レポート:朝の冴えた脳に濃縮されたシェイクスピアの「マクベス」の相性は抜群!「朝シェイクスピア〜30分でわかるマクベス〜」ゲネプロレポート

2022年1月8日・9日・22日・23日に東京・池袋にあるMixalive TOKYO「Hall Mixa」において、舞台『朝シェイクスピア〜30分でわかるマクベス』が行われます。

今回の舞台では、河内大和さん、真以美さん、野村龍一さん、島田惇平さん、森谷勇太さん、佐瀬弘幸さん、今村美歩さん、齋藤明里さん、レノ聡さん、鈴木彰紀さんが出演されます。(一部Wキャスト)今回は公演を前に行われたゲネプロのレポートをします。

演劇の古典としてはとても有名なシェイクスピアですが、いざ書籍を読んでみようと思ったり、舞台を見てみようと思っても、難しそうという考えで、諦めている人には、今回の舞台は向いていると思います。

まず、舞台の時間が30分(若干前後します。)と舞台にしてはとても短く、「マクベス」の内容が濃縮されていて、常に見せ場のシーンを見せられているので飽きや暇が生まれません。とにかく最初は途中で分からなくなってしまったとしても、常に見せ場なので先を見ようというモチベーションが生まれると思います。

一度見終わった後に分からなかった場所があった時は、「あそこ分からなかったから、もう一回見てみようかな?」という気持ちにもなると思います。内容としては、とても良く練られていて、一般的なマクベスの舞台公演でも2時間半~4時間以上が多い中、約30分でまとめているのは感嘆の一言です。

役者陣も朝に行われるのと、30分でお客さんに舞台を見せるという事もあるので、役者陣の頑張りも凄いです。役者陣がハイテンションかつセリフも通常の1.2~1.5倍の速さで話していますが、セリフはかなり駆け足で話しているのにも関わらず、思ったよりも聞き取りやすかったです。仮に公演が朝なのでちょっと寝ぼけて見に行く人も、このセリフの洪水には、目が覚めると思います

また、今回の劇場はMixalive TOKYO「Hall Mixa」ですが、収容人数が200人弱という事で、比較的小さめの劇場の分類に入ると思いますが、役者陣の声がどこの席にいてもハッキリ肉声で聞き取れる事や、演出的にも丁度良い大きさなので、次の『朝シェイクスピア』が楽しみに思えると思います。


<2月公演スケジュール決定!>
2022年2月5日(土)・2月12日(土)・2月13日(日)
※公演日は変更となる可能性がございます


<公演概要>
タイトル:『朝シェイクスピア〜30分でわかるマクベス』
上演スケジュール:2022年1月8日(土)・1月9日(日)・1月22日(土)・1月23日(日)
※2月以降のスケジュールは公式HP及びTwitterにて随時発表します。
会場:Mixalive TOKYO「Hall Mixa」
東京都豊島区東池袋1-14-3
https://mixalivetokyo.com
上演作品:『マクベス』作・ウィリアム・シェイクスピア
脚色・演出:岡本貴也(オカモトタカヤ)
キャスト:河内大和、真以美、野村龍一、島田惇平、森谷勇太、佐瀬弘幸、今村美歩、齋藤明里、レノ聡、鈴木彰紀

1月ゲスト:
1月8日(土)右近良之
1月9日(日)福圓美里
1月22日(土)佐藤拓也
1月23日(日)横井翔二郎

チケット情報:
料金:4,000円(全席自由席、1ドリンク+朝ごはん付き※)
上演時間:約30分
予約受付:
https://asa-shakespeare-macbeth202201.peatix.com/
※当日決済は会場にて入場時に現金のみでのご精算となります。
※本公演は全席自由席になります。


<朝プロダクションとは>
朝プロダクションは、2014年9月より野村龍一が旗揚げした「朝劇西新宿」としてスタートした演劇プロダクション。「演劇をより身近に、特別な体験ではなく、日常の一部として演劇を体験してほしい」という想いのもと、45分程度のショートストーリーを朝、非劇場空間で上演し続ける。 2015年より岡本貴也による作品『恋の遠心力』公演が開始、2017年に『愛の回転式』公演も開始。通算260公演、8500人以上を動員した。銀座のクラブでは『朝日に願え』を上演し、業界に話題を呼んだ。

公式サイト:
http://asa-production.jp/shakespeare/

公式Twitter:
https://twitter.com/30m_Shakespeare

公演に関するお問い合わせ:
info@asa-production.jp


<Mixalive TOKYO(ミクサライブ東京)とは>
「Mixalive TOKYO(ミクサライブ東京)」とは、 池袋駅東口サンシャイン60通り沿いに誕生したLIVEエンターテインメントの複合施設ビル。講談社、テレビ東京、キングレコード、ブシロード、ネルケプランニングほか様々なエンターテインメント企業が集まり、舞台、音楽ライブ、トークショー、イベント、ライブカフェなど、6つのホールから多種多様なLIVEエンターテインメントを世界に発信する。ソフトバンクとの協業により全フロア5G化し、リアル&リモートのLIVEエンターテインメントを発信する「ハイブリッドシアター」として本格始動した。

©朝シェイクスピア