レポート:会場が歌で笑顔のColorful空間に!UCHIDA MAAYA 2nd LIVE「Smiling Spiral」2月25日ライブレポート

2017年2月25-26日、東京・原宿にある代々木第一体育館において、声優アーティストである内田真礼の2nd LIVE「Smiling Spiral」が行われました。2日間で13000人ものファンを動員したライブ。今回は、25日のライブレポートをお届けします。

今回のライブ会場は、メインステージの他に、アリーナに花道とセンターステージが設けられ、どのような形でステージが活用されるのか、期待させる内容でした。メインステージ部分については、全体は今回のライブ前に発売されたミニアルバム「Drive-in Theater」のタイトルにちなみ、映画全盛時代だったアメリカの雰囲気を彷彿とさせるセットが組まれていました。また、中央と左右に映像用のスクリーンが設置されていました。ライブ開催10分前には、『~内田真礼の「SA寄りますっ」~完全版』が会場内で上映され、会場は真剣に映像に見入っていました。

映像が終わり、会場の雰囲気を盛り上げるようなレコード時代のアメリカンなBGMが数分流れ、そしてライブがスタート。1曲目は、「Shiny drive, Moony dive」。内田さんが赤いオープンカーに乗って、舞台中央から登場し、13人のダンサーとともに、センターステージへ移動し、歌を披露します。テンポの良い曲に合わせて、ファンからの熱いコールも会場に響き、会場もペンライトで白一色に光ります。

衣装については、上は赤色でレトロなイメージの装飾を施し、下は赤と白がストライプに交じり合ったスカートを着ていました。ちなみに、今回のライブは曲の構成として、衣装によって曲調を統一しており、ここの部分では”盛り上がる曲”が選曲されていたと思います。

内田さんが「今日は一日楽しんでいきましょう!」と呼びかけ、続けて2曲目は、「クラフト スイート ハート」。曲調だけではなく、内田さんを囲むダンサーのダンスや衣装はウエスタン的なアメリカン調ですが、曲調はロックに聞かせてきます。会場の雰囲気も照明がディスコホールを感じさせ、歌声を聞いていて場や雰囲気を楽しませてくれる一曲でした。

3曲目は、「アイマイ☆シェイキーハート」。先ほどまでの二曲はセンターステージで歌っていましたが、内田さんがメインステージに移動しながら、歌を披露します。今回のライブは、とにかく内田さんが会場全体に移動してのステージであり、ファンに近い声優アーティストを感じさせてくれました。歌も優しく歌い上げますが、芯の強さを感じさせる歌声でした。

ここで、MCが入り、会場全体に手を振って、挨拶。「不思議な気分。こんな広いところでライブが出来るなんて。」と話し、「見えている景色が綺麗だからかも…。」と話していました。衣装についても、会場に出来がどうかを訪ねたら、「可愛い」の声が多く上がってきました。また、舞台セットもアメリカをイメージしたデザインや、1曲目に登場した車を見て、「私のファーストカーは赤」と話をされていました。

MCが終わると、曲が流れている間に内田さんがスタンバイをされていましたが、少し裏に隠れた際に早着替えをされ、黒を基調とした衣装にチェンジ。ここからは、”聴かせる曲”が中心になると思います。

そして、4曲目は「Resonant Heart」。しっとりと歌を歌い上げながらも、ビシッと決めるところは格好良く決める所は、普段見せない表情が見られながらも、盛り上げるところは普段と同じ一面を見せるなど、表情の変化も楽しめる一曲だったと思います。5曲目は「世界が形失くしても」。曲が始まると、会場から大きなコールが始まり、曲の雰囲気を盛り上げます。アップテンポの曲もサラリと歌い上げます。間奏の時は大きなコールが入り、会場はペンライトが白と青で分かれており、ペンライトもテンポ良く振られていました。

続けて、6曲目は「North Child」。力強い叫びで始まります。この曲では、アリーナ内をゴンドラで移動しながらの歌唱で、ファンの人も近い所では3m以内の距離で内田さんを見られたのでは無いでしょうか。会場も歌を聴きながら、ペンライトの方向は、移動している内田さんを中心に向いており、身体全体を向いて、曲に聴き入っていたと思います。

7曲目は「創傷イノセンス」。メインステージに戻り、曲のコールをすると、会場も盛り上がり、そしてペンライトが赤一色になります。内田さんの扇情的に聞こえるメロディアスな歌声に呼応するかのように、会場のペンライトも曲のリズムに合わせて動く姿は生き物のようでした。歌も、デビューした時の曲と言う事で、ファンの中では一番聞き込まれてきた曲だと思いますが、盛り上がり方に勢いがあったと思います。ここで、一度衣装チェンジで内田さんは捌け、その間にライブに参加されているダンサーの演技が披露されました。

