レポート:プリズムの煌めきは何よりも本当に眩しかった!舞台「KING OF PRISM –Shiny Rose Stars-」初日記者会見レポート

2020年2月20日から3月1日まで、東京・後楽園にあるTOKYO DOME CITY HALLにおいて、舞台「KING OF PRISM –Shiny Rose Stars-」が行われます。

今回、公演を前に、一条シン役の橋本祥平さん、太刀花ユキノジョウ役の横井翔二郎さん、香賀美タイガ役の長江崚行さん、十王院カケル役の村上喜紀さん、鷹梁ミナト役の五十嵐雅さん、西園寺レオ役の星元裕月さん、涼野ユウ役の廣野凌大さん、如月ルヰ役の横田龍儀さん、脚本の青葉譲さんが初日記者会見に応じて頂けました。


<役を演じて楽しかったこと、難しかったこと、舞台で注目して欲しいところ>

一条シン役 橋本祥平さん:
2年ぶりの舞台キンプリと言う事で、僕たちキャスト・スタッフ一同、今日という日を心より待ち侘びていました。本当は去年の10月にライブが開催される予定でしたが、天候の影響で中止になりまして、その分のエネルギーが今日に「ワーッ!」と集まって来てるじゃないかなと思います。

2年前に一条シン君を演じさせて頂いて、今回改めて思ったのは、僕も今年で27歳になるのですが、2年前のあの煌めきを思い出すのが最初どんな感じだったかなと思いまして、この2年間があることで、自分なりには成長したと思うのですが、それがある意味フレッシュ感とかそういうのが失っているんじゃないかなと改めて見つめ直す良い機会でした。

今回の作品は芝居パートもそうですが、ライブパートが盛りだくさんです。今、発表されているのは、「KIDUNA climax」と「PRISM.1」という大会の二つがあります。精一杯、皆さんと一緒に楽しめたらなと思います。

如月ルヰ役 横田龍儀さん:
僕は今回から初めて参加させて頂くのですが、最初本当にこの話が来た時にプレッシャーが強くて、蒼井翔太さんが声優をやっているので声も高いですし、僕自身は自声が低いので、大丈夫かなと不安とかもあって、役もなかなか難しい役どころで、大丈夫かなと思ったのですが、本当にこのカンパニーが素敵なカンパニーでして、新しく入った僕もすぐに受け入れてくれて、こういう風に温かいメンバーが支えてくれて、今日を迎えました。

今となっては初日を迎えるのが凄く楽しみですし、応援上演というのが初めての経験で、面白い観客の方がいると聞いたので、それで笑ってしまわないかが凄く不安です。(笑)芝居にも集中しつつ、その場をやれるように頑張りたいと思います。是非、よろしくお願いします。

太刀花ユキノジョウ役 横井翔二郎さん:
2年半ぶりに本作品、(橋本)祥平くんも言っていたのですが、キャスト一同、心より待ち侘びておりました。最初はお客様と一緒にやった応援上演、映画館でやったあれから始まり、ライブを経て、今日に至ると。

稽古が始まってから役の発見というよりは、まずこの作品を作るにあたって、ビジュアル撮影をしたのですが、ポーズを決めたりとか、恰好良くではなくて、資料用としての立ち絵でも2年半この作品を愛しただけあって、各々キャラクターの事を心から理解して、愛しているんだなと見えたので、僕は一番嬉しかったです。

久しぶりに集まっても変わらない絆と新しいキャストも入りまして、そして盛りだくさんのショーと。そんな僕らが紡ぐ日常、そして心の飛躍をお客様と一緒に完成させられたらなと思います。是非よろしくお願いします。

香賀美タイガ役 長江崚行さん:
2年ぶりの舞台という事で、その間にもライブやイベントに出演させて頂く機会はあったのですが、本編の続編というのは2年ぶりということで、この2年の間にたくさんみんなが色んな現場に行って、色んな事を学んで吸収して、帰ってきたことで、舞台上の余裕や、2年前じゃお互いに目が合わなかった部分とか、余裕が出て合ってきて、「2年の間にみんな成長してきたんだな。」と肌で実感しました。

今回から新キャストの方も入って下さって、映画(「KING OF PRISM ALL STARS -プリズムショー ベストテン-」)もこの前公開されましたし、「KING OF PRISM」という作品は、アニメも映画も舞台もそれぞれが飛躍して、一つの方向性に進んでいるのが嬉しいなと思います。

