レポート:津田「等身大の津田健次郎として撮影しました!」「津田健次郎『ささやき』写真集発売記念会見」レポート

2023年10月14日、東京・代官山にある代官山蔦屋書店において、「津田健次郎『ささやき』写真集発売記念会見」が行われました。今回の記者会見には、津田健次郎さんが登壇されました。

質疑応答については、津田さんは丁寧に、かつ真摯で誠実に回答をされ、取材に来ていた記者も、会見内容を真剣に聞き入っていました。

Q:写真集のオファーを受けた時の感想は?
津田さん「ビックリしました。正直このタイミングで、写真集の第1弾を出したのは9年前で、もう写真集の話は無いだろうなと思っていたのですが、こういう写真集はどうですか?とこのタイミングで出させて頂くのは、ちょっと最初はびっくりして戸惑いました。正直な所。けど、熱烈オファーを頂いたので、じゃあやりましょうと思いました。写真集を作って出すのなら、良いものを作っていきたいと思いました。スタッフさんと本当に密に衣装どうしましょう。場所どうしましょう。雰囲気はどういうものにしましょうかと密に打ち合わせをさせて頂きました。」

Q:9年ぶりの写真集の思いは?
津田さん「凄くコンセプトを作り込んだ写真集はあると思うのですが、いやー逆でしょう、そっちじゃないでしょうというか、どちらかというと、緩い日常的と言うか、力の抜けたものがいいんじゃないかなと思って、見て頂く皆様との距離感が近いものが良いなと思って一緒に時間を共有しているものが良いなと、かなり初期段階に出来ていて、出来上がったものもそこにあります。」

Q:大人だからこそ色気や抜け感が漂いますが?
津田さん「自分の写真集を取材して貰うのはちょっと恥ずかしいです。(笑)」

Q:特にこの部分(コンセプト)を意識したところは?
津田さん「本当に力を抜いて、ふわっと一緒に過ごしていますよとか、ふわっとマイペースに過ごしているのが一番自然でいられますし、僕自身も力を抜いていられるので、そこがまったくブレない。結構ないろんな場所で撮らせて頂いて、衣装も綿密に打ち合わせをさせて頂いて、それに空気みたいなものが生まれて、場所を含めて、衣装・場所みたいなものを含めて、ある種の空気みたいなものが写真に写って、それで見て頂く皆様に空気感が伝われば良いなと思っております。」

Q:衣装についてこだわった16の衣装でお気に入りの衣装は?
津田さん「どの衣装も気に入っているのですが、本当にたくさんの衣装を用意して頂いて、フィッティングをさせて頂いたのですが、喧々諤々でやらせて頂いて、これは無いねとか良いねとか、ちょっと尖った、普段着ないようなブルーのパンツも履いている奴もあったりとか、書店の写真とかが有ったりするのですが、古書店の写真もあったりするのですが、それも茶色のシャツとか日情感があるけど、空気感もあるというか、凄く良かったなと思いましたし、冬っぽいコートで緑の草を歩いているのも大人っぽい、旅行に来ましたとかもそんな感じの衣装も良かったですね。」

Q:「旅をしている空気感」とありましたが、一緒に旅をしているような葉山、京都での4日間のロケはどうでしたか?
津田さん「本当にノーストレスで、ストレスなく、マイペースにスタッフの皆さんと写真を撮っていたなと思います。京都は遊びに行ったような感覚で、京都は事前に打ち合わせをした時に観光客の皆さんや外国人の皆さんが沢山来ていて、The京都は凄く撮りにくいんじゃないかと思って、いわゆるThe京都という観光地は外しているのですが、それが逆に凄く良くて、僕個人ではいかなかった場所にも、場所が殆どなので、ガイドブックとしても恐らくここは行かないんでしょうかと言う場所で撮ってたりするので、こういう京都も良さがあるんだなと京都はちょくちょく結構撮っていたりするので、こういう所もあるんだな。と新鮮で、こういうなかなか行かない京都も体験して欲しいなと思います。」

Q:撮らなかったのも自然体だった?
津田さん「単純に僕が新鮮だったので、その場所、場所を楽しんで過ごしていました。炙り餅ってあって、美味しいですよね。昔食べていた記憶があるのですが、改めて食べると新鮮で、炙り餅屋さんの良さ。こんなに美味しい?お菓子とか好きなんですが、ナンバーワンです。お餅だからちょっと食べたらお腹いっぱいになりそうなのですが、割と軽くて、バンバンいけましたね。美味しかったです。」

Q:今回の撮影にはマイカメラで撮影されていたということですか?
津田さん「所謂フィルムカメラでLeica M3のフィルムカメラを持参して、撮影の合間に風景をパシャパシャ撮ってました。人を写すと大変なので、風景を撮っていました。文庫本サイズのミニ写真集が豪華版があります。そちらで写真が公開されています。趣味が無くて、趣味を完全に仕事にしちゃったタイプで休みとかに趣味ないなとインタビューとかでもマイブームとか今の趣味はなんですかとかにも答えられなくて嫌だなと思ったのですが、「写真が好き」だなと思うようになって、僕の場合はストリートスナップが好きなので、どこか行くのではなく、その辺を写真をバシバシ撮るのですが、それが趣味になっていて、今回せっかくだからカメラ持って行こうと。今回はあまり撮ってないのですが、(フィルムカメラだと上限があるので)デジタルだと切れるのですが。

Q:どうして古都を選んだのですか?
津田さん「とてもシンプルなのですが、京都が好きなんです。鎌倉とか京都とか、文化の香りと言うか、他の土地より強くて好きです。そういう所で写真を撮れるとより空気が写真に写ってくれるんじゃないかなと思います。」

Q:俳優・ナレーター・声優・映像監督と様々な面を持っていますが、今回の写真集ではどの面を強調されましたか?
津田さん「コンセプトはスタッフさんと相談したのですが、一つの作品を作る感覚ではなく、僕は被写体としていようと思ったので、(考える表情を見せるも)職業は関係なく、等身大の津田健次郎として撮影しました。」

Q:写真集に点数を付けるとしたら?
津田さん「100点です。」


<商品情報>
タイトル:津田源次郎 写真集「ささやき」
著者:津田健次郎
価格:3,520円(税込)
発売日:2023年10月13日
判型:A4
ページ数:144ページ
出版社:講談社

津田健次郎 写真集「ささやき」数量限定豪華版
12月6日発売
価格:9.900円(税込)
ご予約受付中!
(セット内容)
・津田健次郎と旅するオーディオコメンタリー
・つだ文庫 写真集「ささやき」文庫版
・2024卓上カレンダー
・豪華版カバーver.写真集「ささやき」

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