公式レポート:3年ぶりの有観客開催となったAnimeJapan 2022「ポニーキャニオンブース」のステージレポートを公開!<3月27日・2日目>

2022年3月26日(土)、27日(日)に、東京ビッグサイトにて開催された世界最大級のアニメイベント『AnimeJapan 2022』のポニーキャニオンブースにて、同社が関連するアニメ・ゲーム作品のキャストや声優アーティスト、スタッフが多数登場するステージイベントが繰り広げられた。

今年のポニーキャニオンブースでは、26日(土)に「東京リベンジャーズ」「土岐隼一」「それでも歩は寄せてくる」「東京ミュウミュウにゅ~♡」「うちの師匠はしっぽがない」「PRELUDERS(プレリューダーズ)」ほか、27日(日)に「夏へのトンネル、さよならの出口」「ODDTAXI RADIO~今いい感じなんです~AnimeJapan出張版」「魔都精兵のスレイブ」「怪盗クイーンはサーカスがお好き」「転生賢者の異世界ライフ ~第二の職業を得て、世界最強になりました~ 」といったステージを展開。土岐隼一と広瀬裕也が交代でMCを担当した。

各ステージでは、作品に関するトークのほか、選んだ数字に書かれたテーマでトークする「ランダムテーマトーク」、リズムにあわせて連想ゲームを繰り広げ、作品名あるいは作品に登場するキャラクターからポニーキャニオンへと繋げる「作品からポニーキャニオンへ!繋げ連想ゲーム」を実施。ここでは作品トークを中心に各ステージの模様をダイジェストで紹介していこう。

なおこちらのステージの模様は4月3日(日)まで「ぽにきゃん-Anime PONY CANYON」YouTubeチャンネルでアーカイブをお楽しみ頂けるので、是非チェクしてほしい。


<2日目・3月27日(日)>

■夏へのトンネル、さよならの出口
今夏の公開が予定されている映画『夏へのトンネル、さよならの出口』からは、原作者の八目迷氏、監督の田口智久氏、そしてポニーキャニオンの小山プロデューサーが登壇。本作がデビュー作の八目氏からは、以前から映画化への憧れはあったが、まさかの一作目が映画化となり非常に驚いているという心境が語られた。

映画化にあたり田口監督は、カオル視点の原作よりもあんずのパートを増やすことによって、2人の成長にクローズアップする形で制作を進めているとのことで、「原作よりもボーイミーツガール感があり、没入感がすごい映画になりそう」と八目氏。脚本・絵コンテ・演出も担当することになり、思ったよりも作業分担が増えたと苦笑いを浮かべる田口監督だが、それによって練度を高めることができたと自信も覗かせた。

遠野カオル役の鈴鹿央士、花城あんず役の飯豊まりえという話題のキャスティングは、実存感のある演技を求めた結果とのことで、八目氏も「映画の雰囲気にあっている」と太鼓判。最後に「原作者として恵まれた映画になると予感している」と、あらためて公開に向けての期待を熱く語った。


■ODDTAXI RADIO~今いい感じなんです~AnimeJapan出張版
TVアニメ『オッドタクシー』のWEBラジオとして配信されているた『ODDTAXI RADIO~今いい感じなんです~』。そのAnimeJapan出張版として行われたステージでは、MCを務めるP.I.C.S.平賀プロデューサーとポニーキャニオン伊藤プロデューサーが、ゲストに剛力役の木村良平を招き、4月1日の公開が予定されている『映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ』の魅力を紹介。

さらに、AnimeJapan 2022の公式アンバサダーである西川貴教が、昨年に続いての参戦をはたし、トークに花を添えた。映画の収録は「同窓会みたいで楽しかった」という木村だが、もっと総集編のような内容になると思っていたら、予想以上にちゃんと作られていたと驚きの声を上げた。

平賀プロデューサーによると、映画はTVシリーズとは視点を変えた構成で、TVシリーズを見た人には答え合わせのような内容になっているが、初見の人でも楽しめると強くアピール。最後に伊藤プロデューサーは「エンドロールの最後まで見てほしい」、木村は「作っていて楽しい作品だったので、ぜひ皆さんもご覧になってください」とのメッセージをが贈り、ステージを締めくくった。


■魔都精兵のスレイブ
TVアニメ化が決まっている『魔都精兵のスレイブ』からは、和倉優希役の広瀬裕也と羽前京香役の鬼頭明里が登壇し、作品概要と登場キャラクターを紹介。女性が桃を食べると様々な能力(異能)がもたらされるという世界観における2人の関係性についてのトークでは、広瀬が「番組における重要な要素」という“ご褒美”の話題に。能力の対価として発生するご褒美の詳細は放送を待ちたいところだ。