作品の一端を担う舞台キャストとして、精一杯作品のパワーを皆様に伝えられるように頑張りますので、最後まで応援よろしくお願いします。

十王院カケル役 村上喜紀さん:
座組の皆が言っているのですが、2年前に上演をさせて頂いて、たくさんたくさん経験してきて、各々成長して、それを座組に持ってきて、それをぶつけ合って作品を作り上げていくという作業を、このライブやイベントで集まることはあったのですが、心からお芝居を作っている作業はとても楽しくて、先輩、後輩とかあるのですが、そんなの関係なく仲間として向き合ってくれるこの作品が大好きです。

僕たち2年間たくさん経験させて頂いて、魂をこの劇場に持ってきたのですが、やっぱり楽しんで下さっているお客様も絶対この2年間ですごい気持ちを高めて、成長という言葉があっているか分からないですけど、貯まったさらに凄いエネルギーを劇場に持ってきてくださっていると思っています。

僕たちも圧倒的なエネルギーを、僕たちが負けない様に、それを引き受けて、昇華させて、プリズムの煌めきをたくさんのお客さんに届けられたらなと思います。最後まで応援して頂けたら嬉しいです。頑張って飛びたいと思います。よろしくお願いします。

鷹梁ミナト役 五十嵐雅さん:
皆さん、ご飯食べましたか?みんな、かしこまっていますけど、本当に…。(キャスト陣を振り返って)っていう仲なんです。(笑)顔合わせの時から半端なく、久し振りに会ったのに、すぐにうちらの昔の時間に戻るんですよ。それだけ煌めきの共通点が多くて、すぐ繋がれる仲間だから。見所半端ないですよ。

劇場版アニメ「KING OF PRISM ALL STARS -プリズムショーベストテン-」、本当にキンプリはプリズムショーが見所なんです。舞台もプリズムショーが盛りだくさんなんです。リアルにプリズムショーを体感出来る事、今回も上演と言う形で応援しますが、舞台ならではの繋がる感覚。舞台キンプリならではなんです。

お客さん、まだ入れますから、まだまだ「プリズムの煌めきは補充出来ます!」。僕は4年間、アニメも劇場版から携わっているので、その時間も含めて本当に最高の時間です。舞台中でも、最終稽古半端なかったですから!舞台キンプリのライブ感、プリズムショーを体感して欲しいです。

西園寺レオ役 星元裕月さん:
初演から約2年間、その間にSTAGE FESだったり、ライブがあったりしたのですが、改めてこうやって2年間を振り返って、初演を思い出してみて、前回から今回になって、実際新しくなるものだったりだとか、同時に受け継がれるものだったりだとか、みんなが各々持ってきたものだったりだとか、稽古場で感じる事が非常に多かったです。

全員で作っている感覚と言うか、どの作品でも座組一丸となってどの作品でも作っていると思うのですが、この座組は一丸というか、みんなで作っているという一体感が凄く強くて、そこにはキャストの作品への愛だけではなくて、キャスト同士の愛だとか。

そこにもう一つあるのは、私が今回凄く思ったのはスタッフさんの力ってすごく偉大だなと感じていて、決してキャストだけではなくて、スタッフさんも一緒に作っている感覚。勿論、演出さんだったり、舞台の上って音響さんもそうですし、ヘアメイクさんだったり、衣装さんだったりそうですが、全てが一丸となってプリズムの煌めきを作ろうとしているその姿勢が、この座組は強く出ていて、それって当たり前のようで当たり前でなくて、その事への感謝を僕自身思うところであって、改めてキャストの各々のみんな尊敬できるキャストの皆さんばかりなので、改めて素敵なキャストさんの下でレオを演じられることが幸せだなと改めて思います。

今回も素敵なプリズムの煌めきが舞台上に旋風を起こすと思いますので、是非お客様にはとにかく両手を広げて、心を広げて、プリズムの煌めきを受け取って頂けるように我々一同、一丸となって頑張って行きたいと思います。是非楽しみにして欲しいです。

涼野ユウ役 廣野凌大さん:
皆さんが2年やら久しぶりやら言っていますが、本当にキャスト一同が楽しみにしています。普通の作品だと、みんな最初作品を好きになることから入って、好きになり、そのキャラクターを好きになって演じるのです。

