レポート:「ユーリ!!! on ICEは世界の言葉になった。」『まだまだ滑走しちゃうよ!「ユーリ!!! on ICE」トークショー&オールナイト上映会』速報イベントレポート

2017年2月11日、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズで、『まだまだ滑走しちゃうよ!「ユーリ!!! on ICE」トークショー&オールナイト上映会』が行われました。今回はこのイベントのトークショーについて、レポートします。開演が22:00とオールナイト上映会と言う事で、遅い開始のイベントでしたが、会場は出演者の方も話していましたが、大変な熱気に包まれておりました。

今回は「ユーリ!!! on ICE」の初の応援上映と言う事で、当初は47館のライブビューイングとアナウンスされていましたが、トークショーの最中の話として、49館まで拡大しての上映はアニメでは過去最大規模のものであり、改めて「ユーリ!!! on ICE」の作品の人気を感じさせる一幕でした。

今回のイベントは、原案・ネーム(脚本原案)・キャラクター原案の久保ミツロウさん、勝生勇利役の豊永利行さん、ヴィクトル・ニキフォルフ役の諏訪部順一さん、ユーリ・プリセツキー役の内山昂輝さんが登壇されました。

イベントは、三部構成になっており、「ショートプログラム」と「フリースケーティング」と「インタビュー」とフィギュアスケートの競技と同じ構成のタイトルがつけられて、トークショーは行われました。

最初は、ショートプログラムと言う事で、「ショートプログラム 振り返りトーク!!!」が行われました。

豊永さんが会場に「(今回のオールナイト上映で)初めて見る人は?」と会場に質問したところ、手を挙げる人は当然おらず、久保さんから「オールナイト上映のチケット争奪戦は凄かったんですよ!!!」と豊永さんに熱弁され、その久保さんの言葉の表現の激しさに、キャスト陣がたじろいだ場面も見られました。

豊永さんは勇利を演じる際は、心で演じたいと心がけていたそうで、7話くらいの時は、芝居の時の記憶が無いくらい、自分の中では勇利として演じる事が出来たのではないかと話していました。また、ヴィクトルが諏訪部さんと言う事で、作品を通じて仲良くなった事を言った…と思ったら、諏訪部さんがすかさず「そうかな?」と言いましたが、こういうやり取りも仲が良いから出来ると二人で話していました。

諏訪部さんはヴィクトルというキャラは難しい役で、自分自身のメンタルとは違うと話していました。しかし、演じているにつれ、型を破ってやったそうですが、終わってから演じたという記憶があまり無く、キャラを客観的に見られる役だったそうです。内山さんは、ユリオは髪型が変わったに尽きると語り、最初の時に比べて、終盤は髪が伸びて、見比べると誰?というのと、心境も変わっていたのではないかと語られました。

久保さんも作品を作っていた時の記憶が薄いと語られていましたが、作っている時に一所懸命で作っていたから、薄いとの事でした。新しい話に目を向けて、作っていたのと、多くの人と作る事で、独りよがりにならないように気をつけて、作品作りをされていたそうです。また、多くのスタッフが携わって、フィギュアスケートを二次元で作る事に注力したそうです。

続いて、印象深いシーンについては、豊永さんは後半の方に多いと語った後に、「寺」や「滝」のシーンを挙げていました。強いて挙げるとすれば、1話の勇利が最初にセリフを喋る時はいつの時なのか?に注目して欲しいと話されていました。ちなみに、音響監督からは指示があったそうですが、これについては秘密だそうです。

諏訪部さんは、ファンの人からも最初ヴィクトルが死ぬんじゃないか?と不安に思われる人が多かったけど、生きていて良かったと安堵した事と、ヴィクトルの感情の変遷を見ると、分かるのでは無いか?と話をされていました。諏訪部さん自身はその変遷などの考え方については、見る人にお任せしたいと話をされていました。挙げるとすれば、マッカチンが好きと仰っていました。

内山さんは、「豚」関係を挙げ、冗談で言っていた予告が、本編で泣かせるセリフになっていたことや、「家畜」についても久保さんの解説で「勝生勇利→カツキ→家畜」に言葉が変化しているのが、凄かったと話していました。久保さんからは、キャラを馴染ませる日常シーンから大会シーンに話が変わっていったが、通常シーンの方が良かったと言われたらどうしようと悩んだこともあったそうですが、大会シーンを描くと、フィギュアの大会自体が面白くなってきたので、日常シーンが良かったと言われなくて良かったと、作った時の苦悩についても語られていました。

スケーティングシーンの話では、実際に声に出す場面が少なく、収録時はモデルスケーターの方の演技を見て、収録を行っていた話をされていました。キャラの衣装については、全員がイ・スンギルを挙げ、これは会場全員も同意していました。また、諏訪部さんがギオルギー・ポポーヴィッチも挙げておりました。ちなみに、7話まではポポーヴィッチが男性スタッフ人気ナンバーワンだったそうですが、8話からはオタベック・アルティンでしたと、久保さんが話していました。

また、ゲスト声優で出て頂いた人達の本気度の話となり、解説で最初に本田武史さんが出て一回きりの予定だったそうです。しかし、織田信成さんがTwitterで出たいと仰っていたので、後半に出て頂いた事や、最終話にステファン・ランビエールさんの出演が叶い、出て頂いたそうです。

ちなみにステファン・ランビエールさんのゴールドのブレードが、ヴィクトルのゴールドのイメージだったそうです。続いては、フリースケーティングは「フリースケーティング 今だから言える話!!!」と言う事で、放映が終えた今だから話せる話を披露されました。

