カテゴリー: 女性声優

声優とアイドルの活動を両立するハイブリッドユニット“i☆Ris”のメンバー、芹澤優のバースデーライブ「Yu Serizawa 26th Birthday Live ~BLUE BLUE PARTY~」が、12月26日（土）に生配信で開催されることが決定した。

芹澤優は2017年4月26日にミニアルバム「YOU＆YOU」でソロデビュー。i☆Risとしてのグループ活動に加えて、ソロ活動も精力的に行っており、CDのリリースはもちろん、ライブや写真集の発売に至るまで多方面で活躍を遂げている。

昨年12月には初のソロツアーを全国8ヶ所16公演で開催し、千秋楽の東京・Zepp DiverCity公演は完売を記録、今年8月には、自身初となるオンラインライブを成功させ、ソロとしても大きな注目が集まっている。

また、声優としては、「上野さんは不器用」上野役、「キラッとプリ☆チャン」赤城あんな役ほか、多くの作品に主演し、第13回声優アワードで助演女優賞も受賞するなど、アイドルとしても、声優としても幅広く支持されている。

今回開催されるバースデーライブは、自身の誕生日である12月3日に芹澤優の公式Instagram（@seriko_is_no.1）で行われた生配信にて情報が解禁され、ライブタイトル「Yu Serizawa 26th Birthday Live ~BLUE BLUE PARTY~」の由来や、ライブの内容について語られた。以下に、生配信の模様とライブの最新情報を合わせてお届け。

芹澤優・26歳の誕生日当日の12月3日に行われたインスタライブ。26の文字をかたどったバルーンを背景に、可愛らしいティアラを付けた芹澤優がノリノリで登場！バースデーソングを歌いながらスタートした。冒頭では、事前にファンクラブ会員からたくさん寄せられた芹澤への誕生日メッセージから、激選された26つのおたよりに一つずつ丁寧に応え、なかなか直接会うことが叶わないファンとの交流を楽んだ。

26歳を迎えた瞬間について語るシーンでは、「26歳1発目のLINEは、i☆Risメンバーのゆうきちゃん(若井友希)からでした」と語り、他メンバーの話題にも。久保田はLINE、澁谷はツイッターなど、メンバーそれぞれとのお誕生日のやり取りを思い出す中、「あれ、やまさん(山北早紀)は…？」つぶやいた芹澤。

どうやら山北のみメッセージがなかったようで、「忙しいと忘れちゃうよね、みんな責めたりしないでよ！」と芹澤がコメントすると、どうやらインスタライブを視聴していたらしい山北が、リアルタイムで即座に反応。「虹会(ファンクラブ)会員ナンバー1のさきさまより」と書かれたメッセージが届いた。結成から8年経過しても尚、仲睦まじいi☆Risメンバーの様子に心温まる場面となった。

番組の中盤、芹澤の口から「Yu Serizawa 26th Birthday Live ~BLUE BLUE PARTY~」の開催が発表されると、コメント欄には喜びのコメントが溢れんばかりに寄せられた。本ライブは、タイトル通り「”BLUE”がいっぱいなライブ！」ということで、芹澤のメンバーカラーでもある“青”を基調とした多数のライブセットを作り込み、オンラインならではの演出が詰め込まれた公演になっているとのこと。

芹澤は「やりたいことをとにかく詰め込んだライブ」と目をキラキラさせながらアピール。芹澤は7月以降、毎月ソロや声優の活動でオンラインライブのステージに立っており、経験豊富な彼女だからこそ生み出せるライブに期待が高まる。

コメントで寄せられた「初めてオンラインライブを見る人でも楽しめますか？」という質問に、芹澤は「初めてオンラインライブを見るのが私だと、他のライブは見れなくなるかもしれない…というくらい自信たっぷりのオンラインライブです！」と得意げな表情で語った。

そんなやる気に満ちながらも“今年の目標に悩んでいる”という芹澤に対し、突如スタッフ(マネージャー)の声が。「芹澤さんに内緒で26歳の運勢を占ってきました」とコメントすると、番組もいよいよ終盤・「芹澤優、26歳の運勢診断」のコーナーへ突入。

芹澤が本来持っている気の力について、「水の気が強い！周りから好まれるキャラクター。人に愛される力・癒やしを与える力も持っている。一度決めたら動かない性格でもある」と発表され、まさに天性のアイドルのような診断結果に、「すごい！合ってる！」と興奮冷めやらぬ様子を見せた。