僕らはキンプリにおいては、好きを通り越して、愛に変わっちゃってて、2年前も凄く愛していたのですが、もちろん2年前は2年前で、愛の伝え方が僕らなりの真っ直ぐな我武者羅な伝え方だけだったのですが、今回みんな言っていた通り成長してきて、キャスト一同、スタッフ一同、この作品を愛していて、愛の伝え方が凄く様々で、けど方向は間違っていない。

凄い素敵な方向に向いてて、それを稽古中とか、場当たりでも感じていますし、今日のゲネプロ、本番でも、新しいエンタメの形の応援上演というお客様の力が相まって、凄い物が出来る実感を今キャスト一同、今日まで走ってきたのです。

まず、お客様の前でこれを見せられるのが楽しみですし、僕らキャラクターからすると、凄く成長したんですよ。僕らも成長したんです。2年前のエーデルローズの僕ら7人はやっと格好良い衣装を着て、そしてセプテントリオンとして、7人は成長して、成長物語かな。愛が溢れすぎて伝えきれないのですが、「愛が溢れている作品なので、その愛を全力でハグしに来て下さい。」と伝えたいです。よろしくお願いします。


<お風呂シーンは前回と比較してどうですか?>
橋本祥平さん:
初演(舞台「KING OF PRISM -Over the Sunshine-」)の時に、橋本祥平の役者魂を見せて、ほぼ真っ裸になるという現象があったのですが、その姿をこの子達は見て火が付いてしまいまして、正直、稽古場ではハプニングだらけでした。そういうのも色々計算して、調整してみなさんに見て頂ける状態に持ってきたので、みんなに役者魂があった。逆にみんな脱ぎたがりの集まりです。(笑)

青葉譲さん:
シナリオ発注の時に「お風呂は入れてください。」と最初に言われました。(笑)

橋本祥平さん:
うーん、80%はどうですか?残り20%はお客さんで100%増しになるように!


<最後にお客様へメッセージ>
橋本祥平さん:
本日から初日を迎えるわけですが、今僕らが昨日まで作ってきた段階は7割だと思っています。残りの3割はお客様が入って、初めて10割、100%になる作品だと思います。今回は特にお客様の声が重要な所もあり、僕らの助けにもなるシーンがあるんです。僕たちとみなさんと一緒にステージを作って行けたらなと思います。是非一緒に最後まで面白い作品を作って下さったら幸いです。


<ゲネプロレポート>
本作は前作の舞台「KING OF PRISM -Over the Sunshine-」以来、2年ぶりの舞台化であり、第2弾です。アニメでは描かれていない青葉譲描き下ろしのオリジナルストーリーとして、「KING OF PRISM -PRIDE the HERO-」から「KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-」の間に開催された大会「KIDUNA climax」と、「KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-」で開催された大会「PRISM.1」が描かれています。

舞台としては、「KING OF PRISM」シリーズならではのコミカルな展開で笑わせる部分と、プリズムショーで魅せる「KING OF PRISM」シリーズらしい格好良い部分があり、プリズムショーの楽曲としては「KIDUNA climax」編と「PRISM.1」編の合計で21曲も今回の舞台では披露しています。

「KING OF PRISM」シリーズならではの感動できる部分があるのは当然として、ゲネプロ前でのインタビューでも話題になったお風呂シーンについて、前作の舞台「KING OF PRISM -Over the Sunshine-」のお風呂シーンと比べてキャスト陣は合計100%増しというコメントをされていましたが、前回舞台を取材した感じでは2000%増しと言っても言い過ぎではないレベルでお風呂シーンがとにかく凄い内容でした。

プリズムショーについては、「KIDUNA climax」編では、「一条シン×如月ルヰ」や「仁科カヅキ×大和アレクサンダー」など、見たかったと思えるようなカードが組まれているので、是非舞台に足を運んで、その目で確認して下さい。


舞台「KING OF PRISM –Shiny Rose Stars-」Blu-ray & DVD
舞台「KING OF PRISM –Shiny Rose Stars-」Prism Song Album
6月26日(金)発売決定!


公式サイト:
https://kinpri-stage.com/

公式Twitter:
https://twitter.com/kinpri_stage

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