公式レポート:“声優アイドル” i☆Ris、一夜限りの10周年ライブを開催 『i☆Ris』10周年ライブレポート!劇場版アニメ化・2023年のツアーを発表し益々の活躍を誓う!

11/7 デビュー日であるこの日、10周年を記念した『i☆Ris 10th Anniversary Live~a Live~』を開催したi☆Ris。この日のライブは、これまでのi☆Risの様々な楽曲・世界観を詰め込んだライブとなった。

冒頭、デビュー曲『Color』でライブの幕を切ると、新旧織り交ぜたシングル表題曲からカップリング曲、ライブ開催日に発売されたi☆Ris初となるベストアルバム『10th Anniversary Best Album ~Best i☆Rist~ 』の初回限定版DISC3に収録されている「i☆Ris FC『虹会』会員のファン投票ベスト10」によって選ばれた楽曲、全員が主要キャストに起用されたTVアニメ「プリパラ」の楽曲まで10年間を振り返る様々な楽曲がアンコールを含め、全27曲が披露された。

MCもこれまでを振り返るトークが多く展開され、プリパラを観ていた子どもたちから放送当時、手紙をもらったというエピソードを披露。「その時手紙をくれた子は、今日来てるのかな」と懐かしむ様子を見せるなど、いつものライブとは少し趣が異なる、エモーショナルな場面も多く見られた。

そんなi☆Risも10年間の活動の中で持ち曲が100曲を超えたそうで、これまで発表してきたi☆Risの楽曲名がグラフティ調でデザインされたステージが用意されたほか、i☆Risが行ってきたツアーロゴがあしらわれたセットも登場。衣装も”大人かっこいい”魅力を感じさせるものから、アイドルらしい可愛らしい衣装まで、10周年の歴史を感じさせながらも、i☆Risらしさを存分に堪能できる演出が多く見られた。

クライマックスでは、i☆Risのメンバーが自身の気持ちを手紙にしたため、それを編纂して歌詞が作られた、ベストアルバム『i☆Ris 10th Anniversary Live~a Live~』(2022年11月7日発売)に収録されている新曲『Anniversary』を初披露。

そのあとのMCでは各々がこれまでの10年間を本音で振り返る中、想いが抑えきれず思わず涙を見せる一面も。

ただこの直後、重大発表として2023年のツアー、そして2024年に公開される”i☆Risの劇場アニメ化”が解禁され、会場の観客たちは大きな驚きと共に、10周年のさらに先へと広がった大きな取り組みの発表を前に、手に持つサイリウムを大きく振りかざしながら大歓喜。

メンバーたちもこれを受け「ハッピーしかないi☆Risをこれからも宜しくお願いします!」と、この先に続く未来を誓うように声を高らかに宣言した。

10周年の大きな節目を迎え、この先11周年、そしてさらにその先へ向けて、i☆Risの前人未踏の快進撃は止まらない。

本ライブのアーカイブは2022年11月14日(月)23:59まで視聴可能なため、是非ライブの空気感を体感して欲しい。


アーカイブ配信ページ:
https://tixplus.jp/feature/iris_stpass202211/?utm_source=twitter&utm_medium=banner&utm_campaign=iris_stpass202211
視聴期間:2022年11月14日(月)23:59まで


<セットリスト>
M1:Color
M2:幻想曲 WONDERLAND
M3:5STAR☆(仮)
MC①
M4:Queens Bluff
M5:Spending
MC②
M6:イチズ
M7:鏡のLabyrinth
M8:Re:Call
M9:i☆Doloid
M10:Special Kiss
M11:ハートビート急上昇
MC③
※M12~M20:プリパラメドレー
M12:Make it!
M13:ミラクル☆パラダイス
M14:Realize!
M15:ドリームパレード
M16:ブライトファンタジー
M17:Goin’on
M18:Ready Smile!!
M19:Shining Star
M20:Memorial
MC④
M21:らむねサンセット
M22:Endless Notes
MC⑤
M23:ありえんほどフィーバー
M24:§Rainbow
M25:アルティメット☆MAGIC
EN1:Anniversary
MC⑥
EN2:Happy New World☆


i☆Ris公式HP:
https://iris.dive2ent.com/

i☆Ris Twitter:
https://twitter.com/iris_official_

ハッシュタグ:
#i_Ris

i☆Ris YouTube:
https://www.youtube.com/c/iRisOfficialChannel/

公式レポート:「ソードアート・オンライン -DIVE TO STAGE-」、開幕!

