公式レポート:ドキュメンタリー映画『GET OVER -JAM Project THE MOVIE-』影山ヒロノブ「僕たちは絶対やります」ツアー実施を宣言!JAM Project、メンバー全員ドキドキの舞台挨拶レポート

2020年に結成から20周年という記念すべきアニバーサリーイヤーを迎えたJAM Project。現在は、影山ヒロノブ、遠藤正明、きただにひろし、奥井雅美、福山芳樹の5名のメンバー構成で、それぞれがヒットソングを生み出し、「アニソン界」を代表する実力派シンガーが集結したスーパーユニットとして活動を続けている。

そんな「アニソン」を世界に躍進させた開拓者である彼らの初のドキュメンタリー映画『GET OVER -JAM Project THE MOVIE-』が、2月26日(金)から3月11日(木)まで2週間限定ロードショーされます。

このたび、2月23日(祝・火)にJAM Projectの5人が登壇した『GET OVER -JAM Project THE MOVIE-』舞台挨拶付きプレミア上映会が都内劇場にて開催されました。MCに、アニメ、アニソンに造詣の深い吉田尚記(ニッポン放送アナウンサー)を迎え、結成20年のJAM Projectにこれまでの歩みについてメンバーに聞いたほか、2月18日に60歳の誕生日を迎えた影山のサプライズバースデーの祝いも実施。同作の監督を務めた大澤嘉工監督も駆け付け、花束贈呈を行いました。

全員が黒で統一したシックな衣装で登壇したJAM Project。影山は「大変な状況の中で過ごしている方も多いと思いますが、本日は東京と大阪の2か所で観に来てくれたみなさん、ありがとうございます。44年間この業界にいますが、このようなプレミア上映会などは初なので緊張しています」と挨拶しました。遠藤は「僕もこのような舞台挨拶は初めてですが、楽しみたいと思います」と続けました。きただには「やっとこの日を迎えることができました。みなさんの感想が楽しみです」とコメントをします。奥井「みんなと同じく緊張していますが、楽しみにして来ました。みなさんの心に何かを刻むことができるような映画になったと思います」。福山は「僕もこのような場所でお話するのは初めてですが」と語ると、続けて「こんなにフラッシュをパシャパシャ浴びるのも初体験なので楽しみたいと思います」と笑みを浮かべました。

本作を観た感想について問われると、「素の自分を語るのは初めてだったので、緊張しました。監督に自分の内を引き出されたのかなと思いました」と口にした遠藤。きただには、「メンバーみんな熱く語っていますけど、ニューヨークの居酒屋でのシーンは、お酒も入りより熱く語っているのでぜひ注目です!」とアピール。「スクリーンから目を離せなかったです」と口にしたのは奥井。「みんなのインタビューを見て、よりメンバーを好きになりました」と語ります。福山は、「自分のシーンは恥ずかしかったのですが…」と照れた様子を見せるも「自分の映画を見て感動してしまって、泣くことなんてあるのかと思いましたね」と感想を述べました。

影山は「大きくわけて2つのシーンに分かれているなと思いました」と語り、「2000年に僕たちがデビューして、アニソンが徐々に市民権を勝ち得ていった20年間だったと思います。前半は、僕たちが駆け抜けていった20年間を見せて、後半は、20年間続けてきた中での色んな葛藤やマンネリズムとの戦い、そこに加えてコロナ禍が始まっていって…。明るいドキュメンタリーと、自分たちが自分たちの人生をシリアスな目で見て、様々なことに悩んだことが描かれた映画だと思います」と語りました。

また、これから“GET OVERしたいことを=乗り越えたいこと”に対して影山は「去年できなかった僕たちの20周年記念ツアー的なものをやりたいです。まだいつできるかわからないですけど…僕たちは絶対やります」と力強く宣言しました。

さらにイベントの途中で、2月18日に60歳の誕生日を迎えた影山へのサプライズバースデーの祝いも実施。大澤監督が花束贈呈に駆け付けました。影山に対し、大澤監督は「60歳でこんなにパワフルでポジティブな空気を持っている人を僕は知らないです。あと10年は『SKILL』を歌いながら(ステージ上で)飛び回っている影山さんを見たい。あと10年飛び回っていたら、第2弾の映画を作りましょ」と、コメントを寄せました。

