公式レポート:『劇場版DEEMO サクラノオト -あなたの奏でた⾳が、今も響く-』竹達彩奈×丹⽣明⾥(⽇向坂46) 最速試写で感激︕圧巻の7.1ch⾳響に興奮︕「愛を感じる作品」「夜のシーンの⾍の⾳をぜひ聴いてほしい︕」

全世界2800万ダウンロードの⼈気⾳楽ゲーム「DEEMO」をフル3DCG でアニメ化した『劇場版DEEMO サクラノオト -あなたの奏でた⾳が、今も響く-』のスペシャル⽣配信が11⽉19⽇(⾦)、YouTube、ツイキャス、LINE LIVE で開催され、アリス役の⽵達彩奈、仮⾯の少⼥役の丹⽣明⾥(⽇向坂46)、吉⽥尚記(ニッポン放送アナウンサー)が出席︕この⽇、⾏なわれた関係者向けの最速試写で完成した作品を鑑賞しての感想から作品の魅⼒、アフレコの秘話まで語り合った。

本作のアフレコ収録はキャストごとに別々に⾏なわれたため、実は⽵達さんと丹⽣さんはこの⽇が初対⾯。⽵達さんは丹⽣さんを⾒て「⾒ててすごく癒されます」とにっこり。⼀⽅、アニメ好きの丹⽣さんにとって⽵達さんは憧れと⾔える存在のようで「某アニメの姉妹(※「五等分の花嫁」)、あと『けいおん︕』の『ふわふわ時間』も⼤好きで、カラオケで歌ったりしてます︕」と語り、これには⽵達さんも「“こっち側”ですね(笑)」と仲間を⾒つけたようで嬉しそう。

丹⽣さんにとって、本作は劇場⻑編アニメの声優初挑戦であり「共演陣の⽅も超豪華で、この中に私が⼊っていいのか︖ と緊張しました」と述懐。この⽇、開催された最速試写で完成した作品を観て「(⾃分の名前が出てくる)エンディングで感動し過ぎて泣いちゃいました︕」と明かす。⽵達さんも「私も映画作品で主演は初めてで、(完成した映画を観て)ウルっときて感動してしまいました︕」と“座⻑”としての感慨を⼝にする。

その後、2 ⼈は“埼⽟愛”や“シューティングゲーム好き”といった共通点で盛り上がり「⼀緒にやりたいです︕」と約束するなど、初対⾯にもかかわらず、和気あいあいとしたムードでトークは進む。この⽇の試写は、国内最⾼レベルの⾳響設備が整った会場で開催されており、7.1ch で、前後左右から⽴体的に⾳を感じられる環境で上映されたが、⽵達さんは本作の⾳響、⾳楽について「とにかくすごいとしか⾔いようがない︕ ⾳がいろんなところから聞こえるのもすごいし、いままで、スマホの中で聞いていた⾳楽が、映画館で⽴体的に聴こえるのに感動しました。それだけで泣いちゃうくらい、ファンには絶対にうれしい仕様になっていました。細かいんですが⾬の⾳が聞こえたり、夜のシーンでも⽿をすますと⾍の声が聞こえて季節を感じられたり、すごかったです」と興奮気味に語る。

丹⽣さんも「(⾳を)3D に感じました。楽曲のシーンが結構あったんけど、オーケストラのコンサート会場にいるような感じで、360度から⾳⾊に包まれているような…。映画館で味わったことのない⾳⾊が感じられて、ドアの開く⾳すら『ギィー』とリアルに聞こえてきて、ひとつひとつの⾳が丁寧過ぎて、さすがでした」と感動を⼝にした。

また、物語についても⽵達さんは「観終わった後、すごく切なくて、優しくて、温かくて、じんわりした気持ちになりました。話は全部知ってるし、ゲームも含めて⻑年アリスを演じてきたのに、すごく良い作品で、素敵な話だから何回⾒ても感動してしまうんです。最後まで⾒て『そうだったの!?』というところもありました。観終わってまた⼀から観たら、『あの時のあのキャラの⾏動の意味とか、あの⾳はそういうことだったんだ︕』とわかってもらえると思います。何度でも発⾒してもらいたいです」と映画ならではの深遠な物語を絶賛︕

丹⽣さんは「『あぁ、愛だな、愛︕』と思いました。本当に愛を感じました。ストーリーにも感動したし、何と⾔っても⾳楽にも感動して…こんなに、2 つのことで感動できる作品ってなかなかないよなって思いました」と⾳楽と物語の⾒事なマッチングを⼼から堪能したよう。吉⽥アナも「絵本のように何⼗年も⽣き残る作品。それぞれの曲が、なぜここに出てくるか意味があるんです」と惜しみない称賛を送っていた。

また、キャラクターについては、⽵達さんは⾃⾝が演じたアリスに触れ「いままで、ゲームではなかった、ちょっと⼤⼈なアリスが出てきちゃったので『え︖ いままで演じたことない︕』ってビックリしましたけど、成⻑した⼤⼈のアリスを演じられて嬉しかったです」と笑顔を⾒せる。

⼀⽅、丹⽣さんが演じた“仮⾯の少⼥”は「『謎に包まれている』というのがぴったり」(丹⽣さん)とのことで、公開されたトレイラーでも、『冷たい』『話しかけにくいオーラ』をまとっている」とミステリアスな⼀⾯を明かす。丹⽣さんはアフレコを振り返り「普段『⾼い』と⾔われるけど、『いつもより低めに』というのは挑戦でした」と明かす。そんな丹⽣さんのアフレコについて⽵達さんは「すごいなって思いました。収録は⼀⼈で、掛け合いもない中で、あんな⾃然に、ちゃんと(他のキャラクターとの)お芝居を⼀緒にしていて、最近のアイドルの⽅は器⽤で何でもできちゃうんだなぁ…って悔しい気持ちになりました」と称賛する。

この⽇の配信では、アリスと仮⾯の少⼥が出会うシーンが⼀部公開されたが、「さわらないで」と冷たい⼝調で語る仮⾯の少⼥に吉⽥アナは「⼀瞬、丹⽣さんとわからない︕」と語り、⽵達さんは「丹⽣さんと⾔えば、キラキラの笑顔が頭に浮かぶのに、『キライ』とか『さわらないで』と⾔う⼈と同じ⼈なのか…︖ と脳が混乱しています︕」と普段の丹⽣さんのイメージを良い意味で裏切る“ギャップ”に驚いた様⼦だった。