<取材会>
ゲネプロに先駆けて行われた取材会では、キリト(CV:松岡禎丞)役/松原凛、アスナ(CV:戸松遥)役/佃井皆美、ユイ(CV:伊藤かな恵)役/及川結依、シリカ(CV:日高里菜)役/鈴木桃子、リズベット(CV:高垣彩陽)役/朝倉ふゆな、クライン(CV:平田広明)役/関修人、エギル(CV:安元洋貴)役/宮河愛一郎、サチ(CV:早見沙織)役/橋本彩花が登壇。公演への意気込みやぜひ注目して見ていただきたいところなどをお話いたしました。


<ゲネプロレポート>
「ソードアート・オンライン -DIVE TO STAGE-」が開幕した。

原作は、第15回電撃小説大賞<大賞>を受賞した川原礫氏による小説『ソードアート・オンライン』シリーズ(『電撃文庫』刊)。アニメ放送開始から10年、様々なメディアミックスにより盛り上がりが加速する中、本作はソードアート・オンライン初のライブ・エンターテインメントショーとなる。

作中で、《SAO》の正式サービスが開始されたのは、2022年11月6日。すべての始まりである“SAO事件”にいよいよ現実が追いついたかたちとなる。そんな歴史的なタイミングで、ついに舞台の幕も上がる。

あの日、夢見たゲームの世界がどのように具現化されたのか。初日に先駆けて行われたゲネプロ(最終通し稽古)の模様をレポートする。

まず驚かされるのが、開演前の風景だ。舞台上に映し出されるのは、秋葉原の家電量販店。《SAO》発売のその日の様子が一面に広がっている。

そこから客電が落ち、「2022年、人類はついに―完全なる仮想空間を実現した」というアニメと同じ一文と共に物語が始まる。キリト(演:松原凛/CV:松岡禎丞)がナーヴギアを装着すると、観客の目の前にはログイン画面。そしてタイトル画面へと進んでいき、まるで自分自身がナーヴギアをつけてアインクラッドにダイブしたかのような気分になる。

さらに、馴染み深いLiSAの『crossing field』が流れれば、そこはもう完全に《SAO》の世界。その体に染み込んだ《SAO》愛が一気に覚醒するはずだ。

本作の大きな特徴は、声はアニメと同じ声優が務めること。時間の都合上、多少の省略はあるが、場面の展開や台詞もほぼアニメと同じ。まさに画面で観ていた名場面が、次々と目の前で繰り広げられているような感覚だ。だから、臆する必要は何もない。アニメを応援してきたファンならきっと自然と没入できるだろう。

CVは声優、アクションは生身のキャストという手法は、前例がないわけではないが、まだまだ演劇界ではイレギュラー。だが、声とアクションが別だからこそできる演出が本作には散りばめられていた。

そのひとつが、ファンにとって忘れられない名場面のひとつであろう、キリトとアスナ (演:佃井皆美/CV:戸松遥)の心が通い合うあの夜のシーン。松岡禎丞と戸松遥の台詞に重ねるように、舞台上ではキャストがしとやかに舞う。白いシーツを用いた演出も幻想的で、まるで夢を見ているような陶酔感が劇場を包み込む。

また、身体能力の高いキャストが揃っているだけにアクションシーンの見応えは抜群。キリトを演じる松原凛はジャパンアクションエンタープライズに所属し、ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」や「僕のヒーローアカデミア」The “Ultra” Stageなど、運動量の多い作品で爪痕を残してきた2.5次元舞台界きってのアクション派。そのキレのある動きは本作でも存分に発揮されており、激しい殺陣の合間に側宙などのアクロバットを組み込んで、見せ場をつくった。

アスナ役の佃井皆美もジャパンアクションエンタープライズ出身で、『仮面ライダー鎧武/ガイム』や『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』など数多くの作品で活躍する実力派。アスナの武器であるレイピアを構える立ち姿が凛々しく、その突きはまさにアスナそのもの。ここにアクロバットダンス・カンパニー・G-Rocketsによるアクロバットが加わり、見どころである剣戟をさらに勇壮かつ華やかに盛り上げている。

そして、アクションシーンの大きな目玉となるのが最新のデジタルテクノロジーとのコラボレーションだ。LEDスクリーンに映し出される美麗なムービーが、東京国際フォーラムをアインクラッドに変える。死神が、スカルリーパーが、容赦なく襲いかかるバトルシーンは臨場感たっぷり。G-Rocketsによるエアリアルも圧巻で、見たことのない戦闘空間がつくり出される。

また、バトルシーンだけではなく、たとえば手元にメニューを表示させるところにもLEDを使った演出が用いられている。何もない空中にメニュー画面が映し出されるのを見たら、きっと「アニメのままだ!」と思わず興奮してしまうことだろう。

