レポート:丹生「応援してくれているファンの皆様がかけがえの無い存在です!」劇場版『DEEMO サクラノオト -あなたの奏でた音が、今も響く-』初日舞台挨拶レポート

2022年2月25日、東京・新宿にある新宿バルト9において、「劇場版『DEEMO サクラノオト -あなたの奏でた音が、今も響く-』初日舞台挨拶」が行われました。今回の舞台挨拶では、アリス役の竹達彩奈さん、仮面の少女役の丹生明里さん、ロザリア役の佐倉綾音さん、ミライ役の濱田岳さん、くるみ割り人形役のイッセー尾形さん、総監督の藤咲淳一さんが登壇されました。

公開初日の舞台挨拶ということで、会場もひときわ大きな拍手でキャスト陣を迎え入れていました。

最初にキャスト陣が挨拶をし、トークパートへ。公開初日を迎えての感想では、竹達さんは「公開するまで2年くらいかかっていて、長い時間をかけていたので、公開出来て嬉しいです。」と、普段の作品よりも長く作品に携わっていることを話していました。

アリスについては、竹達さんは「ゲームの時は(話すキャラクターがいなかったので)孤独さが強かったが、アニメになってミライやくるみ割り人形などの仲間が出来て話すことが出来た。年相応の大泣きするシーンはビックリするほどで、アリスのコロコロ変わる表情が見られて嬉しかったです。」と話していました。

アフレコで感じたことについては、丹生さんは「自分の役やセリフを最初は思い浮かべていましたが、アフレコでどんどん感情移入出来て、好きになりました。こんなにも素敵な作品に携われて嬉しいです。」と話し、

佐倉さんは「当初、キャスト表が埋まってなくて、どういう人が参戦するのか、不思議に思いながら収録していました。」と話し、キャストが後から決まって、作品の世界観に広がりが見えたと話していました。

濱田さんは「ストーリーは楽しかったが、ぬいぐるみの悲しみって何だろう、考えたこともなかったので、苦労しました。」と演じたことが無い役に苦労されていた様子でした。

イッセー尾形さんは自分の役を日常生活でも身体に染みわたらせて「役から力強い勇気を貰った。」と話していました。

そして、トークテーマがミライのようなかけがえの無い存在については、竹達さんは「家族が凄く大切」と話し、「自分の原動力になり、母が慣れない仕事をするときに背中を押してくれる存在だった。」と話し、今も掛け替えのない存在だと話していました。

丹生さんは「お日様(日向坂46のファンの総称)の皆様がいなかったらアイドルとしての活動が出来ないし、応援してくれているファンの皆様がかけがえの無い存在です。」と応援してくれる人たちに感謝の気持ちを述べ、佐倉さんから100点満点の回答と突っ込まれつつ、その佐倉さんは「炭水化物」を挙げ、会場からも笑いが起きていました。濱田さんは「強いて言うならお酒」を挙げていましたが、「掛け替えの無いと言ったら言い過ぎかな?」と話していました。イッセー尾形さんは「孫」を挙げ、会場からも暖かい拍手が起きていました。

ここで、丹生さんとイッセー尾形さんの誕生日をお祝いし、花束と特製DEEMOバースデーケーキのサプライズプレゼントが行われ、二人とも大変喜ばれていました。

最後にコメントで代表して竹達さんからは「皆さんに直接お会いできて、DEEMOについて話すことが出来て、幸せな気持ちです。」とコメントされ、舞台挨拶が終了しました。


劇場版『DEEMO サクラノオト』
絶賛公開中!

製作・配給︓ポニーキャニオン
竹達彩奈 丹生明里(日向坂46) / ⻤頭明里 佐倉綾音
濱田岳 渡辺直美 イッセー尾形 松下洸平 / 山寺宏一

ⓒRayark Inc./「DEEMO THE MOVIE」製作委員会

レポート:内田「人生が描かれていたな」アニメ「フルーツバスケット -prelude-」公開記念舞台挨拶レポート

2022年2月20日、東京・新宿にある新宿バルト9において、「アニメ『フルーツバスケット -prelude-』公開記念舞台挨拶」が行われました。今回の舞台挨拶では、本田今日子役の沢城みゆきさん、本田勝也役の細谷佳正さん、本田透役の石見舞菜香さん、草摩夾役の内田雄馬さん、MCで草摩由希役の島﨑信長さんが登壇されました。