8曲目は「Moment」。センターステージに登場し、しっとりと歌い上げます。衣装については、白いワンピースに花の刺繍があしらわれた、淡い感じの色調でした。しっとりと歌い上げながらも、気持ちがとてもこもった歌声でした。ここのパートでは、”しっとりとした曲”が中心になります。

そして、歌の途中に舞台上空から桜の花びらが降ってきて、その花びらを拾って、物思う表情をしながらの歌は、声優アーティストだから出来る表現だったかも知れません。会場も、桜を意識して、白とピンクのペンライトが光っていました。曲の最後では、会場全体に桜吹雪が起き、幻想的な雰囲気になっていました。

9曲目は、「TickTack…Bomb」。ささやくような甘い歌声で歌い上げます。詩を歌い上げる所も、声はささやくように、でも聞き取れるようにという工夫がされていた感じがします。この時は、会場に10個のバルーンが登場し、曲の空気感をバルーンが表現し、演出していたと思います。10曲目は、「5:00AM」。優しくも、しかし力強く歌い上げます。曲がしっとりした感じであり、会場もペンライトが白一色になり、ゆったりとした感じで、応援をしていました。

ここで再びMC。「この場所で歌えることが幸せ。」と内田さんは話し、「テンション高い曲が多いけど、(しっとりした曲を)こういう感じの色んな面を見せたい。」と話し、次の曲に繋がります。11曲目は、「金色の勇気」。ピアノの旋律に合わせて、語りかけるような感じで歌います。会場は金色一色に染まり、内田さんも会場の至る所を指で指し、最後に自分の胸元に手を当て、会場から伝わってくる感情を深く感じていました。途中で曲調が変わると、メロディアスに歌い上げました。曲が終わると、メインステージに和楽器が勢揃いして、演奏パフォーマンスが始まります。

そして、内田さんが再度衣装チェンジをして登場し、12曲目の「モラトリアムダンスフロア」に。ここでは、内田さんが法被を崩した雰囲気の和風ながらも尖った感じの衣装で登場し、”和風テイスト”でここから数曲は進行します。映像も今までアメリカンテイストだったのが、和風テイストに変わり、曲についても、和楽器が取り入れられていることにより、和風リミックスになっていたと思います。

13曲目は、「からっぽカプセル」。曲が始まるや、会場からは割れんばかりのコールが巻き起こりました。コールアンドレスポンスも要所で決まっており、先ほどから登場している和太鼓と曲のビートが心地よく刻まれます。会場はペンライトで白一色となり、耳でもコール、目でもペンライトの動きがリズミカルに動いていました。こちらの曲については、和風と言うよりも、重低音ミックスで、腹に音が響く内容となっていました。ここで、和楽器は撤収されました。

続いて、14曲目は、「クロスファイア」。曲名の通り、メインステージの至る所から火柱が立ち上がり、歌う内田さんと合わせて、熱く燃え上がります。そして、曲の途中で内田さんがセンターステージに移動し、サインボールをトスして貰い、会場へ打ち込んだり、ロケット砲で飛ばしていたりしました。投げ込んだ後はメインステージに戻り、再度火柱と共に燃え上がっていました。ここで、一旦MAAYA BANDによるキャラソンメドレーが始まり、会場も盛り上がります。

衣装チェンジをしてきた、内田さんが純白のドレスで登場。「ラストスパート、始めます!」と曲の前に宣言し、次の曲へ。15曲目は「Hello, 1st contact!」。アップテンポで会場の雰囲気を盛り上げます。ここのフェーズでは、”アップテンポ系”が中心でした。

立て続けに、16曲目は「ギミー!レボリューション」。先ほどまでの純白のドレスに異変が?なんと、LEDを仕込んだ衣装であり、内田さんが七色に光り輝きます。そして、会場のボルテージも最高潮に達し、コールアンドレスポンスの声もひときわ大きく聞こえました。会場も全体が揺れているのでは無いか?と思うほどでした。

17曲目は、「Smiling Spiral」。会場からも熱いコールを送り、全体で曲を盛り上げます。アップテンポで、そしてパーティーなどで盛り上がれそう。みんなで楽しめる曲という雰囲気がとても出ていたのと、イベントやラジオ、Twitterで練習が行われていたWaveも二回行われていましたが、アリーナに波が起きていました。