公開に向け、ファンの期待が⾼まるが、丹⽣さんは「映画を観て、⼼が洗われて、でも切なくなって…⾳楽が本当に美しくて、いろんな世界観を楽しめる作品になっていると思いました。いろんな“⾊”の⾳楽があって、⾳でこんなに表現できるんだなと感じました」と改めて⾳楽の素晴らしさについて⾔及。

⽵達さんは「とにかくすごい︕ 完成した映画を観て、嬉しい気持ちが⼀番強かったです。ゲームの収録だと基本的にひとりでしたけど、そこからアリスの世界が広がってくれたことが嬉しかったです。アフレコはトップバッターだったんですが『これは相⼿の俳優さんたちはどうやってやられるのか︖』とドキドキワクワクして不安もあったんですが、⽣き⽣きとキャラが動いているのを⾒て、アリスもより魅⼒的に映してくださって、胸がいっぱいです。この作品に関われて幸せだなと思いました」と万感の思いを語った。

そして、ファンに向けて丹⽣さんは「初めての劇場版アニメのアフレコが『DEEMO』で本当によかったと⼼から思えた素敵な作品なので、たくさん楽しんでいただきたいです︕」と呼びかけ、⽵達さんは「何て⾔ったらいいかわからないくらい、魅⼒がつまった作品 になっています。様々なプロフェッショナルの⽅たちが、⼼を込めて作った、楽しんでいただける作品になっています」と⼒強くアピールし、⽣配信は盛況のうちに幕を閉じた。


<本イベント概要>
イベント名︓『劇場版DEEMO サクラノオト -あなたの奏でた⾳が、今も響く-』スペシャル⽣配信
⽇時︓2021年11⽉19⽇(⾦)20:30〜
ゲスト︓⽵達彩奈、丹⽣明⾥
司会進⾏︓吉⽥尚記アナウンサー


配信アーカイブ︓
[YouTube]「ぽにきゃん-Anime PONY CANYON」

https://youtu.be/Z59tjB5AGWk

[LINE LIVE]「ぽにきゃんアニメ公式」
https://live.line.me/channels/900/broadcast/18245367


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※内容・仕様は予告なく変更・終了する場合がございます。
※取り扱い劇場は公式HP劇場情報からご確認ください。
※販売のない劇場もございます。予めご了承下さい。


『劇場版DEEMO サクラノオト -あなたの奏でた⾳が、今も響く-』
2022年2⽉25⽇(⾦)より全国公開
出演︓⽵達彩奈 丹⽣明⾥(⽇向坂46) / ⻤頭明⾥ 佐倉綾⾳
濱⽥岳 渡辺直美 イッセー尾形 松下洸平 / ⼭寺宏⼀
原作︓Rayark Inc.「DEEMO」
総監督︓藤咲淳⼀
監督︓松下周平
脚本︓藤咲淳⼀・藤沢⽂翁
キャラクターデザイン︓めばち
主題歌制作︓梶浦由記
主題歌︓⾼島⼀菜「nocturne」(PONY CANYON)
制作︓SIGNAL.MD Production I.G
製作・配給︓ポニーキャニオン


公式サイト︓
https://deemomovie.jp

公式Twitter︓
https://twitter.com/DeemoMovie

(c)2021 Rayark Inc./「DEEMO THE MOVIE」製作委員会

公式レポート:「またいつか彼女たちの日常をお届けできる日が来るような気がしています。」皆川純子、中原麻衣、葉月絵理乃、西村ちなみ、牧野由依、名取孝浩が登壇!斎藤千和もビデオメッセージにて『ARIA The BENEDIZIONE』への思いを語る!

12月3日(金)より公開する新作アニメーション『ARIA The BENEDIZIONE』(アリア ザ ベネディツィオーネ)の完成披露上映会が18日(木)に都内で行われ、皆川純子(晃役)、中原麻衣(あずさ役)、葉月絵理乃(灯里役)、西村ちなみ(アリア社長役)、 牧野由依(主題歌)、名取孝浩(監督)が登壇し、本作の見どころや、これまでの「ARIA」シリーズを振り返りました。

本作は天野こずえが描いた未来形ヒーリングコミック『ARIA』のアニメシリーズの新作アニメーション。2005年に『ARIA The ANIMATION』からアニメシリーズがスタートし、2006年に『The NATURAL』、2007年に『The OVA ~ARIETTA~』、2008年に『The ORIGINATION』、2015年に完全新作アニメーション『ARIA The AVVENIRE』が制作されました。そして、TVアニメ放送開始15周年の記念作品として、3月に公開された『ARIA The CREPUSCOLO』に続き、『ARIA The BENEDIZIONE』が蒼のカーテンコール最終章を飾ります。

冒頭の登壇者挨拶後、斎藤千和からのビデオメッセージが放映され、ARIAへの想いを語った。ビデオメッセージの最後には斎藤が演じた藍華のセリフに擬え、「恥ずかしいセリフ解禁」と登壇キャストにコメントを寄せた。

斎藤のコメントに対して葉月は「今日は(斎藤)千和ちゃんが来られなかったのですが、心は繋がっているので千和ちゃんの分もいっぱいお話をしたいです。」と返し、本イベントへの意気込みを語りました。

そのまま本作に関するトークが始まり、アフレコエピソードを語る場面では、今作で中心に描かれた姫屋の晃を演じた皆川は「アフレコの際、台本を読んだ時は、絶対に泣いてしまうと思いましたし、(斎藤)千和ちゃんからもアフレコの時にティッシュ持っていきますねと言われるくらいだったのですが、実際、千和ちゃんに会って話したら、当時のアフレコを思い出して、役にスッと入り、客観的に見ることなく物語に入り込むことができ、泣かずに収録ができました。」と収録の様子を振り返りました。

斎藤演じる藍華の後輩である、あずさを演じた中原は「私が収録した時は千和ちゃんと(皆川)純子さんの声が既に録られていて聞きながらアフレコできたのですが、お二人の声を聞いて私も一緒に録りたかったぞ!とまず思いました。でも、二人の声を聞いてこのARIAの世界観にすぐ入ることができたのはとてもありがたかったです。」と斎藤と皆川二人のARIAの世界を語りました。