時間となり、舞台挨拶が始まると、会場からは暖かい拍手でキャスト陣が迎えられました。

冒頭の挨拶では、キャスト陣も多くのファンの方が劇場とライブビューイングをしている劇場にも駆けつけてくれたことに喜んでいました。

最初のトークパート「思い入れのシーン」については、沢城さんは透の出ているシーン全てを挙げ、今日子の母親目線を見せていました。細谷さんは今日の朝、劇場版を見たそうですが、「泣くかな?」と思われたそうですが、「勝也の父親が今日子さんに勝也を頼むと言ったシーン」は細谷さんもホロリと来たそうです。

島﨑さんも勝也と今日子のシーンは学生さんも憧れるのではと話し、石見さんは「母親の今日子さんの恋する少女時代と大人のお父さんを見られて良いなと思いながら見てました。」と話していました。

内田さんは透と夾が頑張って生きている姿と振り返りの劇場版の前半パートが辛かったと話していました。「人生が描かれていたな。」と思われたそうです。

収録の時は、絡んではいないものの、4人一緒にスタジオに揃う事が出来たそうで、透と今日子のシーンなど、部分部分は一緒に収録が出来たそうです。

細谷さんは先輩の沢城さんと演じられたことを嬉しいと話し、沢城さんも「一期違うだけ!」と細谷さんの弄りに解説を加えて、会場からも笑顔の拍手が起きていました。

ここで、井端義秀監督から個別の質問で、沢城さんの「前日の準備」については、「基本的には原作を読んで、アニメで変えている理由を把握して、確認する。」を挙げていました。

細谷さんの「TVアニメ版の収録後」については、「音響監督の明田川さんが、普段はテストと本番の2回で良い方を採用するが、(この時は)6回収録した。」ことに、珍しいなと思われたそうです。

石見さんの「透との共通点」については、「声」と「料理」を挙げていました。料理の腕について、話をされていると、先輩たちから突っ込みを受けていました。

島﨑さんの「テストと本番の差」については、「細谷さんと同じで(音響監督の明田川さんの場合)2回使って貰えるのと、テストが上手く行った時、本番が難しい。」と挙げていました。

内田さんの「後日談の夾に演じやすさはありましたか。」については、「最初は劇場版の夾が溶けている(優しくなりすぎている)と言われ、不器用さのある夾に戻した。」と話していました。

最後にキャスト陣からの一言コメントとして、内田さんは「是非、この映像を何度も見て、みんなの心を洗濯するぞというパワーを届けられたらいいなと思います。」。

島﨑さんは「フルーツバスケットは重い物や苦しい物、色んな障害があるが最後は出会いがあったりして、一緒に進んでいく作品だからいいんだなと凄く思いました。」。

石見さんは「フルーツバスケットの作品の良さってたくさんあるのですが、メインであるキャラクター以外のキャラクターにも人生があって、ちゃんと生きているエピソードがあるのがこの作品の良さだと思います。」。

細谷さんは「劇場公開のフルーツバスケットは、皆さんのお陰で好評上映中という事で、いろんな方に見て頂いて、色んな世代の方に見て頂いて、いろんなものを感じて頂ける作品になっていると思います。」。

沢城さんは「フルーツバスケットってすごく不思議な作品ですよね。10代の時に読んだ時も好きだったけどと、30代の時に読んだ時も好きでした。10年後、またお茶をしませんか?」とコメントされ、舞台挨拶が終了しました。


2月18日(金)※公開初日、2月19日(土)二日間の動員・興行収入が到着!
公開館数25館(2月19日時点)で、すでに動員20,000人以上、興行収入3,300万円を突破!


<作品情報>
透の両親・今日子と勝也の物語 初の映像化!そして“透と夾のその後”を高屋奈月が完全新作で描くー

タイトル:「フルーツバスケット -prelude-」
公開日:2022年2月18日(金)より絶賛上映中
上映劇場:
https://eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=frubamovie
入場者特典:“高屋奈月描き下ろし”スペシャルコミックス
※上映劇場にて先着順で配布 ※無くなり次第終了

INTRODUCTION:
新作映像と夾が語るTVシリーズ総集編がスクリーンを彩る―

何もかも信じられず傷つけてばかりいた――あの人と出会うまでは。
TVシリーズで描かれなかった待望のエピソードが遂に映像化!