さらに、仕事運については「夏以降、運気は大吉。来年の今頃はトップになっています。」との診断結果が。これには目を見開き、大喜びの芹澤。締めの挨拶では、「チャンスを逃さないように、強気で頑張りたいと思います！」と26歳の抱負を語り、約1時間に及んだ生配信は笑顔で終了した。

アイドルとしても声優としても実力を伸ばし続けている芹澤の26歳・ソロ活動のスタートでもあるバースデーライブ。本公演は、昼と夜の2部制で、それぞれライブ本編と直後に公演を振り返るアフタートークが用意されている。

さらに、公演終了後から2021年1月1日（月）20:00までアーカイブ配信が視聴できる。年末までお楽しみいただける公演となるので、ぜひ何度でもお楽しみください。また、本ライブ限定Tシャツがセットになったチケットも用意されており、ファンにとってはマストバイアイテムとなっている。

本日18時より、チケットぴあにて本ライブのチケット券売が開始となった。26歳を迎え、さらにパワーアップしたパフォーマンスを魅せる芹澤優に是非ご注目ください。

＜概要＞
公演タイトル：
「Yu Serizawa 26th Birthday Live ~BLUE BLUE PARTY~」(無観客生配信)

配信日：
2020年12月26日(土)

●ライブ本編
1部：開場14:45 開演15：00
2部：開場18:15 開演18：30

●アフタートーク
1部：開場16:45 開演17:00
2部：開場20:15 開演20:30

チケット販売期間：
12月4日(金) 18:00～2021年1月1日(金) 20:00

配信プラットフォーム：
ぴあライブストリーム
https://w.pia.jp/t/yuserizawa26-pls/

アーカイブ：
公演終了後～2021年1月1日（月） 23:59

チケット券種：
●ライブ本編
1部：3,800円
2部：3,800円

●アフタートーク
1部：1,500円
2部：1,500円

●通しチケット
ライブ本編通しチケット：7,500円
ライブ本編通しチケット + 限定Tシャツ(M) ：11,000円
ライブ本編通しチケット + 限定Tシャツ(L) ：11,000円
ライブ本編通しチケット + 限定Tシャツ(XL) ：11,000円
※価格はすべて税込み、Tシャツは発送料込みとなります。
※システム利用料：ご購入のチケット1枚につき220円がかかります。

芹澤優HP：
https://yu-serizawa.com/

芹澤優公式Twitter：
https://twitter.com/iRis_s_yu

公式Instagram：
https://instagram.com/seriko_is_no.1

テレビ東京ほかにて2021年1月より放送開始となるTVアニメ「おそ松さん」第3期第2クールのEDテーマに、双子AIロボットのオムスビ＜シャケ＆ウメ(CV:山本和臣)＞がメインボーカルを担当する、「Amazing Intelligence ～クズは最高!!!!!!!!!!!!!♡♡△△～ 」が決定した。

TVアニメ「おそ松さん」は、赤塚不二夫の名作ギャグ漫画「おそ松くん」を原作とし、主人公である6つ子たちがクズでニートというダメな大人になった姿を描いた作品。2020年10月12日(月)より放送中の第3期では、新キャラクターの双子AIロボット、シャケ＆ウメを中心とした新展開が話題となり、放送後には毎話ツイッターのトレンド入りを果たし、注目を集めている。

11月27日には、第1クールEDテーマ「Max Charm Faces ～彼女は最高♡♡!!!!!!～」のMVが公開され、6つ子の息ピッタリなダンスシーンや、キャラクターの個性が表れたコミカルな仕草に、ツイッターでは「可愛すぎる！」と熱狂の声が殺到するなど話題となっている。

第2クールEDテーマ「Amazing Intelligence ～クズは最高!!!!!!!!!!!!!♡♡△△～ 」は、双子AIロボットのオムスビ(シャケ＆ウメ)をメインボーカルに、第1クールから引き続き作詞・作曲をTECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDが手掛け、シリーズ構成の松原秀がコント部分でED制作に初挑戦。合いの手には、おなじみの松野家6つ子に加えて、トト子、イヤミ、チビ太、デカパン、ダヨーン、ハタ坊、松造、 松代、橋本にゃーが参加し、過去最大規模となる総勢17名が織りなす、“「おそ松さん」オールスターズ”による楽曲が完成した。