アニメのまま、という意味でもうひとつ印象に残ったのが、キャラクター死亡時の演出だ。アニメではグラフィックが粉々に砕けるようなモーションが採用されていた。これを舞台でどう表現するか。劇中では様々なパターンが用いられていたが、中でもいちばん胸を打ったのは、やはりクライマックス。舞台ならではのアナログな手法を盛り込みながら、その命の散り際を儚く美しく描いていた。ぜひこれは劇場でその目で確認してほしい。

「ソードアート・オンライン -DIVE TO STAGE-」は11月13日(日)まで東京国際フォーラム ホールCにて上演。初日と千穐楽の全3公演は、Streaming+にてライブ配信される。

文:横川良明


<出演者コメント>
キリト(CV:松岡禎丞)/松原 凛
作中のSAOの正式ゲームサービスが開始しているこの期間にこの世界へフルダイブできること、非常に嬉しく思います!皆様も是非ソードアート・オンラインの世界観、物語をお楽しみ下さい。「リンク・スタート!」

アスナ(CV:戸松 遥)/佃井皆美
ついに開幕です。劇場に入り、みんなの力がひとつとなって、本当にアインクラッドが目の前に現れています!SAO正式サービス開始日を迎えたということも相まって、こんなにもリアルタイムでこの世界に入れる奇跡にずっとドキドキしています。キャスト、スタッフ、みんなSAOが大好きなのです。みんなでステージショーとしてSAOを全力で盛り上げて行きたいと思います。ぜひ、私たちと一緒にSAOの世界へフルダイブして、この世界の行く末を見届けてください!

ユイ(CV:伊藤かな恵)/及川結依
初めて目にするようなテクノロジーが様々な場面で活用されており、現実世界の舞台上で表現するとこうなるんだ!!という驚きが何度も生まれます!稽古場でもSAOの話で盛り上がるほどSAO愛が溢れた座組みで作り上げたこの世界観を、SAOが好きな多くの方々にも体感していただきたいです!!劇場でお待ちしております!

シリカ(CV:日高里菜)/鈴木桃子
SAOの世界へようこそ!です!元々SAOファンの私が、時を経て、このDIVE TO STAGEの舞台でシリカとして生きることができる。とっても幸せです。このDIVE TO STAGEを通して、もっとたくさんの方々にSAOを愛していただけますように。さあ!みなさん一緒にフルダイブしましょう!リンクスタート!

リズベット(CV:高垣彩陽)/朝倉ふゆな
まず、アニメ「ソードアート・オンライン」10周年おめでとうございます!SAOサービス開始日に現実が追いついた記念すべき年に、こうした形で作品に携わることが出来てとても幸せです。圧倒的な臨場感を生で体感できるステージになっていると思いますので、お楽しみに!!

クライン(CV:平田広明)/関 修人
ソードアートオンラインを通して、DIVE TO STAGEと出逢ってくださり、僕らと出逢ってくださり感謝の念で溢れています。最高のフルダイブ体験を、共にしましょう!マジ、この時代に生まれてよかったー!

エギル(CV:安元洋貴)/宮河愛一郎
先日、舞台の仕込み模様をタイムラプスで撮影した映像を拝見したのですが、大勢のスタッフさんが休むことなく動き、命を吹き込むように丁寧にアインクラッドが築かれていく様に凄い感動しました!この舞台に込めた沢山の想い、お客さまにしっかりとお届けできますよう、精一杯頑張ります!!

サチ(CV:早見沙織)/橋本彩花
稽古が進むにつれてSAOの世界が立体的になり、初めて台本を読ませて頂いたときの想像をはるかに超えた作品になりました。懸命に生きようとするサチを大切に皆様にお届けしたいと思います。劇場でお待ちしております。


<BD/DVD発売決定!>
本編 DISC に加え、特典映像 DISC も付属。特典映像 DISC には、メイキングやバックステージ映像などを収録。 完全生産限定版は、三方背ケース・デジジャケットの豪華仕様に特製ブックレットがついてる。

発売日:2023年6月28日(水)
仕様:[完全生産限定版]
Blu-ray:10,780円(本編BD+特典映像DVD)
DVD:9,680(<本編DVD+特典映像DVD)

特典内容:[完全生産限定版]
三方背ケース □デジジャケット仕様 □特製ブックレット

店舗共通特典
メインビジュアル大判ポストカード
※劇場にてソードアート・オンライン-DIVE TO STAGE- Blu-ray/DVDを内金1,000円で
予約いただいたお客様が対象。

[対象法人]
ANIPLEX+/アニメイト/Amazon(【Amazon.co.jp限定】商品のみ対象)/HMV/キャラアニ.com/ソフマップ・アニメガ/TSUTAYAオンライン/楽天ブックス(特典付きカートのみ対象)