灯里を演じた葉月は「当時はこんなに長く続いていく作品だとは正直思っていなくて、ありがたい気持ちでいっぱいです。私が演じる灯里がたくさんの仲間やお客様に出会えたことに支えられて過ごすことと、このARIAがたくさんのファンの皆さんやスタッフの皆さんに支えられているのがシンクロしているようで、改めて素敵な作品に出会えました。」と語り、アリア社長を演じた西村は「普段からアリア社長のような声を出しているわけではないですが、いざ演じるとなるとすぐにアリア社長の声が出るくらい自分の中の一部となっていたんだと感じるほど、大事な作品です。こんなに長く歩ませてもらえたことが嬉しくて感謝の気持ちでいっぱいです」と16年演じてきた自身のキャラクターへの想いも交えながらARIAの魅力を伝えました。

2005年の『ARIA The ANIMATION』からテレビアニメシリーズの3期にわたり、OPを務め、本作のOP・EDを担当した牧野は「まずはまた今回関わらせていただけたこと、すごく光栄だなと思いました。今から16年前ときいてびっくりではありましたが、この曲と歩んできた時間があって、当時大事にしていたものもなくさず歩んできた深みみたいなものを今回の「ウンディーネ~2021 edizione~」で感じていただけたらと思います。」と語り、名取監督は本作の見どころとして「本作を作るにあたって、過去の作品を見返したのですが、本当にARIAは時間が経過する素敵な作品だと改めて思いましたので、ご覧になった皆様も16年にわたる”ARIA”シリーズを遡ることができる作品になっていると思います。」と語りました。

中盤にはファンの皆様から募集した16年の「ARIA」シリーズの好きな話数、エピソードをランキング形式にて発表。栄えある一位に輝いたのは、2005年に放送されたファーストシリーズ『ARIA The ANIMATION』の#11『その オレンジの日々を…』。アリシア、晃、アテナがまだシングル(半人前)だった頃、灯里、藍華、アリスのように一緒に練習していたことを語る中で、今が素敵な時間だと気づかせてくれるようなストーリーとなっており、まさに未来形ヒーリングアニメを象徴するような話数です。

そして、本作の公開を記念し、公開入場者プレゼント、劇場グッズ、公開記念イベント、さらには『ARIA The CREPUSCOLO』の1回限定無料配信の決定が発表されました。

最後に、皆川は「本日はご来場いただき、ありがとうございます。私自身、ARIAに触れられたことに本当に感謝していますし、この最終章を姫屋で飾っていただけたのは本当に嬉しいです。今回、過去のお話と現在の話を切り取ってお届けしていますので、私はフィナーレと思って演じていません。またいつか彼女たちの日常をお届けできる日が来るような気がしています。なので皆さんもこれからもARIAを愛し続けてください。」、名取監督は「ここまで来るとは思っていませんでした。それは皆さんに本当に支えられたおかげだからだと思います。このような場をいただけるのは僕のキャリアにとってとても光栄なことです。」とコメントを寄せました。


<『ARIA The BENEDIZIONE』 イントロダクション>
未来形ヒーリングストーリー蒼のカーテンコール《最終章》へーー『あまんちゅ!』の作者としても知られる天野こずえが描いた未来形ヒーリングコミック『ARIA』。単行本累計465万部、関連書籍累計82万部が発行された本作は、2005年に『ARIA The ANIMATION』としてアニメ化。その後も、2006年に『The NATURAL』、2007年に『The OVA ~ARIETTA~』、2008年に『The ORIGINATION』が制作され、原作コミックの雰囲気そのままの優しい世界が数多くのファンを魅了しました。

そして、TVアニメの1stシーズンから10年目の2015年には『ARIA The AVVENIRE』、16年目の2021年には『ARIA The CREPUSCOLO』と、新作が公開。「蒼のカーテンコール」と銘打たれ再び動き出した奇跡の刻は、ファンの想いという“願いの種”の芽吹きによって、3つの物語を生み出すに至りました。

その最終章となるのが、姫屋のメンバーを中心に描かれる完全新作アニメーション『ARIA The BENEDIZIONE』。天野こずえ描き下ろしの原作をもとに、前作と同じく総監督・脚本:佐藤順一、監督:名取孝浩、アニメーション制作: J.C. STAFFの布陣で制作されます。水の惑星を舞台に紡がれてきた、過去・現在・未来を繋ぐ想いの軌跡ーーそのフィナーレを、ぜひ劇場で見届けてください。


<『ARIA The BENEDIZIONE』 あらすじ>
長い冬を迎えたネオ・ヴェネツィア。寒空の下、合同練習をしていたアイ、あずさ、アーニャの3人は、いつもと様子が違う晃の後をつけたのをきっかけに水先案内人ミュージアムを訪れることになりました。出迎えた館長の明日香は、姫屋の伝説的なウンディーネとして知られる晃の大先輩。二人は姫屋の創業時から大切に乗り継がれてきた1艘のゴンドラの継承者でもあるのですが、晃の話によると、次の乗り手として期待される藍華にはその気がないというのです。納得がいかないあずさは、どうしてなのか理由を探ろうとするのですが……。


【STAFF】
原作:天野こずえ「ARIA」(ブレイドコミックス/マッグガーデン刊)
総監督・脚本:佐藤順一
監督:名取孝浩
キャラクターデザイン・総作画監督:伊東葉子
美術監督:氣賀澤佐知子(スタジオユニ)
色彩設計:木村美保
撮影監督:間中秀典
音楽:Choro Club feat. Senoo
OPテーマ:「エスペーロ」牧野由依
EDテーマ:「ウンディーネ~2021 edizione~」牧野由依
音楽制作:フライングドッグ
音響制作:楽音舎
アニメーション制作:J.C.STAFF
製作:松竹
配給:松竹ODS事業室

【CAST】
藍華・S・グランチェスタ:斎藤千和
晃・E・フェラーリ:皆川純子
あずさ・B・マクラーレン:中原麻衣
水無灯里:葉月絵理乃
アリシア・フローレンス:大原さやか
愛野アイ:水橋かおり
アリア社長:西村ちなみ
アリス・キャロル:広橋涼
アテナ・グローリィ:佐藤利奈
アーニャ・ドストエフスカヤ:茅野愛衣
出雲 暁:野島裕史
アルバート・ピット:渡辺明乃
愛麗・S・グランチェスタ:平松晶子
明日香・R・バッジオ:島本須美