第3期より、クズでニートな6つ子をサポートするべく突如、松野家にやって来た双子AIロボットのオムスビたちだが、本編ではどこから来たのか、何を考えているのか、真の目的は一体何なのか未だ明らかにされていない謎多きキャラクター。今作は、そんな彼らがロボットならではの視点で6つ子たちをバカにしたり、愛おしむ心情が描かれた歌詞と、エレクトロポップなサウンドが見事に表現された双子AIワールド全開の作品に仕上がっている。メインボーカルを担当するオムスビ役の山本和臣も、楽曲について「合いの手も盛りだくさんのパレードみたいな曲」と語った。

また、今回新たな試みとして、楽曲の中にシリーズ構成の松原秀によるオムスビと6つ子含む全キャラクターとのコントが散りばめられている。コント部分の脚本として、ED制作に初めて携わるシリーズ構成の松原秀は、「まさか歌の中でコントをやらせてもらえるとは（笑）オムスビへの労いの意味も込めてアレな内容にさせてもらいました」と、コメント。コントも合いの手も、TVサイズで様々なバージョンが楽しめるほか、CD収録となるフルサイズで一つのコント作品としても楽しんで頂ける楽曲となっている。コントの中には、1クール目に登場したネタや2クール目のヒントも盛り込まれていますので、ぜひ細部までご注目ください。

「Amazing Intelligence ～クズは最高!!!!!!!!!!!!!♡♡△△～」は2021年2月24日（水）にシングルCDがリリース、2021年1月13日（水）0:00より先行配信がスタート。「おそ松さん」オールスターズによる第2クールのEDにぜひご期待ください。

＜コント脚本：松原秀／メインボーカル：山本和臣（オムスビ役）よりコメント（全文）＞
【コント脚本：松原 秀】
まさか歌の中でコントをやらせてもらえるとは（笑）今期のスタートはなんといってもオムスビが大変だったと思うので、労いの意味も込めてアレな内容にさせてもらいました。また、せっかく自分を起用してもらったので、1クール目に出てきた細かいネタを散りばめています。ぜひ拾ってみてください。あと2クール目のヒントもちょこっと忍ばせています。いつもアニメを見てくださりありがとうございます。今後もお楽しみに！オムスビ、おそ松さんの今後の期待値は？「うんこです！」　空気読め。

【オムスビ（シャケ&ウメ)役：山本和臣】
シャケとウメがおそ松さんEDのメインボーカルとして参加します！AIっぽくもあり、エレクトロニカルな感じで、合いの手も盛りだくさんのパレードみたいな賑やかな楽曲だと思います。ぜひ、楽しみにしていて下さい。

＜「おそ松さん」第3期第2クールEDテーマ　楽曲情報＞
TVアニメ「おそ松さん」第3期／第2クールEDテーマ
「Amazing Intelligence ～クズは最高!!!!!!!!!!!!!♡♡△△～」2021年2月24日（水）CDリリース！

ユニット名：
オムスビ with おそ松さんオールスターズ

歌：
オムスビ≪シャケ＆ウメ≫（CV:山本和臣）

合いの手：
松野おそ松（CV:櫻井孝宏）、松野カラ松（CV:中村悠一）、松野チョロ松（CV:神谷浩史）、松野一松（CV:福山 潤）、松野十四松（CV:小野大輔）松野トド松（CV:入野自由）、弱井トト子（CV:遠藤綾）、イヤミ（CV:鈴村健一）、チビ太（CV:國立 幸）、デカパン（CV:上田燿司）、ダヨーン（CV:飛田展男）、ハタ坊（CV:斎藤桃子）、松野松造（CV:井上和彦）、松野松代（CV:くじら）、橋本にゃー（CV:山下七海）
作詞・作曲・編曲：
TECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUND
コント脚本：
松原 秀
発売元：
エイベックス・ピクチャーズ
予約サイト：
https://avex.lnk.to/OSM3_ED2_PKG