各店舗別予約特典:
アニメイト…アザーカットブロマイドセット&缶バッジ2個セット
ANIPLEX+…アザーカットブロマイドセット
Amazon(【Amazon.co.jp限定】商品のみ対象)…アザーカットブロマイドセット
HMV…アザーカットブロマイドセット
ソフマップ・アニメガ…はがきサイズアクリルスタンド
TSUTAYAオンライン、TSUTAYARECORDS ※一部店舗除く…メインビジュアルブロマイド
楽天ブックス(特典付きカートのみ対象)…A4クリアファイル

※各店舗の詳しい予約特典内容は公式サイトなどでご確認ください。
※特典内容は予告無く変更になる場合がございます。あらかじめご了承下さい。
※特典はなくなり次第終了となります

会場予約特典:
パッケージ発売告知B2ポスター
※劇場にてソードアート・オンライン-DIVE TO STAGE- Blu-ray/DVDを内金1,000円でご予約いただいたお客様が対象。

発売:アニプレックス
販売:ソニー・ミュージックソリューションズ


<公演概要>
タイトル:「ソードアート・オンライン -DIVE TO STAGE-」
原作:TVアニメ「ソードアート・オンライン」

脚本・総合演出:児玉明子
演出:神里盛仁

<STAFF>
振付・ステージング:西川卓
美術:石原敬
照明:吉枝康幸
音響:中島聡(come stock)
音響効果:宮本和樹
映像:O-beron inc.
アクション:六本木康弘(JAE)
アクロバット:G-Rockets
エアリアル振付:川村理沙
ポイ演出協力:Yuta
小道具・造形:羽鳥健一、篠川理湖
衣裳:川島加菜果(とわづくり)
ヘアメイク:水崎優里(Mʼs factory)
音楽監督:大塚茜
音響制作協力:ソニルード
演出助手:石井麻莉
舞台監督:中西輝彦、内田純平
宣伝:アニプレックス
宣伝美術:エリイクエ
宣伝写真:金山フヒト
制作:ゴーチ・ブラザーズ
主催:アニプレックス/ゴーチ・ブラザーズ

<CAST>
キリト(CV:松岡 禎丞):松原 凛 アスナ(CV:戸松 遥):佃井皆美

ユイ(CV:伊藤かな恵):及川結依 シリカ(CV:日高里菜):鈴木桃子
リズベット(CV:高垣彩陽):朝倉ふゆな クライン(CV:平田広明):関 修人
エギル(CV:安元洋貴):宮河愛一郎 サチ(CV:早見沙織):橋本彩花

ディアベル(CV:檜山修之):松永有紘 ケイタ(CV:豊永利行):江副貴紀
テツオ(CV:赤羽根健治):光永ヒロト ササマル(CV:代永 翼):平島由章
ゴドフリー(CV:江原正士):潮見勇輝 クラディール(CV:遊佐浩二):田中翔大

直葉(CV:竹達 彩奈) キバオウ(CV:関 智一> 茅場 晶彦(CV:山寺 宏一)

アンサンブル:小林由佳 知念紗耶 廣瀬水美 渡邊彩乃 金川希美 池田実桜 福島玖宇也


公式サイト:
https://sao10th.net/stage/

公式ツイッター:
https://twitter.com/sao_stage


<チケット販売スケジュール>
一般発売:
受付期間:2022年10月30日(日)12:00~

受付URL:
https://eplus.jp/sao-s/


©2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project
© SAO Stage Project

公式レポート:アニメ10周年を記念した豪華イベント「ソードアート・オンライン -フルダイブ-」【11月6日(日)実施 イベントレポート】

<川原 礫書き下ろしの10個の朗読パートでは、アスナの誕生日に悩むキリトも>

原作者・川原 礫の新作書き下ろしエピソードが織り成す10個の朗読パートと、《SAO》シリーズを彩る劇伴メドレー&12曲のシリーズ主題歌によって構成された『ソードアート・オンライン -フルダイブ-』。まず映し出されたのは、《SAO》を生んだ茅場晶彦(演:山寺宏一)の《アインクラッド》にまつわる語りにのせて描かれた新規アニメーション映像です。キリトたちがナーヴギアをセットすると、出演キャストが声を揃えて「リンク・スタート」を合唱。《SAO》の世界へのダイブが始まります。

《SAO》シリーズのさまざまな時間軸が切り取られた、今回の朗読パート。最初に紡がれたのは、2024年09月30日のキリト(演:松岡禎丞)とアスナ(演:戸松 遥)の一日です。この日はアスナの誕生日。どんな誕生日プレゼントを贈ればよいか悩むキリトに、アスナはある行きつけの店を提案します。