『ARIA The BENEDIZIONE』ロングPV:

https://youtu.be/ms6JE4rntgQ


<『ARIA The BENEDIZIONE』公開記念ARIAテレビシリーズのセレクション配信>
【テレビシリーズセレクション配信スケジュール】
ANIMATION 2話 11月12日(金)18:00~12月10日(金)17:59

https://youtu.be/YlaUTUctrMc


NATURAL 18話 11月12日(金)18:00~11月19日(金)17:59

https://youtu.be/29xYR94ssBg


NATURAL 24話 11月19日(金)18:00~11月26日(金)17:59

https://youtu.be/riD_eh-TfGw


ORIGINATION 10話 11月26日(金)18:00~12月3日(金)17:59

https://youtu.be/wl8VrqzaZvQ


ORIGINATION 11話 12月3日(金)18:00~12月10日(金)17:59

https://youtu.be/07XIoUwa-iI


公式サイト:
https://ariacompany.net

公式Twitter:
https://twitter.com/ARIA_SENDEN

『ARIA The BENEDIZIONE』
2021年12月3日(金)
配給:松竹ODS事業室

©2021 天野こずえ/マッグガーデン・ARIAカンパニー

公式レポート:SPECIAL EVENTでキャスト&観客が涙……。イベントオフィシャルレポートが到着!

TVアニメ『進撃の巨人』The Final Season SPECIAL EVENTが、2021年11月14日(日)川口総合文化センター リリア メインホールにて開催された。オフィシャルレポートをお届けする。

出演は、梶裕貴(エレン・イェーガー役)、石川由依(ミカサ・アッカーマン役)、井上麻里奈(アルミン・アルレルト役)、谷山紀章(ジャン・キルシュタイン役)、小林ゆう(サシャ・ブラウス役)、佐倉綾音(ガビ・ブラウン役)らキャスト陣と、MCの松澤千晶。

約2時間半に及んだイベントは、2020年12月~2021年3月に放送されたThe Final Season Part1を振り返るトークコーナーや、Part1で命を落としてしまったサシャについて語り合うコーナー、さらに細谷佳正・下野紘・三間雅文(音響監督)からのコメントVTRや、貴重な生アフレコと、盛りだくさんの内容。The Final Seasonは、“対巨人”ではなく、異なる価値観を持った者同士の“対人”の戦争が描かれるストーリーとあって、キャストも観客も涙をぬぐいながらのイベントとなった。

有観客での作品単独イベントは、Season3 Part1放送後に行われた『Attack on Titan SPECIAL EVENT』(2019年2月開催)ぶり。The Final Seasonから参加した佐倉は、単独イベント初参加だ。マーレ軍の戦士候補生であるガビは、エレン達とは敵対関係にある立場のため、オープニングから四面楚歌な状態に不安をにじませる。同じマーレ軍の仲間であるファルコ・グライス役の花江夏樹や、ライナー・ブラウン役の細谷佳正の名前を呼び、思わず助けを求める場面も。

「一緒に地獄を味わいましょう」という梶の一言で始まった最初のコーナーは、“The Final Season Part1 TALK!”。第60話から第75話のなかから、キャストが演じたキャラクターの名シーンを振り返っていく。

佐倉は、第66話「強襲」より、ガビがライナーの名前を必死に叫ぶシーンをセレクトし、「ガビもまた歴史の被害者であり、彼女だけを責めることはできない」と語った。この叫びについては、井上も絶賛。この芝居を見て「ガビは綾音にしか演じられない」と感じたという。後述のコメントVTRでも、Part1の三間音響監督が印象的なシーンとして挙げていた。

小林は、サシャの成長を感じるシーンをリクエスト。たくましく成長したサシャたちの、描かれていない部分を想像しながら演じたという。井上と石川は、第68話「義勇兵」で、サシャがニコロの料理をおいしそうに食べるシーンを挙げ、彼女の人間味に救われていたこと、だからこそ別れが刺さることなどを語った。

谷山は、第69話「正論」でエレンと104期兵のメンバーが夕日の中で語りあうシーンを「選ばざるを得ない」とセレクト。映像を見た井上が「泣きそう」と漏らすと、梶も堪えきれずにうつむいてしまった。また、仲間の仇を討たなかったジャンや、いろいろな視点でものを考えられるジャンの成長について、キャスト陣が熱く語り合った。

井上は、第73話「暴悪」から、エレンとアルミンが殴り合いの喧嘩をするシーンをセレクト。石川とふたりで、アフレコをボイコットしようかと話すほど、演じたくない辛いシーンだったと言う。原作を最終話まで読んだ梶は、この段階のエレンの真意についてコメントすることを差し控えたが、だからこそあえて最終巻をまだ読まずにいる井上の「信じてる」という一言が心に残った。

石川は、第65話「戦鎚の巨人」から、ミカサがエレンに「帰ってきて」と語りかけるシーンをセレクト。同じく何も語れない梶に代わり、谷山がジャンの気持ちを代弁して、重い空気を和ませていた。ここで佐倉が、泣かずにトークに耳を傾ける観客に驚くと、梶は「(『進撃の巨人』ファンは)面構えが違うから(笑)」と、作中のセリフを引用し盛り上がった。

最後に梶が選んだのは、第68話「義勇兵」で、エレンが「戦え」と自身に言い聞かせるシーン。他者と戦うことは誰にとっても怖いことであり、だからこそ、自分を鼓舞するエレンに梶は共感したと熱く語った。

束の間の和みの時間となった、細谷佳正・下野紘・三間音響監督からのVTRの後は、キャストも客席も涙に包まれた、“ありがとう、そしてさようなら、サシャTALK”コーナーへ。コミカルな食事シーンや命を懸けて戦うサシャのVTRとともに、サシャへの想いが小林から語られると、面構えが違う観客のなかにも、涙を堪えきれない人が続出。「(サシャが)大好きだから苦しくなる。サシャさんに感謝しかないです。こんな役に出会えるなんて、なんて幸せなんだろう」という小林の一言に、がっくりとうな垂れる佐倉の姿が印象的だった。