＜TVアニメ「おそ松さん」第３期 テレビ東京ほかにて絶賛放送中！＞
・放送情報
テレビ東京：毎週月曜日 深夜1時30分～放送
テレビ大阪：毎週月曜日 深夜1時30分～放送
テレビ愛知：毎週月曜日 深夜1時30分～放送
テレビ北海道：毎週木曜日 深夜1時30分～放送
テレビ熊本：毎週火曜日 深夜2時35分～放送
福島中央テレビ：毎週土曜日　深夜2時10分～放送
テレビ和歌山：毎週木曜日 深夜0時35分～放送
テレビ高知：毎週土曜日 深夜1時28分～放送
AT-X：初回放送：毎週木曜日21時00分~放送
・リピート放送：毎週土曜 13時00分／毎週火曜 29時00分
※放送日時は変更となる場合がございます。

＜STAFF＞
原作：『おそ松くん』 赤塚不二夫／「週刊少年サンデー」（1962年～1969年）他で連載
監督：藤田陽一
シリーズ構成：松原秀
キャラクターデザイン：安彦英二
アニメーション制作：studioぴえろ

＜CAST＞
【おそ松】櫻井孝宏
【カラ松】中村悠一
【チョロ松】神谷浩史
【一松】福山潤
【十四松】小野大輔
【トド松】入野自由
【トト子】遠藤綾
【イヤミ】鈴村健一
【チビ太】國立幸
【デカパン】上田燿司
【ダヨーン】飛田展男
【ハタ坊】斎藤桃子
ほか

TVアニメ「おそ松さん」第3期第1クールEDテーマ「Max Charm Faces 〜彼女は最高♡♡!!!!!!〜」Music Video

公式サイト：
https://osomatsusan.com

公式Twitter：
https://twitter.com/osomatsu_PR

おそ松さんオフィシャルファンクラブ：
https://osomatsusan-fc.com/

©赤塚不二夫／おそ松さん製作委員会

「週刊少年ジャンプ」（集英社刊）にて連載中、シリーズ累計発行部数1200万部を突破している大人気コミック『呪術廻戦』（芥見下々・著）のTVアニメが、毎週金曜日深夜1時25分よりMBS/TBS系全国28局ネット“スーパーアニメイズム”枠にて放送中！

この度、呪術高専1年生のメンバーを演じる、榎木淳弥さん(虎杖悠仁役)、内田雄馬さん(伏黒 恵役)、瀬戸麻沙美さん(釘崎野薔薇役)ら3名のキャスト陣によるオフィシャルインタビューが到着！それぞれのキャラクターの印象や、3人のチームワークなどについて語っていただきました！

＜キャストが語る1年生トリオの印象 榎木淳弥【虎杖悠仁役】内田雄馬【伏黒 恵役】瀬戸麻沙美【釘崎野薔薇役】 オフィシャルインタビュー＞

◆◆◆虎杖の強さと狂気◆◆◆
――まず、みなさんが担当しているキャラクターの印象を教えてください。虎杖悠仁について、榎木さんはどう感じていますか？

榎木　体育会系の元気なイメージが基本だと思いますが、一方で死を前にして一旦は弱気になったり、強い敵に対して恐怖を抱いたり。本当は、何に対しても直情的に突っ込んでいけるような「強い」キャラクターではないんですよね。でも、そこが人間らしくて魅力的だなと思っています。それに、自分で自分のことがわかっていなくて、他人に指摘されて「俺、そうだった」と気付くことも多いです。

内田　虎杖は「自分はこうありたい」という真っ直ぐな「芯」みたいなものを持っている気がしますね。そこが、端から見ていると「曲がらない強さ」にも感じるけれど、「不器用」にも感じられるときもある。

瀬戸　たしかに真っ直ぐだけど、私はそれだけじゃないなとも感じています。というのも、その真っ直ぐさが、ちょっと狂気を孕んでいるようにも見えて。アニメの第1話を観たとき、正直、私の中では虎杖が怖いと感じました。あれだけの危機的状況なのに、何となく気が抜けている言葉遣いとか、つねに状況を俯瞰して客観視ができている感じとか……「こんなにも冷静で、まったく動じないのは、何故？」と思ったら、ちょっとゾクっとしちゃいました。

榎木　確かに学校での戦闘中とかに、ちょくちょくトボけたりしていましたけど。僕自身は、あのトボけた雰囲気は、わざと鈍感になっている部分もあるのかなって感じていました。怖すぎるから、まともに受け取ったらヤバいという気持ちもあるのかなって。

