レポート:兒玉「今までで一番大好きな映画!」映画「渚に咲く花」公開記念舞台挨拶レポート

2022年11月12日、東京・池袋にある池袋シネマ・ロサにおいて、「渚に咲く花」公開記念舞台挨拶が行われました。今回の舞台挨拶では、兒玉遥さん、金子さやかさん、松田圭太監督が登壇されました。

キャスト陣・監督が登壇すると、会場からは温かい拍手で迎えられました。今回は、上映後ということで、ネタバレ有りで行われました。

最初のトークパートでは、役にちなんで、料理の腕について尋ねられると兒玉さんは「普通にできなくて、レシピ通りに作ってみたら、ハンバーグがそぼろになっちゃった。」というエピソードを披露し、自分自身には料理センスは無いのではないかと話し、約10年ぶりの映画出演について、金子さんは「チーム松田のメンバーが和気あいあいで雰囲気が良く、お芝居に集中してやることが出来ました。」と二人とも心がホッとするようなエピソードを披露されていました。

松田監督は移住されたいすみ市を舞台とした映画については、「彩花と渚には自分の気持ちを代弁して演じて貰った。」と話していました。

兒玉さんと金子さんは今回が初共演でしたが、共演してみての印象では兒玉さんは「金子さんがお姉さんになってほしいくらい、包容力があって、優しい女性だったので、私も映画の中でも演じやすかった。」と話し、撮影日を重ねるごとにどんどん仲良くなったと話していました。

金子さんは「本物だ!と思うくらい、破壊力が半端ない。」と話し、「可愛い方だなと思ったけど、生で見た迫力というか、お芝居の世界を演じるにあたっても、厳しい世界を生きてきた中で、お芝居もしっかりキャッチボールをして、演じることが出来ました。」と話していました。

金子さんの演じるシーンから始まる、海のシーンですが、海に持って行きたいものについては、兒玉さんは「ハイボールと柿ピー」、金子さんは「ビールとレモンサワー」と二人ともお酒を持っていく話をされ、監督からも突っ込みがありつつも、笑顔がこぼれていました。

「田舎で暮らすなら海派?山派?」では、兒玉さんは海を選び、「家からちょっと歩いたら海が見えるのに憧れていて、波の音を感じられると、心が和らぐのではないか。」と話していました。金子さんは「水泳が得意なので、海かな。」と思いきや、「最近のキャンプにもはまっていて、山派かな?」と話し、欲を言えば、「海があって山があるところが良いな。」とどちらかは選べないと話していました。

「飲食店をするとしたら、どういう店が良いか?」では、兒玉さんはスナックを挙げ、料理が作れないからと話していました。金子さんはとある美人女優のように唐揚げとハイボールを出す店が有ったらいいなと話していました。

最後に一言コメントとして、松田監督は「今日、来ているお客さんがインディペンデント映画を支えてくれていると思います。」。金子さんは「素敵な作品に出来上がっているので、少しでも感じ取っていただけたり、思ってくださった方は、ご家族友人に広めて頂ければと思います。」、兒玉さんは「この作品は都会で頑張り夢を追う彩花と、田舎でのんびり過ごす渚の、見た人すべてに少しでも共感できる情感だったり、言葉が溢れていると思うので、自分の心に置き換えてみると楽しいのではないかと思います。本当に映像が綺麗で、今までで一番大好きな映画で、こういう作品に残せて本当に幸せだなと覆います。」。とコメントされ、舞台挨拶が終了しました。


(C) 2021「渚に咲く花」