公式レポート:映画「あした世界が終わるとしても」1月20日開催完成披露上映会オフィシャルレポート到着!&公開直前PV解禁!

1月25日(金)より公開の劇場長編アニメーション『あした世界が終わるとしても』の物語の舞台となっている東京・新宿の新宿ピカデリーにて1月20日(日)に完成披露上映会を開催。高校三年生の主人公・真役の梶裕貴、真の幼馴染でヒロイン・琴莉役の内田真礼、「もうひとつの日本」で琴莉と相対するコトコ役の千本木彩花、そして櫻木優平監督が上映前の舞台挨拶に登壇した。

発売開始5分でチケットがソールドアウトしただけあって、会場には熱いファンが詰めかけており、声優陣が姿を見せると劇場は大歓声に包まれた。

本作誕生のきっかけとなったHulu配信のアニメ『ソウタイセカイ』に続いて真を演じた梶さんは「『ソウタイセカイ』から約2年、また新作としてこうやってみなさまにお届けできるのが嬉しい」と笑顔で挨拶。完成した作品について「僕が収録に参加したタイミングで、ほとんど画が完成しているようなクオリティの印象でしたが、出来上がったものを見たらもっともっとクオリティが上がっていて驚きました」と明かし「青春群像劇とSFのバトル要素の両面を楽しめると思います」と見どころを語った。

真に想いを寄せる琴莉を演じた内田さんにとっても、収録時点でキャラクターの細かい表情まで画が出来上がっていたのは、演じる上でも非常に大きかったよう。「収録のときに、台本に書いてあるト書き、この時の表情が何を表しているかが、キャラクターの顔にも表れていて、演じやすかったです。琴莉が真のことを好きなのが細かく描かれていて嬉しかったし、みなさんにも琴莉の気持ちが届くんじゃないかと思いました」と笑顔を見せる。

千本木さんは「画ももちろんですが、とにかく音がよくて、音に持って行かれた感じがしました。お2人(梶さん、内田さん) のお芝居も本当に素晴らしくて鳥肌が立ちました!音も良くてお芝居もすごくて画も素晴らしかったので、これは劇場で見るべき、五感で感じられる作品だなと思いました」と興奮気味に完成度の高さを強調した。

梶さんはアフレコ収録に関して「監督が自ら音響監督も務められているので、細かい演出もしていただけました」と述懐。その場で声優陣からアドリブや提案をすることも多かったそうで、櫻木監督は「CGで作っていて、演じていただいた後で修正ができるので『アドリブも思い切りやってください』と伝えました」と手応えを明かす。「声に引っ張ってもらおうという思いが最初からあったので」と声優陣とのセッションの中でクリエイティブを高めることができたと振り返ったが、梶さんも「僕らも青春群像劇の繊細さとバトルパートのアニメならではの派手な演出を楽しみながら表現させていただきました」と充実した表情を見せた。

この日は、ちょうど大学入試のセンター試験2日目ということもあり、作品にちなんで各人の高校時代を尋ねると、梶さんは「僕は、声優になりたいと思って養成所通いつつ、演劇部に所属して、声優になることだけを考えていました。体育祭や文化祭も楽しんで充実した高校生活でした」と振り返る。そんな梶さんを内田さんは「高校生の頃から主人公っぽい感じだったんですか(笑)?」とイジり、梶さんは「別に主人公っぽく生きようとしてないですが…」と苦笑い。

そんな内田さんは「バイトして、ゲームして、ゲームショーとかに行ってました」と語ったが、梶さんからお返しとばかり「ゲームキャラっぽかったんですか?」とイジられ、会場は笑いに包まれる。そして「吹奏楽部に3年間、ひたすら打ち込んでました」という千本木さんは「私はいたって“村人A”のような感じで…(笑)」と自虐的に語り、再び会場は笑いに包まれていた。

また「あした世界が終わるなら何をするか?」という質問に梶さんは「この作品を見ると日常のありがたみを感じるので、できれば普段通りにゆったりまったりと大事な人たちと過ごしたい」としみじみ。

