昨年7月18日に京都・ロームシアター京都にて行った「Ani Love KYOTO presents 内田彩Symphonic Concert〜en and ett〜」以来、彼女にとって2度目となるオーケストラコンサート。大嵜慶子氏の全曲編曲、指揮、パシフィック フィルハーモニア東京の演奏のもと昼夜2公演で行なわれ、全15曲のセットリストでファンを楽しませた。
夜公演では落ち込むことがあったと明かした彼女を元気づけようとするスタッフに囲まれたというエピソードを披露。そしてステージ上では温かいファンに囲まれていることに感謝の気持ちを述べながら、自身もみんなに元気を分けてあげられたらと「Ordinary」を感情いっぱいに歌って本編を終了した。そして迎えたアンコールを締めくくったのは「Sweet Little Journey」。東京は生憎の雨模様も見られた一日だったが、初夏を感じさせるような同曲を軽やかに身体を揺らしながら披露すると「本当に楽しい楽しい楽しい音楽の時間でした!今日の想い出を持ち帰って、ゴールデンウィーク明けはちょっと憂鬱かもしれないですけど、みんなまた元気にお会いしましょう!」と笑顔満開に手を振りステージを去った。
なお、「CUE! 3rd Party『Start a new line』」は、夜の部の模様がStage Stagecrowdにてオンライン配信されており、5月8日(日)23:59までアーカイブ視聴が可能となっている。チケットは3,500円(税込)で、5月8日(日)21:00まで販売されているので、こちらもあわせてチェックしておきたい。
また、5月6日(金)には3rd Partyやアニメを振り返る生放送「CUE!ROOM Vol.4」の配信も決定している。さらにその配信の後には「CUE! 3rd Party『Start a new line』打ち上げ生配信」も予定しており、こちらの試聴は配信チケット購入者の方が見ることができる。
MCに続いて、つんく作詞作曲にしてデビュー曲である「Let’s stand up!」を久しぶりに披露。新体制になってから登場回数が少なかった人気曲「GIRL, Me♡」と続き、次のブロックではツアーで定番となったメドレーパートへ。EDMダンスパートから繋がるのは、盛り上げ楽曲にして定番の「オトメゴコロ」。「Sparkle☆Power」と可愛い曲が続き、「Distance Love」「MARIA」「好きだよ Sunshine」「SING・LA・BANG・SHOW!」と、ツアーで少しずつ変化してきたメドレーで今回も怒濤の6曲をノンストップで披露。
そして、後半戦ラストスパートは新曲「ドキドキParty!!」「Catch a dream」「∞ (Infinity)」とツアーでサプライズ披露された楽曲を連続で披露。続けて休む間も無く、盛り上げ系の定番曲「罪証のルシファー」「ルミカジェーン」「NOIR STEP」と続くと、メンバーの気合いが会場へと伝わり、コロナ禍で歓声こそ無いものの会場中のボルテージが上がり、フロアがヒートアップ。観客もステージから目を離せないほどの熱量を感じた。