手のつけられない子供だった今日子。彼女が出会ったのは、変わり者の教育実習生だった。
彼の名は本田勝也。偶然から始まった関係は、2人の運命を分かち難く結び付けていくが、待ち受けていたのは誰にでも祝福されるような現実とは程遠かった。
しかし、今日子と勝也にとってこの世で一番大切な存在――本田透――が生まれる。
穏やかに、優しく、この倖せな時間が過ぎていく。誰もが、そう思っていた……。
これは透の両親、今日子と勝也の、儚くかけがえのない軌跡の物語。
「いつだって、一度は道に迷わなければ、自分の答えに辿りつけない」

あらすじ:
この世の何も信じることが出来ず荒れ果てた生活を送っていた今日子は、教育実習生として赴任してきた本田勝也と出会う。慇懃無礼でクセの強い勝也に翻弄され、次第に惹かれていく。ところが、不良仲間との間で起きた事件をきっかけに親から勘当を言い渡されてしまう。今まで散々好き勝手やってきた罰だ。そう思う今日子の前に、勝也が現れて……。



<スタッフ>
原作・総監修:高屋奈月「フルーツバスケット」(白泉社・花とゆめCOMICS)
監督:井端義秀
脚本:岸本卓
キャラクターデザイン:進藤優
衣装デザイン:minatsu
美術監督:神山瑶子
色彩設計:菅原美佳
撮影監督:蔡伯崙
編集:肥田文
音響監督:明田川仁
音楽:横山克
音楽制作:トムス・ミュージック
アニメーション制作:トムス・エンタテインメント
製作:フルーツバスケット製作委員会

<キャスト>
本田今日子:沢城みゆき
本田勝也:細谷佳正
本田 透:石見舞菜香
草摩由希:島﨑信長
草摩 夾:内田雄馬
ほか

主題歌:
「虹とカイト」大橋トリオ

<Blu-ray情報>
劇場限定版Blu-ray同時発売中!
商品名:「フルーツバスケット -prelude-」劇場限定版Blu-ray
リリース日:2022年2月18日(金)
価格:9,900円(税込)
収録内容:

収録映像:
アニメ「フルーツバスケット -prelude-」本編映像

仕様:
特殊スリーブ&高屋奈月ビジュアルジャケット

封入特典:
・高屋奈月ビジュアルICカードステッカー
・ブックレット
※チケットをお持ちの方のみ、「フルーツバスケット -prelude-」上映劇場にて購入可能
※一部劇場をのぞく
※数量限定、なくなり次第販売終了
※収録内容、商品仕様は予告なく変更する場合がございます


「フルーツバスケット -prelude-」公式サイト:
https://fruba-movie.jp/

公式Twitter:
https://twitter.com/fruba_PR

公式Instagram:
https://www.instagram.com/fruba_pr/

(C) 高屋奈月・白泉社/フルーツバスケット製作委員会

レポート:斉藤「皆さんからいろんな感想を頂きたいですね。」「斉藤朱夏 2nd写真集 朱夏休み」発売記念イベントレポート

2022年2月19日、都内某所で「斉藤朱夏 2nd写真集 朱夏休み」発売記念イベントの前に合同取材が行われました。今回の取材では、斉藤朱夏さんが登壇されました。


Q:3年半ぶりのファン待望の写真集「朱夏休み」が2月14日に発売されましたが、現在の率直な感想は?

斉藤:
無事に2月14日に2nd写真集「朱夏休み」が発売することが出来て本当にホッとしています。皆さんの手元に届いたという感想を頂いて、本当に有難く思います。

Q:ファンイベントが今日これから行われますが、昨日のファンの方の感想や反応は如何ですか。

斉藤:
直接皆さんから色んな感想を頂いたりして、結構黒い衣装や水色の水着の衣装とかが好きだよという声を頂いて、でも「大人っぽい表情がある中でもちょっとふざけた朱夏ちゃんがいて笑っちゃいました。」という感想を頂けて嬉しかったです。


Q:3年半ぶりの写真集「朱夏休み」のタイトルに込めた思いは?

