2021年10月16日、東京・調布にあるイオンシネマ シアタス調布において『劇場版オトッペ パパ・ドント・クライ』公開記念舞台挨拶が行われました。今回はウィンディ役の井口裕香さん、リル役の稲垣来泉さん、ウタウーネ16世役の藤原紀香さん、監督の飯塚貴士さん、ウィンディが登壇されました。
時間となり、キャスト陣が登壇されると、会場から温かい拍手で迎えられました。
最初に映画化を聞いた時の話として、井口さんは「映画と聞いてすごく嬉しかった。」と話し、5分アニメだが、どういう展開になるのだろうかと思われたそうです。
出演が決まった時の話では、稲垣さんは「作品に出演出来て嬉しかった。」と話し、藤原さんはオトッペに出演するにあたって、甥っ子と姪っ子に伝えて、飛び上がって驚かれたそうです。作品に出れたことが本当に嬉しかったそうです。
今回のゲスト出演のキャストについて飯塚監督からは、斎藤工さんについては、「あの役ですね！」という感じで斎藤さんもユーモアあるキャラを演じられたそうです。西島秀俊さんは、テレビシリーズでは出番が少なかったですが、映画では様々な面を見せてくれたと話していました。
演じるにあたって意識していることは、稲垣さんは「小さいころを思い出して、リルの表情を感じて、思いを込めました。」と自身の経験したことを演技に生かしていたそうです。藤原さんは「みんなで演じている時はウタウーネだが、エンディングの時は（役ではなく）素で歌ってください。と言われ、いつもはお芝居の役で歌っていて、素で歌ったことがないなと思いつつ、（素のバージョンは）日本では初めてCDになった。」と話していました。（曲が収録されているサントラは劇場で販売されています。）
映画の印象的なシーンについては、井口さんは「ウタウーネである藤原紀香さん」と思われたそうです。稲垣さんは「歌に感情がこもっているのが好き。」と話し、藤原さんは「リルが初めて意思を持って、母であるウタウーネ16世に違うという瞬間。」を挙げ、「嬉しい思いと寂しい思いがジーンと来た。」と話していました。
飯塚監督は「5分アニメはバラエティや楽曲を詰め込んでいたが、劇場版を作ろうとしたら、予算オーバーになるくらいになった。」と映画だから出来ることを詰め込んだり、泣く泣く削っていったり、いろいろされたそうです。
映画に因んで泣けたことについて井口さんは「試写会で泣きすぎて、替えのマスクがあって良かった。」と話し、稲垣さんは「学校でミシンの使い方を友達に教えたが、その友達が自分が教えたことが身になって、他の人に教えていたのが良かった。」と自分の教えた内容が良かったのだろうと感動したそうです。藤原さんは「子供を持つ親御さんからオトッペ出るの？と聞かれた。」と反響が凄かったと話していました。
最後に一言コメントとして、飯塚監督は「いろんな形の家族があると思いますが、お子さんと親御さんへのエールになればなと思います。」。藤原さんは「特別なものだと思います。色彩感覚やドラマ、愛情が詰まっていて、宝物だと思います。皆さん、お仲間、家族で見に来てください。」。稲垣さんは「テレビで見ていたオトッペが映画館で見られて嬉しいし、リルがオトッペタウンに来てくれたら嬉しいです。」。井口さんは「素敵な映画になっているので、何気ない日常をオトッペと一緒になれば良いなと思います。」とコメントされ、舞台挨拶が終了しました。
声の出演：
井口裕香 久野美咲 稲垣来泉
千葉進歩 木内秀信 渡辺明乃 桐井大介 小原好美 大山鎬則 浅野まゆみ 志田有彩 MoeMi 福田充徳（チュートリアル）
藤原紀香／渡辺江里子･木村美穂（阿佐ヶ谷姉妹）／斎藤 工／西島秀俊
エンディングテーマ：
「TOMORROW」倉木麻衣（NORTHERN MUSIC）
クリエイティブディレクター：三浦竜郎・おおばる
監督：飯塚貴士
脚本：向田邦彦
音楽：吉田ゐさお
原案：NHK/オトッペ町役場
CGアニメーション：pHスタジオ
制作：ROBOT
配給：イオンエンターテイメント
公式HP：
https://otoppe-movie.com/
オトッペタウン公式Twitter：
https://twitter.com/otoppetown
オトッペタウン公式Instagram：
https://instagram.com/otoppetown
オトッペ町役場公式チャンネル：
https://www.youtube.com/channel/UCvZEsL3yzjTXXIOIG4IVt2w
映画公式ハッシュタグ：#オトッペ #劇場版オトッペ #パパドントクライ
『劇場版オトッペ パパ・ドント・クライ』
全国公開中
©2021「劇場版オトッペ パパ・ドント・クライ」製作委員会 ©NHK/オトッペ町役場