ガビの撃った弾によって、サシャが命を落としてしまう第67話「凶弾」の収録では、梶や谷山が声をかけてくれたこと。時間が経った今でも、これだけ心を揺さぶられる作品に出会えたことに、今まで命を落とした沢山の仲間たちがいる中、サシャを偲ぶ場を設けてもらったことに恐縮しながらも、小林が何度も「ありがとうございます」と感謝していた。

生アフレココーナーでは、トークコーナーでも触れた印象的なシーンの数々を披露。複雑な想いを語り合った後だったため、キャスト陣は胸を抉られながらも全力で演じていく。だからこそ、最後に演じられた104期兵メンバーたちの夕日のシーンの余韻が印象的だった。

イベント終盤では、2022年1月9日(日)放送スタートとなる、TVアニメ『進撃の巨人』The Final Season Part 2のキービジュアルが初公開に。林監督のコメントを受けて、梶と谷山が興奮気味に期待を寄せていた。

エンディングでは、梶がイベントを振り返り、「辛かったですね」と苦笑。「改めて、この作品の持つメッセージや命の重さを感じる機会となりました。僕は原作を最終話まで読み終えているのですが……エレンの真意を知ったら知ったで、むしろ演じるのが難しくなってしまって。どう向き合っていけばいいのか、迷って悩んでしまうこともあります。でもここまで来たら、どこまでエレンと心を重ねて演じていけるか……その戦いだと思っています。最後まで役者として全力で挑みたいと思っておりますので、どうか見守っていてください」と語り、最後に全員で心臓を捧げてイベントを締めくくった。


<TVアニメ「進撃の巨人」The Final Season 作品情報>
TVアニメ「進撃の巨人」The Final Season Part 2 PV

https://youtu.be/jRVKBrJ7X-o

放送情報:
TVアニメ「進撃の巨人 The Final Season」第76話「断罪」NHK総合にて2022年1月9日(日)24時5分放送開始!これまでの進撃を振り返る特別総集編、さらにリヴァイ、アニ、ミカサなどの視点で語られる番外編がNHK総合にて放送!

▼特別総集編(6話)&番外編(5話)
10月24日(日)24時5分「特別総集編 第1夜」
11月7日(日)24時5分「特別総集編 第2夜」「Wall Sina, Goodbye」(前後編)
11月14日(日)24時5分「特別総集編 第3夜」
11月21日(日)24時5分「特別総集編 第4夜」
11月28日(日)24時5分「悔いなき選択」(前後編)「Lost in the cruel world」
12月5日(日)24時5分「特別総集編 第5夜」
12月12日(日)24時5分「特別総集編 第6夜」
※放送日時、内容は変更になる場合がございます。

The Final Season Part 2配信情報:
dTV 2022年1月10日(月) 12:00
dアニメストア 2022年1月10日(月) 12:00
GYAO! 2022年1月10日(月) 12:00
Netflix 2022年1月10日(月)
TELASA 2022年1月10日(月) 12:00
ひかりTV 2022年1月10日(月)12:00
U-NEXT 2022年1月10日(月)12:00
Amazon Prime Video 2022年1月10日(月) 12:00
過去シリーズ各配信サイトにて配信中!

OAD配信情報:
dTV、dアニメストア、GYAO!、ひかりTV、U-NEXT、アニメタイムズほかにて配信
11月29日(月)12:00~「イルゼの手帳 ―ある調査兵団員の手記―」
12月6日(月)12:00~「突然の来訪者 ―苛まれる青春の呪い」
12月13日(月)12:00~「困難」
12月20日(月)12:00~「悔いなき選択 ―前編―」「悔いなき選択 ―後編―」
12/27(月)12:00~ 「LOST GIRLS Wall Sina,Goodbye(前編)」「LOST GIRLS Wall
Sina,Goodbye(後編)」
1月3日(月)12:00~「LOST GIRLS Lost in the cruel world」


イントロダクション:
「その巨人はいついかなる時代においても、自由を求めて進み続けた。
自由のために戦った。名は――進撃の巨人」
ついに明かされた壁の外の真実と、巨人の正体。
ここに至るまで、人類はあまりにも大きすぎる犠牲を払っていた。
それでもなお、彼らは進み続けなければならない。
壁の外にある海を、自由の象徴を、まだその目で見ていないのだから。
――やがて時は流れ、一度目の「超大型巨人」襲来から6年。
調査兵団はウォール・マリア外への壁外調査を敢行する。
「壁の向こうには海があって、海の向こうには自由がある。ずっとそう信じてた……」
壁の中の人類が、初めて辿り着いた海。
果てしなく広がる水平線の先にあるのは自由か、それとも……?
エレン・イェーガーの物語は、新たな局面を迎える。

スタッフ:
原作:諫山 創(別冊少年マガジン/講談社)
監督:林祐一郎
シリーズ構成:瀬古浩司
キャラクターデザイン:岸 友洋
総作画監督:新沼大祐 / 秋田学
演出チーフ:宍戸淳
エフェクト作画監督:酒井智史、古俣太一
色彩設計:大西慈
美術監督:小倉一男
画面設計:淡輪雄介
3DCG監督:奥納基 / 池田昴
撮影監督:浅川茂輝
編集:吉武将人
音響監督:三間雅文
音楽:KOHTA YAMAMOTO / 澤野弘之
音響効果:山谷尚人(サウンドボックス)
音響制作:テクノサウンド
制作:MAPPA

キャスト:
エレン・イェーガー:梶裕貴
ミカサ・アッカーマン:石川由依
アルミン・アルレルト:井上麻里奈
コニー・スプリンガー:下野紘
ヒストリア・レイス:三上枝織
ジャン・キルシュタイン:谷山紀章
ライナー・ブラウン:細谷佳正
ハンジ・ゾエ:朴璐美
リヴァイ・アッカーマン:神谷浩史
ジーク・イェーガー:子安武人
ファルコ・グライス:花江夏樹
ガビ・ブラウン:佐倉綾音
ピーク・フィンガー:沼倉愛美
ポルコ・ガリアード:増田俊樹
コルト・グライス:松風雅也


The Final Season公式サイト:
https://shingeki.tv/final/

公式Twitter:
https://twitter.com/anime_shingeki

©諫山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会

公式レポート:映画『サマーゴースト』公開記念舞台挨拶付き上映会オフィシャルレポート

アニメーション映画『サマーゴースト』の公開記念舞台挨拶が11月14日に都内映画館で行われ、声優を務めた小林千晃、島袋美由利、島﨑信長、川栄李奈、そしてこれがアニメーション映画初監督作となるloundraw監督が参加した。