続く朗読パートの舞台は、そこから約1年半前となる2023年04月04日。第25層のボス討伐から間もないこの日、第一線から退いて仕立て屋の道を目指すミト(演:水瀬いのり)の元を、どこか落ち込んだ様子のアスナが訪ねてくるのでした。

2つの朗読パートが終わると、《SAO》シリーズを代表するアーティストのひとり、藍井エイルさんがステージに。公開中の最新作『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ』の主題歌『心臓』を熱く歌い上げます。さらにTVアニメ第1期《フェアリィ・ダンス》編OPテーマの『INNOCENCE』、第2期《ファントム・バレット》編のOPテーマ『IGNITE』を立て続けに披露し、会場のボルテージを一気に上げてくれました。

<梶浦由記さんらが紡ぐ《SAO》の名曲たち。ユナもライブ参戦>

朗読パートでは、登場人物たちの誕生日にまつわるエピソードも多く見られました。シリカ(演:日高里菜)は14歳の誕生日である2024年10月04日に、リズベット(演:高垣彩陽)の店を訪れ、ふたりの出会いの物語が描かれます。さらにクライン(演:平田広明)は自身の誕生日間近である2025年11月24日、現実世界でエギル(演:安元洋貴)に対して、またリーファ(演:竹達彩奈)も2026年04月19日の誕生日当日、シノン(演:沢城みゆき)に対して、各々の相談事を持ちかけます。告知されていなかったリズベットとリーファの登場に、喜んだファンの方は多いはず。

3つの朗読パートが終わると、《フェアリィ・ダンス》編EDテーマ『Overfly』、そして《ファントム・バレット》編EDテーマ『Startear』を、春奈るなさんが歌唱。凛とした歌声で会場を魅了しました。

次の朗読パートで語られたのは、ユウキ(演:悠木 碧)の独白。亡き姉への手紙として、アスナたちとの京都旅行から帰った翌日2026年03月11日、彼女の胸の内が明かされます。

続いてステージ中央に設置されたグランドピアノと共に、本作の音楽には欠かせない梶浦由記さんが登場。名シーンのダイジェスト映像をバックに、バンド編成で披露した『swordland』をはじめとする6曲の劇伴メドレーを奏で、会場を盛り上げてくれました。

いくつかのサプライズが仕掛けられていた今回のイベント。その1つが、ユナによるライブパートです。「劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-」挿入歌『longing』が、ユナの歌声に載せ、拡張ARを用いた演出と共に披露され、胸を強く揺さぶられました。

次の朗読パートで描かれたのは、上級修剣士寮に入寮したキリトとユージオ(演:島﨑信長)の一日。ユージオの誕生日である人界暦380年04月10日のふたりの様子が垣間見られます。続いて2026年10月02日、ラース六本木支部にて、現実世界で人間の肉体を持たない者同士であるアリスとユイが、言葉を交わしました。

ここからは主題歌4曲が続きます。第3期《アリシゼーション》編第2クールOPテーマ『RESISTER』をASCAさんがパワフルに歌い上げたのち、ReoNaさんが心に寄り添う歌声で同EDテーマ『forget-me-not』、そして後半第2クールOPテーマ『ANIMA』を紡ぎ、藍井エイルさんによる同EDテーマ『I will…』と、歌のバトンが渡されていきました。

<LiSAさんがサプライズ登場! 完全新作オリジナル劇場版も発表に>

イベントもいよいよ終盤。朗読パートではキリト18歳の誕生日である2026年10月07日に、現実世界で集まってお祝いをする一同の姿が。さらにその夜、キリトとアスナは《アインソフィア》で、ユージオとユウキに対面。再会を固く約束するのでした。

感動的なエピソードの後、ステージ上にはこの日音楽でイベントを盛り上げたアーティスト陣が再集結。作品10周年記念テーマソング『蒼穹のファンファーレ』を全員で披露するという豪華なパフォーマンスで、会場を沸かせます。

10個目となる最後の朗読パートを飾ったのは、茅場晶彦のモノローグ。会場へ語りかける言葉から、今後の《SAO》の展開にますます期待が高まりました。

ここでイベントは終了かと思いきや、なんとLiSAさんがサプライズ出演。アニメシリーズ始まりの1曲である、第1期OPテーマ『crossing field』を熱唱します。拡張ARで激闘するキリト&アスナも加わったステージを前に、会場はこの日一番の熱気に包まれていました。

最後にスクリーンに映し出されたのは、「特報」の文字。客席には大きなどよめきが走り、完全新作オリジナル劇場版の制作始動が告知されると、鳴り止まない拍手が響き渡りました。

