レポート:役者同士の人間関係は結構複雑な関係!?舞台「ひとりしばい vol.9 椎名鯛造 ネバーランド、アゲイン」ゲネプロレポート

今回の「ひとりしばい」の作品は、「ひとりしばい vol.9 椎名鯛造 ネバーランド、アゲイン」が上演されました。

今回の芝居は、舞台「ピーターパン」という作品を通して、役者とは何か、芝居とは何かをテーマにしていました。

舞台は永遠の子供であるピーターパンがフック船長と戦いをしていたと思ったら、途中で携帯電話に着信が入る所から、物語が始まります。

舞台「ピーターパン」のオーディション前の練習、主人公も不安を抱えながらも練習に打ち込みます。そして、騒音に対して、アパートのお隣さんからクレーム…と思いきや、元同業者の方らしく、遠慮なく演じてくださいと言ってきたところから、隣の部屋の人と話し込むことに。

主人公はお隣さんから駄目出しを出して貰った所、主人公の芝居に無難という指摘をされ、主人公も過去に同じことを演出家に言われていて、落ち込みます。しかし、改善して見たらどうかという所を改善してみて、オーディションに挑戦することになります。

ここで、お隣さんの回想で、「役者には芝居の人生が出る。」「体験が伴ってこなければ、何かのものまねになってしまう。」という話が出てきます。主人公の抱えていた問題点について、お隣さんも過去に同じように抱いていて、悩んでいた過去を振り返りました。

そして、主人公はオーディションを受け、舞台「ピーターパン」の主役に受かり、親友とその喜びを分かち合おうとしましたが、親友からの反応は著しくなく、電話をしても、言葉少なめに電話が切れてしまいます。

親友といる理由は何だろうかという話になり、主人公の場合は「優越感に浸りたいから。」という理由だったのではないかと振り返ります。相手の気持ちを考えたことがあるのか?とお隣さんにも指摘されます。

お隣さんも、ふと芝居のワークショップに参加すると、様々なジャンルで凄い役者を見て、芝居の中身も物まねではなかった。と、出来る人はどこにでもいる事を痛感します。

様々な事を吸収し、人として深みが出てきた主人公が舞台「ピーターパン」を演じ、その後に一年後の展開があって、物語は終わります。


<「ひとりしばい vol.9 椎名鯛造 ネバーランド、アゲイン」アーカイブ配信、舞台写真販売決定!>
アーカイブ配信販売:

チケット販売開始:
11月8日(日)21:00~11月17日(火)20:00
視聴期間:
11月10日(火)12:00~11月17日(火)23:59

舞台写真販売:
3枚組 A/Bセット(各600円)
11月9日(日)12:00~より
Office ENDLESSのオンラインショップにて販売開始
https://officeendlessshop.stores.jp/


<「ひとりしばい」公演概要>
タイトル:ひとりしばいvol.9 椎名鯛造
公演日程:2020年11月8日(日)19:00~
出演:椎名鯛造
作・演出:ほさかよう

会場:Zoom
チケット料金:各回3,000円(税込)
主催:舞台「ひとりしばい」製作委員会
企画・制作:講談社/Office ENDLESS


公式HP:
http://officeendless.com/sp/hitorishibai

公式ツイッター:
https://twitter.com/hitoshiba2020
ハッシュタグ「#ひとしば」

© 舞台「ひとりしばい」製作委員会