斉藤:
お気づきかと思いますが、「朱夏」と「夏休み」をかけています。この一冊を通してみなさんと冬2月に発売したのもあるのですが、私と一緒に冬だけど、私と一緒に夏休みを過ごせたらいいなという思いを込めて、今回「朱夏休み」という、私のラフな表情をこの写真集には凄く詰め込んでいます。


Q:写真集を撮影していたのは何時ごろですか。

斉藤:
(2021年の)10月末ですね。ちょっと寒かったです。2泊3日で撮影をして、沖縄と東京のスタジオで撮ったものが写真集の中に入っています。


Q:お気に入りのカットは?

斉藤:
全部お気に入りだからな。迷っちゃう。


Q:選んだ理由は?

斉藤:
どのカットもお気に入りで、正直選ぶのが難しかったのですが、この黒のレースのワンピースの衣装はやっぱり今まで見た斉藤朱夏の一番大人っぽく見える衣装であり、勿論メイクもこだわって、メイクさんと一緒にお話して作ったので、このカットが一番皆さんにとっても斉藤朱夏が成長したなと思える一枚だったので、黒い衣装を選びました。


Q;ファンの方からのSNSの反響が一番大きかったですが。

斉藤:
「あの無邪気な朱夏ちゃんがこんな大人っぽい表情をされて…。」とファンの方々が親御さん目線で見てくれて、成長して良かったなと思いながら、嬉しかったです。


Q:今回の写真集は「私からのバレンタインプレゼント」と書かれていましたが、来月ホワイトデーですが、何か欲しい物はありますか?

斉藤:
今回は「私からのバレンタイン」ということで、今回この写真集を贈らせて頂きましたが、ホワイトデーの贈り物は皆さんからの有難いお言葉をたくさん既に頂いていて胸がいっぱいです。いろんな感想を頂きたいですね。


Q:写真集を撮影するにあたって、参考にした人はいますか?いない場合は、自分自身でどういう色を付けられましたか?

斉藤:
他の方の作品を見ると色々とポージングを参考にはさせて頂いています。基本的には全て自分の出したいものだったりとか、色々経験していった中で、そもそもがあまり写真を撮られるのが苦手だったのですが、今では自分をどう見られたいのか、どう見せたいのか、が自分の中で凄くあるので、写真の撮り方については、こだわりを持って写真種は写真をたくさん撮りました。


『斉藤朱夏 2nd写真集 朱夏休み』
発売日:2022年2月14日(月)
価格:本体3,520円
A4変形判:ページ数112P
発行:KADOKAWA
撮影:熊木優(io)


©KADOKAWA 撮影/熊木優(io)

レポート:これぞ舞台!これぞエンターテイメント!劇団おぼんろ第20回本公演「パダラマ・ジュグラマ」ゲネプロレポート

2022年2月13日から2月20日まで、東京・池袋にあるMixalive Theaterにおいて、劇団おぼんろ第20回本公演「パダラマ・ジュグラマ」が行われます。今回は舞台公演前に行われたゲネプロをレポートします。

今回の舞台では、タック役:末原拓馬(おぼんろ)、トシリモ役:富田翔/八神蓮、リンリン役:高橋倫平(おぼんろ)/塩崎こうせい、メグメ役:わかばやしめぐみ(おぼんろ)/岩田華怜、ジュンバ役:さひがしジュンペイ(おぼんろ)/登坂淳一さんが出演されます。

最初に、今回の舞台の特徴としては、配役がWキャストではありますが、通常のWキャストで見られるA配役・B配役で舞台が行わるのではなく、複数の役がランダムにミックスされた形で舞台が行われるので、どの回も新鮮な気持ちで舞台を見る事が出来ると思います。複数回見ると、演者の演技から様々な解釈を楽しめると思います。

また、劇場も最後列で見ても、舞台までの距離が近く、どこに座っていても、気持ちは最前列で、舞台の熱気がヒシヒシと伝わってくると思います。

物語については、「何もかもがうまくいかない世界がありました。」

冒頭、列車に乗っている所から始まります。トシリモとメグメが列車をジャックし、ジュンバとの交渉から、5分間だけ猶予を与えられます。

舞台はそこから変わって時間が遡り、トリシモとメグメはとある工場に潜入します。そこで、生まれたてのひよこ・タックと出会います。トリシモとメグメは当初、お腹を空かせてタックを食べようとしていましたが、関わっていくうちにタックに情が沸き、感情に変化が出てきます…。