櫻木監督は「人と会わずに車で人のいないところに行って『なんてちっぽけな生き物なんだ』と…」と語ったが、これに千本木さんが「確かに(人間は)ちっぽけですよね…」と同意。しかし、梶さんは千本木さんが監督を「ちっぽけ」と評したと“誤解”し「おいおい、どうなってるんだ(笑)!」と冗談ながらに怒った素振りをみせた。「キミの事務所の後輩は…」と内田さんにまで苦言を呈し、会場は笑いに包まれた。

最後に梶さんは「この『あした世界が終わるとしても』に続く言葉、メッセージが何かを考えたくなる話だと思いますし、考えながらご覧いただけたら」と呼びかけ、大盛況の中で舞台挨拶は幕を閉じた。

『あした世界が終わるとしても』は1月25日(金)より公開。


開催日:1月20日(日)舞台挨拶:16:00~16:30
会場:新宿ピカデリー(東京都新宿区新宿3丁目15−15)
ゲスト:梶裕貴(狭間 真役)、内田真礼(泉 琴莉役)、千本木彩花(コトコ役)、櫻木優平監督


<公開直前PV解禁!>
最新の公開直前PVでは、主人公・真の揺れ動く心や新宿でのアクションバトルシーンを含み本作のストーリーに沿った新規映像を含むPVとなっている。より一層本作の公開へ向けての期待が高まる内容だ。


<作品情報>
タイトル:あした世界が終わるとしても
公開日:2019年1月25日(金)

原作:クラフター
監督・脚本:櫻木優平
制作:クラフタースタジオ
製作:『あした世界が終わるとしても』製作委員会
配給:松竹メディア事業部


公式HP:
https://ashitasekaiga.jp

公式Twitter:
https://twitter.com/ashitasekaiga

©あした世界が終わるとしても

公式レポート:ライブイベント「22/7 定期公演 “ナナニジライブ” #1」イベントレポート

2019 年1 月22 日(火)、秋元康氏がアニプレックス、ソニー・ミュージックレコーズとタッグを組み、総合プロデュースするデジタル声優アイドル、22/7(ナナブンノニジュウニ)「22/7 定期公演 “ナナニジライブ” #1」が、マウントレーニアホール渋谷で開催された。

後ろ姿からひとりずつ振り向いていく振り付けが印象的な「不確かな青春」から、22/7初の定期公演“ナナニジライブ”が幕を開けた。胸をキュンとさせる楽曲を歌い切ったあと、天城サリーが「私たちの定期公演にこんなにいっぱいの方々に集まっていただき、本当に嬉しいです。ありがとうございます!」と挨拶をすると、11 人のメンバーがひとりずつ自己紹介をしていく。

このライブで新衣装がお披露目になったということで、花川芽衣がクルッと回って衣装を紹介すると、衣装のかわいさやこだわりについて、白沢かなえが熱弁するシーンも。さらに、定期公演が始まったことに対する喜びや、定期公演はリアルライブなので、キャラクターに負けない個性でファンを楽しませる!という意気込みを語り、再びライブへ。

今度は8人になり、「人格崩壊」「絶望の花」「理解者」と3曲続けて歌っていく。曲の雰囲気に合わせたシリアスな表情と、指先の動きに至るまで考え抜かれたダンスの表現が素晴らしい。かなり久しぶりの歌唱となった「人格崩壊」、一糸乱れぬダンスで魅せてくれた「絶望の花」、そして「理解者」は、徐々に激しくなっていく表現とダンスのドラマ性がカッコ良かった。

3人が合流して11人になってのMCでは、バラエティ番組『22/7 計算中』で人気を博した「第1 回22/7東西歌合戦」の話題に。関東圏で“#22/7 計算中”がツイッターのトレンド入りをしたと語り喜び合うと、その企画で乃木坂46の「制服のマネキン」を歌ったとき、モーションキャプチャーでは表現できないはずの指の細かい動きが、放送ではちゃんと表現されていたそうで、番組スタッフの努力とこだわりに感動したという裏話を宮瀬玲奈が披露。ちなみにこの「第1 回22/7 東西歌合戦」は、1 月26 日(土)23:30 より『22/7 OFFICIAL YouTube CHANNEL』にて配信されるそうなので、見逃した方はぜひ確認してほしい。