内田　確かに、あの状況に突っ込んでいけるって、ちょっと何か怖いよね。得体の知れない“何か”に、躊躇せず「行かなきゃ！」って。でも、その真っ直ぐなところは、見ていてうらやましくもありますね。

◆◆◆伏黒と釘崎の素顔◆◆◆
――続いて、伏黒恵の印象はいかがでしょうか？

内田　伏黒は、ぶっきらぼうで感情表現も少なそうだな、というのが最初の印象でした。でも実は、自分の行動を選ぶ判断基準が複雑で。実はいろいろなことを考えている人です。作中でモノローグが多いですが、周りや状況を見ていろいろ考えて、自分がどうしたいかというよりも「この状況なら、こうなるのが自然だろ」と判断する。その分だけ、自分自身の感情を押し出すことが少ないのかなと、今は思っています。もちろんまだ若いので、恐怖や苛立ちといった感情はあるけれど、頭でっかちになっていて、それを上手く表に出せない。演じるときもそのバランスを大事にしていて。感情だけで突っ込みすぎないように、心がけていますね。

榎木　僕は、伏黒は優しいなって思います。リアリストな面もあるけれど、自分が「善人」だと感じた相手を助けたいという気持ちがベースにあって、情に篤い。

瀬戸　伏黒は、私自身もかっこいいなと思いましたし、多分、観ている人にも「かっこいい」って憧れられる役どころじゃないかなって思いました。何か……人気ありそうだなって（笑）。

内田　（笑）。

榎木　確かに、人気ありそう（笑）。

瀬戸　しかもまだ若くて、変化の時期だから。伏黒が虎杖の影響を受けてどんな男になるのかが、楽しみですよね。

――そして釘崎野薔薇です。瀬戸さんは彼女をどのように捉えていらっしゃいますか？

瀬戸　野薔薇は強気で、口調も乱暴なところがあるけれど、それは自分の中に確固たる自信があるからだと思っています。自分の中にしっかり芯があってブレない。ただ、「ブレない」とは言っても「真っ直ぐ」ではなく、信念をもって歪んでいるというか。曲がった道でも信念を持って突き進む子、というイメージですね。そして、横暴な態度がときどき、仲間を翻弄することもあるのかなと（笑）。

榎木　いや、釘崎はいちばん“男らしい”ですよね。敵と戦って負けそうになっても、まったく動じてないし。三人の中でいちばん、気合いが入っていますね。

瀬戸　「気合い入っている」って、学校の部活みたい（笑）。

内田　僕は釘崎……案外好きだなぁ。

瀬戸　「案外」？

内田　あ、いやいや……大好きです！強いところが（笑）。それに、ちゃんと他人に影響を与えられるタイプの子じゃないですか。しっかり他人に干渉しようという気持ちを持っているから、言うべきことをちゃんと人に対して伝えられる。何かを発信するのって、すごく強いものを自分の中にもっていないとできないことだから。それは、観ていてすごいなって思いますね。

――榎木さんは、釘崎のようなタイプの女子はいかがですか？

榎木　僕は……案外好きですね（笑）。知っていくと案外、悪い奴じゃない。

瀬戸　まあ、野薔薇も最初、伏黒と虎杖にヒドいイメージを持ったしね。

内田　「カモメに重油かけて火着けそう」って言われた（笑）。

榎木　虎杖は「幼少の頃、ハナクソ食ってたタイプ」って（笑）。

瀬戸　気が強い人たちってそうなんですかね？　最初はもう、うがった偏見のイメージでお互いを見てしまって。でも、3人ともちゃんと人情を持っているから、お互いを知っていけば心を開けるというか、偏見を捨ててお互いに付き合えるようになるんでしょうね。

◆◆◆三人の自然なチームワーク◆◆◆
――そんな三人のチームワーク、トリオとしてのバランスはいかがですか？

榎木　バランスはいいですよね。まあ、伏黒がいてくれないと崩壊だけど（笑）。

瀬戸　だいたいこの三人、ボケが過多なんですよ。

内田　厳密に言うと、誰もツッコミがいない。

榎木　お互いのボケを、基本的に放置している。

瀬戸　虎杖が暴走すると、野薔薇がツッコミというより指摘をするポジションですけどね。「じゅじゅさんぽ」だと特に。本編中の緊張感のあるシーンとはまた違うから。

内田　出るヤツがいると引くヤツがいる、引くヤツがいると出るヤツがいる。自然とそんなコンビネーションが取れている気がする。

榎木　それぞれが好き勝手やっているっていうのはありますよね。

内田　そう、何となく好き勝手言っているけど、そのノリがなぜか合う。会話も別に「それ、意見合う！」とか、共通点が多いわけじゃないけど、会話のテンションとかノリは合う。