物語の内容としては、物事を深く考えさせられるような重めの内容ではありますが、見終わった後にホッとした気持ちになると思います。見た人それぞれで持つ感想が異なると思うので、見終わってから解釈について、見た人と話し合うのも面白いと思います。

ゲネプロ後に今回の舞台に出演するキャストにインタビューが出来ましたので、ゲネプロ後インタビューを掲載します。舞台後にも関わらず、疲れを感じさせない所や、本当に仲の良い座組と感じさせられながら、インタビューをさせて頂きました。


<ゲネプロ後インタビュー>
・タック役:末原拓馬さん(おぼんろ)
・トシリモ役:富田翔さん/八神蓮さん
・リンリン役:高橋倫平さん(おぼんろ)/塩崎こうせいさん
・メグメ役:わかばやしめぐみさん(おぼんろ)/岩田華怜さん
・ジュンバ役:さひがしジュンペイさん(おぼんろ)/登坂淳一さん

Q1. 今回の舞台への意気込みを教えて下さい。
末原拓馬さん:
劇団おぼんろ主催タック役の末原拓馬です。パダラマ・ジュグラマという作品を僕はやっぱり全世界で古典と呼ばれるみんなの物語にしたいなと強く思っています。そのためにたくさんの仲間をどんどん作っていきたいというのが一つの意思です。子供の時に好きな絵本を何度も読み返したいなと思うのと一緒で、やると楽しいなという凄くシンプルな動機で、好きだからまた上演しようと思い立ちました。今回も新しいことがたくさん生まれているので、この8日間楽しみにしようと思っております。

富田翔さん:
トシリモ役の富田翔です。おぼんろ初参戦なのですが、この作品はすごく愛されている作品ですし、このメンバー、スタッフの皆さんの熱量を見てたらこの作品にかける熱量が伝わってきます。特にコロナ禍もありますが、コロナ禍でなくとも、舞台をやれることが奇跡みたいなもので、その奇跡が作品に詰まっていると思うので、それを大切に一公演一公演、最後のつもりで全部やりたいと思います。

八神蓮さん:
トシリモ役の八神蓮です。末原拓馬さんと以前やろうとしていた舞台が中止になってしまって。今回もそうなったら、そういうジンクスが出来てしまうじゃないですか。リベンジ的な絶対そうはさせないぞという意気込みはあります。個人的な気持ちとしては、リベンジというのがあります。心で私はやっています。最後まで頑張ります。

高橋倫平さん:
リンリン役のおぼんろの高橋倫平です。8年ぶりの再演という事で、8年前に凄く愛された物語を8年後の今、凄く混沌とした世界になりましたが、その世界でもやっぱり変わらずに愛される物語を目指したパダラマ・ジュグラマでありたいなと思います。それなので、また再び違う新しいパダラマとして愛されていきたいなと思いがあります。

塩崎こうせいさん:
リンリン役の塩崎こうせいです。僕は、パダラマ・ジュグラマは初参戦です。一度やっている作品という事で、僕は映像でも見ているのですが、舞台はずっと積み重なるものだなと思います。なので8年前に到達した所からスタートして、さらにこの9人のチームで新しい到達点に行けたらなと思います。

わかばやしめぐみさん:
メグメ役のおぼんろの語り部のわかばやしめぐみです。今回はただWキャストではなくミックスキャストという、色んな組み合わせで、何通りもの物語、パダラマ・ジュグラマの物語が語られることになります。おぼんろのストーリーの決め手は、語り部とスタッフだけが作るのではなく、参加者の皆さんが入って、初めて一つのピースがはまってパズルが出来上がります。この方法論は皆さんの物語ですと末原自体がずっと主張してきています。これから初日が明けて、14ステージあります。再演という形ですが、新しい物語として、皆さんと一緒に紡ぐ物語として、パダラマ・ジュグラマをお届け出来る事が、本当に幸せだと思っています。皆さんと物語を紡ぐごとが、これが私の中での醍醐味だと思いますので、お待ちしています。