圧倒的な没入感で魅せた体験型イベント『ソードアート・オンライン -フルダイブ-』。《SAO》の記念すべき日にふさわしい本イベントは、ファンと制作陣が抱く《SAO》への熱や深い想いを改めて感じさせるものとなりました。Stagecrowd、Straming+での配信チケット販売は11月13日21:00まで、アーカイブ視聴は11月13日23:59まで。《SAO》の世界へダイブできるメモリアルイベントを、ぜひこの機会に体感してください。


<『ソードアート・オンライン -フルダイブ-』>
日時:2022年11月6日(日)17:30〜20:30
場所:東京ガーデンシアター
出演者:キャスト…松岡禎丞、戸松 遥、沢城みゆき、日高里菜、伊藤かな恵、悠木 碧、茅野愛衣、平田広明、安元洋貴、水瀬いのり/事前収録での出演…島﨑信長、高垣彩陽、竹達彩奈、山寺宏一
アーティスト:藍井エイル、ASCA、ReoNa、春奈るな、梶浦由記、LiSA(サプライズ出演) ほか


「ソードアート・オンライン」完全新作オリジナル劇場版制作決定映像

https://youtu.be/mwhGSYeIJBs


公式HP:
https://sao-p.net/

10周年特設サイト:
https://sao10th.net/

公式ツイッターアカウント:
https://twitter.com/sao_anime


アニメ「ソードアート・オンライン」 10th Anniversary Project PV:

https://youtu.be/Xpge8WwIPAA


©2020 川原 礫/KADOKAWA/SAO-P Project

公式レポート:近藤孝行&小野大輔によるユニット・TRDの「TRD Visual Live Event2022」イベントレポートが到着!

声優・近藤孝行と小野大輔によるユニット「TRD(トラッド)」が、2022年11月6日に「TRD Visual Live Event2022」を開催。今回はそのイベントレポートをお届けする。

過去2回のイベントはホールで行われたが、今回の舞台はライブハウス。後列からでもそれぞれの表情がはっきりと読み取れるほどに近い距離感で、これにはふたりも「こんなにお客さんとの距離が近いステージは初めて」と感動。また「Visual Live」と銘打たれている通り、巨大モニターに映し出される映像演出が加わることでTRDの楽曲に新たな彩りを加えている点にも注目だ。

オープニング楽曲は「Game Changer」。黒を基調としたロックスタイルの近藤と、コートと柄シャツでシックにまとめた小野が登場すると、会場は大きな拍手で迎え入れる。TRDの音楽性を象徴するかのような、激しくも心地のいいEDMロックが会場の雰囲気を盛り上げていく。ノビのあるハイトーンボイスを縦横無尽に操る近藤に対し、唯一無二の低音ボイスでそれを支える小野。ふたりの高低差のあるユニゾン&ハーモニーこそが真骨頂で、早くも観客をTRDの世界へと誘っていく。続いては「Vermillion Phoenix」。力強いサウンドと気持ちのよいハーモニーが絶品だが、さらに映像演出のシンクロも冴え渡っていて、改めてこれが「Visual Live」であることを実感させられる。

ここでオープニングトーク。小野が「赤羽へようこそ!」と言えば、近藤が「地元みたいに言うなよ」と緩くつっこむなど、クールにキメた2曲の雰囲気とは打って変わり、歌っていないときのふたりは本当に自然体だ。そんなオンとオフのギャップもまた、TRDが多くのファンを惹きつける理由だろう。

続けての曲は「Take You Higher」。激しいダンスとキレキレのラップ、さらには近藤の圧倒的なシャウトに酔いしれたかと思えば、次の「Clock Hands」ではがらりとテンションを切り替え、ゆっくりと身体を揺らしながら笑顔で気持ちよさそうに歌うふたり。歌詞に合わせた時計や歯車の映像演出もまた楽曲にぴったりで、会場は一気にチルでエモい空気感に。かっこよさと可愛さ、色気と無邪気さ、そんな相反する雰囲気が自然と共存しているのがTRDで、まさに大人のユニットと言える。

そしてトークコーナー。最初は「TRD Visual Talking」で、これはライブタイトルにちなみ、ふたりがそれぞれに撮影した写真について雑談する企画。近藤が撮影したのは自宅で飼っているウサギのアメちゃん。写真を見ているだけでメロメロになり「もう会いたい」と親バカっぷりを発揮する近藤だが、アメちゃんのあまりの可愛さに観客からもため息や歓声の声があがるなど、会場全体が幸せオーラに包まれた時間となった。

一方、小野が用意した写真は実家の展示コーナー。小野の出演作のフィギュアやポスターなどを小野の母がディスプレイしているらしく、小野がその詳細を詳しく説明。なかにはTRDのグッズもあり、これには近藤も思わず「嬉しい」と反応。次の「TRD Question番外編」はクイズに対する相手の答えを予想するというもので、近藤は昼と夜の部を通じて全問正解という快挙を達成。小野もかなり鋭い予想をするなど、長年の付き合いだけに正解率は高く、改めてふたりの仲の良さを感じられる企画となった。

