レポート:芦田「映画の雰囲気を好きになって欲しい。」「海獣の子供」初日舞台挨拶レポート

2019年6月7日、東京・六本木にあるTOHOシネマズ六本木ヒルズにおいて、映画「海獣の子供」の初日舞台挨拶が行われました。今回の初日舞台挨拶では、安海琉花役の芦田愛菜さん、海役の石橋陽彩さん、空役の浦上晟周さん、安海正明役の稲垣吾郎さん、監督の渡辺歩さんが登壇されました。

初日を迎えての感想として、メインキャスト三人は、芦田さんは「映画の雰囲気を好きになって欲しい。」と映画の世界観も楽しんで欲しいと話し、浦上さんは「圧倒された。」とスケールの大きな映画にひたすら圧倒されたみたいです。そして、石橋さんは「学校の友達と映画(海獣の子供)に行く約束をしました。」と中学生ならではのエピソードを披露されていました。

そして、稲垣さんは今回の初日舞台挨拶で「三人に会えて嬉しい。」と話し、裏話として稲垣さんの場合、収録が別だったので、今回の舞台挨拶で会えたことが嬉しかったと話していました。

今回のキャスティングの意図について、どうして中学生の世代のキャストになったのか、監督からは「たまたま十代で良い人材がいた」からだと話していました。

家族の設定については、浦上さんは海と空の関係性を話し、家族ではないけど「(海と空の)食事シーンに注目して欲しい。」と話していました。芦田さんは「正しい家族というのは無くて、お互いがお互いを思える事が家族では無いかなと思いました。」と家族の関係性を考えさせられるコメントをされていました。石橋さんは「絆があるから家族」と思えるのでは?と話していました。

最後にコメントとして、稲垣さん「体感型の映画なので、『海獣の子供』を全身で感じて欲しい。」、浦上さんは「誰かと語り合える映画だと思います。」、石橋さんは「言葉では伝えられない感情が全身に来ます。」、芦田さんは「この映画を見て、身体全体で感じて、感じたことを大切にして欲しいです。」とコメントされ、初日舞台挨拶が終了しました。


映画『海獣の子供』 6 月7 日(金)より全国公開中
【キャスト】芦田愛菜 石橋陽彩 浦上晟周 森崎ウィン 稲垣吾郎 蒼井 優 渡辺 徹 田中泯 富司純子
【監督】渡辺 歩
【音楽】久石譲
【主題歌】米津玄師「海の幽霊」
【アニメーション制作】STUDIO4℃
【配給】東宝映像事業部

©2019 五十嵐大介・小学館/「海獣の子供」製作委員会