岩田華怜さん:
メグメ役の岩田華怜です。「何もかもがうまくいかない世界がありました。」というセリフから、本編が始まります。コロナ禍で今大変な世の中だと思いますし、何もかも上手く行かないじゃないですか。私も本当にそういう風に思う事もあったので、そんな中でもこの作品を見て、皆さんの明日がちょっとだけ色鮮やかになってくれたら良いなと本当にその一心で私はやっています。最後まで頑張ります。

さひがしジュンペイさん:
ジュンバ役のさひがしジュンペイです。8年ぶりの再演なのですが、新作をやる気持ちで臨んでいきたいと思います。さらに新たなキャストの方々が参加してくださって、その方たちとライブみたいな感じで、舞台を紡げるのが楽しみです。勝負して行きたいと思います。

登坂淳一さん:
ジュンバ役の登坂淳一です。末原拓馬さんから声をかけて貰って、一緒にこの舞台に参加することになりました。私は舞台の経験が全くないのですが、皆さんに色々教えて貰いながら臨んでいます。大きい意味で「表現」というものに対して、違うものではありますがやってきたので、新しい分野にまた挑戦していくという意味で、今回この舞台に臨んでいます。


Q2. 今回の舞台では、Wキャストではなく、ミックスキャストを取られていますが、全キャストと演じている際にこの人の演技が特に見所と思うところはありますか?

末原拓馬さん:
トシリモは八神蓮と富田翔の違いが全然違って、富田翔は根が暗くて性格が悪くて(一同爆笑)世の中の苦い物を知っているような感じで、八神蓮は真逆で(一同爆笑)何も知らないような純粋無垢の天然ボケですし、作っていたら、全然違うトシリモだけど到達点としては同じところに行く奇妙な現象だったなと僕は思います。

さひがしジュンペイさん:
弁士という役が、シングルキャストなのでそこが見どころかなと思っています。医者の役としても出演するのですが、役をいかに演じ分けているかをぜひ見ていただきたいです。

塩崎こうせいさん:
僕はメグメの二人がソロで歌うシーンです。わかばやしめぐみさんの歌も、岩田華怜さんの歌も聞いて欲しいなと思います。

岩田華怜さん
それならばリンリンの歌も聞いて欲しいなと思います。圧巻の歌声です。

登坂淳一さん:
皆さん凄いです。今日もどこまで出来たか分からないですけど、銃を突きつける所があるのですが、そこを富田さんや八神さんに色々教えて貰ったりして、やっています。それでも今日は「(銃は)あまり強く握らなくて良いですよ」と言われても、グンッと握って「やってしまった!」と思いながらやってました。

わかばやしめぐみさん:
ジュンバは(キャストの髪型が)白と黒なんです。さひがしが黒で登坂さんが白。髪の色がです(一同笑) 。 役へのアプローチもそれぞれ全然違うのですが、物語内の質感は一緒で、これぞ物語の力なのか!と不思議だなと思います。


おぼんろ公式サイト:
https://www.obonro-web.com/

おぼんろ公式Twitter:
https://twitter.com/obonro_new

レポート:伊瀬「2045年に実際に実現しているのではないか。」『地球外少年少女』後編 初日舞台挨拶レポート

2022年2月11日、東京・新宿にある新宿ピカデリーにおいて、『地球外少年少女』後編 初日舞台挨拶が行われました。今回の舞台挨拶では、監督の磯光雄さん、相模登矢役の藤原夏海さん、七瀬・Б・心葉役の和氣あず未さん、那沙・ヒューストン役の伊瀬茉莉也さんが登壇されました。今回の舞台挨拶は上映前(後編ネタバレ無し・前編ネタバレ有り)に行われました。

時間となり、舞台挨拶が始まると、監督・キャスト陣に会場から暖かい拍手で迎え入れられました。磯監督は前回の舞台挨拶でも予告していたアニメ服で登壇されていました。また、伊瀬さんについては、自身が演じる那沙のイメージカラーのネイルで登壇されていました。

最初の挨拶で、磯監督は「劇場で見ると音響も画面も大迫力で、自分で整えると大変だけど、映画館で見ると数千円で体験することが出来ます。」と話し、自宅でも配信で気軽に作品を見られますが、劇場に足を運んで見ると、臨場感が違う事を話して会場を温めると、藤原さんや和氣さん、伊瀬さんも作品を盛り上げたいという気持ちや、作品への感動を述べていました。

