ニュース:加藤シゲアキの書き下ろし長編小説『なれのはて』発売前重版が決定!

加藤シゲアキの書き下ろし長編小説『なれのはて』を講談社より10月25日(水)に発売されるが、このたび発売前重版が決定。

「小説現代10月号」での全編掲載、ロングインタビューや秋田ロケレポートなども大好評の『なれのはて』。作家・加藤シゲアキ第二章の幕開けにふさわしいスケールの作品だと絶賛の声が多数届いている。

「加藤シゲアキという作家の果てしない才能にこの業界の未来を預けてみたくなった」(有隣堂藤沢本町トレアージュ白旗店/小出美都子さん)
「誰にも何も言わせないすごい作品を大切に売っていきたい」(ジュンク堂書店滋賀草津店/山中真理さん)
「最後の一文まで読んだときには、加藤シゲアキという作家に出会えたことに感動を覚えた」(うさぎや栃木城内店/若山尚美さん)
「ラスト、涙が溢れ出ました。 なんて美しい。加藤シゲアキ、最高傑作。 これは凄まじい1冊です」(文真堂書店ビバモール本庄店山本智子さん)
「『なれのはて』にあるものは絶望だけではない。そう前を向かせてくれる一冊。作家加藤シゲアキ氏にありがとうと言いたい。(ジュンク堂書店秋田店/今野圭一さん)

これらの賞賛の声に押され、発売前にもかかわらず全国から多くの注文をいただいたため、2刷目を決定!異例の予約数に、書店、読者の期待の声があらわれています。各地での書店様のウィンドウ、看板などの宣伝展開も随時開始。そして『オルタネート』に引き続き、PERIMETRONのOSRIN氏制作によるオフィシャルプロモーションムービーの制作も決定!『なれのはて』の世界観を多様に解釈した、スケールの大きなアニメーションムービーになる予定です。

そして本日、加藤さんの新しいビジュアルポスターも公開。こちらの肖像を利用したポスターは、石油を想起させるレインボー箔の加工を施し、豪華仕様となっています。こちらのポスターには加藤さんのサインを入れていただき、一部書店様へ配布します。配布開始は10月25日の発売日前後の予定で、地域によって異なります。すべての都道府県に行き渡るよう、たくさんのサインポスターを作っていただいたので、探してみてください。


<あらすじ>
ある事件をきっかけに報道局からイベント事業部に異動することになったテレビ局員、守谷京斗(もりや・きょうと)。異動先で出会った吾妻李久美(あづま・りくみ)が祖母から譲り受けた、作者不明の不思議な古い絵を使って「たった一枚の展覧会」を実施しようと試みる。ところが、許可を得ようにも作者も権利継承者もわからない。手がかりは絵の裏に書かれた「イサム・イノマタ」の署名だけ。守谷は元記者としての知見を活かし、謎の画家の正体を探り始める。だがそれは、秋田のある一族が、暗い水の中に沈めた秘密に?がっていた。
1945年8月15日未明の秋田・土崎空襲。
芸術が招いた、意図しない悲劇。
暴走した正義と、取り返しのつかない後悔。
長年秘められてきた真実は、一枚の「絵」のミステリから始まっていた。
戦争、家族、仕事、芸術……すべてを詰め込んだ作家・加藤シゲアキ「第二章」のスタートを彩る集大成的作品。
「死んだら、なにかの熱になれる。すべての生き物の成れの果てだ」


<加藤シゲアキさん コメント>
前作『オルタネート』の執筆時から考えていた本作が、構想からおよそ3年の歳月を経てついに完成しました。
『なれのはて』は自著のなかで最も壮大なテーマに挑んだエンタメ作品であり、また問題作でもあると考えています。
三十代半ばとなる(なった)私が何を書くべきか、問い続けた結果がこの作品です。
舞台を2019年の東京と、私の母の地元である秋田にしたのは、私自身がこの物語に深く没入するためでしたが、その過程で日本最後の空襲のひとつといわれる土崎空襲を知り、自分がこの小説を書く宿命を感じました。
この小説を書いたのは本当に自分なのか、それとも何か見えざるものによって書かされたのか。今はそういった不思議な気分です。
作家活動が十年を超えた今だからこそ、全身全霊で書き上げることができました。
一枚の絵の謎から広がる世界を、どうぞご堪能いただけると幸いです。


