ニュース:手のひらに広がる、フィンランドデザインの世界『アルテック北欧家具ミニチュアコレクション<アルヴァ・アアルト>シリーズ』7月26日より全国のガチャマシンで順次発売!

タカラトミーアーツは、フィンランドのインテリアブランド「アルテック」とコラボレーションし、創設者の一人であるアルヴァ・アアルト氏がデザインした代表的な北欧家具をミニチュアにしたガチャ(カプセル玩具)『アルテック北欧家具ミニチュアコレクション<アルヴァ・アアルト>シリーズ』<1回400円/税込>を、2021年7月7日(水)から表参道のアルテック旗艦店ArtekTokyo Store及びフィンランド大使館にて先行発売し、7月26日(月)より全国のカプセル自販機設置店舗にて順次発売する。

1935年に創業された北欧モダンを代表するフィンランドのインテリアブランド「アルテック」。創業者の一人アルヴァ・アアルト氏は、20世紀を代表する建築家の一人として称えられています。「より良いものを毎日の暮らしに」という想いを受け継ぎ、日々の暮らしをより良く豊かにする、タイムレスなデザインの家具や照明器具、インテリアアクセサリーを提案している「アルテック」の家具が、このたび手のひらサイズのガチャになった。

アルヴァ・アアルト氏によって1933年にデザインされこれまでに数百万脚以上販売されている世界的な名作「スツール60」を始め、「アルテック」の著名な家具をタカラトミーアーツの技術でカプセルサイズにアレンジ。小さくなってもそれぞれの家具の魅力がそのまま伝わるよう、バランスを取りながら忠実にミニチュア化した。そのクオリティとデザインは、「アルテック」と「アルヴァ・アアルト財団」が監修し、正式に承認された公式製品となる。

円形の座面と3本の脚という最小要素で構成される「スツール60」では、「L-レッグ」と呼ばれる脚部の特徴や、フィンランドの白樺(バーチ)材の木目の素材感、ネジやロゴシールなどの細部まで、プラスチックを用いながらも精巧に再現しており、実際の製品と同様にスタッキングが可能となっている。

過去と現代、フィンランドと日本、時と国を越えて実現した異色のコラボレーション。フィンランドとの間を自由に行き来することが難しい今の時代に、手のひらの上でフィンランドを感じてほしいと『アルテック北欧家具ミニチュアコレクション<アルヴァ・アアルト>シリーズ』が誕生した。このガチャが日々の暮らしにささやかな楽しさを添え、フィンランドと日本の文化の懸け橋となってほしいという願いを込めている。


<「アルテック」とは>
アルテックは1935年、アルヴァ・アアルト、アイノ・アアルト、マイレ・グリクセン、ニルス=グスタフ・ハール4人の若者により「家具を販売するだけではなく、展示会や啓蒙活動によってモダニズム文化を促進すること」を目的に、ヘルシンキで設立された。今日、アルテックのコレクションは、フィンランドの巨匠たち、そしてグローバルに活躍する建築家やデザイナーによる家具や照明器具、ホームアクセサリーが揃っている。それらは一様に、機能性に基づき、詩的なまでに明快なデザインです。創業者の精神を受け継ぎ、アルテックは今日でもデザイン、アート、建築の交点に立ち、未来への道を切り開き続けている。


<アルヴァ・アアルト>
アルヴァ・アアルト(1898-1976)は、「北欧の賢人」と称されたフィンランドを代表する建築家です。自身が設計した建築に合わせた家具デザインも手掛けたアルヴァ・アアルトは、1931~32年、パイミオのサナトリウムのために開発した一連の家具が世界的な注目を集めたことで、家具デザイナーとしても高い評価を得ました。1935年、アルヴァ・アアルトは妻のアイノ・アアルトと、志を同じくする仲間とともに、自身がデザインする家具、照明器具、テキスタイルを世界的に販売することを目的にアルテックを創業。アルヴァ・アアルトの家具は、部品のスタンダード化、新しい曲げ木の技法の開発など、すべての人が暮らしに取り入れることができる、高品質で洗練されたデザインの量産を念頭に置いた先進的かつ合理的な考えに基づいている。


<商品ラインアップ>


フィンランドデザインの名作スツール60
アルヴァ・アアルトが1933年にデザインした「スツール60」。「アルテック」を象徴するデザインのひとつであり、スツールとして、サイドテーブルとして、ディスプレイ台として、あらゆる使い方ができる汎用性がある。アルヴァ・アアルト氏が開発をした、フィンランドバーチ材を直角に曲げる技術である「L-レッグ」を応用したシリーズのひとつで、現代においても豊富なカラーと仕様のバリエーションを揃えている。あらゆる環境に馴染むシンプルで普遍的なデザインは、今もなお、世界中で愛され続けている。