前編の話にあたって、Filmarks初日満足度1位やミニシアターランキング1位など多くの媒体から評価されていたことに、磯監督も「皆さんのお陰です。感謝しています。エゴサが捗ります。」とユーモアを交えながら話していました。

演技については、藤原さんも演技の話を話そうと思うと、6話を意識した話となり、ネタバレとなるため、話せなくてもどかしくしている姿が印象的でした。ネタバレをしない範囲での話では、映像では「(藤原さんが)プラネタリウムが凄く好きですが、プラネタリウムに行っているような描写が素敵でした。宇宙の知識が無くても、映像として楽しめると思います。」と話していました。

和氣さんは「映像も音も凄く良くて、アフレコの時に音を聞かせて頂いて、浮遊感や宇宙ならではの緊迫感に合わせた演技をしよう」とされていたそうで、そこを注目して欲しいと話し、伊瀬さんは「前編で那沙を演じるにあたり、アフレコをした当時では、まだキャラクターが掴み切れず、難しかった。」と話し、後半になっても「更に難しくなった。」と話していました。しかし、磯監督の熱い演技指導のお陰で、伊瀬さんも作品が公開されて、キャラクターの方向性が正しかったと実感されたそうです。

次は一つ目のトークコーナー「地球外少年少女とは」では、文字通り「地球外少年少女」についての個々人の感想が述べられ、藤原さんは「子供心をくすぐる作品」、和氣さんは「人間の夢」、伊瀬さんは「プレゼント」を挙げ、和氣さんは「宇宙に行くのは、現世では難しいかもしれないが、来世には実現したい。子供たちに夢を託したい」と来世への自分に期待を述べ、藤原さんは「もう一回、子供の心になって(作品を)見て欲しい。」と話し、大人の目線と子供の目線では作品の見えてくる世界が違うと話していました。伊瀬さんは「磯監督からの地球の可能性をプレゼントしてくれた。」と話し、「2045年に実際に(地球外少年少女の世界が)実現しているのではないか。」と話し、また大人にも「考察をしたり、乗り越えようとしたりする姿が胸に来るものがある。」と話していました。

続いてのトークコーナー「〇〇からは逃れられない。」では、逃れられない宿命や運命を答えて貰うコーナーで、磯監督は「締切」、藤原さんと伊瀬さんは偶然の一致の「片付け」、和氣さんは「老い」を挙げ、偶然合致した藤原さんと伊瀬さんは片付けたいけど、片付けられないという同じ悩みに共感されていました。磯監督の締切は、周りの関係者からは守っているのかな?という話はあるそうですが、磯監督も「意識している事をこの機会に強調したい。」そうです。この回答には、「ちょっとずつ遅れながら良い作品を作っている。」という話では、会場からも寛容な笑い声が起きていました。和氣さんは「片付けや締切はどうにか出来るが、老いはどうしようもない。」と話し、社会的な行動よりも、生物的な行動の抗えない面を強調されていました。

最後に一言挨拶として、

伊瀬さんは「ついに後編が今日から公開となります。期間限定というのが本当に勿体ないくらい素敵な作品なので、一人でも多くの方に、劇場の大きなスクリーンと素敵な音響で見て下さい。ネタバレ無しでSNSに感想を呟いてください。那沙というキャラクターに出会えて幸せです。」

和氣さんは「前編が公開されてから、本当にたくさんの方に見て頂いて、劇場でもネットで見て頂けてどちらも嬉しいです。後編も凄いことになってます。ドキドキして待っていると思いますので、是非楽しんで頂ければなと思います。」

藤原さんは「2週間、前編から後編まで、早いようで遅いようであっと言う間の2週間でしたが、無事にこの日を迎えられて良かったなと思います。また、何度も見て頂いて、何度も楽しんで頂ければと思います。」

磯監督は「劇場まで足を運んで頂きありがとうございます。自分で見てても、液晶の普通の大きさで見ている時と、スクリーンで見た時の迫力が全然違くて、リテイクが見つけやすかったのですが、迫力の説得力で、大分また内容が凄くスケール感を感じられて、自分でもビックリして、良い絵図だなと思いました。一度とは限らず、何度でも見て頂けると嬉しいです。」とコメントされ、舞台挨拶が終了しました。



https://youtu.be/yMU-xTekqqc

<チケット/来場特典情報>
◆後編来場特典
複製原画セット(2枚1セット計3種・ランダム)
配布期間:2022年2月11日(金)~2月24日(木)
磯光雄、吉田健一、井上俊之、それぞれが担当したシーンからお気に入りの原画をセレクトし、その複製原画をプレゼント
※公開劇場にて数量限定配布、なくなり次第終了となります


