レポート:ループ物のカウンター的な作品!『アニメ「東京24区」第一話先行試写会+トークショー』イベントレポート

2021年12月12日、東京・都内某所において、『アニメ「東京24区」第一話先行試写会+トークショー』が行われました。今回のトークショーには、蒼生シュウタ役の榎木淳弥さん、翠堂アスミ役の石見舞菜香さん、ストーリー構成・脚本の下倉バイオ(ニトロプラス)さん、アニプレックス 企画プロデュースの鳥羽洋典さんが登壇されました。

時間となり、最初はトークパートが行われました。今日の試写会が行われた日については、24区に因んで、放送24日前に行われたという事です。

そして、キャスト・スタッフ陣が登壇され、会場からは暖かい拍手で迎えられました。今回登壇できなかった津田尚克監督については、手紙によるメッセージが会場に寄せられました。

今日発表の情報として、第二弾のキービジュアルが公開されました。ビジュアルについては光の三原色であるRGBのカラーをイメージした3人のキャラクターと、アスミが描かれていました。

ここで榎木さん演じるシュウタの話となり、榎木さんは今回の衣装はキャラクターを意識した青い原色に近いズボン姿で登場し、「普段は(鮮やかすぎて)履かない色」と話していました。そして、キャラクターの説明では、熱いキャラクターと青というのがキーポイントではと話していました。

アニメについて、下倉さんからはメインキャラ達はマッスルヒーローをイメージしていたそうですが、等身大の悩みを抱えたキャラクターであると話していました。

そして、内田雄馬さんが演じる朱城ランのキャラクターについては、熱血漢で天才肌なアーテイストと話していました。石見さんの演じるアスミの兄である翠堂コウキについては、石見さんは堅いイメージがあるそうです。下倉さんは、自制心が強いので、フラストレーションを貯めこんでいる感じなのと、父親が24区の区長なので、期待を一心に受けているキャラクターと話していました。

作品については、やり直しやループものというもののカウンターとしてアニメが出来ないかと思い、今回のようなオリジナルで群像劇の作品を描かれたそうです。下倉さんはアニメのシリーズ構成はほぼ初めてだそうで、アニメはゲームのようにセーブをして繰り返して行えることが出来ないという事で、今回の作品のようなアイディアで作品が出来るのは面白いのではないかと思われて、制作されたそうです。

キャスト陣の榎木さんと石見さんも、演じていて、トロッコ問題のシーンを演じるのが難しかったと話していました。榎木さんは提示される選択肢に心が折れそうになったことが何度もあると話していました。石見さんは、アスミは選択肢を提示する側だったのですが、どのように演じればいいのか悩んだそうで、シュウタたちが選択した結果を見て、心を強く揺さぶられていたそうです。鳥羽さんも、RGBの3人の選択を見て、アニメを通していろいろ話し合える作品になれば良いなと話していました。

MCからの質問で、物語の最後について質問をされると、石見さんはシンプルに面白いと感想を話し、周りのキャラクターも色濃い人生が溢れているので、注目する所だらけであると話していました。

エンディングテーマについては、RGBの3人(榎木淳弥さん、内田雄馬さん、石川界人さん)が歌っており、アニソンっぽくなく、ポップでスタイリッシュに仕上がったと話していました。

最後にキャスト陣・スタッフ陣が作品に対する熱い想いを述べられ、トークパートが終了しました。作品に対する思いが強く、白熱のあまり、予定時間を大幅に超えてトークパートが行われました。

そして、トークパート後にアニメ「東京24区」の第一話が上映されました。内容については、アニメが放送された際に、是非チェックしてください!


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