ここからライブは後半戦。「Just the Two of Us」、「Baby, Can’t Let Go」と、それぞれのソロ曲を披露。小野のセクシーボイスにうっとりと身を委ねたら、続く近藤の伸びやかでクリアな歌声が心にスッと響いてくる。郷愁的なモノクロームの映像と、幻想的なクリスタルの映像とのシンクロもあいまって、ソロ曲の新たな魅力を感じさせてくれる時間となった。

MCと告知を挟み、ライブはクライマックスへと加速していく。まずは来年2月15日に発売される2ndシングルのカップリング曲「Hope Step」をここで初披露。サビのハーモニーやラップパートなどのTRDらしさはありつつも、すっきりと爽やかな応援ソングに仕上がっているのが新鮮。最後の曲は「Strangers」。世界各地の風景映像とともに、ふたりが最高のハーモニーでファンを魅了した。

その後のアンコールで再登場したふたりは、小野がとくに大好きだというCHEMISTRYの「You Go Your Way」をカヴァー。最後は2023年1月より放送されるTVアニメ『吸血鬼すぐ死ぬ2』のエンディング主題歌「Cozy Crazy PARTY!」を初披露して締めくくり。曲名通り、ライブで盛り上がること間違いなしのパーティーチューンで、この日いちばんの盛り上がりを見せてライブは閉幕した。

朗読劇やバラエティーコーナーなどを組み合わせる形で行われてきた過去のライブイベントと比べると、今回は歌をメインに据えた構成で、その感想は音楽ライブそのもの。音楽と映像のシンクロもあいまって、TRDの楽曲の素晴らしさ、歌唱の素晴らしさを思う存分に堪能できたライブだったように思う。2ndシングルのリリースイベントも実地が決定しており、これからの動向にも要チェックである。なお、本イベントの夜の部は現在配信チケットを販売中。チケットは11月9日(水) 20時まで購入できるので、何度でも、TRDの世界を堪能しておきたい。


<「TRD Visual Live Event2022」夜の部配信チケット>
購入:
https://ponycanyon.zaiko.io/e/1106trd-2
チケット販売期間 2022年10月18日(火) 19:00 ~ 2022年11月9日(水) 20:00
アーカイブ視聴期間 2022年11月9日(水) 23:59まで


<TRD2ndシングル「Cozy Crazy PARTY!」>
https://trd-music.com/disco.html
発売:2023年2月15日

初回限定盤(CD+Blu-ray)PCCG.02154
価格:2,200円(税込)
仕様:オリジナルブックレット他
特典:MVほか

通常盤(CD ONLY〉PCCG.02155
価格: 1,760円(税込)
仕様:オリジナルブックレット他

アニメ盤(CD ONLY〉PCCG.02156
価格: 1,870円(税込)
仕様:アニメオリジナル描きおろしジャケット
★「Cozy Crazy PARTY!(TVedit)」を収録

きゃにめ限定盤(CD+Blu-ray)SCCG.00103
価格: 3,520円(税込)
仕様:オリジナルブックレット他
特典:MVほか
外付け特典:盆ノ木先生描きおろしアクリルキーホルダー(ドラルク&ロナルド&ジョン)
※仕様・特典は予告なく変更となる場合がございます。


M1. Cozy Crazy PARTY!
作詞: 畑亜貴
作曲:黒須克彦
編曲:西岡和哉
M2.Hope Step
作詞/作曲:菅谷豊
編曲:西岡和哉
M3. Cozy Crazy PARTY! (Instrumental)
M4. Hope Step(Instrumental)
※アニメ盤は上記に加え「Cozy Crazy PARTY!(TVedit)」を収録

TVアニメ『吸血鬼すぐ死ぬ2』オープニング&エンディング主題歌連動購入特典詳細
https://trd-music.com/news.html

TVアニメ『吸血鬼すぐ死ぬ』エンディング主題歌 「Strangers」配信中
https://lnk.to/_Strangers

Strangers Music Video Short ver.

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公式レポート:映画「ぼくらのよあけ」豪華声優陣が揃い踏み!見どころ満載の本作を余すところなくアピール!

