レポート:千束「命を粗末にする奴は嫌いだ!」舞台「リコリス・リコイル」 Life won’t wait.ゲネプロレポート

2024年6月7日~16日まで、東京・後楽園にある東京ドームシティ シアターGロッソで『舞台「リコリス・リコイル」 Life won’t wait.』が行われます。

今回はゲネプロをレポートします。物語としては、今回は4話からアニメ第一部最後まで描かれます。

舞台の第一部と第二部で構成が大幅に異なっています。

第一部は物語はシリアスなトーンが多く、前作の舞台「リコリス・リコイル」と比べると、シナリオは重いですが、キャストが作品を丁寧に演じているからこその重さだと思います。この丁寧に描かれているのが、後に繋がってくると思います。

第二部については、前回の舞台「リコリス・リコイル」と同じテンションで物語が展開されます。激しい殺陣や、コメディタッチやシリアスタッチと、見ている瞬間にシチュエーションが変わるので、目まぐるしいです。2024年の上半期ベスト舞台と言っても言い過ぎではないのではないでしょうか。

時間についても、第一部で60分、休憩15分、第二部1時間40分と約3時間と大ボリュームです。極端な話、アニメ「リコリス・リコイル」の全てが好きな人は、第一部からじっくり見て欲しいと思います。

キャストについては、前回は千束とたきなのペアの物語感が強かったですが、今回は、千束が物語のキーになるので、どうしても千束中心の物語展開になります。だからと言って、他のキャラクターの出番が少ないかと言われると、要所要所で出てきて、ちゃんと痕跡を残してくれるので、キャスト目当ての人も良いと思いますが、作品として見に行く方が良いとは思います。

舞台については、シアターGロッソは縦に大きいステージなので、高低間のある、演出は特に映えていたと思います。舞台を見る位置としては、最前列の場合、首を上げ下げするのが結構大変だと思います。後方の場合は、首は疲れないのと、全体を見ることが出来て、二回観劇に行くと良いと思います。内容は面白いので、二回行っても、良いと思います。


〈舞台「リコリス・リコイル」Life wonʼt wait.概要〉
【タイトル】舞台「リコリス・リコイル」Life wonʼt wait.
【原作】Spider Lily
【脚本】ほさかよう
【演出】山崎彬
【出演】
錦木千束:河内美里
井ノ上たきな:本⻄彩希帆
中原ミズキ:石井美絵子
クルミ:大渕野々花
ミカ:北村圭吾
楠木:三枝奈都紀
春川フキ:田上真里奈
乙女サクラ:彩木咲良
蛇ノ目エリカ:井尻晏菜
吉松シンジ:小野健斗
姫蒲:新谷姫加
ロボ太:竹内凜太郎
真島:仲田博喜他

【銃器協力】

【協賛】


公式HP:
https://lycoris-recoil.com/stage/

公式X:
https://x.com/lycoreco_stage

(C)Spider Lily/アニプレックス・ABCアニメーション・BS11
(C)舞台「リコリス・リコイル」製作委員会