「この曲を歌うたびに、これまでの出来事すべてが私を作っているんだと実感します」と宮瀬が言って始まったのは「やさしい記憶」。歌詞の意味も考えて、時に悲痛な表情で歌うなど、体全体で歌を表現。切ないポップチューンの「叫ぶしかない青春」は、旋律と歌の掛け合いが美しかった。そして本編のラストは「韋駄天娘」と「未来があるから」。メンバーも汗だくになりながら力強くダンスを踊り歌うと、会場のファンも最高の熱さで応え、この日一番の盛り上がりでライブを締めくくる。

アンコールでは、グッズTシャツやパーカーを着て登場。「循環バス」ではメンバーが優しい表情と笑顔で歌を届ける。そして、会場に集まってくれたファンへ、グッズの撮影用に2019年の目標を書いた書き初めをプレゼントするという抽選会を実施。ファンを喜ばせると、最後にもう一度みんなでアガれる曲「韋駄天娘」を歌って、記念すべき定期公演の第一回目を終えた。

なおこの日は、次回2月25日(月)の“ナナニジライブ #2”から、ソロコーナーがスタートすることも発表された。そのトップバッターを務めるのが武田愛奈。全員でのライブの他に、どんな個性溢れるステージを見せてくれるのか今から楽しみだ。


「22/7 定期公演 “ナナニジライブ” #1」
M1「不確かな青春」
MC
M2「人格崩壊」
M3「絶望の花」
M4「理解者」
MC
M5「やさしい記憶」
M6「叫ぶしかない青春」
MC
M7「韋駄天娘」
M8「未来があるから」
EN1「循環バス」
MC
EN2「韋駄天娘」


22/7 定期公演 “ナナニジライブ” #2
日程:2月25日(月)
時間:開場18:30/開演19:00
会場:Mt.RAINIER HALL SIHBUYA PLEASURE PLEASURE
※22/7 無料メールマガジン会員先行受付中!
https://www.nanabunnonijyuuni.com/news/archive/?503120


公式ホームページ:
http://www.nanabunnonijyuuni.com/

公式Twitter:
https://twitter.com/227_staff

(C)22/7 PROJECT

公式レポート:「A.I.C.O. Incarnation」Blu-ray Box 発売記念メインキャストによる舞台挨拶付き上映会レポートが到着!

今回の上映会は、「A.I.C.O. Incarnation」の第1話~第6話を上映。上映終了後、観客の盛大な拍手のなか、主人公である橘 アイコ役の白石晴香さん、神崎雄哉役の小林裕介さんと、芹遙香役の名塚佳織さん、三沢楓役のM・A・Oさん、村田和也監督が登場し、舞台挨拶が行なわれた。

話題は、約2年前に行われたアフレコについて。時間が経っても記憶に残っているエピソードが多かったようで、キャストの面々は和気あいあいと思い出や収録時の裏話を語った。収録では毎回手が震えるほど緊張していたという白石さん。そんな中、アフレコ時に小林さん、M・A・Oさんとネコのお絵描き対決をしたエピソードを披露。 「ただひとり、手足を描いたから」という理由で、M・A・Oさんが勝利となったそうだ(小林さんは「どんぐりの背比べで、勝負は引き分け」と主張)。

小林さんは、“ダイバー”や“エリア”など、アクセントが平坦になる本作の独特なイントネーションが印象的だと語った。名塚さんは、アフレコ時に子安武人さん(伊佐津恭介役)や大川透さん(黒瀬 進役)と席が近かったそう。演じたキャラクターに含みがあるセリフが多かったので、いい人を演じれば演じるほど裏があると怪しまれるのではないかと皆で話していたそうだ。

M・A・Oさんは、切り込み隊長的な存在でストレートな性格の楓を演じられて、楽しかったとのこと。なお、作中で楓のバディ(相棒)だった遙香役の名塚さんは、楓と、楓を演じたM・A・Oさんがとても可愛かったので、楓については相棒というより娘のように感じていたそう。

