レポート:山猫のなんでもこなせる華麗さに目を奪われる!「怪盗探偵山猫 the Stage」ゲネプロレポート

2021年1月21日から31日まで、東京・有楽町にあるヒューリックホール東京において、「怪盗探偵山猫 the Stage」が上演されます。今回の舞台では、山猫役に北村諒さん、霧島役に和田琢磨さん、勝村役に赤澤燈さん、福原役に瀬戸祐介さん、今井役に宮下貴浩さん、里佳子役に平田裕香さん、関本役に徳山秀典さん、森田役に村田充さんが出演されます。

今回の舞台は、舞台が三段の層に分かれており、動きがとてもダイナミックな舞台を見せたり、時間軸を表現したり、見たとおりの高所から低所までの表現と、世界観の想像の幅を膨らませてくれました。近距離で見た感じでは、視界に三段は入りきれないので、臨場感抜群で正に目を忙しく動かしながら、舞台を追いかけている楽しさが感じられました。

物語としては、義賊として活躍する謎の多い山猫、そしてその山猫のスクープを狙う記者の勝村と、勝村の大学時代の先輩で警察官であり、警察の持っている山猫の情報を勝村にリークする霧島が話の中心となり、進んでいきました。

とある事件がきっかけで、山猫と勝村が近づく事になります。それは勝村がお世話になっていたことのある雑誌編集部の編集長だった今井が殺人事件で、遺体で見つかりました。その殺人現場では、盗人はやっても殺人は行わないとされる山猫が現れたという証拠を残して。

勝村は今井との行きつけの店で、大将から今井の遺品を受け取り、そこから物語が急激に動き出します。ひょんな事から、山猫と勝村が距離を近づけ、付かず離れずの仲間のようなそうでも無いような感じで話が進んでいきます。

勝村は、山猫の助けもあり、今井の残した遺品から謎を読み解き、その情報を霧島に連絡をし、霧島が警察内でその問題を調査していると…。という感じで話が続いてきます。

舞台は全体としてはシリアスな展開で話が進みますが、所々にコミカルな要素もあり、緩急のある舞台だったと思います。公演時間は約2時間弱(休憩無し)ですが、あっという間に物語の世界に吸い込まれて終わってしまうと思うので、見られる方は楽しみにしていて欲しいことや、迷っている方も、会場では舞台で行える新型コロナウイルス対策を行って、観劇を楽しめるようになっているので、ご自身でもちゃんと対策を取った上で、是非見に来られる事お薦めします。


【山猫役・北村諒コメント】
まだまだ、油断を許さない状況ですが、万全な対策をして皆様にこうして「怪盗探偵山猫 the Stage」を届けられることを嬉しく思っています。登場人物それぞれの人間味あふれるお芝居と、セットを駆使したアクションをお楽しみください!観劇した皆様が、ワクワクしたり、笑顔になったりしてくれたら嬉しいです。千秋楽まで、よろしくお願いいたします!


<フォトショット>


<Blu-ray&DVD情報>
商品名:
「怪盗探偵山猫 the Stage」
発売日:
2021年5月21日(金)
商品形態:
・Blu-ray:Blu-ray Disc2枚組 8200円(税抜) 品番:EYXA-13341~2
・DVD:DVD2枚組 7200円(税抜) 品番:EYBA-13339~40
収録内容:
DISC1…本編映像
DISC2…バックステージ映像、キャストコメント等

2月28日(日)までの期間中に特設サイトから予約した方に限り、「未収録メイキング映像」を配信!

特設サイト:
https://w.pia.jp/t/yamaneko-event/


<「怪盗探偵山猫 the Stage」公演情報>
舞台タイトル:「怪盗探偵山猫 the Stage」
原作:「怪盗探偵山猫」神永 学(角川文庫)
演出/脚本:私オム
出演者:
【山猫】北村 諒 【霧島】和田琢磨 【勝村】赤澤 燈
【福原】瀬戸祐介 【今井】宮下貴浩 【里佳子】平田裕香
上杉輝 中根大 宮川連 酒井和真 相田真滉 古笹原大和
/【関本】徳山秀典 /【森田】村田 充 他
※出演者は変更になる可能性がございます。
日程:
2021年1月21日(木)~1月31日(日)全15公演
※公演回数・日時は変更の可能性があります
劇場:ヒューリックホール東京
チケット:
一般席:8,800円(税込/全席指定)

一般チケット情報(先着):
https://yamaneko-stage.jp/ticket/
販売スケジュール:2020年12月26日(土)AM10:00開始
※1月31日(日)16:30公演の受付はありません
主 催:エイベックス・ピクチャーズ株式会社


<「怪盗探偵山猫」原作情報>
タイトル:怪盗探偵山猫
原作:神永学
発行元:株式会社KADOKAWA/角川文庫
ジャンル:ピカレスク・アクション・ミステリー

イントロダクション:
神永学、幻のサスペンスがついに文庫で登場!現代のねずみ小僧か、はたまた単なる盗人か!? 痕跡を残さず窃盗を繰り返し、悪事を暴く謎の人物、その名は”山猫”。神出鬼没の怪盗の活躍を爽快に描く、超絶サスペンス・エンタテインメント。

原作者情報:
神永 学(かみながまなぶ)
1974年山梨県生まれ。2004年『心霊探偵八雲 赤い瞳は知っている』でプロデビュー。同作から始まる「心霊探偵八雲」シリーズが若者を中心に圧倒的な支持を集める。他著作に「怪盗探偵山猫」「天命探偵」「確率捜査官 御子柴岳人」「浮雲心霊奇譚」「革命のリベリオン」などのシリーズ作品、『コンダクター』『イノセントブルー 記憶の旅人』『悪魔と呼ばれた男』『ガラスの城壁』など。


公式HP:
https://yamaneko-stage.jp/

公式twitter:
https://twitter.com/yamaneko_stage

©Manabu Kaminaga/KADOKAWA/エイベックス・ピクチャーズ