レポート:内田「人生が描かれていたな」アニメ「フルーツバスケット -prelude-」公開記念舞台挨拶レポート

2022年2月20日、東京・新宿にある新宿バルト9において、「アニメ『フルーツバスケット -prelude-』公開記念舞台挨拶」が行われました。今回の舞台挨拶では、本田今日子役の沢城みゆきさん、本田勝也役の細谷佳正さん、本田透役の石見舞菜香さん、草摩夾役の内田雄馬さん、MCで草摩由希役の島﨑信長さんが登壇されました。

時間となり、舞台挨拶が始まると、会場からは暖かい拍手でキャスト陣が迎えられました。

冒頭の挨拶では、キャスト陣も多くのファンの方が劇場とライブビューイングをしている劇場にも駆けつけてくれたことに喜んでいました。

最初のトークパート「思い入れのシーン」については、沢城さんは透の出ているシーン全てを挙げ、今日子の母親目線を見せていました。細谷さんは今日の朝、劇場版を見たそうですが、「泣くかな?」と思われたそうですが、「勝也の父親が今日子さんに勝也を頼むと言ったシーン」は細谷さんもホロリと来たそうです。

島﨑さんも勝也と今日子のシーンは学生さんも憧れるのではと話し、石見さんは「母親の今日子さんの恋する少女時代と大人のお父さんを見られて良いなと思いながら見てました。」と話していました。

内田さんは透と夾が頑張って生きている姿と振り返りの劇場版の前半パートが辛かったと話していました。「人生が描かれていたな。」と思われたそうです。

収録の時は、絡んではいないものの、4人一緒にスタジオに揃う事が出来たそうで、透と今日子のシーンなど、部分部分は一緒に収録が出来たそうです。

細谷さんは先輩の沢城さんと演じられたことを嬉しいと話し、沢城さんも「一期違うだけ!」と細谷さんの弄りに解説を加えて、会場からも笑顔の拍手が起きていました。

ここで、井端義秀監督から個別の質問で、沢城さんの「前日の準備」については、「基本的には原作を読んで、アニメで変えている理由を把握して、確認する。」を挙げていました。

細谷さんの「TVアニメ版の収録後」については、「音響監督の明田川さんが、普段はテストと本番の2回で良い方を採用するが、(この時は)6回収録した。」ことに、珍しいなと思われたそうです。

石見さんの「透との共通点」については、「声」と「料理」を挙げていました。料理の腕について、話をされていると、先輩たちから突っ込みを受けていました。

島﨑さんの「テストと本番の差」については、「細谷さんと同じで(音響監督の明田川さんの場合)2回使って貰えるのと、テストが上手く行った時、本番が難しい。」と挙げていました。

内田さんの「後日談の夾に演じやすさはありましたか。」については、「最初は劇場版の夾が溶けている(優しくなりすぎている)と言われ、不器用さのある夾に戻した。」と話していました。

最後にキャスト陣からの一言コメントとして、内田さんは「是非、この映像を何度も見て、みんなの心を洗濯するぞというパワーを届けられたらいいなと思います。」。

島﨑さんは「フルーツバスケットは重い物や苦しい物、色んな障害があるが最後は出会いがあったりして、一緒に進んでいく作品だからいいんだなと凄く思いました。」。

石見さんは「フルーツバスケットの作品の良さってたくさんあるのですが、メインであるキャラクター以外のキャラクターにも人生があって、ちゃんと生きているエピソードがあるのがこの作品の良さだと思います。」。

細谷さんは「劇場公開のフルーツバスケットは、皆さんのお陰で好評上映中という事で、いろんな方に見て頂いて、色んな世代の方に見て頂いて、いろんなものを感じて頂ける作品になっていると思います。」。

沢城さんは「フルーツバスケットってすごく不思議な作品ですよね。10代の時に読んだ時も好きだったけどと、30代の時に読んだ時も好きでした。10年後、またお茶をしませんか?」とコメントされ、舞台挨拶が終了しました。


2月18日(金)※公開初日、2月19日(土)二日間の動員・興行収入が到着!
公開館数25館(2月19日時点)で、すでに動員20,000人以上、興行収入3,300万円を突破!


<作品情報>
透の両親・今日子と勝也の物語 初の映像化!そして“透と夾のその後”を高屋奈月が完全新作で描くー

タイトル:「フルーツバスケット -prelude-」
公開日:2022年2月18日(金)より絶賛上映中
上映劇場:
https://eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=frubamovie
入場者特典:“高屋奈月描き下ろし”スペシャルコミックス
※上映劇場にて先着順で配布 ※無くなり次第終了

INTRODUCTION:
新作映像と夾が語るTVシリーズ総集編がスクリーンを彩る―

何もかも信じられず傷つけてばかりいた――あの人と出会うまでは。
TVシリーズで描かれなかった待望のエピソードが遂に映像化!

手のつけられない子供だった今日子。彼女が出会ったのは、変わり者の教育実習生だった。
彼の名は本田勝也。偶然から始まった関係は、2人の運命を分かち難く結び付けていくが、待ち受けていたのは誰にでも祝福されるような現実とは程遠かった。
しかし、今日子と勝也にとってこの世で一番大切な存在――本田透――が生まれる。
穏やかに、優しく、この倖せな時間が過ぎていく。誰もが、そう思っていた……。
これは透の両親、今日子と勝也の、儚くかけがえのない軌跡の物語。
「いつだって、一度は道に迷わなければ、自分の答えに辿りつけない」

あらすじ:
この世の何も信じることが出来ず荒れ果てた生活を送っていた今日子は、教育実習生として赴任してきた本田勝也と出会う。慇懃無礼でクセの強い勝也に翻弄され、次第に惹かれていく。ところが、不良仲間との間で起きた事件をきっかけに親から勘当を言い渡されてしまう。今まで散々好き勝手やってきた罰だ。そう思う今日子の前に、勝也が現れて……。



<スタッフ>
原作・総監修:高屋奈月「フルーツバスケット」(白泉社・花とゆめCOMICS)
監督:井端義秀
脚本:岸本卓
キャラクターデザイン:進藤優
衣装デザイン:minatsu
美術監督:神山瑶子
色彩設計:菅原美佳
撮影監督:蔡伯崙
編集:肥田文
音響監督:明田川仁
音楽:横山克
音楽制作:トムス・ミュージック
アニメーション制作:トムス・エンタテインメント
製作:フルーツバスケット製作委員会

<キャスト>
本田今日子:沢城みゆき
本田勝也:細谷佳正
本田 透:石見舞菜香
草摩由希:島﨑信長
草摩 夾:内田雄馬
ほか

主題歌:
「虹とカイト」大橋トリオ

<Blu-ray情報>
劇場限定版Blu-ray同時発売中!
商品名:「フルーツバスケット -prelude-」劇場限定版Blu-ray
リリース日:2022年2月18日(金)
価格:9,900円(税込)
収録内容:

収録映像:
アニメ「フルーツバスケット -prelude-」本編映像

仕様:
特殊スリーブ&高屋奈月ビジュアルジャケット

封入特典:
・高屋奈月ビジュアルICカードステッカー
・ブックレット
※チケットをお持ちの方のみ、「フルーツバスケット -prelude-」上映劇場にて購入可能
※一部劇場をのぞく
※数量限定、なくなり次第販売終了
※収録内容、商品仕様は予告なく変更する場合がございます


「フルーツバスケット -prelude-」公式サイト:
https://fruba-movie.jp/

公式Twitter:
https://twitter.com/fruba_PR

公式Instagram:
https://www.instagram.com/fruba_pr/

(C) 高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会