Voice Media Select(2021年1月2日)

声優情報メディアの「Voice Media」が取材や調査などで知った注目の声優をピックアップし、紹介するコーナー「Voice Media Select」です。今回で第3回です。

今回は、現時点でもブレイクしてきていますが、改めて紹介したい声優と、今までと同じように、今後伸びそうな声優を紹介させて頂きます。

改めて紹介したい声優は男性声優で1名、女性声優で3名です。


梶原岳人さん(東京俳優生活協同組合)
梶原さんというと、現時点(2020年末現在)でも、主役級キャストが3作品と26歳の若さでは異例の抜擢数だと思います。また、2020年からは声優アーティストとしてもデビューし、声優としても、アーティストとしても、今一番注目できる男性声優だと思います。

鬼頭明里さん(プロ・フィット)
鬼頭さんと言えば、去年は多くの作品で主演やメインキャストに名前を連ねており、現在ブレイクしている女性声優として挙げるのに一番ふさわしいと思います。よく、女性声優業界での世代の表現で、その時とてもブレイクしていた人で表現し、釘宮理恵さんの時代、花澤香菜さんの時代と言われる事がありますが、鬼頭さんについてもその時代の代名詞になる可能性を秘めていると思います。2019年から声優アーテイストとしてデビューし、多方面で期待の人材だと思います。

宮本侑芽さん(劇団ひまわり)
宮本さんは、子役から芸能活動をしており、小さい頃からもアニメに限らず、吹き替えで声優として活動をしていたこともあり、声優としての芸歴は15年とキャリアが豊富なのも特徴だと思います。宮本さんの声優としての演技は、生っぽい演技が出来るのが特徴だと思います。よく、スタジオジブリが声優を起用しない理由として、声優っぽい演技を嫌って俳優を起用するという話もありますが、宮本さんも俳優の出す生っぽい演技も癖無くこなせるのは強みではないでしょうか。

ファイルーズあいさん(プロ・フィット)
ファイルーズさんの強みと言えば、女性声優の中でも抜きん出た声量だと言えます。ファイルーズさんを超す女性声優で肺活量の持ち主はなかなかいないと思います。最近の女性声優は声の線が細い人が多い中で、大きな声が出せるのは、強みだと思います。(少年役などにも向いていると思います。)現時点ではまだライブパフォーマンスは苦手の様子ですが、持っている声量とライブパフォーマンスが出来るようになれば、声優アーティストとしての活躍も期待できるのではないでしょうか。


そして、今後伸びそうな声優は女性声優から1名紹介させて頂きます。

若山詩音さん(劇団ひまわり)
2021年に伸びる女性声優だと思います。現時点でも2019年の作品で「空の青さを知る人よ」で主役、2021年では「SSSS.DYNAZENON」、「さよなら私のクラマー」でメインキャストを務めるなど、今後期待出来る方だと思います。


注目の声優を挙げてみましたが、気になる点としては、女性声優に関しては、「プロ・フィット」と「劇団ひまわり」で固まっています。プロ・フィットについては、声優事務所として有名なので、実力のある声優が育っているという事も出来ますが、劇団ひまわりについては、声優養成所ではなく、俳優養成所という側面を持ち、子役を目指していたが、一つの方向性として、声優を目指したという感じの人が多いのかもしれません。

2021年の声優の傾向としては、女性声優については、声優事務所よりも、芸能系の事務所から活躍していく人が更に増えていくかも知れません。男性声優については、声優事務所所属の方も多いと思いますが、第一線で活躍している方は事務所から独立している方も多く、実績ある方が独立していく可能性もあると思います。若手の方については、しばらくは事務所所属の方が多いのではないでしょうか。