歌の最後に「ありがとうございました!」と内田さんが言って、会場から捌けますが、捌けてからすぐに会場内からアンコールが起きます。

少しの時間をおいて、再度内田さんがライブTシャツにショートパンツ姿で再登場、アンコール1曲目の「わたしのステージ」をしっとりと歌い上げます。会場も白一色のペンライトを握り、静かに内田さんを見つめ、聞き入っていました。MCとなり、「皆さんに感謝いっぱいです。」と話し、間髪入れずにとっておきの話があると言い、そのとっておきの話は…「5th Singleの制作決定!」が発表されました。これには、会場にいるファンも大きな声で喜んでいました。しかも、作詞・作曲が「ZAQ」さんと言う事で、内田さんも話していましたが、TVアニメ「中二病でも恋がしたい!」シリーズで縁が出来た時からの念願が叶ったそうです。

そして、会場全体との記念撮影をして、次の曲へ。

アンコール2曲目は、「高鳴りのソルフェージュ」。この曲でも、アリーナをゴンドラで一周し、会場のファンの笑顔を再度見に行きます。会場はペンライトで白一色となり、白い海に内田さんが進んでいくようにも見えました。歌に合わせて、一人一人の思いが内田さんに集まっているようでした。

ラストMCは、内田さんが、会場全体が「超笑顔」という事を喜んでいましたが、必要としてくれる人達がいる事、求めてくれる人が今回のライブで見えたそうです。一年前のライブを振り返り、バンドメンバーやスタッフなどとは一期一会と思っていたが、再度今回のライブで集まる事が出来たのが嬉しいとも話していました。

内田さんは今回のライブで、多くの幸せを持っている、幸せ者だと感じ、もっとたくさんの幸せを得たいから、一緒に付いてきてくれますか?と会場に問いかけ、会場からも大きな拍手が巻き起こっていました。

最後の曲は、ライブに参加している人、それぞれの色が見たいと言って、次の曲へ。アンコール3曲目は、「Hello, future contact!」。内田さんがお願いしていた通り、会場にはペンライトで表現出来る色全てで光っており、多くの光が咲き誇っていました。そして、各々の色が好きなように音に合わせて踊る様は、曲の雰囲気に合っていたと思います。また、Hello, future contact!では、内田さんの思う気持ちを歌詞を変えて表現していました。

最後の挨拶で、「今日は本当にありがとうございました。」と内田さんの生声が会場に響き、バンドメンバーとダンサーが退場しましたが、挨拶の後に、改めて内田さんが舞台の両脇とセンターステージでライブを見守ったファンに挨拶をし、“笑顔”でライブは終了しました。

ライブでも内田さんは明るめの曲が多いという話をされていましたが、今回のライブではしっとりと聴かせる曲も多く、内田さんの幅の広さや、パフォーマンスの質の高さは、今後声優アーティストとして業界を引っ張っていける人材であると感じました。


内田真礼5thシングル
作詞・作曲:ZAQ


<セットリスト>
M-1:Shiny drive, Moony dive
M-2:クラフト スイート ハート
M-3:アイマイ☆シェイキーハート
M-4:Resonant Heart
M-5:世界が形失くしても
M-6:North Child
M-7:創傷イノセンス
M-8:Moment
M-9:TickTack…Bomb
M-10:5:00AM
M-11:金色の勇気
M-12:モラトリアムダンスフロア
M-13:からっぽカプセル
M-14:クロスファイア
M-15:Hello, 1st contact!
M-16:ギミー!レボリューション
M-17:Smiling Spiral
EN-1:わたしのステージ
EN-2:高鳴りのソルフェージュ
EN-3:Hello, future contact!


<ミニアルバム「Drive-in Theater」商品情報>
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価格:2,500円 +税
収録内容:
1.「Shiny drive, Moony dive」
作詞・作曲:田淵智也(UNISON SQUARE GARDEN)
編曲:やしきん
2. 「モラトリアムダンスフロア」
作詞・作曲・編曲:大石昌良
3. 「Moment」
作詞・作曲・編曲:丸山真由子
4. 「5:00AM」
作詞:内田真礼、akane
作曲:mochilon
編曲:mochilon、y0c1e
5. 「クロスファイア」
作詞:山本メーコ
作曲・編曲:黒須克彦
6. 「Smiling Spiral」
作詞・作曲:田淵智也(UNISON SQUARE GARDEN)
編曲:eba
封入特典(※初回限定盤のみ):
・特典ディスク(「Shiny drive, Moony dive」「Smiling Spiral」MVほか収録)
・PHOTO BOOK


内田真礼オフィシャルHP
http://uchidamaaya.jp/