビュー★4.06(9/16時点)と各種映画サイトで引き続き非常に高い評価を得ている。

「初日の舞台挨拶映像でも『ホッとした』と話したのですが、今も別の意味でホッとしてます」と笑みを見せた村田。当時の状況もあり、アフレコ収録も1か月後ろ倒しになったことを明かしました。様々なことを乗り越え公開を迎えた今、村田のSNSなどには前向きなコメントが多く届くと言い「僕たちのやってきたことが報われたと思いました」と満面の笑みをみせました。松岡は「無事に公開を迎えられて、皆さんに届けられたことが嬉しい」とコメント。「(海辺のエトランゼの)あの世界観が皆さんの心に残るように演じていたので嬉しいです」と続けました。

お互いが演じた駿、実央という役柄について、村田は「原作より(駿の)めんどくささが増している」と苦笑いを浮かべます。「ト書きに“ぶたれるクズ男”“走るクズ男”と書かれていまして…愛がないと書けないですよね」と笑いました。一方、松岡は「ドラマCDでは間尺がきまっていないため、ある程度自由にできるのですが、映画は間尺が決まっているので…」と、映像だからこその大変さがあったようだが、「ドラマCDのラインは崩したくないと思ったので、ドラマCDを主軸にして、実央を演じました」と口にしました。

公開後舞台挨拶ということもあり、2人に本編のお気に入りのシーンを問うと、村田はファンの間でも「キュンキュンする」と評判になっている、実央がベッドの上で「バカッ」と駿に向けて言うシーンをあげました。松岡自身も「(そのシーンは)こだわりました」明かし、テストで感触をつかみ本番では少しだけテストより気持ちを乗せたといったコメントをする中、舞台上では徐々にその「バカッ」を生で聞きたいという雰囲気に…。松岡は「えっ!? ここで?」と驚くものの、村田が駿のセリフで助け舟を出すと、松岡はテレながらも「バカッ」を披露しました。

最後に2人から「みなさまの前で舞台挨拶をさせていただけるということが、今のご時世本当にありがたいことだと思います。これからも『海辺のエトランゼ』をよろしくお願いいたします」と松岡。村田は「エトランゼが大好きでたまらない人達が作った作品です。普通の恋愛をしている2人がちょっとずつ前に進んでいく物語です。ご覧になっていただいて、優しい気持ちになっていただければ嬉しいです」と言葉を寄せ、舞台挨拶は幕を閉じました。


<about 『海辺のエトランゼ』>
心が、洗われるようなボーイズラブ。

小説家の卵の橋本駿と海辺に物憂げに佇む少年、知花実央。そんなふたりの初々しくも、もどかしい関係を描き、多くの読者の心をとらえたコミック「海辺のエトランゼ」(紀伊カンナ作・祥伝社刊)が、2020年夏、ついにBLアニメレーベル「BLUE LYNX」にて劇場アニメとなる。

アニメ化にあたって、作者・紀伊カンナ本人が監修、キャラクターデザインを担当。制作は2Dおよび3Dアニメーションを主軸とした映像制作を行っている、老舗スタジオのスタジオ雲雀。そして監督を務めるのは、「ダンガンロンパ The Animation」の演出を担当し、『宝石の国』1巻発売記念フルアニメーションPVなどで瑞々しい演出力を見せた大橋明代。

ふたりのドラマと美しい沖縄の自然を、光、色彩、音、すべてにこだわり丹念に描く。また、駿と実央の繊細に揺れ動く心を表現する、村田太志(駿役)と松岡禎丞(実央役)の演技にも注目。

静かにくり返す波の音。満天の星空。ゆったりと流れていく時間。訪れたものすべてを包み込む沖縄の離島で、純粋で、あたたかく、でも不器用なふたりの恋が育まれる。

<Story>
『海辺のベンチでひとり佇む少年。 そんな彼が無性に気になった』

小説家を目指す青年・駿は、海辺の少年・実央に思わず声をかけた。――「ちょっと、君!」

それをきっかけに、実央も駿のことを意識し始めるが、彼は島を離れなくてはならなかった。「はやく大人になりたい」そう言い残し、実央は去っていく。

3年後、実央は駿のもとに戻ってきた。少しだけ大人になって。はにかんだ笑顔を浮かべながら。

叶わないはずの想いが、通じあったとき、止まっていた時間が動き出す。

<CAST>
橋本駿:村田太志
知花実央:松岡禎丞
桜子:嶋村侑
絵理:伊藤かな恵
鈴:仲谷明香
おばちゃん:佐藤はな

<STAFF>
原作:紀伊カンナ「海辺のエトランゼ」(祥伝社on BLUE comics)
監督・脚本・コンテ:大橋明代
キャラクターデザイン・監修:紀伊カンナ
総作画監督:渡辺真由美
エフェクト作画監督:橋本敬史
美術監督:空閑由美子(STUDIOじゃっく)
色彩設計:柳澤久美子
撮影監督:美濃部朋子
編集:坂本雅紀(森田編集室)
音楽:窪田ミナ
音楽制作:松竹音楽出版
主題歌:「ゾッコン」MONO NO AWARE(SPACE SHOWER MUSIC)
音響監督:藤田亜紀子
音響効果:森川永子
録音調整:林淑恭
音響制作:HALF H・P STUDIO
アニメーション制作:スタジオ雲雀
配給:松竹ODS事業室
製作:海辺のエトランゼ製作委員会

公式サイト:
https://etranger-anime.com

公式Twitter:
https://twitter.com/etranger_anime


『海辺のエトランゼ』絶賛公開中
配給:松竹ODS事業室

(C)紀伊カンナ/祥伝社・海辺のエトランゼ製作委員会
(C)紀伊カンナ/祥伝社 on BLUE comics