41アームチェアパイミオ
1932年、フィンランドのパイミオ市にある結核患者のための療養所の建築をアルヴァ・アアルトが手掛けた際にデザインされた「41アームチェアパイミオ」は、近代家具デザインの名作のひとつに数えられる傑作です。当時主流であったスチールではなく、軽量で掃除や手入れが簡単なバーチ材を使用しており、そのぬくもりが患者の心身に温かく寄り添う。

66チェア
アルヴァ・アアルトが1935年にデザインした「66チェア」は、キッチンやカフェで見かける伝統的な木製椅子の原点ともいえる、シンプルで分かりやすい構造の普遍的なダイニングチェアです。頑丈なフィンランド産のバーチ材を用いた広めの背もたれは、腰掛けると程よくしなることで快適にくつろぐことができ、その大きく穴のあいたデザインは持ち運びにも便利です。

901ティートロリー
「901ティートロリー」は、アルヴァ・アアルトとアイノ・アアルトが旅をするなかで出会った、イギリスの紅茶文化と、彼らが書籍等から感銘を受けた日本の優れた木工技術や建築から着想を得てデザインされたと言われています。フレームは、バーチ材の合板を柔らかく曲げ、さらに無垢の木のような滑らかな見た目に仕上げる「ラメラ曲げ木」という技法を用いた2つのループから構成されています。しっかりとした上下2つの棚に、車輪と持ち手を備えることで、簡単にどこへでも移動することができます。1936年にデザインされて以来、フィンランドの家庭では、いつかリビングやキッチンに取り入れたい憧れの家具のひとつとして親しまれています。


<フィンランド大使館にガチャマシン登場!>
『アルテック北欧家具ミニチュアコレクション<アルヴァ・アアルト>シリーズ』の発売を記念して、東京都港区南麻布にあるフィンランド大使館にもガチャマシン(カプセル自販機)が設置されることが決定しました。2021年7月7日(水)より大使館エントランスロビーに常設され、『アルテック北欧家具ミニチュアコレクション<アルヴァ・アアルト>シリーズ』を販売。大使館にお勤めの方々に故郷を感じていただくとともに、訪れたお客さまのお土産として、フィンランドを身近に感じてほしいと考えています。大使館にガチャマシンを設置するのは、タカラトミーアーツとしては初の試みとなる。また、7月16日(金)には発売記念のオンラインイベントをフィンランド大使館よりZOOMにて開催する予定。

イベント申し込みページ:
https://artekgacha.peatix.com


<ArtekTokyoStoreでも先行販売、さらに巡回イベントも開催予定>
『アルテック北欧家具ミニチュアコレクション<アルヴァ・アアルト>シリーズ』は、7月7日(水)より表参道のアルテック旗艦店ArtekTokyo Storeでも先行販売する。他にもアルテック取り扱い店舗や、兵庫県立美術館で開催される展覧会「アイノとアルヴァ二人のアアルト」、全国3会場を巡回する「ザ・フィンランドデザイン展」のミュージアムショップなどにもガチャマシンが設置される他、7月26日(月)から墨田区の黄金湯を皮切りに、アルテックと関りの深いさまざまな分野の会場をガチャマシンが巡回するトラベリング「ガチャ」マシンも実施。


<「ガチャ」を回してフィンランド旅行に行こう!キャンペーン開催>
商品の発売を記念して、アルテックでは、カプセル中のミニパンフレットに記載されている二次元コードからアクセスできる特設ページのアンケートに答えると、抽選で1組にフィンランド旅行が当たるキャンペーンを実施。当選者には、安心して海外に赴けるときが来たら、ご都合と希望に合わせて、アルテックがフィンランド旅行をご用意します。「スツール60」の実物や「ガチャ」コンプリートセットも10名様にご用意、お好きなプレゼントを選んで応募できます。7月7日(水)の先行発売と同時に応募を開始予定。
応募期間:2021年7月7日(水)~12月31日(金)
特設ページ:
https://artek.fi/discover/gacha


<製品概要>
商品名:『アルテック北欧家具ミニチュアコレクション<アルヴァ・アアルト>シリーズ』
希望小売価格:1回400円(税込)/全7種(うち1種がレアアイテム)
発売日:2021年7月26日(月)より順次
本体サイズ:高さ約40~65mm
対象年齢:15歳以上
取扱い場所:フィンランド大使館、ArtekTokyo Store、アルテック取扱店舗、及び全国の雑貨店、量販店等に設置されているカプセル自販機
企画:廣川淳哉氏(編集者)


©Artek
「ガチャ」は株式会社タカラトミーアーツの登録商標です。