最後に、同じく新宿ピカデリーで1月20日に行なわれる第2回目の上映会に向け、小林さんが観客に本作の掛け声と合いの手を伝授。雄哉の印象的なセリフ「さあ、始めようか」を口にしたら、「ウィルコー!」(“了解”を意味する作中のセリフ。“I will comply”の略)と返してほしいと呼びかけた。その場でも練習と称して、かけ声を実際にやってみることに。会場の息の合ったレスポンスにとても満足そうな小林さんが印象的だった。

終始笑顔が絶えない和やかな雰囲気のまま、最後に登壇者全員から観客に向けてメッセージを伝え、上映会イベントは終了した。


<登壇者全員からのメッセージ>

白石晴香(橘アイコ役):
「A.I.C.O. Incarnation」は、近未来的なSFアクションという作風のなかで、それぞれのキャラクターの過去や人間関係、家族愛といったものが語られていくところが魅力的です。それぞれのキャラクターの目線に沿っていろいろな見方ができると思いますので、ぜひNETFLIXやBlu-ray Boxで見返していただきたいです。

小林裕介(神崎雄哉役):
作り込まれたダークな雰囲気のSFで、近い将来にこのようなことがじゅうぶんに起こりうると感じました。未来について少し不安になったり、考えさせられるところがある作品だと思います。

名塚佳織(芹遙香役):
未来を描いた作品ですが、セリフにどこか昭和感がある雰囲気が好き(笑)。ちょっぴりキザめなセリフも作品にとても良く馴染み、世界に没頭することができて楽しかったです。

M・A・O(三沢楓役):
自分の年齢と近いキャラクターたちが、ぶつかったり、協力したりしながら目的に向かっていくところが印象的でした。私が演じさせていただいた楓は前向きで明るい女の子だったので、楽しみながらやらせていただきました。

村田和也監督:
ぜひ全話通して見ていただいて、「A.I.C.O. Incarnation」がどのような作品であったか確かめていただきたいと思います。そのうえで、本作で取り上げたテーマについて、この作品をきっかけに興味を持っていただければ嬉しいですね。


<A.I.C.O. Incarnation>
Blu-ray Box 特装限定版 全2巻が発売決定!!
第1巻は2019年2月26日発売!!

第1巻
・特典
鳴子ハナハル描き下ろしコミックを収録した特製ブックレット(約100P)
鳴子ハナハル描き下ろし収納BOX
石野聡描き下ろしインナージャケット
・音声特典
スタッフ&キャストオーディオコメンタリー
#1:村田和也、小林裕介、白石晴香
#4:小林裕介、白石晴香、村田太志、名塚佳織
・映像特典
PV集
※特典・仕様は変更になる場合がございます

BCXA-1403/18,000円(税抜)/本編147分+特典映像12分(予定)/6話収録
発売・販売元:バンダイナムコアーツ
第2巻(BCXA-1404)は2019年3月28日発売


<スタッフ>
原作:BONES
監督:村田和也
シリーズ構成:野村祐一
キャラクター原案:鳴子ハナハル
キャラクターデザイン・総作画監督:石野聡
コンセプトデザイン:岡田有章
メインメカニックデザイン:高倉武史
マターデザイン:三輪和宏
美術監督:東潤一
色彩設計:岩沢れい子
CGIディレクター:太田光希
撮影監督:福田光
編集:坂本久美子
音楽:岩代太郎
サウンド・プロデュース:UTAMARO Movement
音楽制作:ランティス
オープニング主題歌:TRUE
エンディング主題歌:白石晴香
音響監督:明田川仁
音響効果:古谷友二
アニメーション制作:ボンズ

<キャスト>
橘アイコ:白石晴香
神崎雄哉:小林裕介
相模芳彦:古川慎
水瀬一樹:村田太志
芹遙香:名塚佳織
三沢楓:M・A・O
篠山大輔:竹内良太
白石真帆:茅野愛衣
黒瀬進:大川透
伊佐津恭介:子安武人
南原顕子:田中敦子

<あらすじ>
バイオテクノロジーが急速に発展した、近未来の日本――。人工生体の研究中に起きた大事故“バースト”により、黒部峡谷一帯は暴走した人工生命体“マリグナント・マター”に侵蝕された。その災厄から2年後の2037年。バーストで家族を失った15歳の少女・橘アイコは、謎を抱えた転校生・神崎雄哉と出会う。彼はアイコの身体に隠された“秘密”と、それを解くことができる“鍵”の在り処を告げる。「この災厄に終止符を打てるのは……君しかいないんだ」運命に翻弄された少女が、辿り着く先とは――。


公式サイト:
https://www.project-aico.com

公式Twitter:
https://twitter.com/Project_AICO
推奨ハッシュタグ #AICO #アイコ

©BONES/Project A.I.C.O.

