レポート:『コンビニエンス・ストーリー』完成披露試写会舞台挨拶レポート

2022年7月19日、東京・新宿にあるテアトル新宿において、『コンビニエンス・ストーリー』完成披露試写会舞台挨拶が行われました。

今回の舞台挨拶では、成田凌さん、前田敦子さん、六角精児さん、三木聡監督が登壇されました。

映画についての感想は、成田さんは「お客さん目線で異世界に迷い込んで受けていく側だったので、楽しい日々を過ごしていました。」と楽しんで収録されたそうです。舞台になったコンビニエンスストアは実際にある店舗であり、今は廃墟になっているかもしれないが、興味のある人は探して見て欲しいと話していました。

前田さんは「監督の世界観についていけるか、まっすぐやりました。六角さんの奥さんなので、楽しくやりました。」と話すと、六角さんが恐縮する場面もありました。

六角さんは「リラックスした空間でやっていたのでは?」と話し、「年齢は離れているけど、コミュニケーションが取れたのが有難かった。」と成田さんや前田さんに感謝されていました。

キャストの関係性については、三木監督は出来上がりが全然違うと話し、自己主張や映画への姿勢が良かったと賞賛されていました。

共感できる部分、出来ない部分については、成田さんは「書けない脚本家で、店員さんに強く当たる所。スランプの時はやってしまう事があるかもしれないので、気を付けたい。」と話していました。前田さんは深いため息をつきつつ「何を考えているのかがイマイチ分からなかった。」と話し、六角さんは「憎しみや嫉妬心は持っている物だから、共感した。」と言いつつ「(実際は)作品の中の物とはちょっと違うかな。」と話していました、

作品での思い出については、3人とも口を揃えて「寒かった」と話し、過酷なロケの思い出話に花が咲いていました。

映画の話では、制作秘話として、映画評論家のマーク・シリングさんから三木監督へのメールがきっかけで、日本のコンビニの特殊性に着目し、今回の作品になったそうです。

理想の世界については、成田さんは「好きな体系になりたい。」、六角さんは「お金のない世界。」、前田さんは「睡眠時間が要らない。」と言い、普段も3.5時間しか寝てないと話すと、会場からも思わず驚きの歓声が漏れていました。

最後のコメントとして、六角さんは「映画の世界とこの世界を擦り合わせて見て頂ければと思います。」。前田さんは「誉め言葉として変な映画だなと思います。考えて受け取って貰えるものがあると思います。」。成田さんは「好きになった監督と同じところに立てて嬉しいです。」とコメントされ、舞台挨拶が終了しました。


『コンビニエンス・ストーリー』
8月5日(金)テアトル新宿ほか全国公開

©2022「コンビニエンス・ストーリー」製作委員会


『コンビニエンス・ストーリー』
8月5日(金)テアトル新宿ほか全国公開

©2022「コンビニエンス・ストーリー」製作委員会