アニメーション監督デビューのloundraw監督は「生きていることに疑問を持っている子たちが幽霊に出会ってひと夏の経験をするお話。映画を観てくれた方々が一歩前進するきっかけになればと思って作りました。四人のキャラクターの心の動きを意識して、誰もが共感できる物語を目指しました」と解説。

杉崎友也役の小林は「絵も最初から最後まで美しくて、スクリーン映えする作品。40分とは思えない濃密な時間のある作品です」と太鼓判。春川あおい役の島袋は、島﨑演じる涼からのセリフを印象的だと明かし「寄り添ってくれる言葉。心にスッと入ってくる優しい言葉でした」と思い入れたっぷり。

小林涼役の島﨑は「この作品はドラマチック過ぎないのがいい。キャラクターそれぞれはアニメの登場人物ではあるけれど、ちゃんと作品世界の中で生きている。生きているからこそ細かい所作や感情が随所に感じられる」と人間ドラマとしての魅力を熱弁。自身のセリフ『ガキみたいなことしてんじゃねえぞ』の『ぞ』が好きだといい「何を言おうかあらかじめ決めていたからこそ、逆に芝居がかっているセリフ。生っぽい中にその『ぞ』が入ったことで生まれる違和感も、生きているからこその生っぽさを感じることができて好き」と声優ならではの目線で細部のこだわりを明かした。

ゴースト役の川栄は「めっちゃいい声だな、と聞きいってしまいました。今日直接お話をして『はい』と返事されたときも声が良すぎて二度見しました。それだけ素敵」と小林の声に惚れ惚れ。loundraw監督のこだわりでアフレコ収録は座りながら行われたそうで、異例の収録スタイルに川栄は「騙されているのかと思いました」とドッキリを疑っていた。

映画の内容にちなんで「忘れられない夏の思い出」を聞かれた川栄は「小さい頃から花火大会には家族や友人と行っていたので思い出深い。とくに私は線香花火が好きで、小さい頃は両親と冬でもやっていました」と夏の風物詩に思い入れあり。島﨑は「この作品との出会いです!」と満面の笑み。島袋は「小さい頃に線香花火を足の上に落としたときの熱さは忘れられません。劇中で友也君が線香花火を目の前にかざすシーンでは『凄いチャレンジャーだな!』と思った」とトラウマを明かして笑わせた。

小林も花火の痛みが忘れられない思い出としてあるようで「中学時代に友達数人で花火をしたときにやけどをした。その時に一人だけ心配してくれた友達がいて、その友人とは高校に行ってもずっと仲が良かった。ふとした時に訪れる大事な瞬間ってあるんだなと思わされました」と学生時代のエピソードをしみじみと振り返っていた。

最後に主演の小林は「この作品は出会いが一つのテーマになっています。観客の皆さんにもこの作品を通して感じたことを持ち帰っていただき、この作品をきっかけに人生の変化が起きるようなことがあったら嬉しい。それくらいパワーのある作品です」とアピール。loundraw監督も「初めてアニメーションを作るにあたり、なぜ自分はこの仕事をしているのか?という思いも込めました。死にまつわる話ではあるけれど、生のお話でもある。一歩踏み出した次にどうするのか?というメッセージも込めているので、自分自身もこれから前に進んでいきたいと思っています」とさらなる飛躍を誓っていた。


作品タイトル:『サマーゴースト』

【CAST】
杉崎友也役:小林千晃、春川あおい役:島袋美由利、小林涼役:島﨑信長
佐藤絢音役:川栄李奈

【STAFF】
原案/監督:loundraw
脚本:安達寛高(乙一)
キャラクター原案:loundraw
音楽:小瀬村晶、当真伊都子、Guiano、HIDEYA KOJIMA
企画:FLAGSHIP LINE
アニメーション制作:FLAT STUDIO
製作・配給:エイベックス・ピクチャーズ
上映時間:40分


公式サイト:
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公式Twitter:
https://twitter.com/summerghost_PR

Ⓒサマーゴースト

公式レポート:明治東亰恋伽×博物館 明治村コラボ・浪川大輔(森鴎外役)&岡本信彦(泉鏡花役)出演「めいこいスペシャルトークショウ ~納涼の宴~」レポート

森鴎外ら明治時代の偉人たちとの恋愛をテーマにしたメディアミックス作品「明治東亰恋伽(以下、めいこい)」が、今年10月に10周年を迎えた。この10周年記念イベントの一環として、去る8月21日(土)、博物館 明治村(愛知県犬山市)にて、浪川大輔(森鴎外役)・岡本信彦(泉鏡花役)が出演する「めいこいスペシャルトークショウ ~納涼の宴~」が開催となった。今回は、当日二部制で行われたイベントの中から、第二部のレポートでお届けする。

<浪川さん・岡本さんが明治村で語る、めいこいの“10年”と朗読劇>
トークショウは、明治時代の建築物を移築・保存・展示する「博物館 明治村」を舞台に繰り広げる体感型のコラボ企画「めいこい時間旅行5」の会期中に、スペシャルイベントとして開催された。関係者全員のPCR検査の実施、会場での検温・換気・消毒など、コロナウイルスの感染症対策を徹底した上での実施。会場となった明治村内の「名鉄岩倉変電所」に浪川大輔(森鴎外役)、岡本信彦(泉鏡花役)が登場すると、観客から大きな拍手が鳴り響いた。

明治村とめいこいのコラボは今年で5回目。昨年に続き2回目の出演となる岡本さんが、今回初めて明治村に来た浪川さんへ印象を聞くと、「広くてびっくりしました。ふと目をやると、素敵な建物がいっぱいある」と答えた。また、当日は8月とは思えないほど涼しく過ごしやすい気候だったが、“雨男”の異名を持つ(?)浪川さんが少し雨が降っていたことに触れると、岡本さんも「“雨神様”がいるのですみません(笑)」とフォローを入れる。

