公式レポート:2019年3月23日(土)開催『ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション』Blu-ray&DVD発売記念上映会 オフィシャルレポート

2018年11月10日に公開され話題を呼んだ「エウレカセブンシリーズ」新作劇場版3部作の第2弾である「ANEMONE/交響詩篇エウレカセブン ハイエボリューション」のBlu-ray&DVDが、ついに3月26日(火)に発売された。その発売を記念し、去る3月23日(土)には東京(池袋HUMAXシネマズ)・名古屋(109シネマズ名古屋)・大阪(梅田ブルク7)にて、今回発売されるBlu-ray&DVD版での特別上映会を開催。東京の会場である池袋HUMAXシネマズでは上映会の後に、石井・風花・アネモネ役の小清水亜美、エウレカ役の名塚佳織が登壇し、舞台挨拶が行われた。

この日上映された本編映像はBlu-ray&DVDに収録されているリテイク版。小清水は実際に映像を目の当たりにし「皆さんは、どこが変わったのかわかりましたか?」と客席に逆質問。すると客席から「デューイ(・ノヴァク)の目が変わっていたのでは?」と声が上がり、この日、会場に来ていた京田知己監督が両手で大きな「○」を作り、なんと大正解。これには小清水も名塚もビックリで、「すごい、そんな細かいところまで!」と、いかにファンから愛されている作品なのかを改めて実感していた様子だった。

そして、Blu-ray特装限定版に封入されている絵本「ガリバーの大冒険」を実際に手に取った感想を聞かれた二人は、「すごいかわいい!」と絶賛。さらに、「作品に出てきたものを実際に手に取れるということで、特別な気持ちになれる」(小清水)、
「すごくしっかりした絵本。アネモネごっこができるね」(名塚)と、その出来に関心しきりだった。また、ガリバーとの思い出については、以前着ぐるみと共演したことに触れながら、「今回の我々のアイドルだったね(笑)」(名塚)、
「ガリバーが一番出世したかもしれない(笑)」(小清水)と、今作のマスコットの活躍を振り返った。

そして、Blu-ray特装限定版に収録されているオーディオコメンタリーにも小清水と名塚の二人が出演しているということで、どのような話をしているのかと問うと、「TVシリーズではダメな大人が多かったんですけど(笑)、今回は『子供たちを支えるぞ!』という感じの大人がたくさんいて」(名塚)「そうそう、なんか演じていても気持ちが温かくなったなぁって。そんな話をしていましたね」(小清水)だそう。

また、今作で演じたそれぞれのキャラクターに関して、名塚は「エウレカは、今回はいつもとは違うパターンのつらい状況にいたかもしれません。というのも、今までは周りの影響でつらい目に“あわされていた”のですが、今回は、自らわがままを発揮したというか、子供っぽい部分があったというか…自業自得なところもあったと思うんです。そんな彼女がアネモネの手によって成長していくという、新しい切り口のエウレカの方向性だったと思っています」と語り、一方の小清水は「過去のシリーズでも感じていたのですが、実はアネモネが一番わかり合えるのはエウレカなんじゃないかと思っていて…実際に、それを今作で皆さんにもお見せできました。ですから、演じていても『やっとこの時が来たんだ』と、うれしいというだけではなく、言葉では言い表せない気持ちになったことを憶えています」と回想。続けて「…しかし、こんな未来があるなんて」と語ると、名塚も「そうそう、TVシリーズの時には想像もできなかったよね!」と興奮気味に同調した。

最後の質問では、多くのファンが待ち望んでいる第3弾に関しての話に。どういった展開になってほしいかを聞かれた二人は、「私もそうですが、今日この会場に来て下さっている皆さんも、やっぱりレントン(・サーストン)に会いたいですよね! 次回作はぜひともレントンに大活躍してほしいと思います」(名塚)「それ、すごくいい! レントンに再び会えた後に、どっちがエウレカのことをよりわかっているのか?というバトルがアネモネとの間で勃発して争奪戦になったり…」(小清水)「いきなり、恋愛物語みたいになってね(笑)」(名塚)と、新作への期待に胸を躍らせている様子で語り合った。

最後は、二人で客席中央に移動しての記念撮影へ。ファンはこの日、来場者特典として配布されたアネモネの大好きなキャラクターであるガリバーのぬいぐるみを掲げ、全員笑顔でフレームに収まっていた。


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