<書籍情報>
タイトル:『なれのはて』
著者名:加藤シゲアキ
発売日:2023年10月25日(水)
判型:四六判ワイド上製
定価:2145円(税込)
448ページ
ISBN:978-4-06-533143-9


「なれのはて」公式HP:
https://narenohate.kodansha.co.jp/

「なれのはて」公式Xアカウント:
https://x.com/narenohate_kds


<加藤シゲアキさん プロフィール>
1987年生まれ、大阪府出身。青山学院大学法学部卒業。2012年1月『ピンクとグレー』で作家デビュー。2021年『オルタネート』で第42回吉川英治文学新人賞、第8回高校生直木賞を受賞。「NEWS」のメンバーとして活躍しながら作家としても精力的な活動を続けており、評価を高めている。他の著書に『閃光スクランブル』『Burn.-バーン-』『傘をもたない蟻たちは』『チュベローズで待ってるAGE22・AGE32』(全2冊)、エッセイ集などに『できることならスティードで』『1と0と加藤シゲアキ』がある。

ニュース:オトナの成熟が生み出すやわらかな魅力に注目!津⽥健次郎写真集『ささやき』 10月13日発売決定!

声優・俳優として広く活躍を続けている津⽥健次郎。あらためてその表現⼒と存在感に視線が注がれる今、彼⾃⾝のナチュラルな姿を追った写真集の発売が決定した。写真集のタイトルは「ささやき」。その声で、表現で、世界中の⼈々を魅了してきた津⽥健次郎を“すぐ近くに”感じるような、体温が伝わるような⼀冊に。そんな想いが込められたこの作品に、津⽥健次郎のいまの魅⼒を凝縮させてお届けする。

また発売を記念したイベントの開催も決定!写真集をご購入のみなさまを対象に津⽥健次郎による「写真集お渡し会」ならびに「スペシャルトークショー」を開催いたします。


【作品概要】
多忙な⽇々の合間に訪れた海辺で、そして京都の街で、ベッドルームで−−。
⼤⼈のゆとりを感じさせる空間で、津⽥健次郎のさまざまな表情をキャッチ。
くつろぎのひとときを共に過ごしているような⼀冊が完成いたしました。
やわらかな表情や無邪気な笑顔、そして⾊⾹漂う姿など、うっとりと⼼が潤うカットが満載な
だけでなく、表現者としての顔も感じられる「オール撮り下ろし」の豪華写真集。
「⾒たことない姿」も「⾒たかった姿」も、成熟したオトナの魅⼒を贅沢に織り込んでいます。
津⽥健次郎の「ささやき」が聴こえるようなぬくもり感と、⼥性誌チームが制作を担当したビジュアルクオリティを堪能できるスペシャルな作品。144ページという異例の⼤ボリュームで、
その熟した輝きを感じてください。
またこのたび、写真集より先⾏カットも解禁!
今後も、写真集「ささやき」公式X(旧ツイッター)アカウント「@tsuda_sasayaki」にて最新情報を発信してまいります。
どうぞご期待ください。
https://x.com/tsuda_sasayaki


【本人コメント】
写真集?もう写真集は出さないかなぁと思っていたので僕もビックリです(笑)。でも、こうしてまた写真集を出せる事を嬉しく思います。奇をてらった事は何もしてません。ただ丁寧に、漂う空気を、様々な表情を切り取った写真集です。⼀枚⼀枚ゆっくりとね。時間を共有して貰えると嬉しいです。なんかね、良い物が出来ちゃいましたよ。


<写真集「ささやき」の見どころ>
・全144ページ! 異例のボリュームをオール撮り下ろしでお届けします!
季節感、そして衣装やシチュエーションなどバリエーション豊かに、贅沢なボリュームで構成。ときにやわらかく、ときにシャープに。多彩な魅⼒を濃厚に堪能できる⼀冊です。

・“素顔の津⽥健次郎”を感じるナチュラルなカット満載!
旅先で、リビングルームで、朝の光を浴びるベッドルームで・・・。リラックスした表情やナチュラルな姿をとらえたカットを多数掲載。ゆとりある時間を隣でともに過ごしている、そんな気分を味わえるストーリーに。