榎木　友達って感じでもないけど……。

内田　でも、一緒にはいるんだよなぁ……みたいな感じ。

榎木　似ているのかもね、3人とも。

瀬戸　それに多分、お互いに「負けたくない」って気持ちがあるからこそ、一緒にいるんじゃないかなって気もする。「呪術師」であるという1点だけでつながっていて、お互いに本当に負けたくない。そのライバル意識があるからこそ、わりと常に近くにいるのかなって思いますね。

――最後に、TVアニメの今後の見どころを教えてください。
瀬戸　野薔薇の見どころとしては、負けられない“女の戦い”がはじまります（笑）。呪術高等専門学校の女子の先輩たちとの関係性に注目していただきたいですね。

内田　伏黒にとって、虎杖が見せてくれた姿はかなり衝撃的だったと思います。それを経て彼がどう変わっていくのか。それは今後、長いスパンで描かれていくと思いますので、今から楽しみにしていただきたいなと思います。

榎木　これから、虎杖の生き方に大きな影響を与える吉野順平が登場します。虎杖と順平が絡むストーリー、そして新キャラクターである先輩たちの活躍、活発になる呪霊側の動きーーそんな入り乱れた展開に、ぜひ注目してください！

＜TVアニメ『呪術廻戦』作品情報＞
毎週金曜日深夜1時25分よりMBS/TBS系全国28局ネット“スーパーアニメイズム”枠にて放送中‼

少年は戦う――　「正しい死」を求めて

辛酸・後悔・恥辱
人間が生む負の感情は呪いと化し日常に潜む
呪いは世に蔓延る禍源であり、最悪の場合、人間を死へと導く

そして、呪いは呪いでしか祓えない

驚異的な身体能力を持つ、少年・虎杖悠仁はごく普通の高校生活を送っていたが、ある日“呪い”に襲われた学友を救うため、特級呪物“両面宿儺の指”を喰らい、己の魂に呪いを宿してしまう

呪いである“両面宿儺”と肉体を共有することとなった虎杖は、最強の呪術師である五条悟の案内で、対呪い専門機関である「東京都立呪術高等専門学校」へと編入することになり……

呪いを祓うべく呪いを宿した少年の後戻りのできない、壮絶な物語が廻りだす―

＜STAFF＞
原作：芥見下々（集英社「週刊少年ジャンプ」連載）
監督：朴性厚
シリーズ構成・脚本：瀬古浩司
キャラクターデザイン：平松禎史
副監督：梅本唯
美術監督：金廷連
色彩設計：鎌田千賀子
CGIプロデューサー：淡輪雄介
3DCGディレクター：兼田美希・木村謙太郎
撮影監督：伊藤哲平
編集：柳圭介
音楽：堤博明・照井順政・桶狭間ありさ
音響監督：藤田亜紀子
音響制作：dugout
制作：MAPPA

オープニングテーマ：Eve「廻廻奇譚」（TOY’S FACTORY）
エンディングテーマ：ALI「LOST IN PARADISE feat. AKLO」（MASTERSIX FOUNDATION）

＜CAST＞
虎杖悠仁：榎木淳弥
伏黒恵：内田雄馬
釘崎野薔薇：瀬戸麻沙美
禪院真希：小松未可子
狗巻棘：内山昂輝
パンダ：関 智一
七海建人：津田健次郎
伊地知潔高：岩田光央
家入硝子：遠藤綾
夜蛾正道：黒田崇矢
五条悟：中村悠一
東堂葵：木村昴
禪院真依：井上麻里奈
三輪霞：赤﨑千夏
楽巌寺嘉伸：麦人
吉野順平：山谷祥生
夏油傑：櫻井孝宏
漏瑚：千葉繁
花御：田中敦子
真人：島﨑信長
両面宿儺：諏訪部順一

公式サイト：
https://jujutsukaisen.jp

公式twitter：
https://twitter.com/animejujutsu

©芥見下々／集英社・呪術廻戦製作委員会