阿佐ヶ谷団地の子どもたちが極秘ミッションに挑む!傑作SFジュブナイル漫画を原作にした劇場アニメ映画『ぼくらのよあけ』が大ヒット公開中。本作をさらに盛り上げるべく11月5日にはスペシャル舞台挨拶が都内劇場で行われ、声優の藤原夏海(岸真悟役)、岡本信彦(田所銀之介役)、花澤香菜(沢渡はるか役)が登壇した。

本作に欠かせない実力派声優3名が初めて壇上でそろい踏み!藤原が務めた岸真悟は、悠真(杉咲花)のクラスメイトで遊び仲間。姉・わことはあまり仲が良くないという設定だ。わこを演じた戸松遥について藤原が「セリフの掛け合いは…怖かった!」と振り返ると、花澤も「わかる!怖かった!めちゃめちゃリアルだった」と仲の悪い姉弟感の雰囲気に戦々恐々。藤原は「私は姉妹仲がいいので、ギスギス感をどのように表せばいいのかと不安でした。戸松さんが“いい意味で”威圧的なわこを演じてくださったこともあって、引っ張ってもらうことができました」と戸松の熱演に感謝していた。

年長ながら悠真と真悟と遊んでおり、2人からは「銀くん」と呼ばれている田所銀之介を演じたのは岡本。「まさかこの年齢で小学生を演じるとは思わず…」と笑わせつつも「自分の中にある当時の小学生感とピュア感を織り交ぜて演技を構築していきました」と繊細な役作りを報告した。

悠真(杉咲花)の母・沢渡はるか役の花澤は、当初は母親役にプレッシャーを感じていたそうだが「杉咲さんのお芝居を聞いた途端、うちの子めちゃめちゃ可愛い!となって、愛情を注いでお芝居することができました」と杉咲の声の演技を絶賛していた。

悠真の相棒のナナコは、人工知能搭載の家庭用お手伝いロボット。【もしナナコがいたら手伝って欲しいこと】を聞かれた藤原は「家事は全部苦手なので、料理と掃除と片づけをナナコにやってもらいたい」と妄想し、岡本も「洗濯機のボタンを押すところまで自分でやるので、干す、たたむなど、あとは全部やってほしい」と共感。自宅で芋虫に遭遇したという花澤は「虫が出たときにナナコに助けてほしい!」と切実。すると岡本は「ナナコの目から虫を退治するレーザーが出るなら、家にいる蚊を全部撃退してほしい!」と実用化を願っていた。

また【幼少期に夢中になっていたこと】を聞かれると、子役時代に『あっぱれさんま大先生』で明石家さんまと共演していた花澤は「面白かった出来事をネタ帳にまとめて、そこから抜粋したエピソードを発表する会を、公園でブランコの前に友達を集めてやっていました」とトークスキルを高める自主練をしていたことを明かし「本当に黒歴史!あの時集めた友達には思い出してほしくない!」と赤面し、場内を爆笑させていた。

続いて【“二月の黎明号”のように未知なる存在からコンタクトがあった際にはどうする?】という質問には、「一旦考えて家族や信頼できる人に意見を聞いて返事をする。個人情報を抜き出される恐れもあるので、偽名を使ってコンタクトをとる」と用心深い岡本。【宇宙】については、藤原と岡本が「行きたい!」とテンションを上げる一方で、花澤は「寝る前とかに宇宙のことを考えたりすると怖くなる。自分はこの宇宙の中のチリなのかと思うと…」と壮大過ぎる宇宙に怯えていた。

【約束】にちなんで、自分のルーティンについて問われると「仕事前に自宅で『私はできる』と呪文のように唱える」(藤原)、「1日7時間ちゃんと寝る。そうすると滑舌がバッチリ」(花澤)、「考える時間をやめるのがルーティン。ほとんど神頼み」(岡本)と、それぞれ仕事をする上での独自の約束事を明かしていた。

最後に藤原は「悠真の一生懸命さに私自身も背中を押されました。元気や勇気をもらえる映画です」とアピール。岡本は「映像が綺麗で、水の表現や”虹の根”のデザインも素晴らしい作品。杉咲さんの演技も素晴らしいです。悠真がナナコを後ろから抱きしめて言う『またな』というセリフは杉咲さんならではだと思います!とてもピュアに演じてくださっていました」と見どころを伝え、花澤は「いくつになっても後悔のない人生を生きなければ!と思わされる作品です。エンディングで流れる三浦大知さんの主題歌『いつしか』も、怒涛の展開を見終えた自分の感情を整理するのにピッタリな歌詞と音楽です」と主題歌にも魅了されていた。終始笑いの絶えない舞台挨拶となり、大盛り上がりで幕を閉じた。


<映画『ぼくらのよあけ』 スペシャル舞台挨拶>
実施日時:11月5日(土)
会場:TOHOシネマズ日比谷 スクリーン12
登壇者:藤原夏海(岸真悟役)、岡本信彦(田所銀之介役)、花澤香菜(沢渡はるか役)

(c)今井哲也・講談社/2022「ぼくらのよあけ」製作委員会