公式レポート:「ぼくらのよあけ」”宇宙の日”9月12日完成披露試写会を開催!主題歌「いつしか」を歌う三浦大知、応援⼤使を務める横澤夏子も登壇!!杉咲「ワクワクしながら⼀緒に冒険をしたような特別な体験でした」

阿佐ヶ⾕住宅を舞台にしたSF ジュブナイルアニメーション映画『ぼくらのよあけ』(10 ⽉21 ⽇公開)の完成披露試写会が9 ⽉12 ⽇都内劇場で⾏われ、杉咲花(沢渡悠真役)、悠⽊碧(ナナコ役)、朴璐美(⼆⽉の黎明号役)、横澤夏⼦(岸みふゆ役&『ぼくらのよあけ』応援⼤使)、三浦⼤知(主題歌担当)、そして⿊川智之監督が参加。完成披露試写直前に、なんとスペインで開催される第55 回シッチェス・カタロニア国際映画祭アニメ・コンペティション部⾨にノミネートされたとの吉報もあった。

沢渡悠真は明るく元気で感情が⼤きく表にでる役柄。演じた杉咲は「悠真と⼀緒に⾊々な出会いや別れにワクワクしながら冒険をしたような特別な体験でした」とアフレコを回想した。

悠⽊から「杉咲さんの声から悠真の優しさが垣間⾒られるような場⾯もあったりして、悠真のことがより⼀層好きになった」と褒められると、杉咲は「嬉しいです」と喜び「不慣れな部分もあって緊張していたのですが、悠⽊さんのキュートで温かいお声に何度も⼼を動かされました。台本を読んでいたとき以上に豊かなところへ連れて⾏っていただけた感覚になりました」と感謝していた。

無⼈探査機の⼈⼯知能・⼆⽉の黎明号という未知なる存在を演じた朴。⿊川監督からは「難役だから覚悟して」と事前に連絡を受けていたといい「まさかこの歳で⼀万⼆千年もかけて地球にやってくる未知なる存在を演じるとは思わずビックリ。でもやりがいはありました︕」と⼿応えを⼝にしていた。

主題歌『いつしか』を歌い上げた三浦は「SFがテーマだけれど、⼈とのつながりや⼦供たちの友情、親との絆など⼈間らしい部分も描かれた作品。そのような⼈間的な⼤きさや温かさが⾳楽として⼀つになって、作品とともに楽しんでもらいたいという気持ちを込めて歌いました」と楽曲に込めた思い⼊れを解説。

劇場アニメの声優初挑戦の横澤は「もう感無量︕監督からは『声に笑顔にのせてほしい』という素敵なアドバイスをいただきながら、声優さんって凄いんだなと再リスペクトしました」と感激していた。

⿊川監督は「この作品の成功を感じたのは、原作をすべて読み切ったその瞬間です。原作に凝縮された⼦供たちと宇宙やロボットとの関わり合いを読んだときに感動した気持ちを信じて制作すればいいとの⼿応えを得ました」と胸を張っていた。また作品の内容にちなんで、幼少期の忘れられない冒険を聞かれた杉咲。「⼩学2 年⽣のころに初めて友達の家へお泊りに⾏ったとき。⼀緒にご飯を⾷べておやすみを⾔って寝ていた家族が側にいないという寂しさが、⼩さいころの⾃分にとっての冒険だったと思います」と懐かしそう。また朴が「未知なる存在がコンタクトをとってきたら︖」と聞かれると、登壇者に「みんなならどうする︕︖」と逆質問。杉咲は「お菓⼦をあげてみたいです」と可愛らしい返答で、横澤は「お⾦で操りたい︕」と発⾔し、笑いをとっていた。