公式レポート:JUNNA・1stフルアルバム『17才が美しいなんて、誰が言った。』を引っさげての 3rdライブツアー“18才の叫び”、激アツに完走!東京公演オフィシャルレポートが到着!ファンクラブ「じゅんな6くみ」を開設!

TVアニメ「マクロスΔ」に登場する戦術音楽ユニット”ワルキューレ”のエースボーカル 美雲・ギンヌメールの歌を担当し、圧倒的な歌声でファンを魅了し熱狂させてきたJUNNA。待望のソロビューを果たし、昨年10月には1stフルアルバム『17才が美しいなんて、誰が言った。』をリリース。そのアルバムを引っさげてのライブツアーが、本日のZepp Nagoya公演で激アツの幕を閉じた。

ツアーの中で2日間行われた東京公演のうち、2日目・1月6日(日)の模様をお届けするオフィシャルレポートが到着!


昨年リリースした1stフルアルバム『17才が美しいなんて、誰が言った。』を引っさげてのツアー『JUNNA ROCK YOU TOUR 2018-2019 ~18才の叫び~』。新曲「コノユビトマレ」(TVアニメ『賭ケグルイ××』オープニングテーマ)を披露し、オフィシャルファンクラブ”じゅんな6くみ”の開設と、春にファンクラブイベントを開催することを報告した東京公演2日目をレポートする。

オープニングSEの音量が大きくなると、ライブのスタートを待つ観客から大きなクラップが起こる。そこに重なるようにバンドの演奏が始まり、赤い緞帳が開いていくとJUNNAが姿を表し、「やってられないよ」からライブが始まる。自身が作詞した楽曲で、〈だから好きなように生きていく〉という歌詞の力強さが心に響く。オールスタンディングで拳を上げている客席からも〈Wow Wow〉と声が上がり、最初から一体感を高めていくと、「情熱モラトリアム」まで一気に駆け抜ける。

「3曲しか歌ってないのにあっつい(笑)!今回のセットリストはこんな熱い曲がいっぱい詰まっているけど、皆さん、ついてきてくれますかっ!」と短く挨拶をすると、さらにパンチのある曲を続けていく。アレンジが印象的な「もうヤダ!」や「狂ったカンヴァス」も、原曲のフレーズをライブでしっかり再現。JUNNAの情熱的なボーカルに生のコーラスが厚みを加えていた。

カッコいいステージを見せたあとのMCでは、ファンとまったりとトークを楽しむ。お正月は何をしていた?という質問を投げかけ「やばい!宿題は何も手を付けてない!」「掃除機はかけた!お母さんが(笑)」「箱根駅伝を初めて最後まで見て、勇気をもらった」などと自らの正月の過ごし方を打ち明けつつ、トークを楽しむ。このファンとの心の距離の近さとライブの迫力とのギャップが、彼女の大きな魅力のひとつと言えるだろう。

「赤い果実」からは1stアルバムで証明されたJUNNAのボーカルの幅が楽しめる選曲。「JINXXX」でダンスをしながら歌ったかと思えば、「大人は判ってくれない」やアコースティックギターと生のストリングスの音が美しかった「本当のことは言わない」では、その歌声に息を呑んで聴き入ってしまった。そこからインスト曲を挟み、今度はモノトーンのかわいらしい衣装にステッキを持って登場! アルバムの中でも唯一可愛いテイストに振っていた曲「Be Your Idol」を、グルーヴィにステップを踏みながら披露。間奏で仲良さそうにバンドメンバーと踊る姿も印象的だった。でも、「可愛い曲はこの1曲だけなんです!」と、たった1曲ですぐに衣装チェンジをすると、終盤に向かって再加速していく。

