レポート:その舞台は2.5次元を超えた!舞台「四月は君の嘘」ゲネプロ前インタビュー&舞台ミニレポート

2017年8月23日、東京・渋谷にあるAiiA 2.5 Theater Tokyoにおいて、舞台「四月は君の嘘」の舞台公開前のメディア向け公開インタビューとゲネプロが行われました。今回は、ゲネプロのレポートとメディア向けの公開インタビューをレポートさせて頂きます。編集部がゲネプロで見た舞台の感想ですが、舞台版のストーリーは原作準拠の内容となっており、ピアノとヴァイオリンの演奏もプロが生で演奏されると言う事もあって、劇場が舞台と音楽の両方が楽しめる珍しい舞台だったと思います。

漫画やアニメ、ゲーム原作の舞台が「2.5次元」と言われる事もありますが、今回の舞台については2.5次元では無く、純粋の舞台としてもクオリティが高い物であり、原作を知っていても楽しめますし、原作を知らなくても楽しめる内容となっておりますので、興味のある方は是非足を運ばれてみては如何でしょうか。

そして、ゲネプロ前のインタビューには、有馬公生役の安西慎太郎さん、宮園かをり役の松永有紗さん、澤部椿役の河内美里さん、渡亮太役の和田雅成さん、井川絵見役の山下永夏さん、相座武士役の横井翔二郎さんがインタビューに応じて頂けました。

6人がインタビュー場所に登場すると、この後にすぐゲネプロと言うこともあり、衣装の姿で登場しました。


Q1.ゲネプロを控えての気持ちと意気込みは?
安西:
非常に凄い緊張しております。稽古で本当にキャスト、スタッフ、本当に一丸となって、死の物狂いでやってきました。作品を評価するのは自分たちでは無いと思いますが、でも本当にお客様にしっかり届けられる作品が出来たんじゃないかなと思っています。今は本当に明日の本番に向けて楽しみです。
松永:
凄く緊張しているのですけど、実際に舞台に立って、AiiAのステージを見て、更に気が引き締まって、緊張も増したんですが、今まで練習した分を思いっきり出せるように全力で楽しみながら頑張りたいと思います。
河内:
いよいよ皆様にこの作品をお届けできると思うと、本当にドキドキわくわくするのですが、明日の初日を最高の物に出来るように今日のゲネも全力で頑張って行きたいと思います。
和田:
劇場に入って、音があったり、照明があったり、セットが、僕たちを後押ししてくれるものが多いです。さっき高校野球の決勝戦を見てたんですけど、本当にこの時期だからこそ、その暑さに僕たちも負けないようにこの作品作りをやってきたつもりなので、それをしっかりお届けしたいです。
山下:
一ヶ月間の稽古で、もっと良くするにはどうしたら良いか、試行錯誤しながら頑張ってきたので、今日から皆さんに自分たちがやってきたことを信じて、楽しみながら頑張りたいと思います。
横井:
稽古場でみんなで一ヶ月やってきて、かなり早い段階で、これはかなり面白い作品だと確信を得て、多分みんなも信じて突き進んできたと思います。題材がクラシックなので、とても静かな作品のイメージがあると思うのですが、その中でキャラクター達が持っている思いは、凄く熱いので皆様にお届け出来れば良いなと思います。

Q2.演者のキャラクターの印象と稽古の前と今では印象が変わったか?
安西:
この作品で、音楽で凄く傷ついた公生君が、音楽によってまた報われるというのは、すごく僕は共感できる部分が凄くあります。色んな人に出会って変化していくという、そういう役なんですけど、僕個人としても、今ここにいるキャストさん、裏に待っているキャストさん、スタッフの皆さんと出会って、色んな方に出会って、この作品、役が出来ていると感じております。公生君の印象は変わっていないのですけど、日々キャストの皆さん、スタッフの皆さんがいて下さるものが、僕が演じる公生を変化させてくれているなと感じています。そういうのを大切にしながら、本番もやっていきたいと思います。
松永:
かをりに対しての印象というのはあまり変わらないのですが、天真爛漫で周りを巻き込んでと言うのは原作を読んだりして、分かってはいました。実際に稽古をしてみて、自分がかをりになってみて、どのくらい人を巻き込むのが大変なのかとか、そういうのが凄く大変で、全力で笑うところは本当に全力で笑うし、全力で怒る所は本当に全力で怒るし、何に対しても真っ直ぐなかをりちゃんが本当に凄く全力で何事にも真っ直ぐなんだなと改めて実感しました。本番でもそれは出し切れるように全力で頑張ります。
河内:
私も椿の印象は最初と今もあまり変わらないのですが、公生とかかをりの存在が大きいなと日々の稽古でも感じていて、周りのキャストさんの影響で、椿もいろいろ変わっていく中で、ゲネ・初日の幕が開いても、どんどんどんどん椿を成長させていきたいと思います。
和田:
原作を読んでもそうなんですけど、渡は公生に凄く影響を与える人物なので、この舞台でも渡としても、和田雅成としても、公生そして、安西慎太郎という役者に影響が与えられたらと思います。
山下:
私も最初と今と印象はあまり変わっていないのですけど、井川絵見は芯がしっかりしていて、熱い思いを持っていて、ピアノに対して、公生に対して自分の思いをぶつけようと思います。
横井:
相座武士に対する印象は、最初はやっぱり見た目とのギャップに目が行ったのですが、稽古を重ねれば重ねるほど、武士の中にあるものが凄く真っ直ぐで、強さというのが彼個人の中と言うよりももっと他のものから、特に公生から貰っていて、そこから頂いたものを自分の中で燃やしてぶつけられたらなと思います。