<めいこいみくじは“中吉”ラッシュ!?「コラボグッズ紹介をしまショー」>
最初のコーナーは、「コラボグッズ紹介をしまショー」。めいこい明治村コラボのグッズをキャスト自らが紹介するという趣旨のコーナーで、まずはコラボグルメを飲食することで貰うことができるコースターを紹介。浪川さんが「僕、がさつそうに見えるでしょ? 実は意外とコースター、家で使うんです。輪染みが気になるから、色々なコースターを試しているんです」と語ると、岡本さんが「そうですね、(こぼれたものを)口で受け止めそうなイメージがあります(笑)。でも、このコラボコースターは(キャラクターが印刷されているから)普段使いはしづらいですよね!?」と返す。

また、キャスト2名も、コラボメニューの1つである「鴎外のひんやり鴨葱きしめん」を楽屋で実食したとのことで、浪川さんが「美味しかったです! きしめん好きなので。ラーメンも良いけど、きしめんの喉ごしが好き」と感想を語った。一方で、岡本さんが「鏡花のルビーチョコドリンク、飲んだ方、いらっしゃいます?」と客席へと問いかけると、観客の大半が手を上げ、岡本さんも驚いたご様子。更に浪川さんが「用意されていたのが(鴎外の好物である)饅頭茶漬けじゃなくて良かった。過去のイベントで食べたことあるけど、そんなに美味しくはない(笑)」と正直な想いを吐露すると、岡本さんが「美味しくもないけど、まずくもないというか(笑)」と応えた。はたしてどんな味なのか、気になるところだ。

明治村内の風景と描き下ろしイラストを使用した『思ひ出ポラロイド 3枚組』や、村内に掲示された広告風ポスターをポストカードにした『明治東亰広告図案集』など、今回のコラボならではのグッズも紹介された。グッズの一部は現在も通販で購入可能だ。
https://www.chara-ani.com/pickup.aspx?p=meikoi_electronicshop

コーナーの最後は、コラボで毎回恒例となっている「めいこいみくじ」へチャレンジ。浪川さんは「中吉(藤田五郎)」を引きあて、福山潤さん演じる藤田に寄せた声で「願望…多少苦労はするだろうが、お前なら大丈夫だ」とクールに読み上げると、岡本さんが「(浪川さんが演じている)某怪盗アニメに登場する侍みたいでしたね」と突っ込みを入れ、観客から拍手が。岡本さんは「中吉(川上音二郎)」を引きあて、「“この男前に叶えられないことはないからな!どんと、言ってきな!”…って、これ(音二郎役の)鳥(海浩輔)さんの声で再生されますね! そして、我々のキャラ出ないですね!?」と声を上げる。岡本さんは自分の演じる鏡花に狙いを定め、新たなおみくじを何枚か開いたが、結局引くことが出来ず悔しがっていた。

<鴎外vs鏡花!? うさぎ柄の風鈴を巡る「朗読劇」>
お次は生朗読劇のコーナー。上演されるのは今回のイベントのために書き下ろされたシナリオで、開演と共に、会場内に涼やかな風鈴のSEが鳴り響いた。

物語の舞台は夏祭り。鴎外が、屋台で売られていた「うさぎの絵柄の風鈴」に目を留めていると、そこへ鏡花がひどく慌てた様子で現れる。鴎外は、「鏡花が書いた『海神別荘』、大反響だと聞いている」「(音二郎一座による)芝居広告も(明治村内に掲出されているのを)見たよ」と語るが、対する鏡花はそれどころではない。実はうさぎ好きの鏡花は朝からこの風鈴を狙っていたのだ。だが作家として尊敬している鴎外に対し、はっきりと「自分が買いたい」ということができない鏡花。「森さんのような、小説家としても医者としても活躍されている立派な方には、もっと相応しいものがあるかと」と精一杯の想いを口にすると、鴎外は「じゃあ、泉くんに選んでもらうかな」と提案する。

鏡花はしどろもどろになりながら、鴎外の興味を、南部鉄器や(明治村近郊の名産品である)美濃焼など、別の風鈴へと誘導しようと試みる。その流れで潔癖症の鏡花が、「風鈴も一日一回は消毒したい」と語り、驚かせる一幕もあった。

一方の鴎外は、鏡花の思惑を知ってか知らずか、穏やかな口調で「どこがおすすめなんだい? 説明してくれたまえ」と解説を求めたり、一瞬だけ別の風鈴に気変わりしたと見せかけて「だがやはりうさぎも捨てがたいなあ」と言い出したりと、一喜一憂する鏡花の反応を楽しんでいる様子。岡本さん演じる鏡花が「だからうさぎはやめてください~ッ!」と叫ぶと、浪川さん演じる鴎外がすかさず「泉くん、声が出ているぞ、声が」と返し、生朗読ならではの小気味よいやりとりに、観客の表情にも笑みが浮かぶ。

やがて2人のかけひきは、鴎外がうさぎの風鈴を購入し鏡花へプレゼントするという形で決着がついた。お金を払おうとする鏡花へ「未来の大戯曲家の美しい言の葉を思う存分聞かせてもらったのだ。もっと払ってもらっても足りないぐらいだよ」と語る鴎外。実は鴎外は元々、同居人である春草のご機嫌を取るための贈り物を探していたとのことで、黒猫の風鈴を買って去っていった。そして春草が機嫌を損ねた原因は、鴎外が特製の饅頭茶漬けをふるまおうとしたことだった……とオチがついたところで、朗読劇は終了。浪川さんと岡本さんの生の朗読をたっぷり楽しんだ観客からは、惜しみない拍手が送られた。

朗読を終えると、浪川さんが「久々に演じられて楽しい。10年やっていて、特にめいこいはそれぞれのキャラクターも立っているから、非常に世界観が見えやすい」と感想を述べ、岡本さんも「(めいこいに)戻って来られた感があった。朗読は、それこそ浪川さんプロデュースのイベントでもやらせていただいていますが、いつもより距離が近いというか、アットホームな雰囲気でやれました」と語った。

<藤田家の味から、浪川家の味まで―!?「夏の思ひ出2011-2021!」>
朗読劇の後は、「夏の思ひ出2011-2021!」と題した、めいこいガールズからのメール紹介コーナーへ。めいこい10周年を記念して募集した、10年に限定した夏の思ひ出についてのメールを、浪川さん・岡本さんが紹介した。