「Steppin’Out」のイントロでコール&レスポンスを楽しむと、「いけないボーダーライン」では、タオルをくるくる回して盛り上がる。ここからは客席を巻き込んで、ロックに魂を震わせろ!とばかりに、どんどん会場の熱気を上昇させていく。「Catch Me」では大合唱が起こり、「紅く、絶望の花。」では、そのエモーショナルなボーカルを叩きつける。まさにツアータイトル通り、叫び歌うJUNNAの姿に圧倒されてしまった。そして自らテレキャスターを弾いて歌ったのは「世界を蹴飛ばせ!」。この曲では大きなバルーンや、会場一杯に発射されたJUNNAのメッセージが入ったリボンテープが客席を賑わせ、みんなでライブを作って楽しもうというメッセージが込められているように感じた。

そして本編ラストに「『マクロスΔ』から応援してくれた方にも、私の新しい一面が見せられた曲になったと思っています。ラストにこの大切な曲を歌わせてください」と言って歌ったのは、「Here~album version~」。しっとりと、だけど力強く歌を響かせ、大きな余韻を残してステージを後にする。

アンコールは意外にも、『マクロスΔ』でマキナ・中島がメインボーカルを執る「おにゃの子☆girl」からスタート。ここの日替わり曲は、前日の東京公演が「ワルキューレがとまらない」だったので、JUNNAらしい激しい楽曲がくるのかと思いきや、キュートなダンスが見られるポップチューンということで、会場も大いに湧いた。「みんなに驚いてほしいと思って選びました。のぞみる(西田望見)先輩の曲で、1stライブのときにステージに出してもらえず寂しくて、“みんなと一緒に踊りたいなぁ…”と言ったら、次の2ndライブからは参加させてもらえるようになったんです」とワルキューレライブの裏話を披露して和ませる。さらに新曲「コノユビトマレ」をフルサイズで披露。あまりに難解な2コーラス目を歌う姿は圧巻だった。

「今日は、JUNNAという人間を見せられたと思っています。今回のツアーはみんなに楽しんでもらうために、すごくいろいろなことを考えたんです。ライブハウスで花道を作ることは珍しいんですけど、私のわがままでどうしてもやりたいと言ったら作ってもらって。みんなの近くに行けることが私がライブをしている意味だと思うし、みんなの近くで歌を届けられるということが、私の一番の幸せなんです。みんなと一つのものを作るのが楽しくて、生きがいだなと思います。私の歌を聴きたいとここに来てくれて、楽しんでくれて、貴重な一日を私にくれてありがとうございます。これからもこんな時間をみんなとたくさんたくさん共有していきたいと思っているので、みんなついてきてくれますか? ラストはみんなとまた会える日を楽しみにして、次に繋がる曲を歌いたいと思います」と言って、ファン、そしてスタッフに深い感謝の気持ちを述べると、アコースティックギターを手に、1stアルバムでも最後に収録された「CONTRAST」を歌う。ありのまま、感じるままでいいから、この先も一緒に歩んでいこうという、大きな愛を感じる楽曲で、感動的にライブを締めくくった。

Text:塚越淳一


1月6日(日)新木場STUDIO COAST(東京)SET LIST
1.やってられないよ
2.Vai! Ya! Vai!
3.情熱モラトリアム
4.もうヤダ!
5.狂ったカンヴァス
6.赤い果実
7.JINXXX
8.大人は判ってくれない
9.本当のことは言わない
10.ソラノスミカInst~18才の叫びversion~
11.Be Your Idol
12.Stppin’Out ~extended version~
13.いけないボーダーライン
14.Catch Me
15.紅く、絶望の花。
16.世界を蹴飛ばせ!
17.Here ~album version~

EN1.おにゃの子☆girl
EN2.コノユビトマレ
EN3.CONTRAST

3rd LIVE TOUR  JUNNA ROCK YOU TOUR 2018-2019 〜18才の叫び〜
2018年12月24日(月祝) 仙台Rensa (宮城)
2018年12月28日(金) なんばHatch (大阪)
2018年12月29日(土) 福岡DRUM Be-1 (福岡) SOLD OUT!!!
2019年1月5日(土) 新木場STUDIO COAST (東京)
2019年1月6日(日) 新木場STUDIO COAST (東京)
2019年1月12日(土) Zepp Nagoya (愛知) SOLD OUT!!!
https://junnarockyou.com/jp/


