ニュース:恋愛短編小説の創作を通じて人気声優のまだ見ぬ素顔を覗き見する、文芸ドキュメント「声優、書く、語りき」天賦の才能が爆発!? 細谷佳正と諸星すみれが恋愛短編小説を一から創作&朗読!歳の差ラブストーリーの結末は…?12月8日(水)19時よりVol.1配信開始!

人気声優2人が、相談しながらオリジナル恋愛短編小説を創作し、最後には創作した小説を朗読するという、これまでにない異色の恋愛短編小説書き下ろしドキュメンタリー番組「声優、書く、語りき」が、12月8日(水)19時にて配信される。

普段はすでに書かれた物語を演じる声優。そんな声優たちがイチから恋愛小説を書き上げたら…。この番組は、恋愛短編小説の創作を通じて人気声優のまだ見ぬ素顔を覗き見する文芸ドキュメント。声優自らオリジナルの恋愛短編小説を創作するというこれまでに無い番組内容であり、恋愛短編小説の創作を通じて、人気声優のまだ見ぬ素顔や恋愛観などを覗き見することができる番組となっている。

「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のシャン・チー役や「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」のオルガ・イツカ役などで知られる細谷佳正と、「アイカツ!」の星宮いちご役や「ハイキュー!!」の谷地仁花役などで知られる諸星すみれという、何度も共演経験がある2人が紡ぎ出した切なくも美しい恋の物語とは――?

番組ではまず細谷と諸星が複数のタイトル候補とそこに書かれた一文から、物語の方向性や題材を決定。さらに登場人物や設定、“キラーセリフ”、クライマックスシーンなどを詰めていき、物語を完成させ、最後に出来上がった恋愛小説の朗読を行なう。

今回の企画について細谷は「声優が自分で台本を書いて演じるという企画は、僕が知る限りなかったので新しいなと感じました」とこれまでにない挑戦に心惹かれた様子。

一方、諸星は、今回の企画について「朗読はやったことあるけど、自分で書いた経験はないし『できるかな?』という不安のほうが大きい」と胸の内を明かしつつ「でも、お相手が細谷さんなら大丈夫だろうと楽しみでもあります」とも。

いよいよ、収録がスタート!オープニングのトークでは、細谷は「『細谷の部屋』にようこそ!」と笑顔で諸星を迎え入れる。細谷は2011年の『No.6』での初共演を振り返りつつ「印象が違い過ぎて…」と伝えると、諸星も「(あの頃は)日焼けして真っ黒で、わんぱく時期でした。いまは完全にインドア派です」と笑顔を見せる。

いよいよ創作をスタート!まず最初は【タイトルの決定】。2人の前には過去の名作のタイトルをもじったいくつかの作品候補があり、本を開くとそれぞれ、一文だけが記してある。この中から1作を選び、その中の一文をヒントに物語を紡いでいくことになる。様々な作品が並ぶ中、2人が直感で選んだタイトルは「遠距離恋愛の孤独」。そして、その中に記された一文は「恋愛に距離は関係ない――ずっとそう思っていた」というもの。

ここから「『そう思っていた』ということは…」(諸星)、「急に遠距離恋愛になったということ?」(細谷)、「物理的な距離もあるし、心の距離もあるし…」(諸星)、「いま、“距離”と言えばソーシャルディスタンス。それが2人の距離を遠ざけざるを得なかったとか…」(細谷)などなど、妄想を全開に膨らませながら物語の方向性を探っていく。

タイトルが決まったところで、続いて、物語の設定やトーンを決めていく具体的な作業に入る2人。細谷が「このタイトル、イマジネーションを刺激されますね」と言えば、諸星も「“distance(ディスタンス)”って言葉を調べてみると、色々出てきて、身分の違いであったり、意見の違いまでも意味するんですよ」と深くうなずく。そして、物語のトーンや結末について、細谷は「切ないけど、ハートウォーミングな感じで、ハッピーエンドで終わりたい」と提案し、諸星も賛成する。

続いて、登場人物のキャラクター設定にも着手。年齢は?学生なのか?それとも社会人なのか?細谷が演じる男性と諸星が演じるヒロインの間の年の差は?ここで2人は、リアリティを重視し「せっかく私と細谷さんなので」(諸星)ということで、やや年の離れた男女を想定。そしてここから創作からやや脱線して、“恋バナ”が展開する!