最初は、久保さんがフィギュアスケートを最初から好きだったのか?という話になり、作品に携わる前は、普通のお茶の間ファンだったそうです。しかし、友達に詳しい人がいたことと、監督からオファーがあったときに、興味を持ち、はまっていったとのことです。

久保さんが言うには、監督の愛情が深かったから、作品が良くなったと話していました。それに関連する話として、二期とは関係無く、久保さんと監督の山本沙代さんが、18日ほどヨーロッパ旅行でチェコに行ったそうですが、その際に現地の人がスケート会場で「ユーリ!!! on ICE」のコスプレした人達と会ったことで、世界各地にファンがいるのを実感されたそうです。

諏訪部さんは作品のお陰で、本当に世界中の方から手紙やTwitterでメッセージを貰うそうで、「ユーリ!!! on ICEは世界の言葉になった。」という発言は印象的でした。豊永さんは世界各地から貰うファンレターの熱量がとても嬉しいと話していました。内山さんについては、友達でフィギュアスケートファンがいるが、その人からも作品が終わった時にお墨付きを貰えたのは嬉しかったと話していました。

久保さんの話として、最終話は普通のアニメのカット数の二倍だったことや、本当に直前まで作品の品質を上げる努力をされていた話をされていました。山本監督からは、作品を愛して頂いた御礼の恩返しをしていきたいと言うことや、久保さんも長く恩返しを続けて行きたいと話をされていました。

最後の項目、インタビュー「インタビュー 全国のファンから質問」と言う事で、なかなか手強い質問揃いだったと思われます。

インタビュー1:「ヴィクトル・勇利・ユリオを描く際の久保さんのこだわり、ポイントはありますか?絵的なことや表情や言葉といった、それぞれのキャラクターらしさの表現についてなど、ぜひお聞きしたいです!」については、久保さんからはネームで作品を見せており、作品も特徴が伝わるよう、描き分けをしていたそうです。ヴィクトルは細かくやっていたそうですが、久保さんはまつげをあまり描かないそうですが、アニメではバッチリ描いてあって、アニメから教えられたと語られていました。ユリオについては、金髪碧眼のアニメキャラ(魔動王グランゾード・ラビ、聖闘士星矢・氷河)をモデルにされたそうです。一番最初に出来たのはユリオだったそうです。

インタビュー2:「ヤコフやチャオチャオ、ヴィクトルなど、コーチ陣のキャラも強いですが、もしご自分がフィギュアスケート選手だったら、誰にコーチをお願いしたいですか?(作品内のキャラクターでお願いします。)」については、豊永さんはヴィクトル、諏訪部さんはヤコフ、内山さんはヤコフとリリアを挙げていました。

インタビュー3:「11話でクリスを迎えにきた彼は誰ですか?」については、会場からも質問に共感の声が多く聞こえてきました。久保さんの話では、スイスのスケート連盟所属で、アイスダンスの選手だったかな?というのと、名前は決めていないそうです。キャラクターデザインは久保さんのものではないそうです。

インタビュー4:「自分がやりたいフィギュアの技はありますか?」については、豊永さんはハイドロブレーディングを挙げ、実際にポーズをされましたが、滑っている時の景色に興味を持たれていました。諏訪部さんは、100回転ジャンプと冗談を言ってから、4回転半であるクアドラアクセルをやって、名前を残してみたいと話をされていました。

内山さんは技はないけど、見ててスピンが凄いと思っているそうです。遊園地の乗り物で回転するものがありますが、どうして大丈夫な人がいるんだろうかと疑問を持たれていましたが、他の方からの回答として、素質や三半規管だったり、久保さんからの話として白人はスピンをすると血液が上がってきたりすると言う話をされ、色んな要因があるのではという話になりました。

最後に、イベントについて、キャスト陣から一言感想を話され、今回のイベントはトークショーもありますが、オールナイト上映もあるので、応援上映を楽しんで下さいというコメントを残され、トークショーについては、終了しました。


<アニメ情報>
サンテレビ
毎週土曜 深夜2時00分放送
AT-X
毎週木曜22時、 毎週土曜14時、毎週水曜6時放送
<スタッフ>
原案:久保ミツロウ ×山本沙代
監督・シリーズ構成:山本沙代
ネーム(脚本原案)・キャラクター原案:久保ミツロウ
キャラクターデザイン:平松禎史
音楽:梅林太郎 松司馬拓
音楽プロデューサー:冨永恵介(PIANO)
フィギュアスケート振付:宮本賢二
アニメーション制作:MAPPA
オープニングテーマ:
「History Maker」 歌:DEAN FUJIOKA
エンディングテーマ:
「You Only Live Once」 歌:YURI!!! on ICE feat. w.hatano

<キャスト>
勝生勇利:豊永利行
ヴィクトル・ニキフォロフ:諏訪部順一
ユーリ・プリセツキー:内山昂輝
イ・スンギル:野島健児
エミル・ネコラ:日野聡
オタベック・アルティン:細谷佳正
ギオルギー・ポポーヴィッチ:羽多野 渉
クリストフ・ジャコメッティ:安元洋貴
ジ・グァンホン:本城雄太郎
ジャン・ジャック・ルロワ:宮野真守
ピチット・チュラノン:小野賢章
ミケーレ・クリスピーノ:前野智昭
南 健次郎:村瀬歩
レオ・デ・ラ・イグレシア:土岐隼一
西郡 豪:福山潤


ユーリ!!! on ICE 公式サイト:
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(C)はせつ町民会/ユーリ!!! on ICE 製作委員会