レポート:気付いた時には中毒的な作品!「フリクリ プログレ」初日舞台挨拶イベントレポート

2018年9月28日、東京・日比谷にあるTOHOシネマズ 日比谷において、劇場版「フリクリ プログレ」初日舞台挨拶が行われました。今回の舞台挨拶では、雲雀弄ヒドミ役の水瀬いのりさん、井出交役の福山潤さん、雲雀弄ヒナエ役の井上喜久子さんが登壇されました。

劇場版「フリクリ プログレ」の上映後と言う事で、会場も見終わった余韻に包まれた形で、初日舞台挨拶が行われました。

最初に「フリクリ プログレについて」を聞かれ、水瀬さんはアフレコについては「フリクリ プログレ」は半年以上前に収録したそうですが、通常の劇場版の収録に見られる一日で録り終わった訳では無く、通常のアニメと同じような収録で、劇場版を意識しないでアフレコに挑めたそうです。

福山さんは水瀬さんと同じ意見だと踏まえた上で、収録は「ただただ楽しかった。」と話されていました。そして、「フリグリ プログレ」についても、テレビシリーズで言えば6本の短編から構成されていましたが、OVAを彷彿とさせられたそうです。井出の立ち位置としては、「パニックムービー」と話し、水瀬さんと井上さんからも共感されていました。

井上さんは、ヒナエはヒドミが大好きと言う事と、「気持ちは料理のパセリ」」という意識だったそうですが、「フリクリ プログレ」と言う作品に参加出来て楽しかったそうです。

次に「自身の演じたキャラクターについて」の話は、水瀬さんはヒドミについての女子らしい一面や可憐さについて「謎めいた神秘的な一面」を持っていると話されていました。水瀬さんについては、水瀬さんのデビューが14歳の時で、水瀬さんが自分の18歳の時では、年齢が20代女性のような感じだったので、自身の大人っぽい所が「ヒドミと似ていたのでは?」と感じされていたそうです。

福山さんは井出については、キャラクターを見た時に「バイタリティに溢れる感じ」だとは思っていなかったそうですが、実際の「超人染みた生命力は凄い!」と話していました。

井上さんはヒナエが「普通のキャラクター」とサラッと流していましたが、水瀬さんと福山さんから「普通では無い!」と総ツッコミを受ける場面もありました。

主役であるハルハ・ラハルのキャラクターについての話は、井上さんは思わず「え…。」と絶句されるキャラクターだったと言うことと、水瀬さんも分裂した所は「(ラハルの)気持ちが具現化していた」と表現していました。

続いて、「印象的なシーン・セリフ」については、水瀬さんは適性検査のシーンを挙げ、いけないものを聞いている気持ちだったそうです。また、セリフについて、ヒドミと井出のお互いのミスリードの部分が「フリクリらしさ」だと話していました。

福山さんは水瀬さんの適性検査のシーンを男性キャラは「凄い!」と言っていただけだと話し、監督に聞いてみたいところとして、アイパッチのジャンプシーンのネタの部分が好きだと話していました。

井上さんは「見どころ満載で悩む。」と言いつつ、敢えて挙げると先生の授業の所を挙げ、収録スタジオで生で聞いていても溜まらなかったと言い、他のシーンではヒドミの「溢れちゃう!」と言う所の井出の頭から何かが出たところを挙げていました。

そして福山さんは林原さんの「ラハルの授業の所」でのラハルがスローで話す所は、機械的ではなく、林原さん自身が生で演じたものであり、また林原さんのアドリブだったと言うことで、3人とも「林原さんが凄い!」と絶賛されていました。

最後の質問として「フリクリを一言で伝えるとなると?」という質問については、井上さんは「青春は爆発だ!」、福山さんは「複雑じゃ無い真っ直ぐなラブストーリー」、水瀬さんは「一言では言えないので劇場へ!」と挙げ、3人のキャッチコピーに会場からも暖かい拍手が起きていました。

最後のコメントとして、井上さんは「この作品が本当に大好きです。友達、親戚、ご近所さんを誘って是非見て下さい。」、福山さんは「色んなものを空っぽにして、純粋に楽しめる作品です。」、水瀬さんは「色んなキャラクターが劇場を駆け回る作品です。気付いた時には中毒的な作品だと思います。」とコメントされ、初日舞台挨拶が終了しました。


劇場版「フリクリ プログレ」9 月28 日(金)より公開中

公式HP:
https://flcl-anime.com

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