レポート:「難しい、どうして?が楽しいに変わる瞬間があるはず」『ゴジラ S.P<シンギュラポイント>』完成披露上映イベント舞台挨拶レポート

2021年3月19日、東京・日比谷にあるTOHOシネマズ 日比谷において、『ゴジラ S.P<シンギュラポイント>』完成披露上映イベント舞台挨拶が行われました。今回の舞台挨拶では、神野銘役の宮本侑芽さん、有川ユン役の石毛翔弥さん、ペロ2役の久野美咲さん、ユング役の釘宮理恵さん、大滝吾郎役の高木渉さん、BB役の置鮎龍太郎さん 、OPアーティストのBiSHが登壇されました。

時間となり、司会の笠井さんの呼び込みで、メインキャスト6人が登壇し、一言挨拶をしたところで、現在のゴジラ S.P<シンギュラポイント>に対しての気持ちを聞かれ、宮本さんと石毛さんもゴジラのあの音楽を聴くとテンションが上がると話していました。

ゴジラ S.P<シンギュラポイント>の企画については、裏話として2019年にキャスト陣に話が合って、オーディションの結果は2020年1月にあり、そこからゴジラ S.P<シンギュラポイント>の収録の話が進んだそうです。

ちなみに、今回のゴジラ S.P<シンギュラポイント>は作品の情報解禁がされる前に収録が既に終わっていたそうで、キャスト陣もファンの人たちと同じ心境のようでした。

役柄について、どんなキャラクターか、どういう意識をしてやったのかについては、宮本さんは神野銘について「存在しない生物を研究する天才」と難しい役どころを演じたことや、石毛さんは有川ユンについて、神野銘とは違う「天才の部類」と話し、久野さんはペロ2を神野銘の「パートナー犬型アイコンのAI」と神野銘や有川ユンらの天才を上回るAIを演じるのに苦労されたそうです。

置鮎さんはBBは謎の多いキャラクターだったということで、「(全てを)分かった振りしていこう」というスタンスで演じられたそうです。

釘宮さんは「AIなので淡々としているのですが、淡々としすぎないように、温かみが失われすぎない温度感で私はやっていました。」と機械過ぎない加減で演じられたそうです。

高木さんは「ジェットジャガーに対しての絶対の自信があるように演じていました。」と話している時からも、キャラクターと演じるキャラクターへの熱さが伝わってきました。

ちなみにアニメのアフレコは新型コロナウイルス感染症の影響で、ブース内も最大で3人で行っていたそうで、掛け合いの多いキャラクターがチームになって、収録をされていたそうです。

ここでOPアーティストのBiSHが登場し、BiSHのメンバーからのコメントとして、「ライブでゴジラの動きを取り入れてみたい。」という話や、「アニメのOPは是非飛ばさないで見て欲しい。」という話や、「周りからも羨ましがられて怪獣作品に携われて良かった。」と、ゴジラ S.P<シンギュラポイント>の楽曲起用で大きな変化を感じられたそうです。

最後に、代表してセントチヒロ・チッチさん、石毛さん、宮本さんからコメントとして、セントチヒロ・チッチさんは「『抗えない未来を覆す』という言葉があって、その中に私たちもずっと抗えないものに立ち向かってきました。この作品を楽しみながらBiSHの曲も楽しんで貰えたらなと思います。」、石毛さんは「物語、音楽、キャラクター、怪獣も演出面も最高です。是非楽しんでいただけたらなと思います。」、宮本さんは「キャスト、スタッフ、アーティストの皆さんが全力で作ってきました。何年間も楽しみにしていた作品がようやく世に流れ、皆さんに見て頂くことにワクワクが止まりません。」とコメントされ、舞台挨拶が終了しました。


<TVアニメ『ゴジラ S.P <シンギュラポイント>』>
4月1日(木)放送開始
毎週木曜22:30 TOKYO MX、KBS京都、BS11/毎週木曜24:00 サンテレビ
3月25日(木)Netflix国内配信開始
各週テレビ放送から1話ずつ先行配信(2021年全世界独占配信)

<スタッフ>
監督:高橋敦史
シリーズ構成・脚本:円城塔
キャラクターデザイン原案:加藤和恵
キャラクターデザイン:石野聡
怪獣デザイン:山森英司
音楽:沢田完
CGディレクター:池内隆一・越田祐史・鈴木正史
VFXディレクター:山本健介
軍事考証:小柳啓伍
美術デザイン:平澤晃弘
美術監督:横松紀彦
色彩設計:佐々木梓
撮影監督:若林優
編集:松原理恵
音響監督:若林和弘
オープニングテーマ:「in case…」BiSH
エンディングテーマ:「青い」ポルカドットスティングレイ
アニメーション制作:ボンズ×オレンジ
製作:東宝

<キャスト>
神野銘:宮本侑芽
有川ユン:石毛翔弥
ペロ2:久野美咲
ユング:釘宮理恵
加藤侍:木内太郎
大滝吾郎:高木渉
金原さとみ:竹内絢子
佐藤隼也:阿座上洋平
山本常友:浦山迅
鹿子行江:小岩井ことり
海建宏:鈴村健一
李桂英:幸田夏穂
マキタ・K・中川:手塚ヒロミチ
ベイラ・バーン(BB):置鮎龍太郎
リーナ・バーン:小野寺瑠奈
マイケル・スティーブン:三宅健太
ティルダ・ミラー:磯辺万沙子
松原美保:志村知幸

<ストーリー>
2030年、千葉県逃尾市。
“何でも屋”な町工場「オオタキファクトリー」の有川ユンは、誰も住んでいないはずの洋館に気配がするということで調査へ。空想生物を研究する大学院生の神野銘は、旧嗣野地区管理局“ミサキオク”で受信された謎の信号の調査へ。まったく違う調査で、まったく違う場所を訪れた見知らぬ同士の2人は、それぞれの場所で同じ歌を耳にする。その歌は2人を繋げ、世界中を巻き込む想像を絶する戦いへと導いていく。孤高の研究者が残した謎、各国に出現する怪獣たち、紅く染められる世界。果たして2人は、人類に訪れる抗えない未来<ゴジラ>を覆せるのか―。


ゴジラS.P公式HP:
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