2017年7月1日、東京・お台場にあるユナイテッド・シネマ アクアシティお台場において、夏アニメ「妖怪アパートの幽雅な日常」の先行上映会がありました。今回はこちらのイベントで行われたキャストトークショーのレポートをします。キャストトークショーには、稲葉夕士役の阿部敦さん、骨董屋役の速水奨さん、シロ役の田村睦心さん、OPテーマを歌うロザリーナさん、監督の橋本みつおさんが登壇されました。最初にMCも兼務する田村さんが会場後方から登場し、続いて阿部さん、速水さん、ロザリーナさん、橋本さんが登場しました。
妖怪アパートの話をイベントでキャストがするのは今回が初めてということで、阿部さんも「作品を客観的に見るのも気恥ずかしい。」とコメントすると、速水さんも「今回(1話)は出番がなかったけど…。」とコメントされていました。阿部さんが言うには、妖怪アパートの雰囲気については、1話とそれ以外の放送では雰囲気が違うそうです。
一つ目のテーマとしては、『ずばり!妖怪アパートの幽雅な日常」って一言で言う、どんな作品!?』と言うことで、料理や飲み物のシーンが魅力的と言うことや、ガヤの声も七色で演じ分けているキャストもいるそうです。作品については、コメディ要素もあるけど、深い話も多くて、ためになる作品ではないかと話していました。妖怪アパートの物件は曰く付きの物件の話と言うことで、速水さんが「聞こえちゃいけない声が聞こえたことがある。」という話には、会場も驚いていました。収録スタジオも曰く話が良くあるそうで、話が盛り上がっていました。
アニメ化するにあたって、意識していることについては、橋本監督からの話として、原作に忠実に、意識して作っているそうです。次のトークテーマは、「キャラクター紹介」と言うことで、阿部さんが演じる稲葉夕士については、5年前の最初のドラマCDではヤンキー気質のある設定で、作品で見えないのはアパートの人たちが年上という事であまり面が見えてないという話でした。速水さんが演じる骨董屋については、暑さ寒さに関わらず衣装が替わらないそうです。骨董屋の設定はアニメが進むにつれて、分かってくるそうなので、楽しみにして欲しいと思います。田村さんが演じるシロについては、人間の言葉を話す予定はないそうですが、田村さんは実際に暮らしている犬を演技の参考にしているそうです。アニメ時のディレクションは特にされないそうですが、監督からは全力で演じて欲しいという事でした。
各キャストの好きなキャラクターについては、阿部さんについては三匹の鳥で、鳥の裏話として、森川さん、子安さん、杉田さんが演じており、なかなか見られないキャスティングだと話していました。速水さんは佐藤さんが好きという話をされていました。ロザリーナさんは千秋先生を選んでいました。
次のトークテーマは「主題歌」と言うことで、OPのロザリーナさんの話で、監督と話した際に曲のテンポが速い曲に決まったけど、ロザリーナさんはテンポが速い曲を作るのが苦手だったそうで、色々考えながら作られたそうです。EDについては、阿部さんと中村さんの曲と言うことで、田村さんは同じ人と思ってしまうぐらい似ていたそうです。曲調が結構早めだったと言うことで、阿部さんも収録時に気をつけた部分だったそうです。
アニメのおすすめポイントの話は、速水さんは「声優の演技が怪しい。」という話で、男性キャストのラスボスっぽい所が見所という話をされていました。ロザリーナさんは、参考にするために漫画を読んだら、全部読み切ってしまったと言うくらい面白い作品と言うことを言っていました。監督は、縁に注目して欲しいと話していました。最後に挨拶として、阿部さんは「ドラマCDとキャストが変わらなかったことが嬉しい。」と話しイベントが終了しました。