また、オフィシャルファンクラブ「じゅんな6くみ」も本日よりスタート!モバイルサイトのファンクラブで、ファンイベント、ブログ、ムービー、ラジオ、フォトギャラリーなどが楽しめる内容。そしてファンクラブの設立を記念して、第1弾の会員限定イベントも開催決定!ミニライブはもちろん、トークやファンクラブイベントでしかできない企画も目白押し!JUNNAと楽しい時間を過ごせるスペシャルイベントです。

<FCイベント公演詳細>
2019年3月30日(土)
BL caf’e(名古屋)
【昼】開場13:30/開演14:00
【夜】開場17:00/開演17:30

2019年3月31日(日)
南堀江Knave(大阪)
【昼】開場13:30/開演14:00
【夜】開場17:00/開演17:30

2019年4月21日(日)
マイナビ赤坂BLITZ(東京)
開場17:00/開演17:30

チケット料金:全席指定 3,969円(税込・お土産付き)

<お申し込みにはFC会員登録が必要です>
JUNNAオフィシャルファンクラブ”じゅんな6くみ“
https://fc.junnarockme.com

そして、1月23日には、3rdシングル「コノユビトマレ」(TVアニメ「賭ケグルイ××」オープニングテーマ)をリリースする彼女。トリッキーで美しいメロディと、力強い歌声で楽しませてくれる楽曲のリリースを楽しみにしていてほしい。


<リリース情報>
JUNNA
TVアニメーション「賭ケグルイ××」オープニングテーマ「コノユビトマレ」
2019年1月23日発売
VTCL-35293
1,400円+税

・収録曲
1.コノユビトマレ(TVアニメーション「「賭ケグルイ××」オープニングテーマ)
作詞:尾上文
作曲・編曲:白戸佑輔
2.ともだちと呼べる幸せ
作詞:JUNNA
作曲:kosekibeatz
編曲:河野伸
3.Sky
作詞:岩里祐穂
作曲・編曲: 白戸佑輔
4.コノユビトマレ instrumental
5.ともだちと呼べる幸せ  instrumental
6.Sky instrumental

発売:フライングドッグ
販売:JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント


<TVアニメ「賭ケグルイ××」>
・ON AIR
2019年1月より
MBS、TOKYO MX、テレビ愛知、RKB毎日放送、BS日テレにて放送中
NETFLIXにて配信予定

・STAFF
原作:河本ほむら・尚村 透 (掲載 月刊「ガンガンJOKER」 スクウェア・エニックス刊)
監督:林祐一郎/松田清
シリーズ構成:小林靖子
キャラクターデザイン:秋田学
制作:MAPPA

・CAST
蛇喰夢子:早見沙織
早乙女芽亜里:田中美海
鈴井涼太:徳武竜也
皇伊月:若井友希
西洞院百合子:奈波果林
生志摩妄:伊瀬茉莉也


アニメ公式サイト:
https://kakegurui-anime.com/

公式Twitter:
https://twitter.com/kakegurui_anime

©河本ほむら・尚村透/SQUARE ENIX・「賭ケグルイ××」製作委員会

公式レポート:内田真礼・元日武道館ライブレポート到着!ニューシングルも制作決定!