「過去の明治村コラボで食べた、“藤田の牛肉のしぐれ煮”の味を思い出します」というメールのを受け、「牛しぐれ煮は確かに美味しい」と盛り上がるお二人。そして浪川さんがこぼした「そぼろとしぐれ煮ってどう違うんだろう」という発言に対し、岡本さんが「うーん……。そぼろの方がコロコロというか、乾燥していて、しぐれ煮の方が……ウェッティ?」と返すと、浪川さんが「絶対食レポやめといた方がいい(笑)」と突っ込みを入れる。以前一緒に食レポ番組もやっていたというお二人だが、岡本さんいわく「だいたいみんな美味しいだけに、感想が難しい」とのことだ。その後、家庭料理の話題から“浪川家のおでんは独特である”といったご実家の話題へと逸れていき、最後には“お母さんがすごい勢いの掃除機で浪川さんを吸おうとした”という衝撃のエピソードも明かされた。

また、会場に来場しているめいこいガールズのメールも読まれ、めいこいキャストが過去のイベントに着物や浴衣で出演した際の思い出等も披露された。

<もし本当に「グズ!」と言われたら!? 「めいこいガールズYES/NO調査!」>
最後のコーナーは「ご褒美争奪!浪川VS岡本 めいこいガールズYES/NO調査!」。浪川さんと岡本さんの対決コーナーで、会場に集まった観客にアンケートを出し、挙手で答えてもらうことで、「YES/NO」どちらが多数派になるかを予想して当てるというもの。勝った出演者には、明治村のおみやげセットが進呈される。

一問目は「好きな人に“グズ!”とか言われると、反省よりキュンが勝つ?」。“グズ”は「めいこい」作中で、岡本さん演じる鏡花がヒロインに対して度々発する重要なワード。事前予想はお二人とも「YES」だったが、実際の観客の反応はわずかな差で「NO」が勝利し、ポイントを逃した。ちなみに本日の第一部では、圧倒的に「NO」の方が多かったとのことで、浪川さんが「問題の出し方が良くなかったのかな?皆さんをYESの気持ちにさせるような出し方をしないと!」と、反省を語る。

二問目は「この夏、もうスイカを食べた?」。浪川さんは「YES」、岡本さんはスイカバーしか食べていないとのことで「NO」。今回も接戦だったが、「YES」の方がわずかに多く、浪川さんが1ポイントリード。

三問目ではバラエティコーナーのお約束通り(?)、勝者には100万ポイントが与えられることが急きょ決定。質問は、「バスタオルは、硬い派?柔らかい派?」。浪川さんは「硬い派(YES)」、岡本さんは「柔らかい派(NO)」。硬い派に挙手した観客はたった7~8名で、柔らかい派の圧勝だったが、岡本さん感心したように「これ(硬い派)頑張ったんじゃないですか?」とこぼすと、浪川さんが「なんだお前、その“頑張りましたね先輩”みたいな言い方は!」と返す。実は、第一部の同じ問題で硬い派は2~3名しかいなかったとのことで、第二部で7~8名に増えたのは急成長だという見方だったようだ。だが当然、判定は覆らず、勝者は100万ポイントを獲得した岡本さんに決定! 第一部で勝利した浪川さんに続き、岡本さんも明治村のおみやげセットをゲットするとができた。

最後に「単純にお客さんに聞いてみたいこと」として、岡本さんが「実は物の怪や幽霊を見たことがある人!」と問いかけると、何名かの観客が手を挙げる。これを受け、“浪川さんは3名、岡本さんは99名憑いているらしい”といった話に発展し、物の怪のいる世界観を舞台にした「めいこい」らしいコーナーの締めくくりとなった。

<10周年への感謝と、その先へー>
エンディングトークで岡本さんは「めいこいがすごく大きくなり、10周年を迎えられるのはお客様のおかげです。やっぱり思い返してみると、楽しいイベントの数々があったなあと思います。今はコロナ禍でイベント開催自体が難しくなっている中で、お客様も色々な想いを抱えながら来てくださっていると思います。1回1回を大切にしていけたらいいなと思っている中で、今日は楽しくイベントができてとっても良かったです。ありがとうございました」と語る。

浪川さんは「本当に10年というのは短いといえば短い、長いといえば長いと思いますが、これまでやってきたことが今日のコーナーにもあったように、みなさんの中で楽しい思い出として残っていて、語り継がれていくというのはとても素敵なことだと思います。確かに大変なご時世ですが、いつの日かまた楽しく声を出せる日が来ると思います。その時はまた力を貸してください。ありがとうございました」と語り、約1時間にわたるイベントは幕を閉じた。

なお、明治村コラボは終了したが、浪川さん演じる森鴎外、岡本さん演じる泉鏡花を含めた好男子全員の新録ボイスドラマも収録した最新アルバム「ノスタルジイ浪漫恋歌集~明治東亰恋伽10周年記念アルバム~」が現在発売中だ。また、めいこい10周年記念に出版される『明治東亰恋伽 10周年記念ビジュアルファンブック~めいこい追想図録~』も11月1日12時より予約を開始した。10周年を迎え、ますます盛り上がりを見せるめいこいを、是非お見逃がしなく。

「ノスタルジイ浪漫恋歌集~明治東亰恋伽10周年記念アルバム~」詳細
http://meikoi.com/news/cd_dvd_bd/20210915/post-176-3
http://5pb.jp/records/release/『ノスタルジイ浪漫恋歌集』~明治東亰恋伽-10周/

「『明治東亰恋伽 10周年記念ビジュアルファンブック~めいこい追想図録~』」詳細
http://meikoi.com/10th_anniversary/fanbook/


<『明治東亰恋伽』とは>
ごく普通の女子高生である主人公・綾月 芽衣は、赤い満月の夜に出会った自称・奇術師、チャーリーの手によって明治時代へとタイムスリップ。そこは物の怪の存在が認められている、少し不思議な明治時代の”東亰”でした。そこで出会ったのは森 鴎外、菱田 春草といった歴史上の人物達。慣れない時代、生活の中で好男子(イケメン)たちと触れ合ううちに芽生えてくる恋心。主人公は元の時代に戻れるのか、それとも…?時空を越えた愛……はたしてその結末は?

2011年に携帯アプリ配信版からスタートし、その後もPSP® (PlayStation®Portable)・PlayStation®Vita版の発売やスマホアプリ化、その他ゲーム以外にもミュージカル化やTVアニメ化、実写ドラマ化・映画化など幅広くメディアミックスを展開しています。

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