Q3.稽古中で大変だったこと、印象に残った事はありますか?
安西:
今回、生演奏があるのですが、やっぱり生演奏が入る事によって、作品の圧が上がるのですが、それと同時にピアノをやるという役者と奏者の呼吸を合わせるとか、出来そうで実は難しいなと今回思いました。
松永:
私も音楽の事になるのですけど、バイオリンを触った事が無かったので、実際に触って、そしたら動きまでバイオリンの奏者の方と全く息を合わせるというのが、凄い難しかったのです。しかし、やって行けば行くうちにバイオリンが好きになり、合間があればバイオリンを触っていました。
河内:
私の椿はソフトボール部の強打者と言う事で、バットを振ったことがなかったので、椿がちゃんと強打者になるために稽古場で素振りの練習を野球経験者の方に教えて貰いながら練習していました。丁度、甲子園もやっていたので、バッターに目が行ってました。稽古場でも素振りをしていて、ちょっと自分の中でも楽しくなりました。
和田:
早替えが本当に多い舞台で、本当に多くて、稽古場で早替えの練習をしていたら、早替えをして出てこないといけない時に、椿が靴を逆に履いてくる事件がありました。
山下:
私は舞台が初めてなので、最初稽古に入る前は緊張していたのですが、凄く自然に素直に出来たというか、何にも出来ない自分を全部魅せられたというか、凄く素直にいれたので、本当にこの舞台に出させて貰えて幸せだなと思いました。
横井:
僕とか公生とか演奏者、かをりもですが、楽器と戦うというか、実際に生の演奏に負けない何かを得なければならないと言う事で、各々練習する所があって、そんな中で、ピアノを全くやったことと無かったのですが、先生の松村さんの教え方だったり、自分自身に向き合っていく中で、クラシックというかピアノの楽しさに初めて出会えたなと思います。好きになるってこういうことだなと。凄い良い入り口になったと思います。ピアノもこれからやっていければなと思います。

Q4.舞台を見て貰って、どういう気持ちになって欲しいですか?
安西:
僕は最初の原作の印象は、シリアスに終わるけど、でもやっぱり前向きになれる作品だと思いました。稽古を重ねるうちに、その作品の中の一人一人の人生観と自分の人生観とか、すごく重ねるようになりました。学生の話なのですが、これは世代を問わず、共感とか思い出すというか、何度も深くこの作品に入り込めるなと僕自身も思いますし、稽古をしていて、周りのスタッフさんやキャストさんの皆さんの言っている言葉を聞く事、本当にいろんな人が本当に楽しめる、感動できる作品だなと思いました。
松永:
最後は凄く悲しいですけど、でも悲しいけど、安西くんが言っていっていましたが、前向きになれるし、私も自分のかをりがタイムリミットが分かっているからこそ、生きているうちにみんなに与えられる物や、公生に与えられるものが凄いタイムリミットが分かっているからこそ、凄いあると思うので、そこは生きたかったけど、タイムリミットがあるけど、でも結末的には、見てくれた人がみんな前向きな気持ちになれる作品じゃないかと思います。
河内:
客観的に見てたりとか、椿としてみても、かをりが残していく物が凄く大きくて、終わった後にかをりが与えた影響で公生が色んな物を乗り越えたり、椿が色んな気持ちになったり、色んな人に色んな影響を与えたりしますが、みんなが一つ、一皮むけたというか、終わった時にかをりが去ったけど、でもみんながちょっと成長しているのがこの作品の良い所だなと思います。
和田:
この作品、誰も報われていないと思うんです。(原作を)読んだ時。誰も報われていない中でもみんな、次に進んでいる。(原作を)読んでいる時に、それぞれ人の人生は違うと思うんですけど、いろんな辛いことがあるんですけど、次に進むという力をこの作品は持っていると思うので、舞台を見に来た人にも僕たちはそれを思っているようにお届けできたらと思います。
山下:
結末はあるのですが、そこに行くまでの過程というか一つ一つの言葉だったり、沢山凄く感じる事や、凄く感じる事があったり、思い出す事があったり、気づくことがあるな、と思うので、本当に色んな方に見て貰いたいなと思いました。
横井:
この話自体は若い人達が漫画化になるようなお話になるのですが、常にそこにそばにある問題はとても現実的で、こういうことが自分が学生の時に考えたことがあるかなぁ…。結果、最後という物があるのですが、そこを作っているみんなの物語でもあるのかなと思っているので、そこに至るまで、一人一人の命を燃やしていての受け止め方や、乗り越え方、子どもだからと言って、軽い問題ではない。それを悲しいだけでは終わらせたくないので、見た人がもうちょっと頑張ろうかなと前に進めるようなものを届けられればなと思います。

