レポート:寺田「いつでも続編出来ます!」寺田寛明さん『故事成語ツッコミ事典 もしも言葉のレビューサイトがあったら』(講談社)発売記念記者会見レポート

2024年4月14日、都内で「寺田寛明さん『故事成語ツッコミ事典 もしも言葉のレビューサイトがあったら』(講談社)発売記念トーク&サイン会」が行われました。今回はトーク&サイン会の前に行われた記者会見をレポートします。

本を出したきっかけは、「去年R-1グランプリでやった、『言葉レビューサイト』があったのですが、それを見た講談社から児童向けの本で出したいと言われました。本当は文字でレビューで70個作ったら、文字にしたら言葉が怖いということで、絵本に変わって、ネタも9個になりました。」と厳選されたものが採用されたそうです。

ネタを作りすぎたことについては、「続編も何時でも出来るし、今年のR-1のネタに幾つか流用することが出来ました。」と結果的に良かったと話していました。

「自分が絵が描けないので、絵で描いて貰えるのが嬉しい。」と絵本のイラストにして貰った事に笑みを浮かべつつ、自分のネタには謙遜されていました。

読者イメージについては、「ネタはお笑い好きの人に見て欲しいけど、ネタを見て国語の問題に答えられたと呟いている人がいて、学生の人が見たら勉強本になるのでは?」と意外な実用性をアピールされていました。

帯については、バカリズムさんが書きましたが「意図はよく分からない。」と言うのと、読んだ感想はサツマカワRPGさんとお抹茶さんはイベントがあるにも関わらず、読んでないことを強調されていました。

バカリズムさんに帯を書いて貰ったのは「バカリズムさんに憧れていたので、嬉しい。事務所もバカリズムさんがいて選んだので。」と話していました。


発売日:2024年4月3日
定価:1760円(税込)
A12取判32ページ
ISBN:978-4-06-535157-4
第三事業本部 児童図書編集チーム

(C)『故事成語ツッコミ事典』寺田寛明・作/紙谷俊平・絵、講談社