⼀⽅、⾃⾝のステージに⽴つ前のルーティンを聞かれた三浦は「約束事を作らないのが約束事かもしれない。どんな状況でもフラットにステージに出て⾏けるような感じがベスト」と回答。『ぼくらのよあけ』応援⼤使でもある横澤は「⼦供たちがキラキラしてワクワクしながら毎⽇を⽣きている。そんな⼦供時代が親世代にもあったことを、作品を通して思い出してほしい。そしてナナコがもし我が家にいたら︖というのを家族で話し合ってほしい。親⼦の会話が増える作品だと思いました。是⾮親⼦で観てほしいです」とアピールした。

最後に主演の杉咲は「夢のあるテーマのなかに、登場⼈物たちが叶えたい夢へ向かって突き進む姿が描かれていて、どこか⾃分事のように捉えられる物語でもあると思います。この作品を観終えたあと、皆さんにしかない、皆さんだけにしか⾒えない夜明けが訪れることを願っています」と観客にメッセージを送っていた。


<劇場アニメ『ぼくらのよあけ』が第55 回シッチェス・カタロニア国際映画祭にノミネート︕>
そしてこの度、劇場アニメ『ぼくらのよあけ』が、スペインで開催される第55 回シッチェス・カタロニア国際映画祭にて、最新のアニメーション作品を集めたアニメ・コンペティション(Anima’t)部⾨にノミネートされました。1968年に始まったシッチェス映画祭(SITGES – International Fantastic Film Festival of Catalonia)はホラーやファンタジーに特化したジャンル系の国際映画祭で、ブリュッセル・ファンタスティック国際映画祭やポルト国際映画祭と並び、世界三⼤ファンタスティック映画祭の1つとして国内外で知られ、2022年10⽉6 ⽇から16 ⽇まで開催されます。


第55回シッチェス・カタロニア国際映画祭︓
https://sitgesfilmfestival.com/en

開催⽇︓2022年10⽉6 ⽇から16⽇
対象賞: アニメーション部⾨・最優秀⻑編作品賞『ぼくらのよあけ』


STORY:
「頼みがある。私が宇宙に帰るのを⼿伝ってもらえないだろうか︖」⻄暦2049年、夏。阿佐ヶ⾕団地に住んでいる⼩学4年⽣の沢渡悠真は、間もなく地球に⼤接近するという“SHⅢ・
アールヴィル彗星”に夢中になっていた。そんな時、沢渡家の⼈⼯知能搭載型家庭⽤オートボット・ナナコが未知の存在にハッキングされた。「⼆⽉の黎明号」と名乗る宇宙から来たその存在は、2022年に地球に降下した際、⼤気圏突⼊時のトラブルで故障、悠真たちが住む団地の1棟に擬態して休眠していたという。その夏、⼦どもたちの極秘ミッションが始まった―

作品情報:
キャスト︓杉咲花(沢渡悠真役)、悠⽊碧(ナナコ役)、藤原夏海(岸真悟役)、岡本信彦(⽥所銀之介役)、⽔瀬いのり(河合花⾹役)、⼾松 遥(岸わこ役)、花澤⾹菜(沢渡はるか役)、細⾕佳正(沢渡遼役)、津⽥健次郎(河合義達役)、朴璐美(⼆⽉の黎明号役) 、横澤夏⼦(岸みふゆ)

主題歌︓三浦⼤知「いつしか」
原作︓今井哲也 「ぼくらのよあけ」(講談社「⽉刊アフタヌーン」刊)
監督︓⿊川智之 脚本︓佐藤 ⼤ アニメーションキャラクター原案・コンセプトデザイン︓pomodorosa
アニメーションキャラクターデザイン・総作画監督︓吉⽥隆彦 虹の根デザイン︓みっちぇ ⾳楽︓横⼭ 克
アニメーション制作︓ゼロジー 配給︓ギャガ/エイベックス・ピクチャーズ


公式サイト︓
https://bokuranoyoake.com

公式Twitter︓
https://twitter.com/bokura_no_yoake

(c) 今井哲也・講談社/2022「ぼくらのよあけ」製作委員会