レポート:蒔田「この映画を見た人を勇気づけらると良いな」映画『神在月のこども』初日舞台挨拶レポート

2021年10月8日、東京・東武練馬にあるイオンシネマ板橋において、映画『神在月のこども』の初日舞台挨拶が行われました。今回の舞台挨拶では、葉山カンナ役の蒔田彩珠さん、葉山典正役の井浦新さん、大国主役の神谷明さん、葉山カンナ(幼少期)役の新津ちせさん、アニメーション監督の白井孝奈さん、原作・コミュニケーション監督の四戸俊成さんが登壇されました。

時間となり、キャスト陣が登壇すると、会場から温かい拍手で迎えられました。最初に映画「神在月のこども」の成り立ちについて、白井監督と四戸さんから成り立ちの秘話が語られ、会場もその内容に聞き入った様子でした。

そして、蒔田さんも「延期が長引いて、皆さんに届けられるかな。」と不安もあったそうですが、今回公開にこぎつけた事を喜ばれていました。新津さんは舞台挨拶で緊張されていたようですが、しっかりした受け答えと、映画に出てくるシロちゃんに力を貰って、話されていました。

アフレコについては、時期が時期だけに、個別に収録するのは神谷さんが言うには「(個別は)やりにくかったのでは?」と話をされていましたが、神谷さんも他のキャストの演技を試写会で見た時に「上手く出来上がってた。」と話されていました。

作品にかかわってのエピソードについては、蒔田さんも「アフレコでいろんな人に会えるなと思ったら、収録が一人だった。」と当時キャスト陣に会えなかったことを挙げ、井浦さんは「作品の世界観が好きで、声をかけて貰った時、とても嬉しかった。」と、普段から出雲の神話、歴史が好きだったので、嬉しかったが、神話のキャラではなく、人間役という事で、その時はテンションが下がったそうですが、楽しく演じたと話していました。新津さんは「アフレコの時に蒔田さんや井浦さんと話せるかなと思ったら、誰もいなくて寂しかった。」とキャスト陣もコロナ禍だからの感想を話されていました。

最後に代表して蒔田さんからのコメントで、「初めての声の仕事だったので、ひとりで収録したり、1日のところを4日かかったり、カンナが前を向いて走り出して、自分も頑張ろうと思えるようになったので、この映画を見た人も勇気づけらると良いなと思います。」とコメントされ、初日舞台挨拶が終了しました。


『神在月のこども』公式サイト:
http://kamiari-kodomo.jp/

『神在月のこども』
全国公開中
配給:イオンエンターテイメント
蒔田彩珠 坂本真綾 入野自由/柴咲コウ 井浦新/新津ちせ 永瀬莉子 高木渉 茶風林 神谷明

©2021 映画「神在月のこども」製作御縁会