ステージでは初解禁情報として六番組のキャストを発表。出雲天花役を内田真礼、東八千穂役を稗田寧々、若狭サハラ役を上田麗奈がそれぞれ担当する。すでにアフレコも始まっているということだが、男性は自分ひとりのことが多く、「なかなかドキドキする現場」という広瀬だが、鬼頭に「毎週楽しそう」とツッコまれると、「楽しくはあります!」と開き直る一幕も。タカヒロ氏が原作ということもあり、バトルシーンもふんだんで迫力満点という本作。「バトルあり、お色気あり、感動ありの色々な要素が詰まった素敵な作品」(鬼頭)の今後の続報にも注目しておきたい。


■怪盗クイーンはサーカスがお好き
2022年6月17日(金)の公開が予定されている劇場アニメOVA『怪盗クイーンはサーカスがお好き』からは、クイーン役の大和悠河が登壇した。さらにMCの広瀬裕也も、本作で西遠寺考太郎役として出演が決定しており、二人で作品についてのトークを繰り広げた。

声の仕事は本作が初めてという大和。オファーがあったとき、何かの間違いだと思ったが、原作を読んでクイーンの大ファンになり、早く声を入れてみたいと思うようになったという。

しかし、収録日が決まると、胃が痛くなり、舞台に出るよりも緊張したと当時の心境を打ち明けた。ただし、アフレコ自体は非常にスムーズだったとのことで、性別不詳のクイーンを演じるにあたり、宝塚歌劇団での男役の経験が役に立ったと分析。かつて“男役の美学”を追求してきただけに、クイーンの“怪盗の美学”がよく分かるという大和は、演じるごとに、クイーンという愛すべきキャラクターにますます引き込まれていったとあらためて振り返った。

また、本作の注目ポイントとして、飛行船の中で、ジョーカーやRDと会話をしているシーンでの掛け合いの空気感を挙げ、特にクイーンがジョーカーに変なことわざを教える場面は、声を出して笑うくらいに面白いとアピールした。


■転生賢者の異世界ライフ ~第二の職業を得て、世界最強になりました~
2022年7月からの放送開始が予定されているTVアニメ『転生賢者の異世界ライフ~第二の職業を得て、世界最強になりました~』からは、ユージ役の小林千晃、スラハッパ役の久遠エリサ、ペケスラ役の花井美春が登壇。さらに、AnimeJapan 2022の公式アンバサダーである西川貴教が参加し、キャスト陣が西川にプレゼンする形式で、作品の魅力が紹介された。

キャラクター紹介において、ユージの「ブラック企業の社畜」というワードに西川が強く反応し、思わぬ方向に脱線したり、スライムたちを紹介する際に、「スライムのおかげでユージが最強に」と主張する久遠に対して小林が「スライムはいたら便利くらいの存在」と真っ向から否定する一幕があったり、終始笑いの絶えない、チームワークの良さが垣間見えるプレゼンが繰り広げられた。

なお、スライムを演じるキャスト6名で結成された「スラちゃんず△」は、スラちゅーぶ(YouTube)、いんスラぐらむ(Instagram)、スラとっく(TikTok)などのSNSを駆使した広報活動を行っており、再生数といいね数によるご褒美企画が展開中となっているので、こちらもアニメの続報とあわせて注目しておきたい。


<YouTube LIVE アーカイブ視聴>
〇3月26日(土)

https://youtu.be/–TLwgJHPYo

〇3月27日(日)

https://youtu.be/IqANfz55s5g


ポニーキャニオンAJステージ特設サイト:
https://special.canime.jp/anime-japan/2022/

AnimeJapan 2022公式サイト:
https://www.anime-japan.jp/


【ステージ出演関連作品・アーティスト 公式HP】※出演順
東京リベンジャーズ:
https://tokyo-revengers-anime.com/

土岐隼一:
https://tokishunichi.com/

それでも歩むは寄せてくる:
https://soreayu.com/

東京ミュウミュウ にゅ~♡:
https://tokyo-mew-mew.com/

うちの師匠はしっぽがない:
https://shippona-anime.com/

PRELUDERS:
https://preluders.jp/

夏へのトンネル、さよならの出口:
https://natsuton.com/

オッドタクシー:
https://oddtaxi.jp/

魔都精兵のスレイブ:
https://mabotai.jp/

怪盗クイーンはサーカスがお好き:
https://miragequeen.jp/

転生賢者の異世界ライフ ~第二の職業を得て、世界最強になりました~:
https://tenseikenja.com/


©和久井健・講談社/アニメ「東京リベンジャーズ」製作委員会
©山本崇一朗・講談社/「それでも歩は寄せてくる」製作委員会
©征海美亜・吉田玲子・講談社/「東京ミュウミュウにゅ~」製作委員会
©TNSK・講談社/春来亭活動写真部
©PRELUDERS
©2022 八目迷・小学館/映画『夏へのトンネル、さよならの出口』製作委員会
© P.I.C.S. / 映画小戸川交通パートナーズ
©タカヒロ・竹村洋平/集英社・魔防隊広報部
© はやみねかおる・K2商会・講談社/「怪盗クイーン」製作委員会
© 進行諸島・SBクリエイティブ/転生賢者の製作委員会