レポート:宮田「面白い、もっとやりたい!」映画『劇場版BEM~BECOME HUMAN~』完成披露試写会レポート

2020年9月19日、東京・新宿にある新宿バルト9において、映画『劇場版BEM~BECOME HUMAN~』完成披露試写会が行われました。試写会には、ベム/ベルム・アイスバーグ役の小西克幸さん、ベラ役のM・A・Oさん、ベロ役の小野賢章さん、バージェス役のKis-My-Ft2宮田俊哉さんが登壇されました。今回の試写会舞台挨拶は、作品上映前と言う事で、ネタバレになる内容については触れない形で、進行しました。

時間となり、試写会が始まると、小西さん、M・A・Oさん、小野さん、宮田さんがソーシャルディスタンスを保ったうえで、登壇されました。

最初に2019年にテレビアニメが放送されたBEMが今回劇場版になった事についての気持ちについて語る所で、小西さんが「こういうのはM・A・Oさんが得意なので…」と無茶ぶりをすると、思わぬ展開にM・A・Oさんも普段は見せない驚いた姿を見せていました。

無茶ぶりをしつつ、小西さんからは、「アフレコをしたのが去年の12月ころで、コロナが無かった時期でしたが、皆さんに見て頂かないと作品は完成しないので、今は率直に無事公開出来て良かったです。」と話し、M・A・Oさんも「劇場で公開して頂けることが本当に嬉しいです。こんな中で足を運んで見て下さる皆さんがいっぱいいて凄く嬉しいです。」と今のご時世でも足を運んでくれた人達に感謝していました。小野さんは「こういう状況下でも公開出来て嬉しいです。こんなにたくさんの方が、今日来て下さった皆さんに、早く見て欲しいです。」と率直な気持ちを話していました。

次にジャニーズ1のアニメファンと知られる宮田さんに上映前の今の気持ちを聞かれたところ、「小西さん、M・A・Oさん、小野さん、僕が散々アニメで見て聞いてきた皆さんと一緒に並んでプレッシャーでしかなかったです。テレビで散々見てきた人たちなので。裏でも優しく話しかけてくれたりしたので、BEMの一員になれたのかなという事で、嬉しい気持ちではあります。」とゲスト声優ではなく、声優としてもBEMチームの一員になれたことを喜ばれていました。

宮田さんは初声優のオファーや準備したことは、「昔からアニメが好きで、この話が来た時に、「出来ないよ。」と、流石に無理ですと言ったけど、お話を頂いたことがすごく嬉しかったです。やるからには、ちゃんとレッスンとかそういう指導して貰える環境を作って貰えないと(思いました)。自分が好きなアニメを台無しにしてしまうんじゃないかなと思ったら凄くプレッシャーがあったので、出来ないかなと思ったのですが、マネージャーや事務所の方に相談したら、教えて下さる方を紹介して頂いて、何度かレッスンさせて頂いたので、気持ちよく全力でぶつかれたかなと思います。」と作品への真剣な取り組みが伺われました。

その取り組みについて、小西さんと小野さんも宮田さんの声優としての演技は上手と絶賛されていました。「好きならではこそでは?」と小西さんもコメントされ、そして、小西さんと小野さんからも「声の仕事をされてみては?」と勧められていました。

宮田さんも小西さんから出てくる声優の演技の奥深さを聞き、思わず「面白い、もっとやりたい!」と声優をやってみたいと本音を伺わせました。

続いて、今回50周年を記念して作られたアニメ版の劇場版という事で、作品に対してのプレッシャーがあったかについて、小西さんは「50年続いてきた作品なので、僕たちが作る新しいBEMという作品を50年見て頂けるように繋いで頂ける作品になると良いなと思いました。新しくキャラクターもリニューアルして、作品もスタイリッシュになっていますし、みんなでこれから始まる新しいBEMを作れればという気持ちで僕はいたので、そこまでプレッシャーは無かったです。」

M・A・Oさんは「最初話を頂いた時は、「あのBEMですか!?」と思ったのですが、その世代のトレンドというか、色を入れながら作って下さっていたので、今回のベラちゃんのキャラも、私にも聞いて頂けるご縁が今回だからあったのかなと思っています。良い緊張感で作品に携わらせて頂きました。」

小野さんは「『妖怪人間ベム』はもちろん知っていましたし、最初オーディションを受けさせて頂いた時に、ベロ役に受かりましたと言われた時に、ピンと来なかったんです。「俺、ベロか…。」と思ったのが、最初だったのですが、テレビシリーズもそうですが、ベロについては、結構変わっているというか、ダウナーなキャラクターになっているので、自分の思うベロをまた一から作っていったところだったので、そこまでプレッシャーに感じず、結構楽しく、あんまりテンションも上がらないキャラだったので、割と力を抜いて楽に演じました。」

宮田さんは「子供の頃に再放送を拝見して、去年テレビシリーズも観ていて、思ったのがBEMって子供の頃には怖いなとしか思わなかったのが、大人になって改めてみたら、凄くメッセージがあって、その世代によって捉え方が違う作品だなと凄く思っています。そこで、自分が入ると「どうしよう!?」という気持ちしか無かったのですが、僕の先輩の亀梨君が実写でやっていたのですが、ジャニーズと繋がりのある作品だと思っているので、ここは頑張らなきゃと思いました。」と4人とも作品についての熱い思いを披露していました。

最後に代表して、小西さんから作品について一言コメントで、「BEMの劇場版、公開されます。キャッチコピーにも書いてありますが、『ついに願いは叶えられる』と書いてありますが、是非皆さんどういう願いがかなえられるかが、皆さんの目で確認して頂ければと思います。そして、最後に主題歌がかかると思うのですが、その主題歌も凄くよくて、劇場の映画本編を楽しんだ後に、主題歌を聞いていると、もう一回楽しめますので、是非とも最後までBEMという映画を楽しんで貰えれば嬉しいなと思います。そして、なかなかこのご時世で難しいと思いますが、BEMという映画は、各キャラクターがそのキャラクターの考え方や生い立ちとかあると思いますが、見方が変わるので、もし宜しければ、また劇場に足を運んで頂ければ嬉しいなと思います。本日はどうもありがとうございました。」とコメントされ、舞台挨拶が終了しました。


『劇場版BEM~BECOME HUMAN~』
2020年10月2日(金)全国ロードショー
製作:劇場版BEM製作委員会

予告編:

公式サイト:
https://newbem.jp/2020_mv/

公式Twitter:
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(c)ADK EM/劇場版BEM製作委員会