<Blu-ray&DVD情報>

◆地球外少年少女 前編「地球外からの使者」劇場公開限定版
発売日:2022年2月11日(金)
Blu-ray:8,000円(税抜)/DVD:7,500円(税抜)
・収録内容
第1話「地球外からの使者」
第2話「霧と闇」
第3話「ルナティック・セブン」

・限定版特典
吉田健一描き下ろしイラスト使用クリアスリーブケース
絵コンテ集 第1話(コンテ:磯光雄)
特製ブックレット(24P)
ノンテロップED/特報/本予告/後編予告収録
スタッフオーディオコメンタリー
司会:氷川竜介(アニメ・特撮研究家)
出演:磯光雄、吉田健一、他

◆地球外少年少女 後編「はじまりの物語」劇場公開限定版
発売日:2022年2月11日(金)
Blu-ray:8,000円(税抜)
DVD:7,500円(税抜)
・収録内容
第4話「セブンズ・パターン」
第5話「おわりの物語」
第6話「はじまりの物語」

・限定版特典
吉田健一描き下ろしイラスト使用クリアスリーブケース
絵コンテ集 第6話(コンテ:磯光雄)
特製ブックレット(24P)
ノンテロップED(第6話版)
スタッフオーディオコメンタリー
司会:氷川竜介(アニメ・特撮研究家)
出演:磯光雄、吉田健一、清水洋史(音響監督)、他

※本作品を公開劇場にてご鑑賞者対象の販売となります。
※数量に限りがございますので、上映期間中に品切れとなる場合がございます。
※販売の詳細につきましてはご鑑賞劇場へお問い合わせください
※劇場にて販売される劇場限定版Blu-ray、DVDの購入には、劇場にて発券する座席指定券、もしくは入場後の半券が必要となります。(前編・後編の指定はございません。どちらの券でも購入頂けます)
※新型コロナウイルス感染拡大の状況を踏まえ、劇場上映終了後は、ECサイトにて販売をいたします。発売日が決まりましたら、改めて地球外少年少女公式HP、公式Twitterにて発表します。但し、数量に限りがある場合がございますので予めごご了承ください。


<作品情報>
オリジナルアニメ『地球外少年少女』
後編大ヒット上映中 新宿ピカデリー他にて各2週限定劇場上映
劇場公開限定版Blu-ray&DVD 発売中
Netflixにて世界同時配信

<スタッフ>
原作・脚本・監督:磯光雄(「電脳コイル」)
キャラクターデザイン:吉田健一(「交響詩篇エウレカセブン」シリーズ、「ガンダム Gのレコンギスタ」他)
メインアニメーター:井上俊之(「電脳コイル」、「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊」他)
美術監督:池田裕輔
色彩設計:田中美穂
音楽:石塚玲依
音響監督:清水洋史
制作:Production +h.
配給:アスミック・エース/エイベックス・ピクチャーズ
製作:地球外少年少女製作委員会

<キャスト>
相模登矢:藤原夏海
七瀬・バイコヌール・心葉:和氣あず未
筑波大洋:小野賢章
美笹美衣奈:赤﨑千夏
種子島博士:小林由美子
那沙・ヒューストン:伊瀬茉莉也
ほか

<主題歌>
春猿火(KAMITSUBAKI RECORD)「Oarana」
作詞・作曲:Vincent Diamante

<上映劇場>
【東京】新宿ピカデリー・MOVIX亀有・立川シネマシティ
【神奈川】川崎チネチッタ
【千葉】京成ローザ⑩
【埼玉】MOVIXさいたま
【愛知】ミッドランドスクエアシネマ
【大阪】なんばパークスシネマ
【兵庫】MOVIXあまがさき
【京都】MOVIX京都

<配信>
Netflixにて世界同時配信(1-6話全話一挙配信)
http://www.netflix.com/orbital-children


公式サイト:
https://chikyugai.com/

公式Twitter:
https://twitter.com/Chikyugai_BG

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