・成熟したオトナの“上質な⾊⾹”が漂う美しい写真も必⾒
オトナだからこそ放つことのできる、⾊⾹をまとった輝き。津⽥のささやきが聴こえるような、甘さも憂いも漂う写真の数々にもご注目ください。

・⼥性誌チームが制作を担当。衣装や質感などにもこだわった世界観
撮影は、広告や⼥性誌のカバーを数々担当している吉⽥崇氏が担当。ヘアメイク、スタイリストといった制作チームが衣装や写真の醸し出す質感など細部にもこだわり、丁寧に撮影を敢⾏してまいりました。


<著者紹介>
つだけんじろう 声優・俳優。⼤阪府出⾝。6⽉11⽇⽣まれ。
声優として『チェンソーマン』『呪術廻戦』『極主夫道』『炎炎ノ消防隊』『遊☆戯☆王デュエルモンスターズシリーズ』ほか多数のアニメ作品、『スター・ウォーズシリーズ』などの洋画吹き替え、多ジャンルのナレーションを担当。
第15回声優アワード主演男優賞受賞。またドラマ『最愛』や『⽇曜劇場「ラストマンー全盲の捜査官ー」』『リバーサルオーケストラ 』、映画『イチケイのカラス』ほか俳優としても広く活躍している。


<写真集概要>
タイトル:津⽥健次郎 写真集「ささやき」
定価:3,520円(税込)※予定
判型:A4
ページ数:144ページ
※オール撮り下ろし
※初版限定でランダムポストカード封入
(全3種のうちランダムで1枚封入)
発⾏元:講談社


<仕様・イベント内容>
「通常版」には初版限定で全3種のポストカードからランダムで1枚封入。
ポストカードだけで楽しむことができる本誌未使⽤のカットをセレクトしました。
また発売を記念したイベントの開催も決定!
先着順にて
A)1冊券 本⼈より写真集 お渡し
B)3冊券 本⼈よりサイン入り写真集お渡し および 2ショット撮影1枚
といった内容で「写真集お渡し会」を開催するほか抽選で60名様を「スペシャルトークショー」にご招待!
津⽥健次郎のトークをお楽しみいただくほか、トークショーご参加の⽅にはサイン入り写真集への名入れ+個別トークタイムも。スペシャルなイベント。ぜひ注目くださいませ。

イベントは
10⽉14⽇(⼟)代官⼭蔦屋書店
10⽉28⽇(⼟)梅⽥蔦屋書店
で開催予定。
詳しくは各書店のHPをご確認ください。
また、10⽉末にはプレミアムな特典をセットした「豪華版」の予約受付も開始予定。
併せてお⾒逃しなく。

ニュース:加藤シゲアキ、書き下ろし長編小説『なれのはて』10月25日発売決定!圧倒的熱量ですべてを込めた集大成、誕生。

加藤シゲアキ「第二章」のスタート!一枚の不思議な「絵」の謎を追い、令和から昭和、大正へ。日本最後の空襲といわれる秋田・土崎空襲。戦争が引き起こした家族の亀裂は、現代を生きる人びとにも影を落としていた。
「小説現代」10月号(9月22日発売)での大特集および全文公開も決定!

いま最も新作が待ち望まれる作家、加藤シゲアキさんの最新長編小説が、10月25日(水)ついに発売されます。タイトルは『なれのはて』。1万字のプロットから始まり、構成をじっくり練り上げ、原稿に向きあった期間は約3年。原稿用紙740枚超の大作となりました。

舞台は、東京、秋田、新潟。そして時代も令和から、戦前戦後の昭和、そして大正までを描きます。物語のきっかけになるのは、終戦前夜に起きた日本最後の空襲といわれる、秋田・土崎空襲。これは秋田にルーツのある著者が温め続けてきたテーマです。いつの時代も悲劇と後悔は背中合わせ。やるせない人間の業(ごう)と向きあいつつ、一方で力強く生き抜こうとする人びとの姿を、一枚の絵のミステリを通じて描きます。

芸術の痛みも、社会の問題も、時代の残酷さも、家族の愛も、あらゆるものが詰め込まれた物語の「なれのはて」。いまの「加藤シゲアキのすべて」を、エンターテインメント小説として昇華させた書き下ろし巨編です。

本日の情報解禁では、新作に合わせた著者のビジュアルを公開。さらに作品世界を表現したポスタービジュアル5種類を発表!