Q5 .観劇される人へのメッセージを
安西:
有馬公生役の安西慎太郎です。本当に自分たちの気持ちも色々ありますが、来て頂くお客さんに色んな物を届けたい、伝えたい。そして、劇場を出た瞬間、見た瞬間に何か変化して頂ければ良いなと思います。その思いがお客さんに届くように頑張っていきたいと思います。
松永:
稽古の時とかも沢山の方に支えて頂いて、いっぱいやってきたので、演じる上で大切にしているものや、作品として大切にしている物を見て下さっている方の心に届けられたら良いなと思います。今回は生演奏の音楽シーンもあるので、お芝居だけでは無く、音楽の両方併せて、皆さんに伝わるものがあるように精一杯演じさせて頂きたいと思います。頑張ります。よろしくお願いします。
河内:
今回のキャストの中で音楽を全くやらないキャストというのが殆どいなくて、渡と椿くらいなんですけど、音楽をやらない人間からみた音楽というのを見て下さっている皆様に伝えられるように頑張りたいなと思ってて、舞台をあまり見ない方、音楽をあまり聞かない方、どちらにも楽しんで頂けるようにしっかり頑張っていきたいと思います。よろしくお願いします。
和田:
今回は生演奏と言うこともあって、お客様と一緒に舞台を作るのかなと個人的に思っていて、僕たちももちろん、演奏しないチームは観客席にいるわけですし、お客様も客席にいて、一緒に空間を作っていければなと思います。
山下:
見て頂いた方に何か感じて貰えたりとか考えて貰えてたりするようなものが届けられれば良いなと思います。
横井:
原作を知っている方も知らない方も、音楽を興味の無い方もめちゃくちゃ聞くよという方も、ただ一つ楽しむ心の準備だけして来て下されば、きっと素敵な事が劇場で起きると思うので、楽しみにしてきて下さい。


・日程(チケット絶賛発売中!!)
東京:2017年8月24日(木)~9月3日(日)※全14公演予定
大阪:2017年9月7日(木)~9月10日(日)※全6公演予定
公演日程により、アフターイベントが開催されます!
キャスト陣出演の「放課後座談会」そして演奏者による「ミニコンサート」を開催予定!
詳細は公式サイトをチェック!(一番最後にリンクがあります。)
・劇場
東京:AiiA 2.5Theater Tokyo (CAP:824席)
大阪:梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ (CAP:898席)
・チケット
・プレミアムシート9,800円(税込/全席指定)※特典付き・前方座席
・一般席6,800円(税込/全席指定)
※枚数制限:1申込みにつき1公演、2枚までとさせていただきます
※未就学児の入場は不可となります
○来場者特典:
特製クリアファイル

主催:エイベックス・ピクチャーズ株式会社
公式サイト:
http://kimiuso-stage.com/
詳細は公式サイトをチェック!

・出演者
有馬公生:安西慎太郎
宮園かをり:松永有紗
澤部椿:河内美里
渡亮太:和田雅成
井川絵見:山下永夏
相座武士:横井翔二郎
落合由里子:那珂村たかこ
高柳明:三上俊
柏木奈緒:五十嵐晴香
瀬戸紘子:小玉久仁子
有馬早希:田中良子

・演奏者
PIANO:松村湧太
VIOLIN:小林修子


公式サイト:
http://kimiuso-stage.com/

公式Twitter:
https://twitter.com/kimiuso_stage

©新川直司・講談社
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