声優、そしてアーティストとして活躍する内田真礼が、2019年の幕開けとなる1月1日(火・元日)に、日本武道館にてワンマンライブ『UCHIDA MAAYA New Year LIVE 2019 「take you take me BUDOKAN!!」』を開催した。

ステージにバンドメンバーが姿を現すと、開演を待ちわびる観客の歓声が一気に湧き上がり、「ハッピーニューイヤー!」の掛け声とともに内田真礼がステージ最上段に登場する。オープニングナンバーは「高鳴りのソルフェージュ」。曲中にバンドメンバーの紹介を挟みながら、ライブタイトルにもちなんでいる「take you take me BANDWAGON」とつなげ、内田は元日に日本武道館でライブができる喜びに満面の笑みを浮かべる。

あらためてMCで新年の挨拶をすると、ここから一気に加速。「ロマンティックダンサー」「クロスファイア」と畳み掛ける。「aventure bleu」でステージ上での衣装チェンジに挑戦。「からっぽカプセル」では内田のライブおなじみの“Maaya Poi Dancers”も登場し、大盛り上がりのステージに華を添える。

ライブ中盤には、センターステージにバンドメンバーを集め、「magic hour」「わたしのステージ」をアコースティックアレンジで披露。しっとりとしたナンバーでアクセントを入れつつ、客席を魅了していく。

そして、終盤には晴着をイメージした和服テイストの衣装にチェンジして、「世界が形失くしても」を激しく歌い上げたところから、ライブもラストスパートに突入。「Hello, 1st contact!」から「ギミー!レボリューション」「Smiling Spiral」と盛り上がり必至の楽曲を立て続けに歌い、「Hello, future contact!」でライブ本編を締めくくる。

アンコールに応えて、ライブTシャツ姿で再びステージに登場した内田を大きな歓声が迎える。「Step to Next Star!!」に続いては、ファンクラブオリジナルソングとして制作された「サニーデイ・アンセム」。続くMCでは、4月に東京・大阪でファンクラブイベントの開催が決定したこと、そしてニューシングルの制作が決定したことが内田本人の口から告げられた。

そして、2019年の始まりのライブということで、内田自身の始まりの歌である「創傷イノセンス」を披露し、ステージを後にする。しかし、まだまだ内田の歌を聴き足りないという観客の声に、Wアンコールを敢行!「Shiny drive, Moony dive」から、間髪をいれずに、2曲目に歌った「take you take me BANDWAGON」を再び熱唱し、2時間半を超える元日ライブの幕を閉じた。

内田真礼アーティスト活動5周年イヤーとなる2019年の最高のスタートとなった記念すべき日本武道館公演。ライブでも魅せた声優アーティスト・内田真礼の止まらぬ勢いに今後も期待をして欲しい。


<セットリスト>
UCHIDA MAAYA New Year LIVE 2019
「take you take me BUDOKAN!!」
2019.1.1@NIPPON BUDOKAN

M-01 高鳴りのソルフェージュ
M-02 take you take me BANDWAGON
M-03 ロマンティックダンサー
M-04 クロスファイア
M-05 aventure bleu
M-06 +INTERSECT+
M-07 アイマイ☆シェイキーハート
M-08 からっぽカプセル
M-09 youthful beautiful
M-10 c.o.s.m.o.s
M-11 magic hour(アコースティックアレンジ)
M-12 わたしのステージ(アコースティックアレンジ)
M-13 君のヒロインでいるために
M-14 シンボリックビュー
M-15 Applause
M-16 世界が形失くしても
M-17 Hello, 1st contact!
M-18 ギミー!レボリューション
M-19 Smiling Spiral
M-20 Hello, future contact!

EN-1 Step to Next Star!!
EN-2 サニーデイ・アンセム(FCオリジナルソング)
EN-3 創傷イノセンス

W-EN1 Shiny drive, Moony dive
W-EN2 take you take me BANDWAGON


<商品情報>
Blu-ray & DVD『UCHIDA MAAYA 「Magic Number」TOUR 2018』
発売中
【Blu-ray】
品番:PCXP-50609
価格:7,800円+税
【DVD】
品番:PCBP-53772
価格:6,800円+税
【Blu-ray&DVD 共通仕様】
・特製三方背ケース
・特製デジパック
・ライブフォトブック
映像特典:Documentary of 「Magic Number」TOUR 2018


内田真礼オフィシャルサイト:
http://uchidamaaya.jp/

内田真礼オフィシャルファンクラブ「LIFE IS LIKE A SUNNY DAY」:
https://maaya-fc.jp/

内田真礼オフィシャルTwittter:
https://twitter.com/MaayaUchida

内田真礼きゃにめ特設ページ:
http://special.canime.jp/uchidamaaya/