これらは公式HPにて本日より公開予定です。
https://narenohate.kodansha.co.jp


刊行を記念して9月22日発売「小説現代」10月号では「加藤シゲアキの現在地(仮)」を大特集。書籍発売より一足先に『なれのはて』が読める「全文公開」や本人のロングインタビュー、そして舞台の地・秋田でのグラビアなど最新刊をより楽しめる特集を予定しています。そして今回の発表に合わせて、加藤さん個人のInstagram アカウントも開設しました。書籍発売までの足跡やその他様々な話題を発信してまいります。こちらもぜひご確認ください。
https://instagram.com/shigeaki_kato___j


<あらすじ>
ある事件をきっかけに報道局からイベント事業部に異動することになったテレビ局員、守谷京斗(もりや・きょうと)。異動先で出会った吾妻李久美(あづま・りくみ)が祖母から譲り受けた、作者不明の不思議な古い絵を使って「たった一枚の展覧会」を実施しようと試みる。ところが、許可を得ようにも作者も権利継承者もわからない。手がかりは絵の裏に書かれた「イサム・イノマタ」の署名だけ。守谷は元記者としての知見を活かし、謎の画家の正体を探り始める。だがそれは、秋田のある一族が、暗い水の中に沈めた秘密に繫がっていた。
1945年8月15日未明の秋田・土崎空襲。
芸術が招いた、意図しない悲劇。
暴走した正義と、取り返しのつかない後悔。
長年秘められてきた真実は、一枚の「絵」のミステリから始まっていた。
戦争、家族、仕事、芸術……すべてを詰め込んだ作家・加藤シゲアキ「第二章」のスタートを彩る集大成的作品。
「死んだら、なにかの熱になれる。すべての生き物の成れの果てだ」


【加藤シゲアキさん コメント】
前作『オルタネート』の執筆時から考えていた本作が、構想からおよそ3 年の歳月を経てついに完成しました。
『なれのはて』は自著のなかで最も壮大なテーマに挑んだエンタメ作品であり、また問題作でもあると考えています。
三十代半ばとなる(なった)私が何を書くべきか、問い続けた結果がこの作品です。
舞台を2019 年の東京と、私の母の地元である秋田にしたのは、私自身がこの物語に深く没入するためでしたが、その過程で日本最後の空襲のひとつといわれる土崎空襲を知り、自分がこの小説を書く宿命を感じました。
この小説を書いたのは本当に自分なのか、それとも何か見えざるものによって書かされたのか。今はそういった不思議な気分です。
作家活動が十年を超えた今だからこそ、全身全霊で書き上げることができました。
一枚の絵の謎から広がる世界を、どうぞご堪能いただけると幸いです。


<プロフィール>
1987年⽣まれ、⼤阪府出⾝。⻘⼭学院⼤学法学部卒業。2012年1⽉『ピンクとグレー』で作家デビュー。2021年『オルタネート』で第42回吉川英治⽂学新⼈賞、第8回⾼校⽣直⽊賞を受賞。「NEWS」のメンバーとして活躍しながら作家としても精⼒的な活動を続けており、評価を⾼めている。他の著書に『閃光スクランブル』『Burn.−バーン−』『傘をもたない蟻たちは』『チュベローズで待ってるAGE22・AGE32』(全2 冊)、エッセイ集に『できることならスティードで』がある。


<書籍概要>
■タイトル:なれのはて
■著者名:加藤シゲアキ
■発⾏:講談社
■発売⽇:2023年10⽉25⽇(⽔)
■判型:四六判ワイド上製
■定価:2145円(税込)
■ISBN:978-4-06-533143-9


【公式サイト/Twitter】
「なれのはて」公式HP:
https://narenohate.kodansha.co.jp

「なれのはて」公式Twitterアカウント:
http://twitter.com/narenohate_kds

撮影:羽田誠/スタイリスト:十川ヒロコ/ヘアメイク:KEIKO(Sublimation)/アートディレクション:高倉健太(GLYPH Inc.)
デザイン:高柳雅人