公式レポート:感涙のクライマックスへ!TVアニメ「僕の心のヤバイやつ」第2期AnimeJapan 2024最終回直前ステージレポートが到着!!

MC・天津飯太郎の呼びかけで、堀江瞬(市川 京太郎役)、羊宮妃那(山田 杏奈役)、赤博昭城監督、テレビ朝日・遠藤プロデューサーがステージに登場。

堀江と羊宮がAnimeJapanに訪れた市川と山田の掛け合いを生披露し、会場からはたまらないとばかりに大きな拍手が巻き起こってステージはスタートしました。

最初のコーナーは、僕ヤバ最終回直前の今だからこそ話せる「僕ヤバ“マル秘”トーク」。堀江が市川役として出演が決まったときから表現に悩んでいたと話すのは、第14話の市川の声変わりのシーン。堀江にとっては初めて演じるシーンということで、実は収録現場では休憩中にずっと練習したり、監督やプロデューサーと相談しながら収録を進めたりしたとのこと。

第14話より市川が山田家のお風呂に入るかどうか躊躇しているシーンをピックアップしたのは赤城監督。バタバタしている市川の足運びは、実際に赤城監督がトイレ休憩で遭遇した堀江の行動がモデルになっているという暴露が。市川の猫背もインスパイアされていると冗談混じりで話す赤城監督に異論を唱える堀江ですが、「本当ですか?笑」と⽺宮のツッコミに負けて白状する姿に会場からも笑いが起こります。

続いて、第19話よりホワイトデーのデート後に市川が山田にブレスレットをつけてあげるシーンが流れると、その感動的なシーンに客席からも自然と大きな拍手が。このシーンを選んだ遠藤プロデューサーも夕暮れをバックにした市川と山田の姿に感動したと熱弁。キャラクターデザインの勝又聖人をはじめとした現場スタッフが、ギリギリまでキャラクターをブラッシュアップしたこだわりのシーンだそうです。そんなスタッフの熱意に負けじと演技に対する想いを語ったのは⽺宮。

第16話の山田が市川の手を取り、その場を去りながら先輩である南条へ「さよなら」と言うシーンが印象に残っていると話し、「いつも杏奈ちゃんの気持ちを理解しようと向き合っていましたが、このシーンに関しては逆に向き合わないようにしました。好きでも嫌いでもない人への“さよなら”ということで演じるのがすごく難しく、片手では収まりきれないほどリテイクを重ねました」と悩みに悩んだ“さよなら”だったとのこと。

また、羊宮は第2期からはさまざまな効果音を潘めぐみ(関根 萌子役)と担当しているそうで、2人の効果音にも注目してほしいと遠藤プロデューサーは話します。最後にピックアップされたのは、第17話より山田への市川の気持ちが溢れ出るモノローグのシーン。「“もしそうだったらいいのにな”と普通の男の子だったら言うところを、“もしそうだったらこんなに好きになっていない”と言える市川の男気を感じた良いシーンです」と堀江自身も市川の言葉に胸を打たれた様子。

次々と出てくるマル秘トークに会場の熱も高まるなか、3月26日は山田杏奈役の羊宮と、本作の主人公・市川のお誕生日ということで、ここからは豪華プレゼントをかけて原作者・桜井のりおから届いた挑戦状に挑みます。第1問目はタイトルについて。

当初は「僕は常軌を逸している」「僕は○が○○○○」という2つの案があったそうですが、“○の中には何が入るでしょうか?”という問題に「これ誕生日プレゼント渡す気ないよ(笑)」と頭を抱える堀江と羊宮。すでに答えを知っている赤城監督と遠藤プロデューサーからヒントをもらい、何かを閃いた羊宮が「僕は頭がおかしい」という答えを見事導き出しては満面の笑みで第1問目をクリア。

続いての第2問目は、山田が思う市川の1番好きなところについて。ステージの画面には「全部」が含まれた10個の選択肢が登場し、堀江と羊宮は慎重にディスカッションを重ねます。赤城監督と遠藤プロデューサーのヒントを頼りに「全部」と回答するとこれもまた見事に正解し、2人には豪華プレゼントが贈呈されました。

ステージも終盤に差し掛かり、ここでつい先日あがったばかりという最終回本編場面カットを一部公開! 公開された4枚の場面カットには、修学旅行先の京都で狐のお面をかぶった市川、涙を流す山田の姿が。客席から期待の眼差しを向けられた赤城監督自身も「ダビング作業を終えて、ちょっと涙が出ました」と太鼓判を押します。キャストの間でも最終回がどこになるのか話題になっていたそうですが、赤城監督曰く、第2期の区切りはある程度決まっていたのだとか。良い形で最終回を迎えられるように原作サイドとも話し合いを重ねたそうです。

告知情報とフォトセッションが行われた後、あっという間にエンディングの時間へ。「杏奈ちゃんと出会えてたくさんの笑顔をいただきました。本当に最終話は苦しくて寂しいですが、みなさんと最後まで見守っていきたいと思います。」と羊宮が熱い想いを届け、「1期の第1話では山田に殺意を抱いていた彼が、ここまでカッコよく男気溢れるマインドで山田のことを想って成長できる姿を見届けられることがすごく嬉しいです。最終回を迎えますが、2人の成長の真骨頂を見届けていただければと思っています。」とさらに最終回への期待が高まるメッセージが贈られ、大きな拍手に包まれるなか本ステージは幕を閉じました。

スタッフ、キャストのこだわりと愛が詰まった最終回は3月30日(土)深夜1時30分よりテレビ朝日系全国24局ネット“NUMAnimation”枠にて放送となります。感動のラストを、ぜひハンカチを用意してご覧ください。


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