一方、奥井は「レイジーのファンで、影山さんが10代のころから見てきたのですが、まさかこのように一緒にお仕事をするようになるとは思ってもおらず、そしてあの当時のミッシェル(=影山)が、60まで歌っているとは思っていなかったですね(笑)面白い運命だなと思います。これからも一緒に歌える時間を大事にしたいと思っています。おめでとうございます」と、自身のこれまでも振り返りつつ、影山を祝いました。

最後に、影山はJAM Project初のドキュメンタリー映画である本作について「この映画は僕たちからみんなに送るエールだと思っています。いつまでも夢を追いかけていきたいし、どんなに苦しくても、それを乗り越えていくということが、人生の中で苦しいけど楽しいことだと思うので、それしっかり受け止めてほしいと思っています」とメッセージを寄せ、舞台挨拶の幕を閉じました。


<イベント情報>
イベント名:『GET OVER -JAM Project THE MOVIE-』舞台挨拶付きプレミア上映会
日程:2月23日(祝・火)
登壇者:JAM Project(影山ヒロノブ、遠藤正明、きただにひろし、奥井雅美、福山芳樹)、大澤嘉工監督
MC:吉田尚記(ニッポン放送アナウンサー)
中継先劇場:TOHOシネマズ 六本木(東京)、TOHOシネマズ梅田(大阪)


<about『GET OVER -JAM Project THE MOVIE-』>
【イントロダクション】
世界で日本の「アニソン」ジャンルを開拓し、結成20周年を迎えたJAM Project初のドキュメンタリー映画!

世界に日本の「Anisong(アニソン)」を躍進させた開拓者であり、”レジェンド”と称されるスーパーユニット、JAM Project(JAPAN ANIMATIONSONG MAKERS PROJECT)の結成20周年を記念した初のドキュメンタリー映画。460日間に渡る長期密着を敢行。レコーディング、海外LIVE、LIVEツアーリハーサル…だが、誰も予測し得なかったCOVID-19 の影響により、予定されていたLIVEツアーは次々と中止になっていった…。そんな“現在(いま)”だからこそ浮かび上がる、音楽を通して世界を勇気づけてきた彼らの真実のメッセージとは?メンバー自身でさえ知らなかったと驚く“誰もみたことのないJAM Project”の姿が、ここにある。

【JAM Projectとは】
「アニソン界」を代表する実力派シンガーによって、2000年に立ち上げられたスーパーユニットです。世界に誇る進歩した日本のアニメーションに見合う主題歌を作り歌っていきたいと、シンガー達自らが立ち上がり、集いました。アニメやゲームに付随した主題歌文化に磨きをかけていきたい…そんな欲望をもってJAM Projectは「アニソン」というジャンルの中で独自の地位を築き上げました。現メンバーは、影山ヒロノブ、遠藤正明、きただにひろし、奥井雅美、福山芳樹の5人。メンバー自らが主題歌の「曲づくり」にも携わっており、プロデューサーや監督達との打合せ、デモづくり、ディレクションと、「作品」=「主題歌」を目指して、常に制作者と表現者を兼ねて邁進しています。

【CAST】
JAM Project
影山ヒロノブ 遠藤正明 きただにひろし 奥井雅美 福山芳樹
Guest Artist:ALI PROJECT angela GRANRODEO FLOW 梶浦由記

【STAFF】
監督:大澤嘉工
製作:井上俊次 二宮清隆
企画:松村起代子 宇田川美雪
プロデューサー:高橋義人
撮影:脇屋弘太郎 西岡章
録音・音響デザイン:石寺健一
オンライン編集:波江野剛
ラインプロデューサー:安養寺紗季 原啓介
制作:東北新社
配給:東宝映像事業部
2021年/日本/カラー/16:9/114分


『GET OVER -JAM Project THE MOVIE-』
2月26日(金)から3月11日(木)まで2週間限定ロードショー

公式サイト:
http://Jamproject-movie.jamjamsite.com

公式Twitter:
https://twitter.com/JAMProject_eiga
#JAMMOVIE

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