今回の「遠距離恋愛の孤独」では、女性は諸星と同じく22歳――学生から社会へ、大人の世界に向かおうとしているヒロインを設定。一方、男性は細谷と同じく30代後半を想定。同時に見た目や性格などについても、細かく設定していく。さらに“距離”という題材を元に現在の社会情勢なども踏まえつつ、未知の病が蔓延する社会で、医療に従事する医者と患者という関係性も決定!

枠組みや設定が決まっていくにつれて、面白いように細かいアイディアが飛び出す。細谷は「直接、(「好きだ」と)言うのではなく、匂わせたい!」、「顔を見てコミュニケーションをするのが好きだったのに、マスクをして距離を保たざるを得ない状況になって…」「近距離過ぎて『好き』って気づかなかったけど、距離ができて初めて『好きかも…』って気づいて…」など次々と提案し、物語の流れも徐々に作られていく。

そして、いよいよ物語の“核”の部分、“キラーセリフ”を決めるという段階に進む2人。お互いの気持ちをどういうシチュエーション、どんな言葉や態度で伝えるのか?どっちが言うのか?などを決定!ここで、創作の神様から何かが降りてきたかのように、素敵なセリフが…。

こうして、細かく決められた設定や物語の流れをベースに、小説を作成。ここでも「この冒頭のセリフ、ある程度、2人の信頼関係がある上で始まるし、ユニゾンのほうが良くない?」(細谷)、「いくつかのタイミングで、複数回、(同じセリフが)出てきてもいいかもしれないですね」(諸星)など、朗読として「いかに聞かせるか?」といった部分にも着目しながら、物語が作られていく。創作をしながら、半分、役柄に入りこんだかのように、セリフが2人の口を突いて出てくる。

創作中には恋愛で重要だと思うことや、異性のどんなしぐさにキュンとするか?などを赤裸々に語る2人。こうして、ついに小説が完成! いよいよ2人が朗読に臨む。果たして気になるその出来栄えは…?内容は番組を見てのお楽しみに!

朗読を終えて、細谷は「天才的な本ができちゃいました!!」とご満悦で“天才”を連発!諸星も「感動しました。読みながらウルウルしちゃいました!いろんな愛が見えました」と興奮した面持ちで感激を口にする。朗読についても、諸星は細谷と息を合わせてのユニゾンの部分について「内心、ドキドキでしたけど、宝物になりました」と語り、さらに細谷の朗読についても「モノローグと会話でトーンが違って、キュンときました!」とふり返る。細谷は「何といっても最初のワンフレーズ!すみれちゃんの喋り出し。あそこで世界が出来上がって、改めてすごいことだなと思いました」と聞く者を物語の世界へと引き込む諸星の第一声を絶賛した。

わずか数時間の撮影で、一から物語を作り上げ、台本に仕上げ、役を作りこんで自ら朗読するという離れ業をやり遂げた2人。改めて声優という仕事の奥深さ、ポテンシャルの高さを感じさせる番組が出来上がった。

『声優、書く、語りき』は12月8日(水)19時より、4週連続で配信サービス「ファミリー劇場CLUB」、ファミリー劇場公式YouTubeにて配信され(公式YouTubeではVol.1のみ1か月間特別無料公開、Vol.2以降は前半パートのみ公開)、Vol.2は安済知佳×瀬戸麻沙美、Vol.3は小林裕介×村上奈津実、Vol.4逢坂良太×畠中祐という豪華声優陣が出演する。


<出演者>
Vol.1:細谷佳正×諸星すみれ
Vol.2:安済知佳×瀬戸麻沙美
Vol.3:小林裕介×村上奈津実
Vol.4:逢坂良太×畠中祐
ナレーション:能登麻美子

配信先:
ファミリー劇場CLUB(有料会員限定)
ファミリー劇場公式YouTube
※公式YouTubeではVol.1のみ1か月間特別無料公開、Vol.2以降は前半パートのみ無料公開となります。

配信スケジュール(全4回):
Vol.1:12月8日(水)19時
Vol.2:12月15日(水)19時
Vol.3:12月22日(水)19時
Vol.4:12月29日(水)19時


公式サイト:
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