レポート:「様々な視点で作品を見て欲しい!」映画『ゆるキャン△』公開御礼舞台挨拶レポート

2022年7月10日、東京・有楽町にある丸の内ピカデリーにおいて、映画『ゆるキャン△』公開御礼舞台挨拶が行われました。今回の舞台挨拶では、志摩リン役の東山奈央さん、大垣千明役の原紗友里さん、犬山あおい役の豊崎愛生さん、⻫藤恵那役の高橋李依さんが登壇されました。

当初、登壇予定だった各務原なでしこ役の花守ゆみりさんについては、7月10日に新型コロナウイルスの感染が確認されたため、残念ながら欠席となりました。

今回は、上映後の舞台挨拶という事で、ネタバレ有りでトークが進行しました。舞台挨拶が始まると、キャスト陣が登壇し、会場からも暖かい拍手で迎えられました。

今回の舞台挨拶は上映から2週目という事で、キャスト陣が周りの反響について聞かれ、東山さんは東山さんの父親が映画を見てから貰える13.5巻を手に入れた話や、原さんは普段アニメを見てない友達が作品を見てくれて、好評だったと話していました。

豊崎さんは知り合いの家族が見に行ってくれて、子供はどういう反応だったんだろう?と思ったそうですが、大人ならではの共感は大人にはあるけど、子供には5人が頑張っている姿が印象的だったそうですと話していました。

ちくわについては高橋さんも、ちくわも本作で大人になったんだなと思われたそうです。

原さんは恵那とちくわが散歩をしている所に若いわんこに会って、歩いていて抜かされる所に、最初は原さんもちくわを年老いた感じで演じられたそうですが、「もうちょっと若く」と演技指導があったそうです。その他でも、今回のゆるキャン△は犬達がそれなりに年を取っていたとは言え、もうちょっと若くても良かったかもという話をされていました。

東山さんはこの映画で5人の成長が見られたのが良かったのではないかと話し、仕事面では、リンが営業部から編集部に異動した際に、オフィスにいて初めて見るリンを知り、キャンプを頑張るというよりは、楽しんで学ぶというか、今回の映画は今までになく困難に立ち向かっているから、オフィスの外でもみんな大人になったなと思ったそうです。

最後に一言メッセージとして、高橋さんは「皆さんの好きなキャラクターがいたら、その子目線で見て、細かいところまで是非見て頂いて、楽しんで貰えたらと思います。」

豊崎さんは「リアルに生きている世界を思います。みなさん、キャンプしましょう!」

原さんは「大人になった話って、集まってみると昔と変わらないじゃんと。変わる所と変わらない所、変わらない事を普段の生活を楽しいと思えるきっかけになればと思います。」

東山さんは「今回の映画は見どころがたくさんあって、みんなの好きな『ゆるキャン△』がぎゅぎゅぎゅと詰まっていたと思います。皆さんの好きなところを発見できたら嬉しいです。」

とコメントされ、舞台挨拶は終了しました。


<STAFF>
原作:あfろ(芳⽂社「COMIC FUZ」掲載)
監督:京極義昭
脚本:⽥中仁、伊藤睦美
キャラクターデザイン:佐々⽊睦美
プロップデザイン:井本美穂、堤⾕典⼦
メカデザイン:遠藤⼤輔、丸尾⼀
⾊彩設計:⽔野多恵⼦(スタジオ・ロード)
美術監督:海野よしみ(プロダクション・アイ)
撮影監督:⽥中博章(スタジオトゥインクル)
デジタルワーク:C-Station digital
CGワーク:平川典史(M.S.C)
⾳響監督:⾼寺たけし
⾳響制作:HALF H・P STUDIO
⾳楽:⽴⼭秋航
⾳楽制作:MAGES.
アニメーション制作:C-Station
配給:松⽵
オープニングテーマ:亜咲花「Sun Is Coming Up」
エンディングテーマ:佐々⽊恵梨「ミモザ」

<CAST>
各務原なでしこ:花守ゆみり
志摩リン:東⼭奈央
⼤垣千明:原紗友⾥
⽝⼭あおい:豊崎愛⽣
⻫藤恵那:⾼橋李依


映画『ゆるキャン△』
全国⼤ヒット上映中︕
配給:松⽵

©あfろ・芳⽂社/野外活動委員会