レポート:僕が失って気づく大切なものとは?朗読劇「世界から猫が消えたなら」6月18日14:00回公演レポート

2022年6月18日から30日まで、東京・北千住にあるシアター1010において、朗読劇「世界から猫が消えたなら」が行われます。今回、6月18日14:00の回を取材させて頂きました。出演者は僕役に梶裕貴さん、悪魔役に駒田航さん、彼女役に山下七海さん、親友役に中島ヨシキさん、猫役に土田玲央さんが出演されました。

話の概要としては、僕を中心に主に2人での掛け合いで舞台が進行していきます。物語は、体調を崩した僕が、病院で検査をしたところ余命僅かの大病を患います。そして、僕が困っている所に悪魔が現れ、僕の余命を伸ばす代わりに、僕の様々な大切な物を余命を伸ばす代わりに引き換えで要求します。そこから、僕は様々な引き換えの物に関する物語を思い出し、過去の後悔を清算していきます。

今回の舞台は、僕役の梶さんの役に憑依した演技や、兼役の方たちの約20代と約50代を演じ分けも光っていたと思います。裏のある悪魔や、仕草も猫っぽかった猫など、朗読だけではなく、舞台上の様子も必見です。

今回の朗読劇は劇場だけではなく、配信でも見られるという事で、キャストが違う事でどのように脚本を理解して演じているかを見比べたりすることも面白いと思います。30日まで行われているので、是非楽しんで頂ければと思います。


<公演情報>
タイトル:朗読劇「世界から猫が消えたなら」
原作:川村元気「世界から猫が消えたなら」
脚本・演出:村井 雄(KPR/開幕ペナントレース)
公演期間:6 月 18 日(土)~30 日(木)
発売イープラス:
https://eplus.jp/sekaneko/

HPアドレス:
https://officeendless.com/sp/reading_sekaneko/

Twitterアカウント:
https://twitter.com/sekaneko2022

Ⓒ朗読劇「世界から猫が消えたなら」製作委員会